快刀 ホン・ギルドン

2008年8月 1日 (金)

韓国ドラマ「快刀ホン・ギルドン」全24話見終わりました。

韓国ドラマ「快刀ホン・ギルドン」全24話見終わりました。間違いなしのおすすめ!何年に1本の名作と思います。これを見ずしてどうするぅ!(見終わったばかりなんで褒めすぎか^^)これは、時代劇なんですよ。前半の展開から、時代劇っぽいラブコメなんて考えてたら大きな間違い。後半のテーマは大きくて深い。ですから、視聴後は楽しかったね~なんて、感想は書きません。序盤は何じゃこりゃ?中盤ボロ泣き、終盤は納得の重さで考えさせられるという感じです。ちなみに、私は時代劇が好きということもプラス材料となっていますよ^^ では、微妙にネタバレを含み、難しく・・脱線している長い感想です。

泣けるシーンは満載。イノク、ギルドン、チャンフィーそれぞれの想いで、泣けます。一番、きついと思ったのはチャンフィー。もう、中盤から、彼の苦しみときたら、どうなんでしょうと言うくらい辛かったと思います。どんなに求めても届かないものがある。それは、人の心・・・権力を握ろうとも、常識や物質的なもので縛ろうとも、人の心は縛れません。縛れると思うのは、そう見えているだけ、心は自由なのです。本当に、最後の最後まで、イノクの心が欲しかったチャンフィーですが、その限界を知り、彼女の心を解放します。それは、同時に自分の心が死ぬことを意味していました。きっと、イノクの心を手に入れることができるなら、彼は、自分の王位さえ投げ出したことでしょう。しかし、それは手に入れられないものだと分かっていた。それなら、イノクを送るしかないわけです。もう、見ていて、キリキリと痛いようなチャンフィーの苦しみは分かりました。

さて、私が感じたテーマは、「権力とは何か」ということと「自分の居場所」ってところです。

この権力とは何か?というのは、後半チャンフィーが王位に就くあたりから特に現れてきました。チャンフィーの王としての名分は、先王の言葉が刻まれたあの剣。しかし、その剣は、もはや意味の無いものだったのです(このストーリーは予想もつかないドンデン返しで、びっくり。うますぎる~)。すると、彼は、人民に支持された王であるというのが王であることの意義となります。しかし、人民に支持されているのはギルドン。しかも、チャンフィーは、従来の貴族制を廃することができませんでした。前の感想で述べたように、ギルドンの目指す世界とチャンフィーの目指す世界は違うのです。ですから、そこに別れが待っているのは必然とも言えます。イノクが言っていました。「こんな馬鹿な私が王妃となって馬鹿な息子を生んでそれが王となるの?それでいいの?」世襲制に対する強烈な皮肉です。

本来、完全に平等な世界というのは作ることができません。人の能力に違いがある以上、そこにどうしても差が生じてくるのです。しかし、こうして、その人間の能力・本質でもって、差が生じているのならともかく、能力の無い人間が、別の手段でもって、上にいるとなると、社会が難しくなります。本人だけではなく、その人物の持つ背景を含めて実力だと思えば良いのでしょうが、その背景(財力とか人脈とか知名度など)を、その本人自らの手で獲得したものでは無いなら、他人から見ればどうしても非難・やっかみの対象となります。生まれ落ちた瞬間から、育っていく環境が違う以上、そこに不平等が生じるのはやむを得ません。要は、与えられた環境でどう生きるかが問題で、与えられた環境に文句を言ってもしかたがないのです。与えられた環境、つまり自分の世界・・・これを、どんなものにするか。変えようとするのか、そのまま暮らそうとするのかは、自分の選択で、自分で決める。そして、自分で行動する。それが、生きていくということなのでしょう。

では、王とは何故できたのでしょう。おそらく、歴史をさかのぼれば、幸せを求める集団の中の優れたリーダーだったと思います。優れているが故に、上に立ったのです。社会が膠着してきますと、このことが忘れられます。「この国をどこに導こうとするのか?」政治家や官僚には、重要な使命があるのです。決して、自分が楽をしたり、金儲けをしたりするためなんて、思わないでくださいね。残念ながら、すべての人を幸せにすること、満足させることはできません。そこに、政治の難しさがあるし、ごまかせる部分があるのです。治める範囲が大きくなればなるほど難しい。家族の幸せを考えるのは、具体的でやさしい。町内・近隣のことを考えるなら、知ってる人どおしでなんとかできる。市内になるともう、どうしていいかわからない。まして、県とか国とか世界なんて話しになると、そりゃ絶対、みんなを満足させられるわけがない。その時のリーダーとしての資質は、自分が作る世界に信念を持っていることでしょう(これが、変な信念の時は、狂信的に戦争に向かったりするんだけどね)。こうして、まれにすばらしいリーダーに恵まれた国は、素晴らしい国となります。しかし、100年もたてば次の時代となり、また、素晴らしかった国(過去形ね)に落ちぶれるのです。過去の歴史を見れば、本当にそれの繰り返し。生きている間に経験する時間は短いですから、そんなことには気づきませんし、気にも留めず、ただ、自分の幸せを求めてあくせくしているというのが自分です。

もうひとつのテーマが「自分の居場所」これは、よくあるテーマなんですけどね。自分が自分らしく生きられる場所が自分の居場所。なぞなぞ問答みたいな表現です^^。イノクは、ギルドンのそばで、ホ・イノクとして笑ってられたら良かったのです。そこが、自分の居場所。気分が楽で、気兼ねなく、何も考えないで話せる場所。そこは幸せな場所です。ところが、彼女はリュ・イノクとして、別の場所に立ちました。ここは彼女にとっては自分の場所ではなかったのです。努力や我慢の必要な場所。そこは不幸せな場所です。人は幸せを求めて生きていますから、当然、自分の場所に戻ろうとします。ですから、チャンフィーがどんなに止めようとも、最後にはイノクはギルドンのもとに戻るのです。そのことが分かっているからこそチャンフィーはつらい。「自分らしく生きたい」と言われれば、愛しているが故に、彼女を止めることはできません。そこに別れや困難や死が待っていようとも、人が選択して幸せになろうとする道を止めることはできませんからね。

え~と、長い脱線をもどしてっと・・・このドラマは配役が見事でした。中でも主役級に難しい役と思ったのは、気が触れた王の役。これは、すごい役でしたね。元は、ギルドン父と共に良い王を目指していたにもかかわらず、狂気にとりつかれる王。この表情・目・・すごかったです。こんな役のオファーが来て、演じることができれば役者冥利に尽きるでしょう。ギルドン父も良い役でした。我が子ギルドンに対する隠された愛を見せながら、非情に徹する官吏としての役。お見事でした。この2人がすごいので、ドラマが安定して見られたのだと思います。もちろん、イノクを演じたユリさんは、素晴らしかったと褒めておきましょう。脚本の力も大きかったと思いますが、純真無垢なおとぼけキャラが、見事に涙を誘います。一生懸命がんばる姿は、視聴者に感動をよびます。映像も、ユリさんの魅力を発揮できるよう美しく撮ってますし、衣装の変化も素晴らしいです。貴族の衣装の時は、清楚ですごくきれいです。王妃の服の時もすごかった^^。ギルドンを演じたカン・ジファンさんは、強弱のつけかたがうまかったです。強弱って?^^。まじめな表情の時と、そのまじめな表情のままでポツンと漏らすおかしい言葉。もちろん、これは、イノクとの間で見られるのですが、それがイノクに心を許していることが感じられて良かったと思います。他の人に見せない自分。それを見せられる人は、その人を愛してるということなんですよ。チャンフィーはねぇ。私としては、化粧っ気が強くて、気色わるいのですが、あまりに切なく可哀想なので、よろしいというしかありません。この役がうまく無いと、ドラマは抜け抜けになってしまいますから、結果的にはOKということです。ギルドン一家の配役も玉半分男もマルニョ(チャ・ヒョンジョンさん)(このキャラの風貌は、私には漫画「ナルト」の中の誰かとかともかぶります)も良かったです。ウネとその父は、それぞれの役をきっちりこなしてました。ウネ父(アン・ソクファンさん)は、もはや、黙っていてもおかしいという域に達しています。

終わり方は覚悟してましたから、あれで十分です。後は想像でどうぞ~ということです。こっそり脱出して、ドラマ最初の場面へでも良かったのですが、それじゃ、都合良すぎて、終盤の重いテーマが薄れると判断したのでしょう。でも、ギルドンとイノクの結婚式のシーンは、やっぱり見たかったぜい(笑い)

画像的には名場面いっぱいで何度も見たいところがありますが、最もきれいだと思ったユリさんを貼っておきましょう。Hon2 (名シーンを切り出してたら、ユリちゃん画像で10枚以上になっちゃってやめたのさ^^)名場面は、やはり12話最終のギルドンとイノクの再会シーンでしょう。2番目は、20話最後の方のお嬢様服を着たイノクを後ろからぎゅ~のシーンです。3番目は怒りに燃えるイノクの剣がギルドンを貫くところのユリさんの表情の変わり方。ギルドンが仲間を助けようとして父に捕まったのを見つめるイノクもよかった。最終話、ギルドンの手に薬をつけながら、やっぱり私がいないといけないと言う2人の会話のところなど、いくらでも上げることができます。キスシーンはすべて、素晴らしいと思います。音楽は、もうテヨン「もしも」がかかるたびに、泣けるという感じの名曲です。

  • 「我慢できなくなったら、あなたの元にいってもいい?」・・・「駄目だ」・・・・「来たらもう離さない」・・・きぃ~~~~むちゃかっこいい台詞でした。
  • 「お前は余りに馬鹿だから王妃にはできない。だから見送ろう。幸運で純粋なままそれを守れ」・・・ひや~~チャンフィーやるなぁ^^
  • 「人は自分の世界を守るためになら、残酷になることができる・・・」うむ、名言だぁ。
  • 「I love youってどういう意味か知ってる?」「もちろん・・・・愛してる」 きえぇ~~~知ってたのかぁ

みなさん、機会があったら、是非見てください。とっても良いドラマを見せていただきありがとうございました。

| | コメント (28) | トラックバック (0)

2008年7月31日 (木)

韓国ドラマ「快刀ホン・ギルドン」19話まで

韓国ドラマ「快刀ホン・ギルドン」19話まで見ました。相変わらず、良いです。いやあ、これじゃ殿堂入りかもしれません^^このドラマ。まあ、13話から19話まで見てきたわけですが、19話最後がすごすぎるので、ここで感想を書いておきましょう。以下ねたばれ。

まず、ついにイノクとギルドンが再会したところから始まります。イノクは、自分だけがギルドンが生きていることを知らなかったということに気がつきます。私はどうでもいい人間だから教えてもらえなかったの?・・・と本人としては、変な落ち込み方をします。しかし、チャンフィーに「教えられないお前が特別なんだ」と言われて納得・・・。この愚鈍さは、もはやユリさんの本質かと思うほどのはまり役です。こんな、お馬鹿な娘に片想いしちゃったチャンフィーって切なすぎますよね。自分の想いは、溢れているにもかかわらず、まったく伝わらない。ひたすら、ギルドンを見ているマイ・ペースのイノク。普通はこのヒロインって聡明な役柄にするはずでしょ。これが、違う!2人の男の想いを無意識に見切って外し続け、一人ででも盛り上がれるこの役は、ユリさんしかできませんよ(笑)

ギルドンは盗賊です。イノクは再会した喜びで、その意味を知りませんでした。盗賊とは、社会的ルールを破った存在。取り締まられて、罰されるべき存在であるということです。イノクは、ギルドンと一緒にいられればよかったのですが、ギルドンにとってはそれだけではありません。自分のそばにイノクを置くということは、自分がいつか捕まる時の、覚悟を要求しているのです。イノクはギルドンにとっての弱点、しかし、自分の進むべき道は決めた。なら、もし、俺が捕まったとしても覚悟しておけ。と言いたいわけなんでしょう。

イノクは、一緒にいたいだけでしたが、自分の存在がギルドンの足かせとなるなら、遠くで見つめるだけでも良いと彼女は思います。さあ、アホ顔と涙顔をメインで示してきたユリさんですが、これから、びっくりするような意志の入った顔を見せてもらえます。仲間を助けようと「俺が活貧党の頭領のホン・ギルドンだ」と言い放って、捕まろうとするギルドンを見つめるイノク。ここでは、驚くべき強い視線です。通常なら、そこで捕まることはギルドンの死を意味していると思うんですが、それでも後悔はしない。自分の愛する人の生き様を脳裏に焼き付けておくという感じがしました。イノクの人生はギルドンと共にあるという信念が伝わりましたね。

さて、捕まってしまったギルドンを助けるくだりは、とってもハラハラドキドキでおもしろいと思いますけど、つっこみどころも満載です。まあ、イノクの可愛い姿に免じて許しておきましょう。ギルドンに言わせると「なんだその格好!可愛いのが腹が立つ」というわけです。自分以外の男性にそんなに可愛い姿を見せるなんて腹がたつ。わかります。可愛い姿は、まず恋人である自分に見せて、許可を得てから他の人に見せるように・・・これが、恋する男の本音でしょう(笑)

さて、これからギルドンとイノクはラブラブとなるのですけど、ほんとに見ていて楽しいです。ストーリー的なお休み時間をこの2人のラブラブシーンで乗り切るなんて、この脚本やりますな。でも、この2人が仲良くなればなるほど、チャンフィーは切ないわけで。自分の想いが届かない切なさは、彼が出てくるたびに画面いっぱいにあふれてきます。

政治的な話しに戻すと、チャンフィーは、民のための政治を行える人間であるとギルドンは認め、チャンフィーは民の支持を取り付けるためにギルドンを利用しようとします。ここの微妙なバランスに気づいてますか?王となるためには、貴族の支持が必要。しかし、民にとって貴族は搾取するほうの存在なんです。すると、いつか、チャンフィーとギルドンの道が離れてしまうことは必然なんですよね。これを防ぐためには、貴族の総入れ替えとか階級社会を否定して社会主義をつくるとかしないといけなくなります。チャンフィーに、そこまでの変革を望むのは無理でしょうから、せっかく協力している2人がどこかで別れるのかなと私は覚悟しています。

さて、17話18話は、いちだんと2人のラブラブモードに圧倒されるのですが、2人が可愛いのでかまいません。しかし、ついにじわじわとイノクの出生の秘密というやつが明らかになってきます。リュ・イノクの存在は、今の王にとっては、自分の正当性を否定する宣伝材料にされるということなんです。今の王は、イノクの父母を殺害させ、チャンフィーへ譲位をしようとした前王の意志が刻まれた剣を奪ったわけで、その被害者の娘が生き残っていて、涙ながらに国民に訴えたら・・・なんて考えると「まずい」と思うのは当然でしょう。

こうして、イノクは狙われます。この過程で、イノクの祖父(育ての祖父)が死亡。ついに、イノクは自分の父母と育ての祖父を殺したギルドン父への憎しみを爆発させます。おいおい、ユリさんかっこいいじゃないの。化粧のしかたのせいもあって、怒りの表情が見事に現れています。このドラマって、ユリさんのアイドルドラマだねぇと思います(これは褒めてます)。天然ボケ、笑いから始まって、涙、強い意志、そして怒りです。顔が可愛いということは、女優としての大いなる武器ですね。画面いっぱいに映る横顔なんか美しいと思わされてしまいます。まあ、いろいろ見せてもらえますわ^^。

そして、19話最終。ギルドン父に振り下ろされるイノクの剣の前に立ちふさがったのはギルドン。イノクの剣はギルドンを刺し貫きました。ひえ~~~~こりゃ、すごい。愛する男を刺した女。イノクの怒りの表情は一瞬にして、茫然自失の表情に変わります。そりゃそうだ・・・どうなるんだぁ。こんな展開は予想してなかったよ~。つづく。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月29日 (火)

韓国ドラマ「快刀ホン・ギルドン」12話まで見ました

韓国ドラマ「快刀ホン・ギルドン」12話まで見ました。

もう、満点!

・・・・・・何も言うことはありません。すごいです。泣けます。良いです。
これは、何も情報を仕入れずに見る方が良くて、書く気がしません。12話なんてボロ泣きですよ~。

どうして、こんなに良いのかというと、配役がうまい。イノク役のソン・ユリさん。可愛い・・・しかし、賢くないという設定が見事なんですよね。言葉にするのが、すごく難しいのですが、このイノクの鈍さからくる感動は、私にまっすぐ伝わってくるんです。ギルドンは、もうこの世にいないという事実とそれでも自分は生きていくという現実。それを克服するために、彼女はギルドンのことを考えないことにします。それでも・・・・自分は馬鹿だから・・・考えないでおこうということを忘れてしまう・・・。怖いような表現です。こうして、視聴者は、イノクの感情に同調しているところで、ギルドンの後ろ姿が、視界に飛び込んできます。イノクは、夢で何度もこういうシーンを見ているのだと思いました。何度も何度も見た夢・・・・目が覚めるとそれは、逆に自分を打ちのめす悲しい夢。あ~また、夢なんだと思いながらも、その中では大好きなギルドンに会える。でも、これは、夢じゃない。きっと・・・。やっぱり、イノクは、ギルドンに飛びつきました。そして、イノクは、ついに、ギルドンを自分の腕の中に入れたのでした。この、12話最終シーンへ向かうストーリーの流れは屈指の出来です。是非、しっかり味わってくださいね。(13話見てないけど夢オチだったりして・・・)

一方、このドラマでは、大君チャンフィと貴族の娘ウネの愛もそれぞれ描かれています。世が世なら、チャンフィは皇帝、そして、イノクは、リュ・イノクとして、彼の后となる資格があったわけです。それが、いまは、薬売りの娘イノクと謀反を企てる怪しげな男というわけですから、何か胸が躍るような設定なんですよね。今は、2人ともそんな事実は知らず、チャンフィは、イノクの価値基準に外れないような人間になりたいと思うように変わってきます。何と、女の恐ろしい事でしょう(笑)。クールで、目的のためなら手段を選ばない人間だったチャンフィが、変わっていきます。自分が、本当に皇帝になる意味とは何か?はじめは、自分が正当な後継者だからという理由だったかもしれません。しかし、それは違う。何をするために皇帝になるのか?民の上に立つということは、民の幸せを目指す事。この事をイノクやギルドンを通じて悟っていくわけです。ひょっとすると、一人の女の幸せのためには、自分の大きな目的さえ捨てることができるかもしれません。イノクの愛が得られるなら、民ではなく、一人の女を見て生きるという選択もありますよね。さあ、これからチャンフィはどうなっていくのでしょう。イノクはギルドンひとすじでしょうから、チャンフィの嫉妬が怖かったりして・・・

そして、貴族の娘ウネ。彼女は、お嬢様です。盗賊と貴族の娘では、大きな身分違い。それでも、ギルドンといると楽しい。ずっと、箱入り娘だった自分に新しい世界を見せてくれる男ギルドン。これは、愛と好奇心の混在する感情なんですが、本人もわからないでしょう。愛の初めは、好奇心。何だろう?という興味で始まることも多いと思います。ウネとギルドンのドラマにしても、相当おもしろいものができそうです。

さて、じわっと怖い設定が浮上しています。実は、イノクの父母を殺したのは、ギルドンの父なんですよね。イノクにとって、ギルドンは両親を殺した仇の息子ということです。こりゃ、また、ひと山ありますねぇ・・・。

イノクは、食い意地が張ってますので、モノを食べるシーンがいっぱいでてきます。シーンひとつで何度も撮ってたら、こりゃ、ユリさん太るわ・・・と思ったのは、私だけでしょうか(笑)。

話変わりますが、昨日の雷雨で停電・大雨ということで、スカパー録画失敗4番組。これを戻すのは相当めんどうです(泣)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月28日 (月)

韓国ドラマ「快刀ホン・ギルドン」8話まで

韓国ドラマ「快刀ホン・ギルドン」を8話まで見ました。いやあ、泣いたぁ~。漫画チックなんで泣くことは無いだろうと思ってましたが、この2話はすごかった。こんなんで、泣ける自分が幸せです。(笑い)

チャンフィの謀反は、ギルドンのせいで失敗しましたが、皇帝は、謀反の原因を追及し、罪もない人々を処刑し始めるのです。自分のために、人が死んでいく。この状況から、ギルドンは全責任を負って、自分の死でもって、終わらせようとします。チャンフィの皇帝としての根拠となる剣を手に入れ、それを官軍に渡し、矢にうたれ崖下へ・・・かかる曲は、もちろん少女時代テヨンの「もしも」、このシーンはYouTubeの映像で見てましたが、シーンの意味が分かって見ると、すごいことがわかりました。そして、曲の良さもわかります。

こっからが、強烈でした。イノクはギルドンの死が信じられません。一緒に中国に行こう(こりゃ、もう一生一緒にいようと同義ですよね)と約束までしたギルドンの死を受け入れられないのです。毎日、彼の生きている痕跡を探すイノク。死体が見つからない以上、どこかで生きているはず。かすかな希望が彼女の生きる糧となっています。

一方、ギルドンは死に臨んで、自らの生きる道を見つけました。「盗賊は悪い。しかし、もっと悪い盗賊が世の中にいる。その盗賊から、盗んで世の中に返そう。」と思ったのです。もっと悪い盗賊って?それは、権力者ですよね。税金や賄賂をしこたま、自分の懐にいれて、贅沢な生活を送っている輩。このあたりは、現代でも通用する話です。

今話題の公務員試験汚職事件とかが、きっと氷山の一角であることは、皆さん知ってますよね。おそらく、あのようなことは、どこででも行われていて、たまたま明るみにでただけで、偉い人たちは、どこで終わらせようか筋書きを考えていると思います。そうでなくても、税金の使い道なんて、けっこういい加減では無いでしょうか?消費税を3%から5%に上げる時に、確か福祉を充実させると言ってませんでしたか?結果は、景気の回復を国民が望んでいるとか言って、結局、増税分は、企業の所得税減税とか個人の所得税減税で消えたという話を聞いたことがあります。そして、国はお金に困り、まず、お金が無いということを前提に、年金や医療の分野の支出を削減することになりました。そこには、国民の生活への配慮は無い気がします。今の年寄り達はお金を持っているから、大丈夫とか言われても、それは自分達が努力してきたもの。将来の設計を年金や保険で考えていたのに、都合で変えられちゃたまったもんじゃありませんよ。まあ、どこかで消費税がまた上がるでしょうけど、きっと、増収分は、天下り先の施設や機構をつくり、そこに勤める人の人件費に消えるのでしょう。雀の涙ほどは、格好がつかないから、医療・福祉の分野に回ってくるでしょうけどね。ありゃ、すごい脱線しちゃった。

・・・・ということで、ギルドンは、貴族達の財産を盗みにいきます。ここでおもしろいのは、前もって、「一番私腹を肥やしている所に盗みにはいる」と宣言したことです。こうすることによって、対面を重んじる貴族達は、自分のところに盗みに入られても、公言できなくなったのです。盗まれたということは、自分が朝鮮一私腹を肥やしていたと言うのと同じことになったのです。うまいわぁ(笑い)

その盗みの途中で、ギルドンはウネに出会います。盗賊のなりをしていても、ウネはギルドンが好きですから、すぐにわかります。「生きていたんだぁ」という喜びが彼女を襲います。そして、一月後にあの場所で・・・なんて約束をしちゃうんですよね。こりゃ、どうなるんだ。ウネが身分を捨ててしまいそうで、めちゃおもしろいです。おっと、こんなところは、おもしろいだけで、泣ける話ではありません^^。

イノクはギルドンを探しています。それを見つめるギルドン。これからの自分の道は、危険がいっぱいで、イノクと共に歩む道ではありません。すると、ギルドンは、死んだことにしていたほうが良いのです。しかし、イノクはギルドンの死を信じません。このままだと、一生イノクはギルドンを待ち続けるのです。そんな、待たせる人生を好きな女性にさせることはできないとギルドンは考えました。そこで、「自分の死体が見つかった。形見はイノクの作ったこの袋があった」と人を通じてイノクに知らせたのです。この言葉をイノクは信じました。絶望から泣き崩れるイノク。かすかな希望の光が彼女を支えていましたが、それが無くなったのです。それを陰から見つめるギルドン。好きな女性を悲しませるのは何よりも辛いことです。しかし、敢えてしないといけないことがある。私、このシーンで、泣きましたよ。いいわぁ~。

テヨンの「もしも」の歌詞のイメージはこんな感じかな^^韓国の上半期カラオケNo.1の曲ですよ。是非聞いて下さいね。

もしも、私があなたに近づいたら、あなたはどう思うだろう。もしも、あなたが私から離れていったら、どうしたらいいんだろう。私が、馬鹿みたいに見つめるだけで、愛してるとも言えないのは、出会いの後の苦しみが怖いんだわ。それでも、もしも、あなたが私に近づいてきたらどうしよう・・・本当にわからない・・。

8話まで、見た人はこの「もしも」のMVをどうぞ・・・^^いいシーンばっかりだね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月27日 (日)

韓国ドラマ「快刀ホン・ギルドン」を見始めました。6話まで

韓国ドラマ「快刀ホン・ギルドン」を見始めました。6話まで見ました。ひとことで言うと・・・おもしろい。だから、視聴スピードが早い。感想を書く前に次を見たいと思って進んでしまいます。見事な配役とストーリーで、漫画チックではありあすが、飽きさせることなく見させます。ここまでなら、とってもおすすめ^^。

主役ホン・ギルドンをカン・ジファンさん。「京城スキャンダル」の時のように、おちゃらけの中に込めた想いをやらせたら、最高の男優さんです。一方の女優さんメインは、ソン・ユリさんです。私には苦手女優さんですが、「雪の女王」で若干克服しました。この間FIN.K.Lを見ちゃいましたので、全然印象が変わっています。私は、元可愛いアイドル歌手に演技力を求めはしません。ですから、ここでの男っぽい役・・・太王四神記のスジニを彷彿させる役ホ・イノクを演じていますが、ぶっきらぼうのしゃべりは、まあ、はまっていて良いと思います。イノクは、本当は貴族の娘っぽいですので、これまた、今後の展開を感じさせて期待いっぱいです。

もう、ひとり、かっこいい男優さんが出演していまして、現皇帝の弟で、本来の正当な後継者と前皇帝から認められていたイ・チャンフィをチャン・グンソクさんが演じます。この人の名前はいろんな所で聞いたことがあって、かっこいいという噂でしたが、私、ここで初めて見て、うん、かっこいいかなと思います。

物語は、革命を企てるチャンフィに対して、私生児という無気力な環境から逃れようとするホン・ギルドンがからみ、その二人の間にイノクが存在するという感じで進みます。ギルドンは、ちょっと、精神的に歪んだ人物(無気力・無感動。自分勝手・・)に描かれていますが、イノクと出会い、少し変わります。大切な人ができたのですね。イノクは、愚かな奴といわれるくらい、人を疑わない人間です。賢くはないかもしれませんが、心が美しく、人として優秀なのです。彼女は、ひょんなことから、ギルドンの妻という名目でギルドンと一緒にいることになり、誰も信じていなかったギルドンに絶対の信頼を寄せます。信じてくれる人が最低一人はいたことに気づいたギルドンは、彼女を大切に思うようになりますが、自分がお尋ね者になったことから、一緒にはいられないと思います。「いつかは戻ってくるから、待ってろ」とイノクに間接的な愛の言葉をかけます。この二人の愛のかたちがけっこういいと思います~。漫画チックですので、ギルドンの行動がいつの間にか、自分の意図しないものとして評価されていくところが非常におもしろいです。

対照的なのが、チャンフィ。彼は、正当な後継者として、皇帝の座を狙っています。そのためには、ある程度の犠牲を覚悟しています。このクールな彼が、イノクと出会うことによって、人の命の重大さを感じていくのです。自分の大義のために、人の命を奪っていって良いのか?自分の秘密に関わりすぎたイノクを殺そうとしますが、できません。皇帝は民の命と生活の上に成り立つモノ。ちっぽけな人の命は、無視できるのか・・・いや、そうじゃないかも・・・という迷いをイノクから授けられるみたいです。

そして、ギルドンの慕う貴族の娘としてユニが配されています。もちろん、イノクの対照としての存在ですね。わがままっぽいお嬢様のユニがギルドンに惹かれていくというのは、王道のパターンですので、こりゃまた、私のツボを押してくれます。気持ちいい~(笑い)

冒頭のワイヤーアクションとか、色眼鏡とか、ダンスとかで、なんだ・・こりゃ?と思いますが、すぐに気にならなくなり、物語のおもしろさにひきこまれることになります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

19の純情 | 90日愛する時間 | BAD LOVE~愛に溺れて | あなた笑って | あの青い草原の上に | ありがとうございます | ある素敵な日 | あんぱん | いいかげんな興信所 | いかさま師~タチャ | お嬢さんをお願い | がんばれ!クムスン | このろくでなしの愛 | どなたですか? | なんでウチに来たの? | ぶどう畑のあの男 | アイ・アム・セム | アクシデントカップル~ただ見守っていて | イサン-正祖大王 | イニョン王妃の男 | インスンはきれいだ | ウェディング | オンリー・ユー | オー必勝! | カインとアベル | カップルブレイキング | キツネちゃん、何してるの | クリスマスに雪は降るの? | ケセラセラ | コーヒープリンス1号店 | シティハンター in Seoul | シティホール | シンデレラのお姉さん | シンドン | シークレット・ガーデン | ジャイアント | ジュリエットの男 | スカイハイ(Sky High) | スターの恋人 | ストック | スポットライト | スマイル・アゲイン | ソウルメイト | ソドンヨ | タムナ | チェオクの剣 | チャングムの誓い | チョンウチ | テルン選手村 | テロワール | トキメキ☆成均館スキャンダル | トンイ | ニューハート | ハノイの花嫁 | ハロー!お嬢さん | パスタ | パソコン・インターネット | ピングオリ | ファッション70s | ファンタスティック・カップル | フルハウス | ブルーフィッシュ | プラハの恋人 | ベートーベンウィルス | ホジュン | マイ・ガール | ミスターグッドバイ | メリーは外泊中 | メリー&テグ 恋のから騒ぎ | ラブレター | ラブ・トレジャー 夜になればわかること | ローズマリー | 一枝梅(イルジメ) | 不汗党(プランダン) | 不良カップル | 不良家族 | 九尾狐外傳 | 乾パン先生とこんぺいとう | 京城スキャンダル | 会いたい | 偉大な遺産 | 僕の彼女は九尾狐(クミホ) | 僕は彼女が好き | 優しい男 | 兄嫁は19歳 | 別れの法則 | 別巡検 | 君はどこの星からきたの | 君は僕の運命 | 善徳女王 | 外科医ポン・ダルヒ | 大望 | 大祚榮(テジョヨン) | 大~韓民国の弁護士 | 天使のキス | 太王四神記 | 太陽の女 | 太陽を抱く月 | 威風堂々な彼女 | 守護天使 | | 宮S | 屋根部屋の皇太子 | 幸せです | 幻の王女チャミョンゴ | 弁護士 | 強敵たち | 彼らが生きる世界 | 彼女がラブハンター | 彼女が帰ってきた | 復活 | 必殺!最強チル | 快傑春香 | 快刀 ホン・ギルドン | 恋するスパイ | 愛していると言って | 愛してる | 愛するなら彼らのように | 愛に狂う | 愛をたずねて三千里 | 日本のドラマ | 日本の映画 | 日記・コラム・つぶやき | 明朗少女成功記 | 春のワルツ | 最高の愛 恋はドゥグンドゥグン | 朱蒙 | 東京、天気雨 | 検事プリンセス | 波乱万丈ミスキムの10億作り | 海神 | 漢城別曲 正 | 火の鳥 | 燦爛たる遺産(華麗なる遺産) | 犬とオオカミの時間 | 王女の男(姫の男) | 男が愛する時 | 白雪姫 | 神の天秤 | 神様、お願い | 私の名前はキム・サムスン | 私の恋愛のすべて | 私の期限は49日 | 私の生涯最後のスキャンダル | 美賊イルジメ伝~帰ってきたイルジメ | 花いちもんめ | 花より男子 | 製パン王キム・タック | 酒の国 | 銭の戦争 | 雪だるま | 雪の女王 | 韓国ドラマ | 韓国映画 | 風の絵師 | 馬医 | 魔王 | 1%の奇跡 | 12月の熱帯夜 | 18・29 | 4月のキス | 9回裏2アウト | Dr.ギャング | K-POP