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2007年12月 4日 (火)

韓国ドラマ「愛に狂う」12話まで

さて、このドラマはとっても気に入っています。以下ネタバレ多し。

チェジュンは、ジニョンの「殴り殺されればいい」の言葉で、ボクシングショーでめった打ちを喰らいダウン。頭を強打します。この時は、病院で異常なしということでしたが、これから、チェジュンのケンカシーンが出るたびに「頭だけは殴らないで・・・」という不安感を味わいながら見ることになります。

ミンヒの苦しみは自分が選択した結果、チェジュンの苦しみは自分の過失、ジニョンの苦しみは・・・本人に責任が無いところから始まっているわけです。だから、チェジュンは、ミンヒでは無くて、ジニョンの苦しみを和らげることに責任を感じているわけです。ミンヒが、どんなに自分の方を振り向かせようとしてもチェジュンは戻ってきません。かわいそうなミンヒですけど、まあしかたないでしょうね。

これを言ってしまったら興ざめでしょうけど、韓国ドラマは、通常4人のメイン人物で構成され、好きあってる男女にそれぞれおじゃま虫がくっついて、邪魔をするというパターンになります。ここの好きあっている同士の障害は、通常、血縁、貧富の差、家族の反対、病気、友情、罪悪感、倫理感などにより大きくなっています。この2人の間の障害が大きいほど、それを超えようとする愛に視聴者は涙するわけです。ドラマを見ている人は、誰しも幸せを求めて生きているわけですから、ドラマ中でも無意識にハッピーエンドを期待しています。そこで、「ひぇ~。無茶苦茶きつい展開だぁ~。どうするんだろう?」と思わせたら、ドラマとしては成功したということになりますよね。このドラマでは、強烈な罪悪感と憎しみが高い障害として存在し、おまけに病気もからんできそうな予感です。さらに、ユン・ゲサンさんとイ・ミヨンさんがこの障害に対して、上手に深刻化させていますので、とっても切なくて良いと思ってしまいます。

空港の職場から自分の荷物を持ち出し去っていこうとするチェジュンと無言ですれ違うジニョンのシーンは、とってもよかったです。別れると決心しても、いろいろと入ってくる愛する人の噂・・・酔いつぶれて大変という連絡を受けたジニョンは、心のままにチェジュンに会いにいきます。でもって、会っちゃうとまた理性が勝って憎しみがわいてくるという理性と感情の葛藤を描いていくわけですが、最後は感情が勝つことを期待しています。わぁ~11話最終・・・突然のキスシーンきたぁ~。ていうか、このジニョンって簡単にキスされちゃうって気もします(笑)普通、本能的に抵抗するでしょうが・・・

12話冒頭・・・キスシーンから、やっぱり愛してるというチェジュンのシーンがくるのを予想していましたら、裏切られました。チェジュンは、ジニョンを突き放すために、軽蔑されるような行動・言動をとったのでした。これを受けて、ジニョンの言葉は、「あなたを憎み、あなたを愛した自分を憎みながらずっと生きていく」という強烈な愛の言葉です。あえて愛の言葉と書きました。関係ない人間は忘れれば良いのです。感情を刺激されることもありません。ここでは「ずっと愛してる」と言ったような気がしましたね。とっても愛してるから憎まないとやっていけない・・・こういうのドラマとしてはいいなぁ(笑い)

そして、ジニョンは、この苦しみから逃れることができるかもしれないと思って、ヒョンチョルのプロポーズを受け入れます。心がそこになくても、一緒にいれば情もわき、安らげるというわけですね。12話最終、ジニョンの家の前にたたずむチェジュンを、偶然窓から見かけるジニョン(あんたにはテレパシー能力があるんかい^^)。さまざまな想いが駆けめぐります。そして、ついに外に出てきたジニョンの声に振り向いたチェジョンの笑顔・・・かと思いきや、冷たい無表情のチェジュン・・・うまい。この演出~。このあたり、ドラマの切れるところが良くて、次はどうなると思わせます。このドラマを、もし編集することになっても、決して別のところで切ってはいけませんよ。

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コメント

初めましてm(__)m

ぼんやりさんの物事を深く冷静に客観的に、でも、決して心をないがしろにしない考え方を的確に表現してる文章が好きで、なかなかまだ全部は読ませて頂いてないのですが、時間がある時感心しながら読ませて頂いてます。

「90日…」の話題でなくてごめんなさいm(__)m

私は最近「ケ・セラ・セラ」というドラマ凄く面白く見ました。

最近「犬とオオカミの時間」「魔王」「外科医pンダリ」「H.I.T」「英雄時代」など、恋愛じゃないのばかりに感激したので、もう恋愛物は退屈で嵌れないだろう~ なんて思ってたのですが、ドラマは見てみないとわからないですね。。。

非常に人物設定が上手に出来ており、人間の業というかサガというか、人間の欲望や心の奥を見事に描き切った秀作だったと思います。

非常に厚かましくて申し訳ないですが、ぼんやりさんの「ケ・セラ・セラ」の感想伺いたいので、もし気が向いた時で構わないので、是非ご覧になって見て下さい、もしまだ見視聴でいらしたら。。。

押し付けがましくして本当にごめんなさいm(__)m
負担に思わないで下さいますよう祈ります^ ^

ブログとても楽しく拝見させて頂いてます。これからも楽しみにしてます^ ^

投稿: にょこ | 2007年12月 7日 (金) 17時11分

連投すいません。。。

「人間の業とかサガ」なんて大分大袈裟でした(汗)

イ・ギュハンさんもとても切なくて良い俳優さんだと感心しましたし、何度もリピートしたくなるドラマでした。あくまでも私の私見です♪

では、お邪魔しましたm(__)m

投稿: にょこ | 2007年12月 7日 (金) 17時29分

いらっしゃいませ。にょこさん^^
つたない感想を読んでくださいまして、ありがとうございます。私は「90日、愛する時間」から「愛に狂う」と来て、もうメロメロの状態です(笑)どちらも、相当のものでした。このまま、メロメロメロで「ブルーフィッシュ」に行くか、軽いのを見るか、はたまた史劇にいくか考えているところです。
「ケセラセラ」も録ってますので、近々見ると思いますよ。これからもよろしくお願いします。

投稿: ぼんやり | 2007年12月 7日 (金) 23時39分

お返事ありがとうございます。

「愛に狂う」も「90日・・・」も両方見ましたが、どちらも良かったですが、繰り返す見るほどではなかったかなー、私は。。。

「愛に狂う」は主人公二人の、人生を真面目に生きようとする姿勢というか人柄が 見ていて好感を抱いたし、二人の心が近付いていく過程が丁寧に描かれていていいドラマだなーって思いました。

「90日・・・」は、私はあのような事情で別れてしまった二人なら心残りはあるだろうと思ったし、死に行く人の願いは叶えてあげるべきだと思うので、私は共感出来た、というか、そんなに身勝手だと思いませんでした。

死ぬより生きる方が辛い という普段の自分の考えとは自己矛盾してしまいますが、やっぱりそれでも死ぬ人から見たら、それでもお前達は生きられるじゃないか、ていうのがあると思うので、やはり死ぬ人が一番辛いと思うので、最後の願いは叶えてあげるべきだと思うし、叶えてあげなかったら「願い通りにしてあげれば良かった」と後でずっと後悔し続けると思うので、自分の為にも奥さんは身を引いてあげるべきじゃないかなー と思いながら見てました。(カン・ジファンさん苦手な俳優さんなので贔屓入ってないと思います^^ ファンの方ごめんなさいm(__)m)

あ、つい、長くなってすいません。

「ケ・セラ・セラ」は期待しないで見たので余計嵌まれたのかも。。。

でも、イ・ギュハンさんは「愛は奇跡が必要」の時から(これも意外にいいドラマで好きな作品だった!)なかなかいい俳優さんだと思ってましたー。

でも、「ケ・セラ・セラ」はホント脚本が良かった(←あまり何度も言うとしつこい(^^ゞ)

ドラマは好みなので、ぼんやりさんはオオコケかもしれないので、先に謝っておこうっと(^_^;)♪

投稿: にょこ | 2007年12月 8日 (土) 00時30分

うん。ドラマを見ての感想は、人によっていろいろです。
こうして、ドラマの感想ブログを書いていると、自分の感想を書くことが、自分の内面をさらけだしているようで、とっても恥ずかしいと思うところがあります。いや、すでに感想を書く段階で、このドラマを見て、こう思ったら良いな、こう感じる自分でありたいと思う夢や希望が入っているのかもしれません。普段なら、こんなクサイ感想をまじめにしゃべることはないでしょう。そこはブログというところの良いところで、「書いちゃった~まあ、いいか~」ってノリでストレスの発散をしています(笑)。
ドラマを見る人には、その人のツボ、弱点というところが存在して、そこをドラマに押されてしまうと、「良い」となってしまいます。だから、私もおすすめする時は、ひらきなおってますよん。

長いコメントになりました。ありがとうございます。ペコリ。

投稿: ぼんやり | 2007年12月 8日 (土) 08時57分

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