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2010年6月

2010年6月 7日 (月)

韓国ドラマ「お嬢さんをお願い」見終わりました。

韓国ドラマ「お嬢さんをお願い」全16話見終わりました。結論から、書きますと、とっても良いドラマです。見て下さいのオススメです^^以下、ねたばれを含みます。

基本的に私はこのドラマの持つテイストが好きなのです。お金持ちでわがままいっぱいに育ったお嬢様が、執事として仕える男性に、人生の大切なものを教わり、本当の幸せはどういうものであるかを知るというミエミエのストーリーが好きなのです。演じる女優は、韓国風の美人とは言い難いユン・ウネさん。このドラマでのお嬢様風の化粧と服装の似合わないこと似合わないこと・・・これが、このドラマの最大の欠点。しかし、彼女のもつオーラなのか演出なのかわかりませんが、いつの間にか可愛く見えてしまう。そして、男優の方の、ユン・サンヒョンさん。はじめは、どう見てもおじさま風で、格好良くないよな・・違います。それが、格好良く見えてくるのです。もう、チョン・イルさんより、ずぅ~~と格好いい^^

こうして、この2人の恋に釘付け。ミエミエのストーリーですから、どこかのドラマで見たようなシーンとかもあります。しかし、ストーリーが、期待通りにくるので安心して見られるのです。これは、目新しさが無いという批評を生みますが、そうでは無い。自分が韓国ドラマを好きな理由という根本的なところに繋がっていて、そこをある意味満足させてもらえるのです。ですから、私は、このドラマに対して高い評価を与えます。変にひねくった事故とか不倫とかいじめは出てこず、まっすぐに一本「幸せって何?」と言うのです。

ですから、こんな軽いドラマにもかかわらず、いっぱい良い言葉がでてきます。前半部の人を幸せにする3つの言葉・・「ごめんなさい、ありがとう、愛してる」は最高でした。そして、「愛だけでは人は幸せになれない」を受けた言葉「しかし、愛なくして幸せになるのはもっと難しい」には驚きました。「愛以外に、できればやっぱり経済力は欲しいよな~」と、もともと私は思ってますから、次の言葉には、「なるほど~」と思わされたのです。人と人との心の繋がり・・・これを人は愛と言い、情と言うのです。これは、本当は意識せず持つことが多く、大きさもマチマチですから、他人と比べて少ないことに気がつきません。

このドラマでは、愛に乏しかったヘナが、いつしか人を愛することを学び、その愛は、自分を愛してくれる人や自分に仕える人々への感謝を生み、ついには敵対する親戚をも飲み込んでしまうというすばらしい物語です。ぜひとも、ヘナの成長とともに、自らの幸せを振り返ってください。今、あなたにとって大切な人、大切なモノはありますか・・・?ほら、空気のように普段大切だと思わないものが大切でしょう?。少しでも意識すると、そこに感謝の気持ちが生じます。すると、心の中に、幸せのカケラが生まれますよ。

そして、ヘナがドンチャンを選択するきっかけとなった言葉は「お金や立場ではなく、欠点を含めてお嬢様自身をもっとも大切に見てくれる人と幸せになってください」でした。そう、そういう人のためなら、自然と笑顔があふれ、共に人生を歩めるなら、他のモノは捨てることさえできるのです。そして、それを「持てる者の世間知らずの行動」と言われようとも、自分で選んだ以上、後悔はしないのです。いや、後悔したくないのです。過去を振り返っても、それはもはや戻ってはきません。ですから、その時の自分の選択を糧に、次の選択をより正しき方向へ進む。ドンチャンがスパイの執事に言った言葉「だれでも、人生で少なからず1度は大きな過ちをおかす。大切なのは、同じ間違いをしないことです。」人は、こうして成長していくのでしょうね。

さて、ドラマ後半は、イケメン弁護士テユンを好きだったヘナの心が、ドンチャンに変わっていくところが描かれます。この過程は、実はとっても難しい。何故なら、簡単にヘナの気持ちを変えてしまうと、視聴者は「この浮気者!」って気持ちを持ってしまうのです。それを打ち消すためには、長い長いエピソードの積み重ねとドンチャンの一途さが絶対必要なわけです。そうして、はじめて視聴者は納得する。「そうだよね。あんなに愛してもらって、しかも彼の前では本当の自分がだせるんだから・・」と視聴者に思わせないとダメなんです。このドラマは、とてもうまくできてまして、ドンチャンの愛はヘナを意識してから、ピクとも揺れません。あんなに可愛い妹分のウィジュがいてもですよ。(私なら、もう、絶対ウィジュです(笑)ウィジュは、見事な性格付けでした。あっさりしていて、情に厚く、しかも、口に出したいことは言う。拗ねた表情や喜んだ表情や口調をムン・チェウォンさんが豊かに演じあげています。)ということで、ヘナの心変わりを視聴者は許すのです。「テユンが好きっていってたけど、気づかないだけで心の奥底はドンチャンだったし・・」と思ってしまうのです。はい、脚本家の大成功ですね(笑)

ただ、後半で最も重要なターニングポイントであるドンチャンの交通事故からヘナ病院来訪からキスのシーンは早すぎると感じました。テユンの両親に会うという時間を放棄して、ドンチャンの元に駆けつけるという明確に意志の入った行動ですが、その後のヘナからのキスはいくぶん唐突でしょう^^しかも、病院の通路でっせ、そこは・・・^^次回へひっぱるための強烈なシーンかもしれませんが、ちょいとドラマチック過ぎまして、え~~と私は驚き、その場面の2人の感情についていけませんでした。もっと、ためてよ~~。

ドンチャンの過去が新聞に掲載されて、ヘナと逃避行するところは、その無計画ぶりに「君はどこの星からきたの」を思い出しました。そして、逃避行の海でのシーンは何故か「冬のソナタ」を感じました。それでも、私はかまいません。それが好きなドラマだということ。好きという感情に理由はありません^^この逃避行で、女は愛のために全てを捨てられる。そして、男は女のために自分と苦労する道を歩ませたく無いと思うという古典的なギャップを生じさせます。そうして、ドンチャンはヘナを手放すのです。すると、全てを捨てられたのに、何故あなたは私を受け取ってくれないのということになって、またもや、ミエミエのお涙ちょうだいとなるわけです。もう、わかりきっててもイイ!泣ける!

そうそう、ヘナとドンチャンが相手に「愛してる」という言葉を発するシーンはいずれも胸を打ちます。ここで来たかぁ~という名シーンですから、心してみてくださいね。最終的には、わかっているハッピーエンドです。終わり方に私は不満はありません。テユンとウジュの凸凹コンビもいつの間にか良い雰囲気となっています。

最終話の空港のシーンが来た時は、もう私は、つべこべ言ってるヘナを絶対背負うぞと思っていました。これをヘナの方から言うなんてね。最後の決め台詞は元ツバメらしいドンチャンの「別のお嬢様を捜そう」です。これってアドリブ?大笑いして終了。パチパチ。良いドラマでした。素晴らしい時間をありがとう^^

OSTは、良いです。含まれていない曲でも良いのがあって、「Romance」 前に紹介した「I Love You」はデジタル配信らしいです。

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