韓国ドラマ「大~韓民国の弁護士」7話を見ました。
韓国ドラマ「大~韓民国の弁護士」7話を見ました。ちょっと、週末に温泉に行っていて今見たんですが・・・すっごくおもしろいんですけど・・^^。
まず、前話で、ミングクが拗ねていたのは、イギョンが既婚であるにもかかわらず、自分が惹かれていることなんです。ところが、エレベーターで偶然乗り合わせたイギョン父から「娘婿に良いのはいないか?」という言葉に反応します。心の中で「何、結婚してないのか?」喜びがミングクの中で駆けめぐります。もう、ミングクが可愛いんですよね。私が男性にこの言葉を使うことはほとんどありません。このミングクというキャラは、近来まれに見るおもしろい性格です。これは演じているイ・ソンジェさんがうまいのでしょう。
ミングクが、イギョンに向かって「おばさん」と呼びかけると、イギョンは「はい」と答えます。「お嬢さん」と呼びかけると無視。ミングクは、「こいつ弁護士のくせに何て嘘つきなんだ」と思いますが、何せ結婚してないことが嬉しいので、顔は自然と笑みを浮かべてるということになります。心の中では「おばさん、娘のままでは背負えないほど人生辛かったんだな」ともう自己完結しています。そして、また、ミングクはイギョンの周りをうろつき、ちょっかいをだすことになるわけですね。雨の中、自分の上着を傘がわりにして、走るミングクとイギョン・・。この風景は、韓国ドラマでは恋人の象徴と思われる映像です。そこで、前話の3文字の意味がわかりました。「風呂敷」だそうです。イギョンにとって、ここぞ、と言う時に自分を守ってくれるミングクにつけたあだ名です。名前は、意味のある言葉ですから、イギョンがこの名を呼ぶということは、「自分を守ってね。頼りにしてるから」といっていることを意味します。本人は気がついていないかもしれませんが、それは、もはや、依頼人を越えた特別な感情です。
一方、イギョンは帰宅の遅いピョン弁護士がなにげに気になります。先に眠っていると、同僚との飲み会で酒に酔ったピョン弁護士が家に戻ってきます。彼は、そのままイギョンの寝床に並んで、イギョンを強引にぎゅ~なんてシーンがでてくるんです。これって、けっこうドキドキシーンなんですけど。イギョンは、もうあんたなんかに何も感じないと捨て台詞を残して去っていくのですが、ピョン弁護士は、酒で誤魔化しているように見えるけど、本気なんだと独白・・・。この2人の関係も何だか素直じゃなくて、見ていて楽しいです。じゃ、いったいイギョンはどっちが好きなんだ~と思うわけですが、まだ、わかりません。一緒に住んでいる以上、ピョン弁護士なのか?でも、ミングクとのからみも楽しいんだけど?
さて、ここまで引っ張ってきましたが、実は一番良かったのはエリなんですよね。エリは、ミングクをとっても愛してるのに、離婚した。この複雑な女心・・・実は、このドラマの根底とも言えるポイントです。このドラマで、イギョンは陽の部分を受け持ち、エリは陰の部分を受け持っています。ミングクを見つめるエリの視線に、私は愛を感じます。この視線の意味に何故ミングクは気づかないのでしょう。ドラマは、エリの離婚の意味を少しずつミングクに教えていきます。すると、いつの日か、ミングクはエリの視線の意味に気づくことになると思います。その時、自分の心がどこにあるのか?愛とは何か?ということに気がつくはずです。お金よりももっと大切な人と人との心のふれあい・・これを、イギョンかエリのどちらに求めるのでしょうか?
7話で、私、涙したシーンがあります。みんな仲直りだと言って、肉をサムチェに包んでミングクがエリに勧めるシーンです。「アーン」と言って、エリの口にサムチェ包みを入れようとするミングク。実は、そんな雰囲気ではないので、みんな拒絶体勢なんですよね。空気を読まないミングクはエリに食べさせようとしたわけです。差し出されたサムチェ包みを見つめるエリ。彼女の心の中に何が浮かんでいたでしょう。夫として、一度もこんなことをしてくれなかった。今、自分が最もして欲しいことをしてくれるかつての夫がそこにいる。とっても愛してる・・・。彼女の口が開かないはずがありません。エリにとって、とっても幸せな瞬間だったはずです。
この会食で酒を飲んでつぶれたエリをミングクは、エリの自宅まで送っていきます。結婚している時でもしたことがないとこぼしながら、彼女を抱きかかえてベッドまで運ぶミングクです。そこで、彼は、エリがかつての自分たちの結婚式の映像をテレビで見ていたことに気がつきます。「見ながら、テレビに映る俺の顔につばでも、かけてるんかい」とミングクは悪態をつきますが、実は、エリの気持ちに気づいてきたはずです。彼はとっても優しい人間ですから・・・。帰ろうとするミングクをエリがグィと引き寄せ・・・・で次回へ続くです。おいおい、エリって酔いからさめて、気がついていたのかぁ。それで、酔った振りをして、愛する前夫の行動を受け止めていたんですね。う~ん、ハン・ウンジョンさんは、苦手な女優さんなんですが、抑えた感情がとっても良いと今は思っています。
さあ、、本日続きだ~。はまりドラマかな^^。
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