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2011年5月16日 (月)

韓国ドラマ「僕の彼女は九尾狐」見終わりました。

韓国ドラマ「僕の彼女は九尾狐(クミホ)」全16話見終わりました。ちょっと惜しいって感じですが、私としては、非常に良いと思ったドラマです。前半は、ムカツキキャラのチャ・テウンとあまりに可愛い(幼いとも言う)ク・ミホのエピソードに引く人がいるかもしれません。しかし、ストーリーは思っていたように切ない展開となり、最終話へと繫いでいきます。客観的には、まあ、おすすめ。主観的には、とってもオススメという変わったドラマです。

つまり、私としては、ク・ミホの一途さとか可愛さにノックアウト!この感覚は「君はどこの星から来たの」のボクシルに通じるものがあります。ストーリーは置いておいて、ク・ミホが可愛い。この感覚を持った人は、良いドラマというでしょうね。以下、ネタバレ。

このドラマのク・ミホは、もともと狐ですから、人間ではありません。ですから、自分の感情に正直です。好きなものは好き、嫌いなものは嫌い。本能に従って、自分の気持ちをそのまま口に出すのです。私は、このク・ミホを見て、うらやましいと思うのです。人間でないからこそできる正直さ・素直さに私は魅了されてしまったのです。

そして、このク・ミホは人間になろうとします。すると、働いてお金を得ること、人との付き合い方を考えること、学ぶことなど、いろいろなことを覚えていきます。人間になること・・・それは、つらいこと・・・実は、自分の気持ちのままに生きられないことなのかもしれません。ただ、テウンが好きという純粋さが、生きるということに変わっていくことが悲しい。このドラマの前半のテーマは、まさに、ここにあると思いました。

そして、次のテーマは年をとることは、悲しい事ではないということです。ク・ミホは、永遠ともいえる命を持っていました。それなのにわずか90年足らずしか生きられない人間になろうとします。私達は、死にたくない、若いままでいたいという、はかない希望を持っています。しかし、永遠の命をもつ者からすると、時が流れるということが逆に幸せなことだというのです。人生は有限であるから、少しでも自分の希望となるように、計画をたてる。そして、すごした過去を振り返って、自分の生き方を見ることができるという幸せがあるというのです。なるほど・・・確かに命が永遠で時が流れないなら、そこには虚しい思いが生じるかもしれませんね。隣の芝生は青いというように、自分の境遇でないものへのあこがれ。どっちが良いのかはわかりません。でも、現実には、人の命は有限で、選択できるものではありませんから、結局、与えられた範囲の中で、悔いのない精一杯の生き方をするしかないということです。

そして、最後のテーマは、人は愛する人のために命を捨てられるか?自分の命が無くなっても、他の人を生かしたい。国のために・・・家族のために・・・子供のために・・・そういうことができる場合があります。このドラマでは、テウンとミホは、自分の命を削ってでも、愛する人の命を救おうとします。迷うことのない愛。ドラマの中で見せられると美しいです。しかし、このドラマでは、それだけではありません。こうして救われた命を持つ方は、いつしかそのことを思い出にして忘れてしまうというのです。すると命を捧げた方は、馬鹿らしくないか?いえ、そうではありません。愛する人への想いや行為は自分のもの、相手の想いや受け取り方で変わるものでは無いはず。自分がそれで良ければ良いのです。こうして、ミホやテウンの選択ははっきりとしたものとなっています。

まあ、こんなに軽いドラマなんですけど、いろいろいっぱいなテーマみたいなものが感じられました。さすがの脚本ですね。

心に残った名シーンは2つ、ひとつは8話でテウンから花束をもらったミホがテウンに「私のこと好きになれる?」と問うシーンです。この時のミホは、暗い背景に浮き出るような白系の服、アクセントに花束という映像的にとっても美しいです。Kumiho 私なら、「はい」と即答しそうです(笑)が、よーく考えると、この娘は狐の妖怪・・・人と狐は違うのです。テウンはもちろん答えることができません。ミホの希望は、私がクミホでも好きになって欲しいということでした。どんなに仲が良くても、テウンはミホに好きという言葉を発しません。ここが、次の感動シーンの最大の伏線です。ミホはどんなにテウンが好きでも、その心をもらえないのです。

そして、11話のテウン告白シーンへと続きます。別れを覚悟した100日契約、人間と狐の妖怪との恋という障害のため苦しむミホとテウンですが、11話でついにその二人の想いが重なります。大学近くの聖堂でテウンはミホに「2人が違うことは、好きだから大丈夫だ!」と言います。まさに、この言葉をどれだけ待ったことでしょう。そして、ヨチン(彼女)と言われたミホにテウンのキス!いいよ~~ここ(笑)この後、いちゃいちゃシーン連発^^

さて、私の感じたこのドラマの欠点は、テウン叔母ミンスクとパン監督の恋のサイドストーリーがあまりに笑いに振っていることです。この2人のシーンがでてくると、テウンとミホの恋に集中していた気分が空振りする気がしました。人によっては、おもしろくて良いと思うかもしれませんが、私は駄目でした。そして、ファンの方には申し訳ないのですが、このドラマのテウン役のイ・スンギさんとトンジュ役のノ・ミヌさんが、別の人だったら良かったのにと、思いました(ど~も好かんって感情です。まったく個人的な感想ですからごめん)そして、最終話あたりのストーリーの流れのわかりにくさが問題です。いくらなんでも、日食でそんなことが起こっちゃぁ非現実的で、口が開いたままになります。終盤の三神ばあさんと子供妖怪の存在・さばき方もいくぶん@@です。ということで、いつの間にか眠っていたというシーンもありましたよ。

以下強烈なネタバレです。注意。

ところで、途中で、私の予想した最終話のおとし所って・・・・50日でテウンの体から取り出した狐の宝玉をミホが自分の体に入れず、保管していましたから、うまい~脚本って思ったわけです。つまり、ミホが人間になるため、狐として死亡する瞬間、テウンの命の半分を持った玉を戻して、ミホは人間になると予想したわけです。最終話間近は、ミホの命を戻すための宝玉の行方を巡って、エピソードを積み重ね、最終話で、死に向かうミホに戻すべく宝玉をもたないテウンを描き、ギリギリのところで宝玉を戻すって感じに展開すると思ったんですね。そして、愛する人と同じ立場で暮らすという幸せは、時間で計るものではなく、自分の命の長さ半分を失ってもまったく問題ない・・と締めると思いました。ところが、脚本家はそう作らなかった。ミホが消えるという最大の山場シーンをどうしても撮りたかったんでしょうか。

三神ばあさんとの約束と天のきまぐれ・・・で終わらせちゃ、私にはファンタジー過ぎました。とっても残念。この最終で、人に勧めるのがちょいと怖い気がします。視聴対象年齢は、ちょっと下という気がします。ストーリーの流れは読めていますので、自分がこのドラマに何を見るか?それによって評価が分かれると思います。大きな感動を与えてもらえるわけではありませんので、楽しく見られるかどうかがポイントでしょう。それでも、有り余るほどのミホの可愛さで、私は、個人的に、このドラマを好きというほかありません。可愛い女性から、街中で大声で「とっても、とっても、とっても、とっても、大好き~!!」(どっかの歌詞ではありません^^)って言われちゃ・・・テウン幸せ過ぎ(笑)

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コメント

今晩は。。。。

   文章。。。妙に納得なんですよ
  ぼんやりさんの言うとおりなんですよね・・・・・

    けど・・・

      けど・・・・・

  イ・スンギ・・・・なんですわ
  
 ミホの一途さは。。。ときめきましたよ~初恋。。。ですよね
  可愛くて『恥じらい』もよかったと思います
  もう一つの不満は。。。
   もう一人の・・・クミホ
  入れ替わろうとする。。。。時に~一ひねり欲しかったな

   確かに。。。惜しい・・・って感じはありますが・・・・

   ・・・・・???なんだか
     感想が『バラバラ』だわね
    
     ごめんなさい  

   

投稿: おじょです | 2011年5月17日 (火) 19時54分

ぼんやりさま

はじめましてlovely
いつも的確な感想をたのしく拝読しておりました。今回思い切って初コメさせてくださいませ。

「九尾狐」はぼんやりさんと同じで、とにかくシン・ミナが可愛かった~
これにつきます。

ファンタジーなので、結末はある意味なんでもアリな感じがしていたので、ラストのメロウな部分もそこまで切なくなかったのが、残念です。ファンタジーで切なくしようと思ったら、なかなか大変ですね。

投稿: yuca | 2011年5月17日 (火) 21時29分

おじょさん、こんにちは^^
イ・スンギさんのブレーキが強烈なんですね。私も、生理的に好きでないほうに、入っていますが、後半は、そう、気にならない程度でした。・・・といって、若くて、妙なイケメン俳優も、私、苦手ですけどね。このあたりは、好みなんでしょうがないよね。

投稿: ぼんやり | 2011年5月18日 (水) 06時31分

yucaさん、こんにちは^^

いらっしゃいませ。気軽にコメントくだされば、うれしいですよ。ずっと、このブログも更新してなかったのですけど、最近、ちょっと更新中です。いつまで続くやら、ほそぼそでございます^^

このドラマのシン・ミナさんは可愛いですよね。ちょっと目が離れた顔つきが、慣れるにしたがって、気にならなくなる(笑)ちなみに、私は、日本の女優さんでは、菅野美穂さんが好みですので、同じ系統の顔じゃないかなぁ~。ストーリーはちょっと惜しい感じでした。もっと泣けるかと思ったのですが、何故か泣けない・・・演出なのか、話の流れなのか・・・

投稿: ぼんやり | 2011年5月18日 (水) 06時41分

はじめまして。
こちらの作品はまだ拝見しておりませんが、一番最新のところへコメントさせていただきます。
去年の誕生日(7月)に私の名前はキムサムスンのDVDをプレゼントされ、そこから韓流ドラマへのめりこみました。
ぼんやりさんを参考にレンタルしたり、Gyaoで見ております。見終わった後、ぼんやりさんの鋭い感性の感想を読み、深い感動を頂いております。つい先日ファンタスティック・カップルを見終わり、14・15話の切ない気持ちがまだ後を引いてます。
パリの恋人は1話目から嵌りました、今14話まで来ています。ぼんやりさんお勧めの作品にパリの恋人があるのですが、感想がないのは何故かなと・・・あればいいのになと・・ずいぶん前に見られているだろうから、いまさら書けないとは思うのですが、と長々と思いのままを書いてしまい失礼しました。これからもどうぞよろしくお願いします

投稿: garasya | 2011年5月18日 (水) 09時52分

こんにちは、garasyaさん^^

残念ながら「パリの恋人」は、このブログ開設前の昔に見たので感想がないようです。もともと、私は忘れっぽいので、感想書くには、再視聴しないとね・・・(笑)

韓国ドラマも、毎年雰囲気の変わったドラマが出てきてますから、どういう順で見るかが、意外と重要かもしれません。最近はまとまった時間が取れないので、感想を書くより、視聴する傾向が強いですわ。

投稿: ぼんやり | 2011年5月19日 (木) 06時35分

こんばんは!
イ・スンギさんは今回が初めてですが、シン・ミナさんと お似合いのカップルだなぁと見ていましたし、なかなか演技力もあると思いましたよ。決して はまりませんでしたが・・・
ミホとテウンの一途なかわいい愛!を見せてもらったという感じでした。私はミホの返事「う~ん」(何回も出てくる)が、かわいくて好きでした。

ぼんやりさんのお好みの女優さん・・なるほど。。あっ クミホと関係なかったですね。"ノムノムノム チョア♪ マーニ マーニ チョア♪ ノムノム ポゴシポッソヨ!" 一途で良かったです。

投稿: kei | 2012年4月13日 (金) 19時56分

こんにちは、keiさん^^
シン・ミナさんは、どっちかというと変な顔と思っていますが、このドラマの演出、カメラワークのためか、とっても可愛く撮ってもらっています。可愛い・・幼い・・という感覚は、赤ちゃんを見る感覚に似て、守りたいという感情に繋がります。

このドラマは、主人公2人の可愛い愛をえがいた1本!ですから、可愛いと思わなかったら、え~という作品となります。たまには、こんなちょっと幼い感じのドラマを見るのも、若さを保つ上で良いかもしれません。

投稿: ぼんやり | 2012年4月14日 (土) 09時38分

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