9月の末に遅い夏休みを取って屋久島に行ってきました。さて、結論から言いますと、屋久島は良いところです。文字や文章では伝えられません。ぜひ、一度行ってみてください^^。今回は、移動日前泊を含めて1週間足らずの旅です。だいたいの計画は1日目はレンタカーで名所めぐり、2日目は白谷雲水峡から縄文杉へ行き山小屋泊、3日目朝の縄文杉を見てから白谷雲水峡越えで戻る。4日目、カヤックと沢登り、5日目屋久島一周、6日目残った所をチラ見して、帰路へというものです。
さて、以下は長い日記のような旅行記(自分の覚えにも書いているので・・)です。
屋久島は鹿児島の南にある島ですが、そこに行くには飛行機か船です。私は、飛行機が船より好きなので、空路を選択しました。すると、出発空港は鹿児島空港、福岡空港、伊丹空港となります。通常は、いろんなところから鹿児島空港へ行き、乗り換えて、屋久島へ入るようです。私の住んでいるところからでは、JRを乗り継いで伊丹、福岡、鹿児島のいずれかの空港が使えます。でもって、選んだのは福岡空港。。。この空港は、新幹線のとまる博多駅から地下鉄で5分という恐るべき場所にあります。通常、新幹線の止まる駅と空港は離れていますので、ある意味すごいと思います(これからどっか行くときは、この空港を使おう^^)。
9月も押し迫ったある日、仕事を終えた私は、新幹線に乗って博多へと向かったのでした(「のぞみ」と「みずほ」はどっちが早いと駅員さんに聞いた馬鹿な私・・・)。この日、宿泊したのは「ホテルクリオコート博多」博多駅前にあるホテルで、遅く到着してもチェックインできますし、目の前に空港行きの地下鉄入り口があります。泊まるだけなんで、利便性と安さ重視ですが、1階にパチンコ店があって、ホテルのエレベーターに乗るのに、タバコの煙がむんむん。。ありえん^^今度は、泊まるだけにしろ別のホテルのほうが良いかなぁ。こうして、仕事気分のまま、旅行前日は終了。寝たのが福岡というだけです。
★屋久島1日目★
翌日、朝の福岡空港発便で、鹿児島空港へ行き、鹿児島空港から屋久島空港へ行きました。福岡空港から屋久島への直行便もありますが、屋久島へ入るのが遅くなるので、それは使用しませんでした。前泊してないなら、福岡からの直行便が便利なのでこれを使ったでしょうね。天気は晴れ。屋久島は雨がとっても多く、台風の通り道でもあるので、まずは良かった。
屋久島に入った私は、定番の軽自動車のレンタカーを借りました。親切なことに、空港に着いたら、名前を書いたボードを持ったレンタカー屋さんが待っていて、空港でレンタカーに乗り込むことになりました。さて、お昼ご飯は何にしよう?「茶屋ひらの」という高そうな店に予約しようかと思いました(2000円で小皿いっぱいの食べきれないような料理らしい)が、初日から、贅沢はいかん!と、安房にある「かもがわ」さんへ行きました。ランチの定食を頼みましたが、安くていきなりの満腹めし・・・。この店が、自分の住んでいるところにあれば、いいのになぁと思いました。
さて、ここで、本日の予定を考えました。もともとは、「屋久島環境文化センター」のような箱ものお勉強施設へ行って、屋久島について学び、ヤクスギランドでも軽く覗いて見ようと思っていました。しかし、ここは自然溢れる所、建物に入っちゃいかんということと、森を見すぎると翌日のトレッキングの感動が薄まるだろうということで、「滝だ~滝にいくんだぁ」と決定。(この選択はどうだったか今でも微妙。箱物お勉強でも良い気がする)
「行くなら一番遠い有名な滝に行くんだ~」で、途中にある名所を飛ばして、一気に島の西部の「大川の滝(おおこのたき)」
へ行きました。落差88mで、見た感じ2本に分かれて落ちてきます。左の滝は豪快で、右の滝は岩の上を滑るような優しい感じの滝です。誰もいないので、とってもいい感じ。岩の上を八艘飛びして移動していたら、私、すべってこけました。いきなり、怪我かぁぁ・・・初日で終わったぁ・・・と痛みの中、頭に嫌な予感がはしりました。しかし、大丈夫・・すりきずですみましたわ(ほっ^^)ここの岩はむちゃくちゃ滑りますので、行く方はご注意ください。
さて、帰り道、車を走らせていると「塚崎タイドプール」
こっち・・の看板がありました。何?タイドプールって?よくわからないけど、海の方向じゃぁ~明日は山だから、海へレッツゴ~。タイドプールとは、いわゆる潮溜まりのことで、干潮になったときに、お馬鹿な魚が、岩の間の水溜りに残されているのを見るという所らしいです。かんかん照りじゃぁ・・・日に焼けるぅ、足元には、一面サンゴ
が山盛りでザクザク(これって価値ないのだろうか?と思うところが下賤なところ^^)。・・という南国気分を満喫しました。やはり、誰もいないところがとってもいい(いや、人のいないところに行ってるのかもしれません)。
その後は、中間ガジュマルをチラ見しました。ガジュマルは土台となる木や岩の上に発芽して、気根を地面に向けて伸ばして特有の形に成長します。からみついた土台の木を枯らすので、別名は「締め殺しの木」だって・・・怖いぞ^^
次に、屋久島フルーツガーデンへ行きました。そこへの道は・・細くて怪しい感じです(こっちでよいのだろうかという不安感をあおるという意味ね)。フルーツガーデン・・
駐車場があり、入り口もありました(見た目やっぱり怪しい感じ)ま、行ってみようと小道を上がると「果実庵」という建物があり、そこで、受付です。500円を支払って、トロピカルフルーツの試食。その後、いい感じのおじさんが、フルーツガーデン内を案内してくれました。ガイド・試食付きですので、こりゃOKの場所でした。スターフルーツを食べましたが、これはきつかった^^
こうしているうちに、時間は過ぎ、屋久島1日目は終わり、宿へ向かわねばなりません。今夜の宿は「ロッジ八重岳山荘」です。宮之浦という屋久島東部にありますので、移動距離が長い。宮之浦でレンタカーを返し、宿舎まで送ってもらった時、すでに日が暮れていました。ロッジ八重岳山荘の感想は、まあ、普通・・料金が高くないので、お手軽かと思います。翌朝、暗いうちに宿を出たので、印象が希薄です。ごめんなさい。
明日の装備確認(装備品を買うのが旅行に行くより楽しい私、屋久島内でお手軽レンタルという方法もありますよ。):オスプレーのザック(ストラトス36L)、寝袋(モンベル U.Lスーパースパイラルダウンハガー#3)と寝袋マット(サーマレストプロライト女性用(女性用はちょっと暖かなのでそちらを選択))、雨具は何も考えず定番モンベルのストームクルーザー。パタゴニアのフリースR2、着替え(化繊のシャツ・パンツ、スマートウールの靴下・・結局めんどうなので着替えなかった)、ヘッドライト(ベツルのティカXP2・・・高いが買ってよかった!)トレッキングポール(FIZAN 超軽量 FREELIGHTモデル)と水筒とおやつを準備。登山靴はスカルパ、下はSKINSのA200のスパッツを履き、ズボンはファイントラックのストームゴージュパンツ、上着はテニスウェア、帽子はアウトドアリサーチのレイダーポケットキャップという格好です。
その2へ続く・・・
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