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2008年4月 6日 (日)

韓国ドラマ「彼女がラブハンター」見終わってるけど、感想は15話まで

韓国ドラマ「彼女がラブハンター」全16話見終わりました。が、感想は15話までね。以下ねたばれいっぱいというかあらすじ化してます。注意!

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これまで、ずっと盛り上げてきましたからでは、14話前半は、ちょっと中だるみでしょうかね。結婚式をドタキャンされたマンスが生きる屍のようになっていたことを、マンスの父が話します。それを聞くスジョンの心境は如何に?とってもひどい状態になっていたのに、マンスがやっぱりスジョンを許してくれたということを印象づける働きがあります。少しずつ、少しずつ、スジョンの心の壁が崩れてきましたよ。

そして、懐かしいマンスの歌を電話で聞くスジョン。その歌詞は「僕はいつもここにいるのに・・・少し振り向いてくれれば・・僕が見えるのに・・君の後ろにいつもいたのに・・僕を見てくれないんだね。僕を見つめておいでと言ってくれれば、いつでも愛せるのに・・・」今、この時も、マンスはスジョンの後ろにいるのです。そして、スジョンがちょっと振り向いてくれるのを待っている。お金や地位、容貌は変わっていても、中身はあの時のマンスのままなのです。スジョンもそのことはわかっているんです。絶対の信頼を置いていた人に裏切られた心の傷は、愛が深い故になかなか癒されません。

酒に酔って、人目もはばからず、電話で「スジョン愛してる」を言い続けるマンスですが、その電話はデスンが取っていて、スジョンには届きません。デスン、ここでもやりよった!スジョンになりすまして、「困るからやめて!」のメールをマンスにうつとはね。このやろ~。腹立つキャラだ。しかし、やはり、電話は電話・・・酔っているにしても、愛してるは本人を目の前にして叫ぶのが原則ですよ~~。

さて、ここでとっても重要なエピソードが始まります。スジョンの母は、認知症が進んでいて、まもなくいろいろなことが分からなくなるのです。見ている時は、単にスジョンの生活がより辛くなるための展開かと思いましたが、実はこのドラマの大きなテーマを感じさせる伏線なんです。うまいよ・・この脚本。

明日、アメリカへ帰るマンスに対して、デスンは「待ちたい」と言います。帰ってこないという男をあてもなく待つ女。デスンの愛は打算かと思っていましたが、彼女は彼女でマンスが好きなのですね。他人を陥れようとする方策はいやらしいですけど、根底には愛があるみたいです。おっと、ついにスジョンに宝石のデザインの盗撮見つかっちゃたよ。ということで、デスンはクビ~~OK^^

「大切な思い出があれば人を許せる。愛してると言えるうちに、しっかり伝えるべきだ。覚えていたくても大切な思い出は消えそうになる。それを何故消そうとするんだ。結ばれなくても、愛してるとしっかり伝えればそれは大切な宝物になる」というスジョン父のとっても良い言葉で、ついにスジョンはマンスが発とうとしている空港へ向かいます。けっこう泣けるなぁこの父の言葉^^空港で「愛してる」の言葉を伝えたいスジョンはマンスに電話をしますが、もはや、その電話はマンスの手元に無く、落とし物となっていました。マンスの携帯の待ち受け画面は、幸せそうに眠るスジョンの顔。こうして、スジョンはマンスに大切な言葉を伝えることもできず、マンスはアメリカに戻ってしまいました。そして、そのマンスの携帯=大切な思い出はスジョンの手元に大切に残ることになります。これは、スジョンが思い出を抱えて生きていくということを暗示していますね。

そうして、1年が経ちました。マンスはもともと腹黒い人間ではありませんし、人と競争するのも苦手、ひたすらスジョンの言う通りに生きてきたのです。そこで、スジョンを失ったマンスの生きる目標は、スジョンに今の自分を見せる。立派になった自分を見せるということだったのです。ところが、再度マンスは失恋してしまい、今度は目標を喪失してしまいました。アメリカに戻ってもトーナメントに出る気もなく、かつての栄光は無くなってしまったのです。一方のウタクは、愛する人のため、まじめに生きようとネットショッピングを企画し大儲けしていました。

15話・・・スジョンの母の認知症は進行し、いろいろな記憶がとび始めます。マンスはアメリカで無気力に暮らしていましたが、スジョンが空港で無くした自分の携帯をいまだに持っている事を知り、幸せなあの時間4時44分の思い出に引きづられ、韓国のゴルフの試合に戻ってきます。デスンはホームショッピングのディレクターとして成功していました。自分の宝石を売りたいスジョンにとって、デスンとの立場が逆転してしまいました。スジョンは宝石フェスティバルへの参加をお願いする立場になったのです。相変わらず、親切の陰に刃を隠して、ネチネチと話す嫌な感じのデスンですね。ウタクはとっても良いキャラになってきました。スジョンを見つめる目が優しい。でも、自分は友人に過ぎず、彼女の心はまだ、マンスへのままと分かっている。詐欺師は止めて、もう嘘はつかないと誓った自分はスジョンの前では自分の気持ちを隠して「嫁に来ないか?いや、冗談・・このウタクはそんな損な提案はしないよ」と言うのが精一杯でした。彼女の前では嘘をつくしか無いのです。けっこう、切ない感じでとっても良いです。

さて、落ちぶれたマンスは、ゴルフだけでやっていけるわけでもなく、ホームショッピングのアルバイトをすることになります。ホームショッピング・・・ほら、ここで、スジョン出会うことになるのでしょうね。デスンに会いに来たスジョンは、エレベーターでマンスと出会ってしまいます。あまりに突然でとまどう2人。さあ、無気力で投げやりなマンスの言葉に対して、スジョンの愛の言葉が飛んできます。あえて愛の言葉と書いておきます。「今の惨めなあんたを見て、あの時あなたを選んでなくて良かった。ずっとあなたは私の言いなり。一人じゃ何もできない惨めな人生ね」ね、彼女の愛の言葉は、実は昔からこうなんですよ。マンスから、「出会う前に戻りたい。そしたら絶対好きにならない」と言われたスジョンの表情がとってもうまいです。大切な思い出を抱えて生きてきたスジョンにとって、その思い出を否定されたわけですから、その言葉は、スジョンの胸に突き刺さったはずです。しかし、彼女は、強いですから、愛するマンスの人生を戻そうと強い励ましの言葉をかけ続けるのです。憎しみは、ある時は、生きる目標となる。彼女は、無気力なマンスに、再度、人生の目的を与えようとしているのです。「なんて惨めなの?悔しかったら、見返してごらん!」自分が恨まれても、マンスの目標をつくってやること・・・それが彼女の愛なんです。すごいわ~これ。

そして、ウタクに泣きながら「マンスに会った。心配で気になってしかたがない」と報告するスジョンです。後日、ウタクが言っていました。辛いことが会っても決して涙をみせなかったスジョンがマンスと会っただけで、涙を流す。彼女にとって、マンスが特別な存在で、決してウタクはマンスの位置に入れないのです。泣いているスジョンにウタクは声をかけることはできません。つらいなぁ。

さて、こうして、15話最終へ向かいます。泣く準備はできていましたか?は~い:: 認知症となったスジョン母は、マンスの家に向かいます。スジョン母にとって、マンスは娘スジョンの婿として認識されています。母を迎えにマンスの家を訪れるスジョン。さあ、スジョン母の認知症が炸裂して、マンスとスジョンは結婚している振りをすることになります。そこで、明らかにされるあの日・・・マンスが全てを告白して、スジョンにプロポーズする予定だったあの日・・・マンスの告白前にスジョンは騙されていた事実を知り、マンスは結局プロポーズできなかったのです。認知症のスジョン母に対して、プロポーズの日の出来事を語るマンス。あの日言えなかったプロポーズの言葉をスジョンの前で言うマンス。スジョンの心にマンスの言葉が浸みていきます。そこでは、とってもうまくプロポーズし、笑顔でそれを受けたスジョンがいたのです。泣いた~。ここで泣かない人っているの?そして、「今、プロポーズするよ」と背後からマンスがスジョンを抱きしめて続く・・・です。何て良いんだぁ(叫び)

このドラマは、スジョンの性格が特徴的です。一方のマンスは格好よくなってはいますが、その心は昔のまま。視聴者は、格好良くなったマンスに騙されますが、本質は純情一途で、愛する人を喜ばせたい尽くすタイプのちょっとお馬鹿な優しい男性なんですよ。ですから、そのマンスの行動は実は格好良くないのです。でも真心がある。その真心を見ているスジョンは、マンスが格好いいと思っているわけなんですね。容貌ではなくて、その人の心。恋愛の際には、容貌はかなりの決定因子となるでしょう。しかし、共に生きていく時間を長くするためには、その心に惚れなくてはなりません。このドラマの初めは、スジョンがマンスの心に惹かれていることに気がつきませんでした。というか、隠すように作られていて、それを小出しにしてきたのです。初め嫌な女性だったスジョンが、いつの間にか、とっても素晴らしく見えてきます。このあたりの演出は大成功でしたね。

ということで、最終話を残し、本日の感想は終了。長くてごめんなさい。

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