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2007年6月 4日 (月)

韓国ドラマ「ありがとうございます」9話まで

韓国ドラマ「ありがとうございます」9話まで見ました。さて、かる~いドラマを一気視聴中の私ですが、このドラマになりますと、なんだろ~ペースが違うぞ。反動のせいか、8話はねぇ・・・おもしろくないのです。今、見ている「君☆」に比べると、こっちのドラマは、ずっと大人のドラマって感じ・・・確かに、演技者の表情と会話を追うのは、新鮮で楽しいのだけど、続くと疲れて飽きるのです。疲れてたら、寝ちゃうよ~^^。9話は、話が動き出してきてけっこう良いですがね。

で、もって8話なんだけど、畑で発作を起こして死にかけてるおばさんを、ギソ(チャン・ヒョクさん)は、助けようとして、気道を確保しようと、喉を切開します。結局、おばさんは死んじゃって、殺人・・業務上過失致死・・というような罪に問われることになります。ギソは、医者として最善の方法を取ったわけですが、また、患者を助けられなかったという思いから、殺人といわれても、敢えて否定しません。ジミン(チェ・ガンヒさん)の時を思い出し、医者としての無力さを感じます。人殺しと騒ぐチョ・サンベ(ここでの名前知らない・・君☆では良い役で、でてますよ)が、うざいです。冷静になれよ~。といっても、難しいか?。

ちょっと、脱線しますが、問題点としては、患者は医者にかかると、症状が良くなるものだと思っているということです。医者にかかるということは、どこかに不調があり、お金と時間を払って、診察を受けるとそれが改善するのが当然と思っているわけです。通常のサービス業では、対価に対して、見合っただけのサービスが提供されるのが普通です。でも、医療はちょっと違うのです。医師・病院のレベルの違いはあるにせよ、そこに必ず限界が存在し、症状を改善することが不可能な場合、いや、悪化するのをわずかに遅らせているだけというような場合もあるのです。患者は、病にかかり、医師の診察を受けると、当然もとの状態に戻れることを期待します。幸いもとの状態に戻れた場合は感謝の対象となりますが、改善もなく、ただひどくならずにすんだという場合もあり、この場合、患者(患者家族)と医師との間に信頼関係が無いと、「あのヤブ・・別の先生にまかせていたら、こうはならなかった」という思いが生じるのはしかたないことです。以前は、医師という存在が、先生という尊敬の対象で、「おまかせします」という感じだったような気がしますが、最近は、患者のほうにも、医師のレベルがあるということがわかってきたように思います。各学会は、病名に応じガイドラインという形で、医療の質を均一化(言い過ぎ^^ごめん)して、レベルを高止まりさせようとしていますが、個々の患者の症状が違う以上、判断と経験と知識に優れた医師にかかりたいものですね。すると・・・病院や医師の紹介本が売れるというわけですわ(笑)。私見ですが、医療に限界がある以上、医師の診察を受けるということ自体、そこにある種のあきらめを持っておく必要があるのではないでしょうか?難しいところに、踏み込んだので逃げ~^^。

結局、ギソは救命措置ということが認められ、罪には問われませんでした。そのまま、島での仕事を続けるのも難しく、島を立ち去ることになります。さて、これから波瀾万丈となりそうな種が蒔かれましたよ。ボミがエイズであるということを、認知症の祖父に刷り込んじゃったんです。こわすぎ~!。と思うまもなく、すぐに、認知症の祖父は、村人にこの事実をしゃべってしまいました。どうするんだよ~。で8話終了です。

9話は、ボミのエイズに対する村人の反応で展開します。病気に対する無知は、パニックを誘導し、結局、最も簡単な結論・・・危険と思うものは遠ざける、無くすということを望みます。ヨンシン(コン・ヒョジンさん)の一家は、危険な存在と判断され、大きな差別と偏見のもと、村人の暴力に晒されることになります。この暴力は、肉体的なものではなく、主に精神的なものですからタチが悪いです。いじめに通じるあの疎外感・のけ者感を、ヨンシンとボミは味わうことになるのです。大人のヨンシンはまだしも、ボミの無邪気さがここでの焦点となっています。自分は、何も変わっていないのに、何か変?何が起こったの?と、とまどうボミ。視聴者は、その原因を知っていて、子供にそれをやらせるととっても胸が痛いのです。私は、ちょっと胸が痛いので、自己防衛のために、感情移入を中止しました。すみません。

さて、KNTVの企画意図の項を見ると、この物語は、これから「人間は美しい」ということを描くようです。いったん、人間の嫌な部分を見せてから、反転して感動をもってくる展開にして欲しいものですね。

メインのボミのストーリーからはずれると、9話には、ヨンシンとギソのとっても良いシーンが存在します。前に、ギソに父が憑いたと勘違いして、ギソに「愛してる」と言ったヨンシンの逆のパターンです。私、何も思わず見ていたら、島に戻ってきたギソが、ヨンシンに向かって、突然「会いたかった。お前がたまらなく心配で愛おしい」ってポツリと言います。え~え~そうなのか?と思ってたら、なんとギソの冗談でした。こらこら、あの表情で・・普段の態度で・・こんな冗談する人に見えないんですけど・・・。キャラが違うでしょう?本気としか思えないです(笑)。もちろん、ヨンシンも「え~私に~」って感じで、本気にとってましたから、とっても良い表情をします。ヨンシンの心のドキドキ感が、表情に表れてて最高!。

また、ソッキョン(シン・ソンロクさん)もこの回は良いですよ。ボミがエイズと知り、何もない風を装いながら、一人グランドで泣き崩れます。ボミが、自分の子であるとほぼ確信しているわけですから、その気持ちは痛いほどわかります。そして、9話にはソッキョンとヨンシンの名シーンがあります。ヨンシン祖父が心臓麻痺で倒れた後、2人海辺で残っていて交わされる言葉。ヨンシンのとっても含蓄のある「ごめんね」に対して、「なんで謝る。俺は何だ?お前が俺を引き留めるなら、俺はすべてを捨てて、お前のそばにいる!どうだ?」とソッキョンはヨンシンに尋ねます。ヨンシン・・・涙を貯めながら、何も言えません。この2人の想い・・・短い言葉と表情に込められた感情・・・私は、想像します。我が子ボミとヨンシンの辛さを共に引き受けてやれない父の苦しさと決して人生を変えるような選択を強要できない母の苦しさ・・・う~ん、ドラマだぁ。でも、普通は、ソッキョンの立場だと、影ながら支えるのでは無く、はっきりさせて責任をとるというほうが、男らしくない?ヨンシンの意志に任せてるところが、ちょっと嫌。シーンとしては、とっても良いんだけどね。

ついに、ボミは自分のエイズという病気が何かを調べて知ることになり(この子怖ろしく賢いです)、家出しちゃいます。どうなるんだぁ~つづく。ありがとうございます。

追記:MVをチェックしてたら、KNTV「Turn On TV」という番組で、このドラマのOST(Hun:ありがとうございます)が録れてました。感謝!YouTubeならこれ^^ 。聞いただけで、涙を誘発しそうなメロディラインです。MVでは、チャン・ヒョクさんの表情をみてくださいね。かっこいいよ。

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