韓国ドラマ「アイ・アム・セム」9話まで見ました。このドラマは、私にはめずらしく貯めずにすぐ見ています。ということは・・・おもしろいのかというと、どうなんでしょう。おもしろくないことはない・・というぐらいのドラマです。
このドラマのパターンは、先生と生徒の同居で、この2人が恋におちるという、昔からよくある展開のドラマなんです。学校では先生と生徒、家に戻ると仲良しの2人、物語が進むにつれて、その関係がいつばれるかドキドキ・・・という日本では使い古されたストーリーです。こういう使い古されたこのプロットが、どうして何度もいろんな形でドラマ化されるのかというと、結局は単純におもしろいからなのでしょうね。今のところ、泣きの要素は無く、感動も無く、単純にみえみえのストーリーを楽しく見ているという邪魔にならない娯楽作品となっています。以下ねたばれ。
7話最終で、楽しく家に帰るウンビョル(パク・ミニョンさん)とイサン(ヤン・ドングンさん)の2人の前に、シン先生(ソン・テヨンさん)が現れ、ついに、ばれたかぁ~というところで続くでした。どうなったかというと、なんとかごまかして、3人で食事にいくことになったのです。こういう食事ってしたくないですよね。きまずい~重~~い空気がヒシヒシと感じられる食事です。イサンとシン先生は結婚しようとしてますが、イサンとウンビョルは同居中・・・ウンビョルはイサンが気にかかってるという微妙な三角関係です。ウンビョルにとっては、しゃべりたい~って気持ちはあるだろうし、イサンはやば~って感じだし、シン先生は何かあやしい~という疑いの気持ちがあります。こういう3人で会話が盛り上がるわけがありません。この基本的な構図の3人の関係のまま、この2話はドタバタやってるわけです。
その原因となっているのは、イサンはシン先生と結婚を前提に交際しているにもかかわらず、ウンビョルが気になるということ。しかし、ウンビョルは生徒だし、世間的にはあまり許されることでは無いため、その気持ちは封印し、シン先生へと気持ちを向けているのです。一方のウンビョルは、イサンが気になるんだけど、シン先生とイサンが交際していることを知っていて、自分は米国へ留学・キム室長と結婚という道が引かれているという難しい立場です。
この間、ドラマを見ていて、ウンビョルの態度がコロコロと変わるので、ついていくのが難しかったです。ウンビョルは、機嫌が悪かったかと思うと、次はイサンに楽しく話しかけているという感じでしたので、こりゃ、彼女は、どういう気持ち(立場)なんだろう?と思いました。まあ、最近の若い高校生は、物事を深刻化することなくその場の感情でさばいていくというのかもしれません。
8話で、イサンの友人が家にきたときにウンビョルはイサンの婚約者になりすますのですが、その時の服装や態度は、それまでの高校生の雰囲気を覆し、落ち着いていて、なかなか良いものがありました。きっと高校生の役の方に無理があると思います^^。
そうして、ついに9話最終で、シン先生の財布を取り合いしていて、イサンの腕の中にいるウンビョルを、もどってきたシン先生が目撃~ってところで続くとなります。こりゃ、もうごまかせないでしょう。どうなるんだ~。まあ、こんな感じで続いていくんだよねぇ。おもしろいじゃん。内容はそんなに無いけど・・・。
そうそう、8話でシン先生が飲み屋で愚痴をこぼす時に、かすかに飲み屋で流れていた曲はBrownEyedGirlsの「オアシス」でした。この歌は、最初どうということは無いんだけど、そのうちいいかもと思う歌です。前に「Hold the line」の時に感じたのと同じ・・・かな。
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