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2016年9月

2016年9月22日 (木)

カナダにオーロラを見に行ってきました。

カナダのイエローナイフってところにオーロラを見に行ってきました。

オーロラを見るのって寒いんじゃないの・・・と思うのが普通ですが、普通の冬装備で大丈夫な3℃くらいです。私は富士山登山装備でオーロラ観測に行きましたが、一緒のツアーの方々は、ダウンコートで対応していました。だいたい現地時間10時から午前2時の間にオーロラを観測して、そのあと寝て、昼起きるという生活でしたが、時差があるので体内時間的にはつらくありません。オーロラは気象現象ですので、運が悪いと見ることができないわけです。今回のツアーでは3日の観測チャンスがあって2日は十分見えました。残った1日は曇りだったので、ダメかなと思っていましたが、ほんの数分雲の切れ間があって見ることができました。したがって、3日間見えたということになります。。

写真で見るとオーロラは色があるようですが、実際に見てみると白っぽい霞のような感じです。まれに赤っぽいフワフワが見えるという感じでした。でも全天にわたってユラユラ動くオーロラが出たときは、みなさん歓声が上がっていました。このツアーを主催しているところは日本語スタッフだらけですので、特に言葉で困ることはありません。ここにオーロラを見にくる物好きは日本人くらいらしく日本人だらけです。あと韓国から来られている方もいましたね。空を見ながら、ぼ~としているのも良いものです。(それなりに寒いので趣味の合わない人には、とってもつまらないと思われます^^)

さて、そう何度も見に来ることはないだろうと思って、普通の人はオーロラの写真を撮りたいなと思います。しかしながら、オーロラは光量が少ないので、星空を写真として撮れる技術と機材が無いとダメです。まったくの写真素人の私ですので、少しばかりカメラを勉強。なになに、ピントを無限遠に合わせて、できるだけ明るいレンズでシャッター時間を長く取れるカメラが必要とな・・・私が、通常、旅に使用しているカメラは昔から持っている防水・耐衝撃タイプのSONY Cyber-shot DSC-TX30です。1474502532648


これはレンズカバーを開けると準備完了、即シャッターが押せて、何といっても140gという軽さ。小さすぎるため保持しにくいので、私は常に三脚Velbon CUBE(390g)をつけています。これで、一瞬にして三脚が立てられてタイマーセット。自分入り写真が撮れますので旅行用としては最適です。液晶に日光があたるとほぼ見えませんが、慣れてくると問題なし。軽いのは常時持ち歩きには最大の武器です。さて、このカメラでオーロラが撮れるかなと思い仕様を調べると長いシャッタースピードが難しいみたいでした。

そこで、オーロラ用の新しいカメラの選定に入りました。条件は、もちろんオーロラが撮れること、三脚も含め、旅行後も使用できる大きさ、軽さであること、操作が難しくないこと。最終的には、次の2つのカメラ候補となりました。ひとつは、オリンパスOM-D E10 Mark2というカメラにM.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0という高くて広角明るいレンズをつけること。この組み合わせは素人には、いくぶん扱いにくい感じがあり、とっても高価だしかさばります。カメラをOLYMPUS PEN Lite E-PL7にしても良いと思いましたが、やはり変更するレンズが高いというかもったいない。

もうひとつの候補は、Canon PowerShot G7 X Mark IIで発売されて間がないカメラです。1474502494546


キャノンのほうはレンズを変えられないので、おもしろみに欠けますが・・・いやいや私は素人で、記念写真を撮るなら楽なほうが良いということで、こちらのキャノンG7 X MarkIIに決定。寒いと電池の減りが早いということで予備電池も購入(結果的に3℃くらいなら交換することはありませんでした)。

さて、結局、このカメラをオーロラ撮影にもっていって大正解。結論から言うと、今後、もしオーロラを見に行くときにお手軽に記念写真が欲しい人はキャノンのお手軽カメラで星空夜景モードが搭載されてされているもの、今ならキャノンG7 X MarkIIがとってもおすすめ。なんの設定もいりません。このカメラで星空夜景モードにするだけでオーロラが撮れます。三脚でオーロラの方向へカメラを向ける。液晶で確認。シャッター押す・・で、後はカメラが勝手に設定して写してくれます。シャッター開放時間が15秒くらいなので、三脚は必須です。Img_0188


カメラの後ろにわずかな光源(テントの明かり、道案内の明かりなど)があれば、オーロラに向けてカメラセット、タイマースイッチオン、走っていってカメラの前に行き、シャッター音がしたら動かず15秒でオーロラ入りの人物が入った記念写真が撮れます(それなりのピントですので期待はしないでね。あくまでもレベルの低い記念写真)。

このカメラには星空ポートレートというモードもあるので、これを使えばもっと良い記念写真が撮れそうでしたが、フラッシュを一度発光させるようなので私は使用しませんでした。なぜなら、そこここの暗いところに人がいて写真を撮っています。ここでフラッシュなんぞ発光されたら、とっても迷惑(シャッター開放時に思わぬ明かりが入るとその写真は・・・ボツ)。フラッシュを発光させるのは、相当のマナー違反と思われます。Img_0182

さて、調子に乗った私は、カメラに搭載されている星空軌跡モードに挑戦。このモードは星の軌跡が撮れます。北極星とそれを中心に回る星の軌跡とオーロラ・・よし、やってやろうじゃないの!ということで、なるべく動いてなさそうなオーロラと北極星が映る構図で・・・おいおい、この三脚Velbon CUBEはある角度以上の上が撮れないじゃん。う~ん、中途半端な高さに脚を設定できないので、地面に少し穴を掘って1本の脚を入れて少し傾けて固定。はい、星空軌跡モードスタート。。。。定期的にカメラのシャッターが落ちます。おいおい、歩いている人・・ライト持って長時間構図内に入るのやめて~はい、撮り直し。これを撮るときはなるべく人がこないところでやりましょう。20分くらいたって、星が回っていたのを画面で確認して、もう一度シャッタ押して終了。素人写真ですが載せておきます。時間がかかりますがとっても簡単。オーロラは動くので、なるべく動いていないオーロラのほうが良いかな。動くオーロラだと白っぽい部分が画面に増えていき、星の軌跡がぼやけます。

安定した三脚と良いカメラとレンズを持って行き、いろいろ設定を変えてオーロラを撮るのも楽しいと思います。でも、私はカメラ素人。旅の記念写真が撮れたらいい。このカメラでオーロラが撮れない可能性もあり不安でしたが、その時は、記憶に写そうと開き直って旅行に行きました。まあ、天候にも恵まれ写真もそれなりで満足しています。Img_0079

しかし、結局、オーロラ鑑賞で、一番良いと思ったのは、もう3日目でカメラに飽きた私が、天空が見える椅子に寝そべって、星空とオーロラを見ているときでした。人間の小ささと自然の大きさ・・・すごいものです。結論は「撮るのか、見るのかはっきりしろ!」ということです。狭いカメラの中では見えないものを見逃さないよう、しっかり見ることも必要です。ちなみに、ほんとに良いオーロラは一瞬ですよ。

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