90日愛する時間

2007年11月18日 (日)

韓国ドラマ「90日、愛する時間」見終わりました。

ちょっと、温泉にカニを食べに行っていて、更新が中断しました。カニづくしという感じの料理でしたが、さすがにカニばかりでてくると飽きる。料理最後の方では「肉が食いたい~」と叫んでしまいました。過ぎたるは猶及ばざるが如し。お金もいっしょで、足りないくらいで、あれが欲しいからと貯金にがんばるくらいが幸せなのかもしれません(反論多し^^。)

さて、韓国ドラマ「90日、愛する時間」は見終わってしまいました。2話ずつ感想を書こうと思ったのですが、すでに言いたいことは書いちゃったし、先が気になったので、感想をアップする間に視聴してしまいました。

このドラマですが、ストーリーは単純です。血縁から結婚できないながらも、心から決して追い出すことのできない男女2人が、それぞれ別の人と結婚していた。しかし、男のほうに不治の病が発覚して、妻も娘も関係なく、心に秘めた女性を求める。はたして、結婚していた女性はこの愛に応えるのでしょうか?という感じです。よくこれだけの話で16話を構成できたとも言えます。私、泣きはしませんでした。しかし、胸が痛いなぁとは思いました。死に向かう人の希望は何でも許されるのか?心に秘めた愛が満たされるなら、人はすべてを捨てられるのか?このあたりの感想はすでに前に書きました。

後半で新たに思ったのは「男はいつになっても母性を求める」ということでしょうか?外では、とってもかっこいい男性が妻の前では子供のようになってしまうということは、よくあるのではないでしょうか。このドラマでも、ジソクの病状が進行していくにつれて、ジソク自体のエネルギーが無くなっていくわけです。そこに登場するミヨンの母性、ほとんど立ち上がることもできず、ジソクを抱きかかえるミヨンには、母を感じてしまいました。この感覚は、ジソク妻のジョンランには感じないのです。このキャラクターの設定のうまさが、後半の不倫感を払拭し、妻をさしおいて、ミヨンがジソクの人生に関わってくることに不快感を感じさせないのです。最終話で、ジソクがミヨンに向かって、おまえの子供として生まれ変わってくるから、一生の愛を注いでくれと頼むあたりも、ミヨンの母性を意識させます。終わり方も、まあ、きれいでした。ただ、最後の方では、ジソクとミヨンの血縁関係の問題についてはスルーされた感じがして、ちょっと残念でした。

ジソクを見送ったミヨンは、もとの夫テフンの元に戻れないのでしょうか? ジソクとミヨンの愛は、どんな障害があっても、引き合いました。それと同じことが、テフンの愛に言えるのです。どんなに傷ついていようともテフンの心に刻まれた愛は、ミヨンさえ戻ってくれば許してしまうことができるはずなのです。許せないと思うのは、心への愛の刻み方が足りないから・・・。倫理感やプライド、憎しみは、結局、心の欲する愛の前には意味のないことになってしまうのです。ですから、ミヨンさえ戻る気になれば、テフンとやっていけると思います。ミヨンはジソクには母でしたが、テフンには妻として生きていけるはずです。ただ、その気にミヨンがなるかならないかだけ・・・。テフンへの愛は、ミヨンにとって100%でない。ここが問題なんです。ミヨンが、その点を妥協すれば、後は時間が解決して幸せな夫婦になれるでしょうね。そう信じましょう。

現実の世界なら、このドラマの状態になれば、そこに至る前に、2人とも別れてしまいます。倫理観やプライドによる苦しさに負けてしまうのです。ありえないと思える夢を描くのがドラマ・・・ドラマの中で永遠ともいえる強い愛を見て、本当はこれはないかもなぁ~でも、あったらいいなぁ~と思うのが楽しいです。

さて、結論から言いますと、このドラマはとっても切ない系です。ストーリーは単純ですし、不倫モノとも言えます。ですから、人物の演技にはまれないと見ることができません。死に臨んだジソクの序盤の身勝手さにむかつくとアウトとなります。キム・ハヌルさんが好きなら絶対のおすすめです。私は、彼女にプラスしてチョン・ヘヨンさんも好きなので、はまりました。もうすぐDVDも発売されますので、保存版で再度DVDを作っても良いかと思うくらいです。Sさんありがとうございました(ペコリ)。

音楽は男性系バラードでとってもすばらしいです。これはおすすめできます。買ってね^^。

OST

01. Main Title(Blue Waltz)
02. 一日ぐらい (チョン・ジェウク)
03. 愛は行く (J.M)
04. 遺書 (チョン・ジェウク)
05. 固執(Drama Version)(ハウル)
06. Smoke Get’S In Your Eyes (J.M)
07. 愛する時間
08. 自転車道
09. Precious Love
10. 3ヶ月だけ愛そう
11. 終わりに向かって
12. 終わりに向かって(Waltz Version)
13. 明日を夢見て

YouTubeよりMV 序盤の名シーンが含まれています。とっても良いですよ。 

そうそう、ついにメインのブラウン管テレビが壊れてしまいました。スイッチをいれても途中で突然切れる・・・これ、1度修理してもらった現象と同じなんですよね。なんとかしてよと東芝さん^^。地上波はめったに見ないのですが、もうこりゃ変えてやる~と決心。私、長時間視聴しますので、次に買うなら、液晶よりくっきり感少なく、目にやさしいといわれるプラズマと決めてましたから、パナソニックのプラズマTVにしておきました。大きさは、置き場所の関係から、すごく大きくできませんでした。見るのは、通常スカパー録画品質ですから、そんなに高いものは買いませんでしたよ。機能からいうと絶対東芝の液晶テレビREGZAなんですけどね。メインのDVDレコーダーは、東芝ですし、外付けのHDが接続できたりして魅力いっぱいなのですが、液晶なんでパス^^。

KPOP歌謡番組を見ていてひとりごと・・・しかし、何でこんな歌を歌うんだ。「tell me tell me たったたた tell me」たったたたの部分が耳についてしかたない。かんべんしてよ。(分かる人には分かるよね)

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2007年11月14日 (水)

韓国ドラマ「90日、愛する時間」8話まで

韓国ドラマ「90日、愛する時間」8話まで見ました。実は、このドラマの感想は、ほぼ前回のところで述べてしまった気がします。もう、ほんとにひゅ~~ドロドロという感じになってきました。

この2話は、愛に狂った2人に、苦悩するジソク妻ジョンラン(チョン・ヘヨンさん)とミヨン夫テフン(ユン・ヒソクさん)が描かれます。夫から「自分が願う人と暮らしたい」といわれるジソク妻。どうしても、私には「こいつ無茶いいよるわ~」という気持ちが湧いてきます。ジョンランがとっても可哀想なんですよ。ジョンランはもっと高慢な感じの性格かと思ってましたが、意外と献身的な女性でしたので、いっそうの同情を誘います。自分は愛されていないというとんでもない事実・・・夫が、こうまで言うなら、愛想をつかして、どうせいなくなる人なら、もういなくなったと思って好きにさせたら良いのにと思ってしまいました。しかし、ジョンランはジョンランで、夫をとっても愛していたので、その最期は自分が看取りたいという希望がきっとあったのでしょう。たとえ、愛されていなくても、愛した人と結婚し、子供を作ったという人生を虚しいものにしたくないのです。この結婚は夫の死で終わったと気持ちの区切りが欲しいのだと思います。夫が別の女性の車に乗っているのを目撃するとっても美しいチョン・ヘヨンさんを貼っておきます。Pdvd_051 彼女で充分だろ~(ひとりごと^^)ちなみに、キム・ハヌルさんの表情の良いところは数限りなくありますので、貼りきれません^^。

ジソクは、余命短い自己中人間となっていますので、前にミヨンが住んでいたアパートを借りて引っ越します。昔の思い出に浸っているわけですね。メールでミヨンに、あのアパートに引っ越したと知らせてましたが、これもミヨンにとってきついこととは思わないのでしょうか?間接的に訪ねて来いと言っているようですが、ミヨンにとって、そこは楽しい思い出というより、こっぴどく振られた思い出のほうが強いはずの場所。そこから、もう一度やり直そうと言うのでしょうが、その部屋を見るたびに、あの冷たく出て行ったジソクを思い出すはずですよね。まあ、好きにしてくださいという感じです。

一方のミヨンは、こりゃ本人もどうしようもないわけですよ。自分の人生がまた、壊れつつあるのが分かっていて、止めようとしても、次の瞬間にはジソクのことを考えてしまう。こんな愛ってあるんですね。ですから、ジソク妻から忠告を受けても、心は変えられないのです。本人の意志とは別のもっと深いところにあるものから生じる欲求なのですから。こりゃ、仕方ない、いくとこまで行くしかないねと思います。

テフンはあくまで、優しいです。いろいろ知りながら黙って、米国への転勤を決め、ミヨンとジソクを引き離そうとするわけです。距離があれば、忘れられるはず・・・いや、何も言わず、知らない振りして忘れさせてやると思ったのでしょう。しかし、妻の苦しみは、夫テフンにも伝染してきますから、幸せだった家庭は少しずつ歯車が狂ってきます。転勤を報告しても、安易に同意しない妻・・・がんばろうとしても心が傷つき、酒に逃げることになります。そのうちテフンも酒を飲むと思い出す人ができてしまうのでしょうかね。

このドラマにおいて、私は、登場人物全員の苦しみをそれぞれがどう演技するのか、それをどう撮影して視聴者に伝えてくるかを見ています。ですから、ジソクの発言やW不倫に対して、ちょっと離れた視点で見ています。このあたりの関係をまじめに考えて見ていたら、そりゃ大変ですわ~^^。

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2007年11月11日 (日)

韓国ドラマ「90日、愛する時間」6話まで見ました。

韓国ドラマ「90日、愛する時間」6話まで見ました。難しいドラマになってきましたよ。主人公2人の切なさは良い、しかし、周りの良い人たちを不幸にして進むのか、それじゃあ見ているほうの胸が痛いぞというわけです。ジソク(カン・ジファンさん)とミヨン(キム・ハヌルさん)の愛に共感すればOKで、不倫に嫌な感じがすれば駄目となります。今の私としては、身勝手なジソクはXで、それに振り回されるミヨンはしかたないかなという所です。

ジソクの性格はところどころ嫌なところがあります。もともと、幸せに暮らしている元恋人の生活をぶち壊そうとする自己中の提案ができるくらいですから、嫌な感じの行動がでてくるのは、しかたがありません。たとえば、自分が死ぬとわかったのにミヨンから電話がこないというところとか、自分の妻のおもいやりの言葉に対してまったく答えないところとか。つまり、ジソクは、死に臨んで正常な神経状態にないわけです。子供が欲しいものをあたりかまわず欲しいと泣き叫んでいるように、他のことはまったく気にせず、自分のミヨンへの希望のみを完遂しようとしているわけです。死に逝く人は何をしても許されるのでしょうか。そんなこととは無いでしょう。前回の感想のところで、述べました。愛しているなら、彼女の生活を壊してはならないと。

もし、私が、余命数ヶ月って告知されたら・・・自分が生きてきたことを確かめたくて、友達とか親戚とかいろいろ会いたいと思う人が、できてくるかもしれません。でも、決して自分の病気のことは言わないと思います。会いたいと思う行動は自分の満足だけであって、会う人に変な同情を持って欲しくないと思うからです。つい立ち寄ったという振りを装い、心の中で「ありがとう」といって自己満足を完結する。それで良いではありませんか。まあ、実際にそうなったらまた違う行動を取るかも知れませんが、このドラマを見ながら、今はそう感じています。

このドラマにおいて、ジソクにとってのミヨンは命とも言える存在に感じました。ですから死に臨んで、狂おしく求めるのです。これはこれとして認めることはできますが、それなら、ジソク父の死の際にミヨンを振るという行動に矛盾を感じるわけなんです。父が死のうが、家族が路頭に迷おうが、命とも言えるミヨンは離さない。これが、今のジソクから予想される行動のはずです。ここの脚本がちょっと弱いかなとおもいましたが、今後のストーリーで納得させてもらえるのでしょうか^^。

さて、一方のミヨンですが、こちらに関してはつらい立場です。今の夫は優しくて良い人なのですが、心の奥深くに、くい込んでくるほどの人では無いわけです。100%の愛ではない・・・ここがつらい。どんなに憎くて、どうしようも無い男だとしても、心の奥底に自分の恋心を100%満足させてもらえる男を抱えているわけです。自分を嫌いだと言って去り、会わない状態なら、この恋心は、ときどき思い出して悲しくなるぐらいですみ、大きく動きはしません。ここで、「お前を心の中で捨てたことは一度もない」と言われ、彼の死・・すなわちもう絶対に会えないという状態になることがわかったわけですから、恋心が動くのはしかたがありません。優しい夫の80%の愛では満足できないのです。常識的にはジソクに向かうのは間違ってる。彼が死んだ後の自分の人生が変わってしまうこと、100%では無いけど幸せな愛が終わってしまうこと・・・そういうことはわかっているのです。このわかっている苦しい道に踏み込んでしまう苦悩をキム・ハヌルさんがうまく演じていますから、私はこのドラマを興味深く見ているのです。現実に、もし、親もなにもかも捨てて一緒になろうという人がいたら、気をつけましょうね。そういう人は別の愛を見つけると、子供がいようが、何があろうが、別の愛へ向かう勇気を持っている人ですから・・・。80%では満足しません。残される方になったら辛いですよ~(笑)

前に「お酒を飲むと何を考える?」と尋ねたミヨンの伏線がよく効いています。お酒を飲むと、彼女はジソクのことを思い出すのです。だから、なるべくお酒を飲まないようにしていたわけです。ところが、5話で飲んでしまいました。アルコールによって、抑制を解除された彼女の心は、ジソクを求め、涙ながらに電話してしまうのです。「私の許しを得てから死んで!私の恨みが消えるまで、死ぬことは許さない。」いや~すごいシーンです。いいものを見せてもらいました。強烈な愛の告白です。そして彼が死ぬというのに、尋ねてきてくれた。忘れられていなかったことを喜んでいる自分がいるということを認めるミヨン。こういうのって好みなんで、とってもポイント高いです。ここは、きっとこのドラマの名シーンとなるでしょうね。

さて、ジソクの妻ジョンラン(チョン・ヘヨンさん)は、この2話で大きく存在感をだしてきました。はっきり言って可哀想なんです。彼女でいいじゃないの、ジソク。ジョンランと子供のヘジンにとっても、こんなに早くジソクを失うことは予想していないわけですから、男として責任を全うするという道もあるでしょう。いや、なんとか妻と娘に早く逝くことをわび、少しでも傷が残らないようにと考えるのが普通です。ところが、ミヨン一直線のジソクは、妻も娘も目に入らないわけです。「私は生まれてから未亡人になることなんか一度も考えたことなんかない。私の胸に恨みを残さないように・・・笑ったり、怒ったりしてよ」ここに、また一人悲しい女性がいます。死に向かう夫の心の中に入れてもらえない妻。妻である自分の存在が無いかのように振る舞う夫。このシーンも心をうつものがありました。これをうけてジソクはあきらめてくれと離婚を提案します。う~ん。無茶しよる・・・悲しみの演技をするジョンランに、私の好きなチョン・ヘヨンさんを配してますから、これまた気に入る原因となっています。チョン・ヘヨンさんは、嫉妬に燃える目が怖いので、ひょっとするとこれから怖い役になるかもしれませんね。

さて、もう一人の重要人物ミヨンの夫テフン(ユン・ヒソクさん)は、ひたすら優しいです。ミヨンすべてといった感じがそこここに溢れています。これはこんなに良い夫を振って、ジソクに向かうのかと視聴者に思わせるように作っていますから、良いシーンばかりがでてくるのはわかりますね。それでも、自分の妻がいつもと違う・・・苦しんでいるというのは、夫としてわかるわけですから、だんだんテフン自身も苦しくなってきます。ジソクのことを振り払おうとテフンに対してミヨンが「愛してる」と何度も言おうとしているシーンは良かったです。自分に言い聞かせようとしている「愛してる」・・・これを受けて、「何度も言うな。愛してないと言われてる気がする」とテフンが返したのが印象的でした。

6話最終で、苦しみのあまりミヨンはジソクに電話してしまいます。「会えない苦しみをあなたに・・・昔の罰として与えてる。そしてやさしい夫の心を傷つける行動をしている私にも罰が・・・」これをうけたジソクの「罰を受けるには、おれの人生があまりに短い」のメールを受けとったミヨンは、ついに「逢いたい」と言ってしまいます。いいなぁ~。キム・ハヌルさんが良すぎて、何でも許してしまいそうになる私です。そして、ついに、この4人が鉢合わせ・・・まずい~どうなるんだぁ~で6話終了。次見るぞ~。

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2007年11月10日 (土)

韓国ドラマ「90日、愛する時間」4話まで

韓国ドラマ「90日愛する時間」4話まで見ました。さて、いよいよ本筋に入ってきます。ここからは、視聴者により感じ方が変わるドラマとなるでしょう。ですから、前回の感想で2話まで見てくださいといいました。一言でいうとダブル不倫というわけですから、年齢・未婚・既婚・男性・女性で大きく感じ方が変わると思います。

まず3話、このドラマってなかなか良い言葉がでてきます。ジソク(カン・ジファンさん)に別れを告げられたミヨン(キム・ハヌルさん)は優しいテフン(ユン・ヒソクさん)と出会います。ミヨン「お酒を飲んだらどんな考えがうかびます?」テフンの答えは「一生懸命生きていく気持ち」というものでしたが、ミヨンにとっては「あなたを愛を知らないのね?酒を飲めば、心の中のあの人が・・」というわけです。酒は抑えていた感情を解放する働きがありますから、恋しさが余計つのります。まあ、それ以上もっと飲むと一瞬だけ忘れられるんだけど、それは悲しいだけです。お酒を飲むと、辛いことが忘れられるというのは錯覚で、逆に辛さを増すような気がします。ですからお酒は楽しい時に飲みましょうね。

韓国ドラマで男女が一部屋で夜を過ごしてしまった時の妊娠率はめちゃくちゃ高いと思っていました。このドラマでもミヨンの部屋の明かりが消えたので、ひょっとしたらと思っていたら、やっぱり、できてましたか?妊娠の事実をジソクに告げていたら、別れを告げられることはなかったかもしれません。いや、ジソクに告げないまま未婚の母で生きていたというストーリーもあったかもしれませんが、このあたりは徹底的にミヨンを不幸にしようとしていますから、別れのショックでミヨンとジソクの赤ちゃんは流産してしまったようです。ほんとにここまでやるかという脚本ですが、これだけの仕打ちを受けながら、再会した時に揺れてしまう女心の悲しさを描くのでしょうね(本当?)。

そして、9年後、ジソクは、あのジョンラン(チョン・ヘヨンさん)と結婚し、娘ヘジンをもうけていました。子供のヘジンは、どうやら米国で祖父母と住んでいて、妻のジョンランとジソクは韓国に職があるみたいです。ジソクは、やはりミヨンのことが忘れられないようで、ジョンランとの間は寒い風が吹いています。寒い風が吹いていても子供が出来てるのが男の辛いところですね(笑)ドラマ中で年月が飛ぶたびに、どうなってるのか考えるのがしんどいです。一方のミヨンは悲しいことを思い出したくないから、喜劇のシナリオライターになっていました。そして、彼女はあの優しいテフンと結婚していたのです。ミヨンはテフンの包み込まれるような愛の中、心の傷を癒していたのです。

こういう状況のもと、ついにジソクに余命3ヶ月のガン告知がなされます。ジソクの生きる心の糧というのは、年取っていつの日かミヨンと再会して、その時は血縁に関係なく2人で暮らしたいというものでした。それは、決してありそうも無いことなのですが、人には生きるための希望が必要なんです。彼にとってのミヨンは自分の命そのもの。その命とも言えるミヨンを失っているわけですから、生きるためにはその命を再び自分の手元に戻すこと、ミヨンが戻るという希望を持って生きるしかなかったわけです。ところが、余命3ヶ月の宣告がきました。こうして、彼にとって年取ってミヨンと・・・という希望は消えてしまったわけです。そのときのジソクの行動は、何とかミヨンに会いたいということだけでした。死に向かうことでミヨンに会えると逆にうれしい気持ちも生じてきます。さて、ここで、ジソクの妻への想いはまったく出てきません。考えようによっては、めちゃくちゃ身勝手な男となります。ジョンランにも人生はあって、結婚という責任を持ったなら、妻を幸せにする義務があります。まして、娘もいるわけですから、父としての役割を果たすべきでしょう。しかし、死んでいく者にとって、少しのわがままは許されるのでしょうか?1~2話の展開を知ってますから、死に臨んだジソクが、ミヨンに会いたいと思うことに対して嫌悪感を抱きませんでしたが、人によるととんでもない男と評価されるかもしれません。

ジソクはミヨンの電話番号を捜し出し、ついに、ミヨンの携帯が鳴ることになります。応対する電話から聞こえるかかってくるはずもないあの人の声・・・相手が名のらなくてもわかるミヨン・・・。なかなか魅せる展開です。どうやら、その後、河原で、待ち合わせを約束したみたいで、会った時の会話を考えるジソク・・・河原で待ち続けますが、彼女はきません。そして、暗くなった時ついに彼女が現れます。後ろに流れる音楽は、J.Mの「愛は行く」 この歌いい!他にも良い曲があるし、音楽も美しいので、このOSTは買うっきゃないでしょ。そして、ジソクの口からでた言葉は「3ヶ月間一緒に暮らそう」でした。この時点ではジソクはミヨンの結婚については知らないわけですが、こうして会うと、もうそんなことは思いもせず、残された時を一緒に過ごしたいという思いだけに捕まっています。もちろんミヨンのOKが出るわけもなく、ミヨンは「狂ってる」と言い捨てて去っていきます。さあ、涙を流しながら見送るカン・ジファンさんの演技に嵌りながら、3話終了。久しぶりのどはまりドラマです。

そして、4話、これまで自分に降りかかってきた過去を思い出しながら、ジソクを許さないと言いながらもミヨンの心は大きく揺れています。2人とも自分の家に帰っても、そこに心はなく、愛憎入った感情にとりつかれてしまっています。それぞれ結婚してますので、一緒にいながら別のことを考えているなんて、そのパートナーが可哀想でした。

さて、ここからいきなりドラマらしいご都合主義が出てきます。ミヨンは卒業できなかった大学に編入学したみたいで、そこには、ジソクが大学講師として勤めているみたいです。こりゃ、出会うしかないじゃん(笑)そんな設定にしておいて、構内で偶然見かけたとなっても、ちょっとねぇ。

「初めての恋、初めてのキス、初めてのデート・・・初めて経験したことは、自分の人生に決定的に残るそうです。どうしても次に体験することと比較してしまうから、無意識にのめり込んで決して忘れられない」と職場の打ち合わせでミヨンは言います。自ら、ジソクが忘れられられないと言っているのと同じですね。まあ、普通はそこまで深刻にはならず、その人その人で完結して欲しいです。、別の人と比べるのはあんまりです(笑)

優しい夫のテフンがいながらも、ずっと心に抱いていた男が現れると狂おしく求めてしまいそうになる・・・このミヨンの揺れる気持ちは、だんだんと大きくなっていきます。自分が本当に求めているのは、平穏な愛ではなく、タブーであろうと、妻がいようとジソクなんだと認めるのはいつになるでしょうかね。楽しみです。

同じ学校にいれば、会うのは当然でジソクとミヨンはまた出会います。ジソクは再度3ヶ月一緒に暮らしてくれと願います。もちろん再度拒絶するミヨン。心の揺れが大きい分だけきつい言葉がでてきます。「私の頭から、あなたの記憶をすべてえぐり取りたい。自分のしてきたことがわかっているの。もう2度と現れないで!」本人は気づいてないかもしれませんが、ひょっとするとこのきつい言葉は、「あなたを決して忘れられないから苦しんでいる」という反語になっています。完全に忘れてしまえば、まったくの他人として感情をぶつけることなんかしないでしょうね。

そうこうしているうちに、病魔は確実にジソクを蝕んでいきます。妻のジョンランとチャリティー会へ向かう途中に痛みのため気絶します。こうして、彼の病気は妻の知るところとなりました。産婦人科を訪れたミヨンが帰る途中、エレベーターの中で、ジョンランとジソクに出くわします。何も知らないジョンランのアメリカに行ってガンを治そうという言葉を聞いたミヨン・・・心の中にいた人の死がついに実感されます。2人出て行き、閉まろうとするエレベターのドアを止めるミヨン。どうするんだぁで4話終了。

いとこという血縁のタブーに、いわゆるW不倫というタブーを入れちゃいました。障害が大きいほどもりあがるのか?こりゃ、2人とも大変だあ。ちょっとご都合主義が気になりましたが、良しとしましょう。高評価のまま次回へ~。

しかし、エレベーターのドアが開いたら、そこには愛する昔の彼女と現在の妻がいたなんて状況・・・笑えません。逃げ出したい気持ち分かります(笑)。もう、妻のことが目に入らないなら、一直線にミヨンだろうけど、ジソク・・・まだ、最低限の妻への配慮があるみたいです。でもね、3ヶ月一緒に暮らして、その相手が死んだら、残された方は、その後、どうすんだよ。以前の生活に戻れるわけもなく、ジソクの要求は、相当の自己中心主義ですが、それでも良いと2人進んじゃうのが「愛」という恐ろしい言葉です。ミヨン、その提案を受けるのか?死に際は、きっと寝たきり?介護?うわぁ、普通の男性なら、この状況で、そんなこと要求できませんよ。特に愛していたら・・・なおさら・・・。妻に「ありがとう」と言って死んでいってください。ジソク^^。

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2007年11月 9日 (金)

韓国ドラマ「90日愛する時間」を見始めました。2話まで

韓国ドラマ「90日愛する時間」を見始めました。2話まで見ましたけど・・・すごいです。この2話まで、ひさびさのど真ん中ストライクのドラマでした。韓国では、視聴率としてはあまり良くなかったそうですけど、どうでもいいです。見てない人は2話まででもいいですから、見てください。以下ねたばれを含み、長いよ。ごめん。

男性側主役ヒョン・ジソクをカン・ジファンさん、女優側主役コ・ミヨンをキム・ハヌルさんが演じます。カン・ジファンさんと言えば「がんばれグムスン」最近では「京城スキャンダル」に出てまして、なかなかの売れっ子です。一方のキム・ハヌルさんですが、最近はコメディアンヌとして映画に出演することが多くて、久しぶりにドラマでシリアスな役として出会えました。女優側の対抗に「火の鳥」の名演で、すっかり有名なチョン・ヘヨンさんが起用されています。彼女は「弁護士」のあと、久しぶりの復帰です。娘さんを出産したみたいでおめでとうございます。

さて、このドラマを見る上で、絶対に理解しておかないといけないことが一つあります。韓国において、結婚は8親等まで法律上許されていないということです。つい最近まで、同一血縁での結婚もタブーとされていたそうです。日本では3親等まで駄目ということですから、いとこ同士は結婚できますし、親戚同士で良い男女がいると、けっこうひっつけたがる傾向があるのではないでしょうか?この日本と韓国の結婚に対する意識の違いを分かってないと、このドラマがわからなくなりますよ。

第1話、済州島での高校時代のジソクとミヨンの初恋が描かれます。主人公2人の制服姿に大きな違和感を感じなかったのは良かったです。おもわず、愛機CoCoonの録画リストの一番下(古いという意味ね)にプロテクトされている2000年作の映画「リメンバー・ミー」をチラ見しましたが、キム・ハヌルさん、当時の学生の雰囲気とほとんど変わっていません。すごい!。ここで、ジソクとミヨンの初々しい恋愛が見られるのですが、ミヨン祖母の死により2人がいとこ同士であることが判明します。はい、ここで、このドラマのすべてともいえる最大の障害が発生します。心の中でどんなに愛していようとも、倫理的には絶対認められない。「雪だるま」「ストック」では、血縁がない義理の人を愛するドラマでしたが、今回は、血縁ですから、もっとタブーというわけですね。決して結ばれないけど愛してるという、韓国ドラマ永遠のメロパターンに入りましたので、とっても切ない展開です。ドラマは、この切なさを常に意識させながら進んでいきます。

いとこだとわかった後、前に約束していたお祭りに2人でデートに行って、落ちてきた垂れ幕の中で交わすジソクのキス。ミヨンの目のあたりにキスしていました。してはいけないのに、自分の想いが止められないジソクの感じがとっても良かったです。そして、心に思えば思うほど、届けられない想いがつらい・・・ジソクは、事業の関係でソウルへ引っ越しをする父について行き、ミヨンとの別れを決意します。このミヨンとの別れのシーンもなかなかでした。ミヨンは、片方の耳が聞こえにくいという障害を持っています。別れを告げた後に、ミヨンに聞こえないようにつぶやくジソクの言葉「俺の目につかないように、暮らしてくれ」この言葉は、後から効いてきます。

そして、4年後、ジソクはミヨンのことが忘れられないまま、酒浸りの大学生活を送っています。自分の家にも帰らず、友人の家に転がり込んで暮らしているわけです。それは、自分の父を見ると、血縁を思い出し、ミヨンを思い出してつらくてたまらないから家に帰れないというわけでした。一方、ミヨンは、耳の障害を治療し、ソウルにきていますが、なんだか空虚感を抱いています。それは、自分のそばにあの人がいないこと。ジソクの事を忘れていなかったんですね。母への電話のあと、自分の寂しさを受話器に向かって語るミヨンを陰ながらジソクが見ているのが、意外なシーンでした。え~。結局ジソクはミヨンの動向を知っていて、決して出会わないように陰ながら見守っていたということなんです(ストーカーじゃん)。いやあ、切ないですなぁ。

そして、運命はやはり2人を引き合わせます。ジソクは、銀行家の娘パク・ジョンラン(チョン・ヘヨンさん)と遊びに出かける道ばたで、ばったりミヨンと出会ってしまうのです。動揺のため、何を言ってるのかわからないジソクに対して、ミヨンの表情がとっても良くてキム・ハヌルさんのうまさを感じました。さあ、会ってしまいましたよ。高校生の時の別れの言葉が響きます。あの言葉には、「また会ってしまうともう止められない」という意味が込められていたのです。そして、ある日、なつかしい音楽に誘われて公園にたたずむミヨンの後ろにジソクが現れます。耳が聞こえないと思って自分の想いをつぶやきます。遠くから見つめていてがまんしていた想い、自分の愛する人の瞳の中に再度、自分の姿を映した喜びはもう後戻りできなかったのです。・・・と盛りだくさんの1話でした。展開は早いし、胸が痛くなる切なさはドラマ全面を覆っているし、瞬く間の大満足の第1話でした。

そして、波乱の2話へと続きます。耳の治っているミヨンはしっかりジソクの言葉が聞こえていたのです。心の中で待っていた人、でも許されることではない。ミヨンは、「もう待たない」とジソクに告げますが、ジソクはミヨンの手を握りミヨンの家まで送ります。ここで、ジソクがミヨンの降りるバス亭を知っているところがおもしろかったです。ジソクは、ミヨンを隠れてずっと見守っていましたから、そんなことはわかっているんです。ミヨンにとっては、単に不思議と思ったのか、それとも、家を知っていながら訪ねてもこなかったと思ったかは定かではありません。^^そして、酔っぱらったジソクは、ミヨンの家を訪れ、男らしく告白ということになります。このあたりのジソクはしっかり見てください。男としてなかなか言えない(酔ってるから言える^^)言葉がでてきますよ。「行くところまで行こう。お前が俺についてきてくれるなら、最後までがんばる。愛してる」ときましたわ。これを受けるミヨンは、もちろん「愛してる」しか言えませんよね。いいです。はまりますね。こりゃ、最終回間近のシーンじゃないのと錯覚しそうでした。

さあ、幸せな2人となりましたが、あまりに幸せだと不安になるのが人間というわけで、言いたくも無いことをミヨンが言います。「情熱を持って愛し合えるのは100日、後はなれ合いになっていく。情熱はさめるもので、愛するのに疲れたら別れよう。」今が幸せであればあるほど、その時が怖い。この気持ちってわかります。でも、そんなこと考えてたら、恋愛はできません。幸せは自分の心がきめるもの、今が幸せならそれを味わい、駄目になったらしかたなかったなぁと思うしかないじゃありませんか。人の気持ちを左右することはできないし、結局、自分が属している世界を生きていくしかないじゃんと思います。もちろん、恋愛まっさかりの男性としては、そんな馬鹿なことを言う女性の不安を打ち消してやるのは義務というものです。ここでは、ジソク「お前なしでは生きられない。そのつもりで会え!」とかっこよく慰めました。このあと有名な30秒後にキスのシーンがでてきます。ここってNG番組で、かすかに見た記憶があります。なかなか、名シーンをつくるのがうまいドラマだと思います。なんで、視聴率取れなかったのかな?

じゃあ、韓国で結ばれないなら、外国で結婚しようと2人は計画します。ちょっと、若いかなと思うところもありますが、それが若さというもので、いろいろな事を経験して人は育っていくわけです。外国へ逃げるということは、親との別れを意味します。ミヨンが別れを決意して両親に会うシーンとか、ミヨン父がジソクとの交際を知って好きにしろ、自由に生きろと手紙に託すシーンなどは涙を誘いました。まあ、愛のためなら家族を捨てることができます。でも、愛から醒めた時に誰もそばにいなかったらちょっと怖いって気もしますね^^。ドラマですので、ここでまたもや大きな障害が発生します。ジソク父は、事業の資金繰りがうまくいかなくて、ジソクに好意を寄せる金持ち娘のジョンウンと結婚させようとしていたのです。そして、ジソクが海外へ去ることを知った父は、ジソクにミヨンと別れるよう最後の説得を試みます。

しかし、ジソクの心が変わることもなく、ついに、自分の息子がタブーを犯す人間であることと、自分の事業がうまくいかないことを覚悟したジソク父は、自殺してしまうのです(ジソク父に髪が生えていると違和感感じるのは私だけ?)。当然、残った家族から、お前が父を殺したと責められるジソク。いとことの結婚と願うことが、自分の父の死をも誘発した。そして、自分の家族は借金で途方にくれる。彼はここで悲しい決断をしたようです。ミヨンとの別れ・・・突然、別れを告げるジソク。別れる理由はいくらでもつけられます。いとことの恋、がんばろうと思ったけど駄目だった。そんなアホなぁ~めちゃくちゃだよ~ミヨンにしてみりゃ、わかりきった事実を理由にしての別れ。それでも進もうとがんばってきた片方があきらめたと言えば、その恋は終わりになるしかありません。ジソクにとっても、死ぬほど愛している女性に告げる別れです。あんなにひどく振る必要があったのかとも思いましたが、そうしないと自分の心にけじめがつけられなかったのでしょう。ジソクは、もう死んでるも同然という友人の言葉が的を得ていますね。

「いつか何とも思わない日がやってくる、時がたてば・・・そんな日がくるのかな・・・苦しんでいるのは愛が終わったからでは無くて、それが続いているから・・・」とっても良い言葉で2話終了です。キム・ハヌルさんのファッションが結構可愛いと思いました。カン・ジファンさんが好きなら、愛の告白とつらい別れに涙するしかありませんね。音楽は相当良いです。
こりゃ、やめられませんね^^。

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