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2007年11月11日 (日)

韓国ドラマ「90日、愛する時間」6話まで見ました。

韓国ドラマ「90日、愛する時間」6話まで見ました。難しいドラマになってきましたよ。主人公2人の切なさは良い、しかし、周りの良い人たちを不幸にして進むのか、それじゃあ見ているほうの胸が痛いぞというわけです。ジソク(カン・ジファンさん)とミヨン(キム・ハヌルさん)の愛に共感すればOKで、不倫に嫌な感じがすれば駄目となります。今の私としては、身勝手なジソクはXで、それに振り回されるミヨンはしかたないかなという所です。

ジソクの性格はところどころ嫌なところがあります。もともと、幸せに暮らしている元恋人の生活をぶち壊そうとする自己中の提案ができるくらいですから、嫌な感じの行動がでてくるのは、しかたがありません。たとえば、自分が死ぬとわかったのにミヨンから電話がこないというところとか、自分の妻のおもいやりの言葉に対してまったく答えないところとか。つまり、ジソクは、死に臨んで正常な神経状態にないわけです。子供が欲しいものをあたりかまわず欲しいと泣き叫んでいるように、他のことはまったく気にせず、自分のミヨンへの希望のみを完遂しようとしているわけです。死に逝く人は何をしても許されるのでしょうか。そんなこととは無いでしょう。前回の感想のところで、述べました。愛しているなら、彼女の生活を壊してはならないと。

もし、私が、余命数ヶ月って告知されたら・・・自分が生きてきたことを確かめたくて、友達とか親戚とかいろいろ会いたいと思う人が、できてくるかもしれません。でも、決して自分の病気のことは言わないと思います。会いたいと思う行動は自分の満足だけであって、会う人に変な同情を持って欲しくないと思うからです。つい立ち寄ったという振りを装い、心の中で「ありがとう」といって自己満足を完結する。それで良いではありませんか。まあ、実際にそうなったらまた違う行動を取るかも知れませんが、このドラマを見ながら、今はそう感じています。

このドラマにおいて、ジソクにとってのミヨンは命とも言える存在に感じました。ですから死に臨んで、狂おしく求めるのです。これはこれとして認めることはできますが、それなら、ジソク父の死の際にミヨンを振るという行動に矛盾を感じるわけなんです。父が死のうが、家族が路頭に迷おうが、命とも言えるミヨンは離さない。これが、今のジソクから予想される行動のはずです。ここの脚本がちょっと弱いかなとおもいましたが、今後のストーリーで納得させてもらえるのでしょうか^^。

さて、一方のミヨンですが、こちらに関してはつらい立場です。今の夫は優しくて良い人なのですが、心の奥深くに、くい込んでくるほどの人では無いわけです。100%の愛ではない・・・ここがつらい。どんなに憎くて、どうしようも無い男だとしても、心の奥底に自分の恋心を100%満足させてもらえる男を抱えているわけです。自分を嫌いだと言って去り、会わない状態なら、この恋心は、ときどき思い出して悲しくなるぐらいですみ、大きく動きはしません。ここで、「お前を心の中で捨てたことは一度もない」と言われ、彼の死・・すなわちもう絶対に会えないという状態になることがわかったわけですから、恋心が動くのはしかたがありません。優しい夫の80%の愛では満足できないのです。常識的にはジソクに向かうのは間違ってる。彼が死んだ後の自分の人生が変わってしまうこと、100%では無いけど幸せな愛が終わってしまうこと・・・そういうことはわかっているのです。このわかっている苦しい道に踏み込んでしまう苦悩をキム・ハヌルさんがうまく演じていますから、私はこのドラマを興味深く見ているのです。現実に、もし、親もなにもかも捨てて一緒になろうという人がいたら、気をつけましょうね。そういう人は別の愛を見つけると、子供がいようが、何があろうが、別の愛へ向かう勇気を持っている人ですから・・・。80%では満足しません。残される方になったら辛いですよ~(笑)

前に「お酒を飲むと何を考える?」と尋ねたミヨンの伏線がよく効いています。お酒を飲むと、彼女はジソクのことを思い出すのです。だから、なるべくお酒を飲まないようにしていたわけです。ところが、5話で飲んでしまいました。アルコールによって、抑制を解除された彼女の心は、ジソクを求め、涙ながらに電話してしまうのです。「私の許しを得てから死んで!私の恨みが消えるまで、死ぬことは許さない。」いや~すごいシーンです。いいものを見せてもらいました。強烈な愛の告白です。そして彼が死ぬというのに、尋ねてきてくれた。忘れられていなかったことを喜んでいる自分がいるということを認めるミヨン。こういうのって好みなんで、とってもポイント高いです。ここは、きっとこのドラマの名シーンとなるでしょうね。

さて、ジソクの妻ジョンラン(チョン・ヘヨンさん)は、この2話で大きく存在感をだしてきました。はっきり言って可哀想なんです。彼女でいいじゃないの、ジソク。ジョンランと子供のヘジンにとっても、こんなに早くジソクを失うことは予想していないわけですから、男として責任を全うするという道もあるでしょう。いや、なんとか妻と娘に早く逝くことをわび、少しでも傷が残らないようにと考えるのが普通です。ところが、ミヨン一直線のジソクは、妻も娘も目に入らないわけです。「私は生まれてから未亡人になることなんか一度も考えたことなんかない。私の胸に恨みを残さないように・・・笑ったり、怒ったりしてよ」ここに、また一人悲しい女性がいます。死に向かう夫の心の中に入れてもらえない妻。妻である自分の存在が無いかのように振る舞う夫。このシーンも心をうつものがありました。これをうけてジソクはあきらめてくれと離婚を提案します。う~ん。無茶しよる・・・悲しみの演技をするジョンランに、私の好きなチョン・ヘヨンさんを配してますから、これまた気に入る原因となっています。チョン・ヘヨンさんは、嫉妬に燃える目が怖いので、ひょっとするとこれから怖い役になるかもしれませんね。

さて、もう一人の重要人物ミヨンの夫テフン(ユン・ヒソクさん)は、ひたすら優しいです。ミヨンすべてといった感じがそこここに溢れています。これはこんなに良い夫を振って、ジソクに向かうのかと視聴者に思わせるように作っていますから、良いシーンばかりがでてくるのはわかりますね。それでも、自分の妻がいつもと違う・・・苦しんでいるというのは、夫としてわかるわけですから、だんだんテフン自身も苦しくなってきます。ジソクのことを振り払おうとテフンに対してミヨンが「愛してる」と何度も言おうとしているシーンは良かったです。自分に言い聞かせようとしている「愛してる」・・・これを受けて、「何度も言うな。愛してないと言われてる気がする」とテフンが返したのが印象的でした。

6話最終で、苦しみのあまりミヨンはジソクに電話してしまいます。「会えない苦しみをあなたに・・・昔の罰として与えてる。そしてやさしい夫の心を傷つける行動をしている私にも罰が・・・」これをうけたジソクの「罰を受けるには、おれの人生があまりに短い」のメールを受けとったミヨンは、ついに「逢いたい」と言ってしまいます。いいなぁ~。キム・ハヌルさんが良すぎて、何でも許してしまいそうになる私です。そして、ついに、この4人が鉢合わせ・・・まずい~どうなるんだぁ~で6話終了。次見るぞ~。

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コメント

ぼんやりさん、コレ、、ってツライです。暗いし、何よりチョンランがかわいそうだし、ジソクが勝手すぎて全然、同情できません。残された日が少ないならもう少し何ができるかを考えてほしいのにどうも時間を無駄にしているようで、、。この二人に明るい未来もありそうもないし、、リタイヤ目前です。よかったですかあ?

投稿: sayaendo | 2008年3月 7日 (金) 21時46分

こんにちは。
sayaendoさんは確かキム・ハヌルさんとチョン・ヘヨンさんが苦手でしたっけ?すると、そうとうきついでしょうね(笑)ここでの、チョン・ヘヨンさんは、身勝手な2人に振り回される可哀想な役をもらいました。というか、主人公2人の身勝手さを際だたせるために、その伴侶は、いい人に描かれているんでしょう。そういう状況でも進んでしまう愛を描きたかったのでしょうか。自分の感情が抑えられず、すべてが捨てられる愛というものの怖さ・・・それは、周りの人が良い人とか悪い人とか、幸せがあるとかないとかが関係なくなってしまうのです。
このドラマの展開は、倫理的には許されることではない範疇に入るでしょう。ですから、このあたりが許せなくなると見ることができません。私もブログ中に書いたようにジソクの身勝手さに、嫌悪感を抱きました。愛しているなら、けっして壊してはいけない愛する人の幸せ、そして自分の妻と子供に対する責任・・ここを何も思わず、愛に向かうわけですから、その行動に同意することはできません。ただ、世の中にいろんな人がいるように、こんな事ができる人もいるかもねと思って、ジソクのほうは見放して乗り切りました。というか、ジソクというキャラには魅力を感じませんし、はっきり言うと、早くお亡くなりになってくださいという感じです。
一方のミヨンのほうは、キム・ハヌルさんが苦しみをどう表現し、演じるかが楽しみでしたので、大丈夫でした。★つまり、ストーリーをあまり追っていないわけなんですよね。ですから、俳優が好きじゃないと、きっと駄目でしょう。倫理的にはきついドラマですので、不快感が勝つとリタイヤもありえるでしょうね^^。ですから、がんばれ~とは言えません(笑)

投稿: ぼんやり | 2008年3月 8日 (土) 06時57分

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