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2009年2月14日 (土)

韓国ドラマ「イサン」50話まで見ました。

イサンをここまで見てきましたが、ついに、ここで「おもしろい」と書かされてしまいました。いつか、こんな時がくると思っていたんだよな。

イサン48話、この回はすごいです。はじまって以来のおもしろさ。何がおもしろいって?イサンの王としての確固たる意志を示した回なんです。こういう感じで行ってくれると寝るひまはありません。イサンは王として即位しましたが、実際の政治を動かしているのは、対抗勢力である老論派。要所要所のポストはその派閥で固められているわけです。王は、新しく人材を登用し、送り込もうとしますが、それぞれの官僚はそれを無視。さあ、イサンの宣戦布告となります。お前らがいなくても政治は行える。この気概ですね。在野から人材を登用しようとします。このくだりで、まさに水戸黄門みたいなシーンがでてきまして、とってもおもしろかったです。

登用された人物が王に問います「私たちがここにいられるのはどれくらいですか?これまでの官僚たちが、決して私たちを受け入れないでしょう」これに対する王の答えが素晴らしい。思わずこの人についていきたいと思わせる発言を行います。「保証はできない。しかし何度失敗しようとも、私は決してくじけない。腐った朝廷を変えるまで、あなたがたの志を遂げるまで、一瞬も休まず闘い続ける」 王に、こう言われて、頭を下げない人はいませんよね。見ている私も、思わず頭を下げようかと思いましたよ。まいったぁ~~。官僚たちは、予想通り、そういう人事に大反対。「王よ、政治を自分のものにしてはいけません」と詰め寄ります。ここで、イサン王、もはや、一歩も引きませんよ。「私は、老論派を排除せず、新しい人材を入れようとした。しかしおまえたちが拒んだ。それこそ、政治を我がものにしている」と返します。官僚たち、ぐぅの音もでません。いやあ、強い王は気持ち良いです。

さて、49話は、老論派の反撃が始まります。かつての老論派の親分をかつぎだして、いろんな部署の老論派仲間がストライキ・辞表をだすことになります。私が王なら、辞表を出してくれてラッキーといいますが、イサンは政治が空転化するので困ることになります。政治の空転化と官僚たちの自分の地位との我慢くらべということになります。しかし、こういう我慢を続けることによる政治的な混乱は民に迷惑がかかるのです。この民の困窮を見過ごすことは、王として難しいのです。政治的混乱ということは、庶民には関係のないことですから、何とか早く収拾しなくてはなりません。

権力に固執する輩を動かすのは、金と地位。ですから、みせしめが必要だと思います。団結しているなら、分裂させる。何人かに甘いエサをやって、こっちに引き入れ、分裂させる。何人かおちるとあとは自滅するはず。また、王に向かって侮辱する発言を行う者は、これまでの史劇だと、即牢屋送りです。こうすると、恐怖で政治を行うことになりますし、ちょっと名君とは呼ばれないと思いますが、自らの信念があるなら、勇断しても良いかもしれません。自分の行動は後の歴史が判断する。王として立った以上、軍事力を背景にしても、自分の信念を実現するというのもありだと思います。ちょいと過激かな。でも、そんなことをすると革命が起こるかも。こりゃ、困った。でも、本当はね・・・組織で政治が行われていると、あの人がいないと駄目とか、絶対に人手不足という状態になっても、無いなら無いなりに何とかのりきっちゃうんですよ。寂しいことに個々の能力って、すごくなくて、けっこうとっかえがきくという立場の人は多いと思います。

そして、50話・・・このドラマはまさに、現在の政治を見ているような感じです。志を持った総理大臣がいて、改革を行おうとすると、保身からいろいろな抵抗がでてくる。これに立ち向かうには・・・・なんて、あてはめていくと、気持ちの中でかなり遊べます。官僚の辞表により、朝廷の機能がマヒしそうになったため、イサンは苦渋の決断を行い、老論派に頭を下げることになり・・・・・ましたと思ったらそうではありません。ピンチはチャンス。科挙合格者の特典をアップさせ、ここで受けに来ない人はこれから10年受けられないなんて王命を出しちゃいました。すると、老論派の妨害工作にもかかわらず、科挙を受験する人がたくさんでてきて、官吏の補充ができることになります。おまけに、各部署の仕事が重複していることに気づいた王は、部署の統廃合を行い、朝廷自体を小さなものとしようとします。不必要なポストの整理というわけです。すると、辞表をだした老論派の重臣の朝廷内での居場所がなくなってしまうのです。王を困らせて、頭を下げさせて、朝廷に戻る予定だった重臣たちは、自らの辞表により、大きく追い込まれてしまいました。このあたりの、ハラハラ感はとってもおもしろいので、私は評価を上げることになりました。

ところで、ソンヨンの方はどうなったのでしょう。この時代の王は何人もの女性を妻にしますから、ここは目をつぶって・・・。イサン王の正室(前のピングンね)は、自分が子供を授からないので、政権の安定のため、世継ぎを産んでくれる女性を捜します。このイサン王の正妻(パク・ウネさん)は、できた人で、ストーリー的には嫉妬に狂う悪女にだってできる立場にいるのですが、そうではなく、イサンの気持ちがソンヨンにあることを知って、ソンヨンを宮に入れようとするのです。世継ぎ第一というわけですね。子供をつくるためには、○○○をしなくてはいけませんから、王がその気になる女性が必要なのです^^。王の女性の管理も正室の役目でしょうから、自分の気に入った女性を側室にしたいというのは、わかります。イサン王の正妻としては、嫉妬心と愛と政治的な思惑が、複雑にあると思いますが、「なんとなく、良い人」って感じで、サラッっと進めているのが、いいのか悪いのか^^。こちらの方も、ソンヨンの身分が低いため、なかなか大変そうですね。

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コメント

いや~、ホント、ようやくおもしろくなってきた感があります。今まで、根気よく見続けてきた甲斐があります。最近では、ぼんやりさんが言われてるように、イ・サンがあっさり刺客に勝ってしまったときは、「どうしよう」かと思いました…(^^;)ソンヨンもいつも都合良く現れ過ぎだし…って。
今までが長すぎて、しかも思うように行かないことばかりで、ストレスためながら見てただけに、イ・サンの王様本領発揮には、「待ってました!!!」とばかりに(^^)// ハクシュです。
しかもここへきて、ようやく本当の役者が揃ったというところですね。ホン・グギョンに暗い影が…。権力を手に入れた人間がどうなっていくのか、フギョムの言い残した言葉が気になります。
それにしても、報われない、テスとチュンジョン(ピングン)…本当にいい人達過ぎです。まあ、常に反対派勢力と戦わねばならないイ・サンにとって、救いでもあり価値ある何者にもかえがたい存在でもあるんですが…。
これから、民のための政治をしていくイ・サンに注目です。王としてのイ・サン見てると本当に運命とはいえ、頂点に立つ人はこんなにも苦しまなくちゃならないのかと考えさせられます。テスが必死で諦めたんだから、ソンヨンにも幸せになってほしいなあ…。後、3分の1、期待を持って見られそうで楽しみです。

投稿: jyun | 2009年2月16日 (月) 09時50分

こんにちは、jyunさん

そうですね。ようやくおもしろくなってきた感があります。どうも、イサンが対抗勢力からのイジメにあっているみたいで、爽快感がなかったのです。何とか乗り切っていくものの、イサン視点で見ていますから、自分がいじめられている気がするのかもしれません。ここで、やっと強い王という感じをだしましたから、気分的にスカッとしたと思います。見るにはこういうのって大事なんですよね。

投稿: ぼんやり | 2009年2月17日 (火) 07時04分

こんにちわ。(^_^)
そうそう…ぼんやりさんが言われるように、ずっと陰謀にさらされて、これでもか、これでもかといじめられていたイ・サンなんですよ。悲しい顔や悩んでる顔が多くて…。
さて、ようやく楽しく見られるかもと思い始めた「イ・サン」です。私的には、イ・サンを演じる、イ・ソジンさんの演技がソツがないのでホントにサラッと流れてしまうんです。イ・サンという人物自体が高潔で欠点がない(…と思われます)というのもすごすぎてある意味とらえどころがない…とでもいいましょうか。
さて、DVDに録画し続けてきたんですが、さすがに枚数も増えたし、cs2衛星劇場の画質が今ひとつなので録画やめようかなあと思っていましたら、「2009年8月からはBS-2により、毎週日曜日の21:00から22:00まで放送スタート」だそうで…。多少カットされてもこっちを録画した方がいいのかな。吹き替え版なのかなあ…。毎週1話だと、1年以上に渡る放映になるんでしょうかねぇ…。1週間に4話はきついけど、1週間に1話ってどうなんでしょうね。

投稿: jyun | 2009年2月17日 (火) 16時14分

こんにちは jyunさん

イサンは、王として、すごいところをだんだん見せてきましたよね。王としての能力で、人を引きつけ、問題を解決していけば、おもしろくなります。

このドラマも週4時間でも、見られるようになっています。・・・というか慣れた。これを週1でやられたら・・見るのはつらいでしょうね。長すぎる。でも、チャングムの時は、見てたなぁ。チャングムは料理とか鍼の話があるので大丈夫でした。このドラマは政争につぐ政争なんで、ちょいとつらいかな。

投稿: ぼんやり | 2009年2月18日 (水) 04時18分

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