韓国ドラマ「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」を見ました。
韓国ドラマ「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」を見ました。ネットでの評価はまっぷたつで、どちらかというと、いまいち!という人が多いと思いますが、私にはとてもおもしろいドラマでした。まあ、どこに視点を置くかでおもしろさが違うのかもしれません。
まず、男優陣はイケメン揃いですので女性視聴者は問題ないでしょう。一方の主役の女優キムゴウンさん・・・1話出だしのところで、こりゃ映像的にパスだな~というのが第一印象です。どう考えても、そこらにこんな顔の人いるよなぁ。私は女優を見てドラマを感じますので、ず~とこのドラマはお蔵に入っていました。「六龍が飛ぶ」の剣の達人チョクサガンの人(ハンイェリさん)と似た感じです(見てない人にはわかりません)。しか~し、出演するからにはそれだけの意味があるというキャストでしたわ。なんか恋愛っていいよなぁというドキドキ感が味わえるのでとってもおすすめ(特に前半)ということです。
2日で16話見てしまうというはまり様。心の声が音声としてでてきますので、演技説明みたいでわかりやすいし、共感しやすいと思いました。このキムゴウンさんが見ているうちに可愛く見えてしまう。慣れるということです。人が持っている美しさは、笑顔や多彩な表情やしぐさで変わっていく。性格の悪い美人と性格の良い不美人。どちらが良いでしょうか。自分の風貌を棚上げすることができませんので、一応性格の良い許せる範囲の容貌の人が良いということにしておきましょう。また主役女性が近所にいそうな女性なので、そのドラマに入り込めるとも思いました。ホン・ソルに恋落ちするイケメン2人・・普通はないだろうと思いながら納得してしまうのが怖い。
あと終盤の問題人物のペクイナを演じたイ・ソンギョンさんもすごかった。おまけで出演している人でわざとらしい演技だなぁと思っていたのですが、終盤病院に入れられた時の美しいことにびっくり・・・通常のドラマならこっちの人が主役でしょう。いや、主役にしたい。よく、この役を引き受けました。パチパチ。男性陣には興味がないのですが、パク・ヘジンさんは、何考えているのかわからないユ・ジョンの雰囲気を上手にだしていました。
ホン・ソルとユ・ジョンのいちゃいちゃシーンはだいたい全部良いシーンでドキドキするのですが、私が最も大好きなシーンは11話でプチ家出したホン・ソルの前に会いたかったユ・ジョンが現れた時のシーンです。一人で頑張っていたユン・ソルが心を許したい人が欲しいときに目の前に出現するイケメンのパクヘジン。映像は無音で女優の顔を撮ってそれから音楽が変わってユ・ジョンのもとに走ってくるホン・ソル。走り方が可愛くて・・そりゃぁ抱きしめるよなぁ。このシーンだけで主観的には満点!。終盤が弱いとか嫌な人がたくさんでてくるとか、大学生を演じるには年齢不相応とか・・いろんな欠点はふっとびます。私が見てきた中でも相当高いいところに位置する名シーンかな~(ほめすぎ)
さて、このドラマのテーマとしては「認知フレームの違い」ということです。ものの見方の違いということです。自分にはこう見えているんだけど、他の人はそうではない。立場や環境が異なると、同じものを見て感じても、違うようにとらえてしまうのです。恋愛は異なる価値観を持つ男女が「好き」という一時の感情で、価値観を合わそうとする行動・・このドラマでも、同じタイプだよなぁと思っても、実は違う・・でも好きという気持ちは抑えられない。前半はこの葛藤で進んでいきます。そして最終的には許容・・あなたがどんな人でもそばにいるわ・・ですから、満点~の展開。はい、私はホン・ソル堕ちしていますので、感想はめちゃですね。就職してからをもう一度ドラマとして作って描いてくれたらうれしいなぁ。ちなみにこのドラマの元はWEB漫画だそうです。昔ならこのホン・ソル役はコン・ヒョジンさんが適任だと思いました。
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