韓国ドラマ「インスンはきれいだ」見終わりました。
寝た~。この15話から16話って午前3時頃だったから、意識とびました。静かな音楽が・・・・あぶない(笑)ということで、リピート視聴しての感想になりました。
駅のホームでサンウに見つけてもらったインスンは、サンウに促され、駅から出ます。2人並んで歩く道。インスンの視線は、サンウのいない方を向いています。きゃ~。サンウ、また手を握ったよ~最近、この手つなぎ行為にはまっています(笑)。その後、サンウはインスンを友人宅まで送るのですが、ここでのシーンが良い。「僕は、待つよ。強要しないし、友人として付き合おう。」とサンウ。インスンは涙を溜めてうなづくだけ。もちろんBGMはドンハの曲。ここまでなら、どってことないシーンだったんです。去っていくサンウの車を見送り背を向けたインスン。足が止まります。振り返るとサンウの車を追って・・走る走る。静から動への展開が見事です。抑えていた感情の爆発。彼の車を探し、サンウに言いたいことがある~といったインスンの表情がとっても良かったです。
さて、ここで、クンスの苦悩の意味がわかりました。うん、ひょっとするとそうなのかも知れないなとわずかに思っていました。そうなのか、これがこのドラマにおける彼の存在の意味だったのか。
お馬鹿なインスン母の事件を受けて、インスンの引退宣言が行われます。「私は私として、生きていきます」そう決心したインスン。世間の評判や噂に、もはや屈することはありません。くるならこい。言い聞かす自分に後悔はありません。何故って・・自分で決めたから。でも、過去を忘れようとする自分に何故か不自然さを感じ・・・迷った時、視線は、心は、サンウを探し・・、求めるのです。「私は、変わらないかもしれない。それでも大丈夫?」と電話でサンウに尋ねるインスン。「明日会って・・・こんな私と普通のデートしてくれる?私、あなたに一番会いたかった。」ついに、インスンはサンウに素直に自分の気持ちを伝えました。このシーンを電話でするかぁ~。電話じゃなきゃ、絶対、ハグからキスシーンだよね。
さて、16話のクンスの捌き方にはちょっと?がとびました。ねたばれ大きいので書きませんがね。
さて、このドラマは格言らしき言葉がいっぱいでてきます。インスン母に言わせました。「人生はただ良いことだけを考えて暮らせばいい。感謝して楽しい気持ちで生きようと努力してるの」うん。そう思って暮らすと幸せです。
しっかし、最後のインスンの髪型は変じゃない?
そして、とっても幸せなシーンで終わります。今、私の前には未来だけがある・・・・・
このドラマに派手さはありません。ドラマのペースを作っているのは、美しく静かな音楽。これにのせて、人を殺したという罪悪感を持つ一人の女性が、その過去の呪縛から逃れ、自分の満足する生き方を見つけるという物語です。自分の生き方を見つける物語ですから、途中迷い、傷つき、悲しむ。それらの場面で、いろいろな格言らしき言葉が語られます。そして、最後の締めは「自分は自分。過去は過去。これからの未来に向かって生きていこう」と締められます。
こうして、自分を取り戻すインスンをずっと見つめてきたのがサンウ。はじめは考え方も幼かったですが、インスンと共に成長し、大きく彼女を包める優しい男性となりました。さらに、マスコミや大衆、インターネットの噂というものの怖さも随所に描かれていました。このドラマは、大きな盛り上がりが無いので、油断すると寝ます。しかし、インスンの独白や台詞は、含蓄があって良いと思います。おもしろいというより、良いドラマという表現が当てはまるでしょう。笑い度、涙度は高くないです。落ち着いたドラマが好きな人はどうぞ~。
OSTは、なんと言ってもドンハの曲(6話の感想のところで紹介済みです)が良いです。良いシーンでかかるので、これがきたら、「ヨシ」と気合いを入れて、切ない気持ちを盛り上げてるとドラマが良くなります。
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