日本のドラマ「もう一度君に、プロポーズ」2話まで見ました。
日本のドラマ「もう一度君に、プロポーズ」を2話まで見ました(こんなん・・見るかぁ^^いいのだ)。このドラマは、5年間一緒にいた妻の宮本加南子(和久井映見)がくも膜下出血の後遺症で、夫の宮本波留(竹野内豊)との記憶をなくしてしまい、夫がもう一度妻にプロポーズするという物語のようです。久しぶりに見る日本のドラマ・・・見事にとっても切ない感じで始まったドラマで、私のツボを押してくれそうな気がしています。視聴率は、そんなに良くないようですが、この2話はしみじみと展開していまして、よろしいと思います。
夫婦って何年か経つと、恋していた時の気持ちを忘れるみたいです。「平凡な幸せ・・それって変えないといけないような気がする・・」どうなんでしょ。平凡という幸せは、最高の幸せだと思います。ただ、それに気がつかないことのほうが多いんじゃないかな。無くしてしまった時、あの時は幸せだったと思うはず。普段から、すっごく幸せなんて思っていたら、いつかは山を下る時がやってきて、なんか不幸せって感じになる気がします。でも、それが良いと思う人もいると思いますが、私は、平凡な幸せ・・幸せと意識しない日常ってほうが好きです。
このドラマでも可南子は、夫婦としてのマンネリを打破するために、デートや愛妻弁当や記念日を祝うなんてことを、考えていました。夫婦になって、4年目、すでに2人の生活の呼吸が確立されてきていますので、なんでいまさら・・恥ずかしいと思うことのほうが多いと思います。まして、もし、子供でもいたら、夫婦はすでにお父ちゃんとお母ちゃんですから、いちゃいちゃなんて、できません(笑)。でも、その人が自分にとって大切な人であるということを伝えること、自覚することはとっても大切なことです。波留は、妻の記憶から自分の存在がすっかり抜け落ちていることとを知って、妻が大切な人であると強く認識しました。
こうして、ここで、切ない設定ができました。夫は、妻をかけがえの無い大切な人と思っていますが、記憶の無い妻にとって夫はアカの他人・・(夫がアカの他人だったら良いのに・・っていう視聴者はおいといて・・・^^)当然のごとく、妻は夫に好きという感情を持っていないのです。夫にとって、これはきつい・・視聴者に、うわぁ、こりゃ心が痛いわと思わせたら成功です。若干、台詞棒読み感のある竹野内さん(私の苦手な男優さんです^^)ですが、逆に、短い発語が、つらい気持ちを表していて良いと思います。こうして、夫は、妻の記憶を取り戻そうとするのではなく、新しい思い出を作ろうとするのです。夫「もう一度初めからお願いします!」妻「ごめんなさい」ひえぇ・・・・;;(笑)
一方の妻役の和久井映見さん。。(こっちは好きな女優さん^^)すごいわぁ、こんな役ができるのか。若いです。これを、ぶりっ子演技とみるか、純粋で可愛い演技とみるかで、このドラマの評価が分かれるでしょう。この後、みえみえのストーリーがくるのでしょうが、わかっていても切なくてイイ!といえる演出をお願いします。
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