韓国ドラマ「がんばれ!クムスン」56話まで見ました。
韓国ドラマ「がんばれ!クムスン」56話まで見ました。評判通りよろしいドラマかと思います。ノ家の姑ジョンシムは、クムスンに小言をしょっちゅう言っていますが、実は優しかった。クムスンが疲労から熱がでたとき、夜遅くまで看病したのです。思ったことを気にせず、口から出せるというのも、家族の一員として無意識に認めているということなんでしょう。ちょっと涙ぐんだシーンでした。
しかし、このドラマでも、離婚経験のあるソンランと長男シワンの恋が問題となっています。シワンはソンランを親に紹介するのですが、ソンランの離婚経験についてはどうしても親に言い出すことができません。もう、こうなったら、最後まで秘密にしてください。めんどうですから・・・^^親に言うと、きっとうるさいことになるでしょう。お国柄とか、自分の考えとかあるのですが、離婚経験とか、子供がいるとか、そんなにぎゃ~ぎゃ~騒ぐことでは無いんじゃないのかな。本人どおしが良いって言っているなら、それで幸せになる道を探してあげれば良いだけです。親としては、年長者としてその結婚に対する危険性をアドバイスすることはできます。しかし、あの人は離婚経験があるとか、子供がいるということがどういう危険性があるかを提示してもらえないとどうも納得できませんよ。そこが、無いと、親の単なる見栄が理由なの?と思ってしまいます。
さらに、ソンランの意志を無視して「我が家では1年は同居するきまりになっている」なんて言われてしまうと、私なら、何にも思っていなくても、逆らいたくなります。「きまり?」って何よ。そこには、相談とかいう余地がありません。同居しても良いなと思っていても、言い方の問題で「考えさせてください」と言いたくなるんですよね。ひとつのことで、万事をはかることはできませんが、同居したあとでも、自分の行動に対して、これまでの家族の決めごとと言って干渉されるのが予想されてしまいますから、「この結婚はしんどいなぁ」と思いますよ。それを越えさせるのが、「愛」というものですが、ここでのシワンはどうでしょう。どうも、すっきりしませんよね。実は、ソンランの離婚経験に最もこだわっているのがシワンなんじゃない?夫となる人が、こんなんじゃ、ソンランの結婚は止めた方が良いなぁと思いました。最終的には親に言って、乗り越える道をとるのでしょうが、ひっぱりすぎ。遅くなればなるだけ、騙していたという感情が親に生じますので、反発がきつくなります。・・・ということで、ここはイライラしています。
ジェヒの恋はどうなんでしょう。ここは・・・・良いですよ。「好きな人がいるんだ」とウンジュをきっぱり振って、クムスンへ向かうジェヒなんですが、その方法が可愛い。従来のドラマの男性主人公とは、ちょっと違う女性へのアプローチです。会いたい、電話したいと思う気持ちを、クムスンに、はっきり伝えることもなく、今のところは、なんか自分の心の中で恋を楽しんでいるという感じです(子供っぽいともいう^^)ここでの、ツボはジェヒがクムスンのことが気になることに対して、クムスンが「何よ~」って感じのところでしょう。
クムスンは、子供がいますから、再度の恋なんて、頭の中にありません。ですから、男性に対して、素っ気ない。しかし、もはや、容貌的には、髪の毛と化粧を変え、けっこうな美人となっています(女性は化ける能力があるんだぁ^^)。テワンが言っていましたね。「ノ家の男性は、女性を見る目は確かだ。しかも、末っ子のジョンワンが一番だった」つまり、ジョンワンが選んだ女性であるクムスンは、誰が見ても魅力的で素晴らしいと間接的に言っているわけです。男から見ると、子供がいても、魅力的な「危ない女」ですから、テワンは、クムスンがきれいになるのを警戒しています(笑)クムスンの2度目の恋・・・これはノ家をでていくことを意味しています。家族を持っていなかったクムスンが、家族となったノ家からお嫁に行くってのが今後の大きな泣きポイントなんでしょうね^^
そうそう、美容室のヘミにクムスンに子供がいるということを知られてしまいました。このネタで、クムスンをまたいじめるのですが、こういうのって、がまんするのは意味無いんですよね。院長にバラされたくなかったら、言うことを聞けと言われても、この要求はエンドレスです。がまんするだけ馬鹿らしい。逆に「私はこの仕事を失ったら生活できない。その原因を作ったあなたをどんなに恨むかわからない。生きていけない者の恨みを知りたかったら、どうぞやりなさい。私は失うものが無いんで夜道やケガに気をつけてね」なんて逆に脅かしたいです(過激だぁ^^)まあ、こんなことを言っては、健全な主人公とはなりませんので、クムスンはがまんすることにしました。こうして、耐えていれば、それがわかる人が現れて、ヘミの根性悪が暴露されるのでしょう^^
クムスン母のエピソードは今後のドラマの中心となる大きさです。元気な時なら、まだ、クムスンに会えたけど、こうして、透析を受ける身になって、母として名乗ることは、腎臓をくれと言っているようで絶対できないというクムスンの実母です。そんなことを考えるところが、「腎臓が欲しい」って言っているようで、親子の情念というのは、もっと別で、単純に会えば良いのにと思ってしまいます。めんどくさいから、会ってから、後は考えようや^^会わないなら、忘れろ~^^これじゃ、ドラマになりませんね(笑)
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コメント
今晩は。。。。
私は・・・ジェヒとクムスンが知り合ってる・・・時期は観たことないんですが・・・二人の恋からすると・・・ジェヒが強引に行きすぎて・・・まるで子供・・・だだこねてうって思うのが。。。可愛くてね
ときめくのよ
あ~~~~これを見るがかぎり
恋っていいなって思うわ
目標。。。80話近く・・・から、もっといいよ
さて・・・黄金のリンゴ
内容はとてもいいと思う
父が濡れぎぬをきせられ・・・獄中死
濡れ衣・・・晴らすために兄妹で時効までに・・・なんだけどね
30話・・・にしなくても・・・だわ・・・・
まぁ~~~~ご覧あれえすわ
投稿: おじょ | 2009年8月10日 (月) 19時13分
呼ばれてもいないのに、またまた登場しましたminamiです。すみません。
いろいろな話がいくつも絡まっている場面ですよね。特にシワンとソンランの話は後々のクムスンとジェヒのストーリーにかなり絡んできます。シワンの優柔不断さに対してジェヒのカッコいいこと!・・・おっとすみません。これは、かなり先の話でした。
ヘミの根性悪ですが・・・いつの間かフェイドアウト?見そこなったのかなぁ?
ジェヒがクムスンを好きになってしまった決め手は?決定的な理由は何なんでしょう? なんだか、いまだもやもやと・・・
それにしても、ぼんやりさんの視聴スピードは速いですね。。。。またの感想を楽しみにしていますね。
投稿: minami | 2009年8月10日 (月) 20時47分
おじょさん、こんにちは^^
このドラマのジェヒは、今のところ、何か変わった役です。強引な愛情表現ではなくて、さりげない・・・恋を自分の中で楽しんでいる感じです。それは、ちょっと子供っぽい感じもして、可愛いと感じるのでしょう。ジェヒの恋のアタックがクムスンにどう波及していくかが楽しみです。
黄金のリンゴは先日録画したのですが、見るのはいつになるのやら。。。って感じです。長編ものを見ていると、他にドラマが貯まっていきます。今、見たいのは、内容・評判知りませんが「アクシデントカップル」「ソル薬局・・」ってとこかな^^
投稿: ぼんやり | 2009年8月11日 (火) 06時28分
こんにちは、minamiさん^^
シワンって、まじめな良い人だと思うんだけど、いかにも長男って感じの性格付けです。もっと、シャキッっとせんかい!と言いたくなります。そうか、ジェヒにとって、クムスンは子持ちで結婚経験者ですから、シワンとソンランの関係に似ているのですね。ここを、対比させてジェヒの態度を描くのか。ふむふむ・・楽しみなことです。
ジェヒが恋におちた過程はどうだったんだろう。バイク事故でのケガのウソが罪悪感となり、クムスンを見るようになってしまった。毎日、忙しくて女性に興味なかった彼が、女性を見てしまったのです。すると、患者に青汁を飲ませた時の返金や美容室への就職などのエピソードを見て、一生懸命生きているけど、すさんだ所がないクムスンが可愛くなってきた気がします。それは、可愛いモノをずっと見ていたいという感情に似ています(クムスンはペットかい^^)次は、触れてみたい。。。感情を交わしてみたい。。。に変わってくるでしょうね。
恋は五感の総動員です。姿を見て、声を聞いて、さわってみて、においを感じてみて、味わう(ムフフ^^キスかい)この欲求を順番にクリアーして・・・恋におちて・・となっちゃいます(笑)
投稿: ぼんやり | 2009年8月11日 (火) 06時59分
ぼんやりさん、ジェヒが恋に落ちた過程?
ふむふむ、奥が深いですね~。ありがとうございます。
実は最初のころ、あまり好きじゃなくて(このドラマ)テキトーに見ていたような気がします。ジェヒも好きじゃなかったし。・・・今じゃ、カンジファンのファンクラブ会員ですが(笑)
もう一度最初のころをじっくり見てみたい気がします。
投稿: minami | 2009年8月11日 (火) 21時00分
ぼんやりさん、こんばんわ。クムスン順調にすすんでいるようですね。シワンはクムスンに対してもとてもいい人なのですが、やはり名門大学でのエリート意識が強いのでしょうか。逆にソンランに「そんな男、振ってしまいな!」っていいたくなります。ジェヒはモテモテだったという割にはクムスン一筋で純情そのもの、これは彼の
父親不在の(事情があって)辛い中で育ってきたことも影響があるように思います。(クムスンがひたむきに生きている姿に心奪われる)しかしクムスンは恋だ愛だといっている閑もなく彼に目もくれないのでジェヒが少し可哀想です。この後いよいよ臓器ハンターと実母の登場が増えてきますが、クムスンばあちゃんと叔母(コマ母)のやりとりがとても好きです。叔母は「タルジャの春」の”怖い上司”以来のファンですが、うるさい姑によく付き合って、エライ!です。クムスン姑もヘアの実験台にされチリチリパーマをかけられてとてもほのぼのしてきました。 ぼんやりさんのおすすめの「ストック」「ありがとうございます」見ました。両方とも一気にみてしまいました。「ストック」ではリュ・ジンに惚れ直し、「ありがとうございます」ではチャン・ソヒこんなに素敵だったっけ?(「僕の彼女を・・」での印象が薄かったので)と見直しました。それでは、また・・。
投稿: ポーチュラカ | 2009年8月11日 (火) 21時52分
こんにちは、minamiさん。
私にとっても、出だしはなかなか辛いドラマでしたよ。ジェヒでてこないし、辛いシーンが多いからね。
配役が良いんですね。それぞれの役にきれいに、はまっています。でも、私にとっては、長い~。
投稿: ぼんやり | 2009年8月13日 (木) 06時38分
こんにちは、ポーチュラカさん^^
シワン・・・良い人だけど、ダメダメです。こういう人は、親の進める女性と見合いで結婚すれば、平和に暮らせて幸せなのでしょう。でも、いつまでも「初恋の君」を心に抱いて、ウジウジするので、それもダメかなぁ。シワン母も悪い人ではないんだけど、けっこう人を傷つけます。ソンランがシワン母にいじめられるのかぁ^^
「ストック」も「ありがとうございます」も、どっちも、しみじみとしたドラマですね。心に余裕がある時に見たいドラマです。
投稿: ぼんやり | 2009年8月13日 (木) 06時47分