ベートーベンウィルス

2009年2月20日 (金)

韓国ドラマ「ベートベンウィルス」見終わりました。

韓国ドラマ「ベートベンウィルス」全18話見終わりました。感想は・・・・

なんじゃ・・こりゃぁ~~~!これで、おわりなの?

・・・・ふ~ん、どういうことでしょう。こんなに、あっさりで良いのですか?高級料理店の素材を生かした薄味より、ごはんがしっかり食べられる醤油と砂糖のきいた料理が、まだ好きな私。たまに、薄味を楽しむのは良いですが、それを楽しむには絶対に素材の良さが必要です。このドラマの素材の特徴って何?

ひとつは、誰もが上げるはずの、カン・マエの存在感。独特のしゃべりから発せられる特徴ある性格。冷たいようで、実は優しく、その優しさの表現はひねくれていて可愛い。この役を演じるキム・ミョンミンさんを見て下さいということはできます。もうひとつは、ドラマの根底に流れる音楽・クラシックの調べ。これは、耳に心地よい。さらに、テーマは最終話にインスニさんの名曲「がちょうの夢」を持ってきたのですから、その歌詞の内容こそが言いたいことなんでしょう。普通の人たちの夢に向かう自分たちの想いこそが大切なんだと言います。ですから、このドラマには、そこそこの感動はあるのです。

しか~し、とっても残念なことに、私ははまれなかった。ドラマは受け手側の状態によって、感想が変わると思います。違う時に、違う状態で、このドラマを見たら、「いろんなところに感動がちりばめられ、それが音楽とともに一体感でもって伝わってくるしみじみとした良いドラマで、指揮者カン・マエを楽しむ秀作」と言うかもしれませんし、その可能性もあります。しかし、今は、何か、自分の中では盛り上がらないドラマでした。きっと、カン・マエとルミの恋愛関係を、もっと自分好みに描いて欲しかったのですね。ドラマ中に音楽が鳴っている時間が多いが故に、ストーリーとしては描き方が不足します。ですから、音楽シーンが特徴ではあるけど、ストーリーの深さ的には、欠点となってしまうのです。音で物語を語らせたら、成功だったのでしょうが、全体を通じて、そこまでの音楽の存在感はないと感じました。コテコテの韓国ドラマではなくて、あっさりした感じが好きな人はどうぞって感じです。

このドラマの感想のシメは・・・・「人生の最後で笑っている私を見届けて下さい」ってとこです^^

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2009年2月15日 (日)

韓国ドラマ「ベートベンウィルス」16話まで見ました。

韓国ドラマ「ベートベンウィルス」16話まで見ました。ずっと、見ているんだけど、いまいち感想の書きにくいドラマです。おもしろくないことは、無いんだけど、もう一つおもしろいとも言えない。どうしてでしょう。これは、私の趣味をはずしているのかもしれません。気にいってる人はごめんなさいね。

実はね。私、イ・ジアさん扮するルミでブレーキかかっているんです。「太王四神記」でおきにいりでしたイ・ジアさんが、ここではなんかいまいちなんですよね。彼女は、実年齢28歳、ここでのルミ役は何歳で設定しているのでしょうか。どうも、あまりに幼い感じのシーンがところどころに見られて気分的に引いてしまいます。演技的にもねぇ。。。? 可愛い・・・を通り越すと、あなたは何歳なの?このドラマでは、容姿が大人っぽいと感じますので、違和感・・・。

何話だったか、忘れちゃったんだけど、ルミが自転車で旅に出て、ある丘でカン・マエに出会うシーンがあったのですが、本当は2人の気持ちを確かめる良いシーンだったはずなんですが、全然感動せず、妙なおかしさ(笑い)が浮かんできました。ここから、カン・マエとルミの恋にまったく、はまれませんでした。すると、後は、指揮者としてのゴヌの成長ってところです。う~ん、感想が思い浮かばないので、まあ、見て下さいというだけですね。気に入ったらどうぞ^^おや、まだ、終わってないし・・・。音楽は飛び抜けて良いと思います。

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2009年1月23日 (金)

韓国ドラマ「ベートーベンウィルス」10話まで

韓国ドラマ「ベートーベンウィルス」10話まで見ました。なんか・・・いかにも感動を誘いそうな展開に、クサさを感じながらも、良いんじゃないかと思ってしまう自分が怖い。

9話は、カン・マエの態度や口調に反発した団員がいっせいに退職を願い出ます。退職を撤回させるための団員の要求は、団員の人格の尊重、所定時間外の練習拒否、侮辱的発言に対する謝罪の3つでした。これまでのカン・マエの生き方なら、決して受け入れることはなく、そのオケを後にしたことでしょう。しかし、彼もここで成長しています。大人になるということ、生きていくということには、自分の生き方を曲げないといけない場合がある。彼は、「謝罪しよう」とルミに言います。ルミはカン・マエのことがとっても良くわかっていますので、その言葉を聞いて悲しいのです。自分の生き方を決して曲げてこなかったカン・マエが、謝罪するなんて、その心はどんなに傷ついているのかわかるのです。ルミはもはやカン・マエにかける言葉もなく、泣くしかありませんでした。

一方のカン・マエは・・・ボロ泣きしている女性をもてあましている感じですね。こいつ、何でこんなことで泣いてるんだ。つらいのは俺であってお前じゃないぞ。カン・マエは人とふれあうことが少なかったのでしょう。まして、自分のことで泣いてくれる人に出会ったことも無かったはずです。付き合い方はわからないけど、ルミの気持ちはしっかりわかったという感じでした。

そして、カン・マエは団員たちに謝罪・・・・するのかと思ったら・・・・ためてためて・・・謝罪しないのです。自分の心にもない謝罪をすることはできないのです。カン・マエにとって、自分に嘘をつくことはできなかった。そのかわり、彼は、自分の夢を語ります。「しゃべり方は生まれつきなのでがまんしてくれ。そのかわり、私は演奏に対しては正当な報酬を約束し、そして、皆さんには、観客の心が洗われるような素晴らしい演奏へ導いていくことを約束します」リーダーとしての演説ですな^^カン・マエは、演奏のことに対してきつい口調で責めているだけで、演奏家にとっては言われてもあたりまえのことなんです。そして、それをクリアーした後には、すばらしい結果が待っていることも団員はわかっているのです。すると団員は、この人についていこうかな?なんて思っちゃうんですよね。

さて、演奏に対する正当な報酬の保証・・・あたりまえそうで当たり前でない。プロは演奏に対してお金をとります。お金をとるからこそ、お金に合ったレベルの演奏を行わないといけないのです。それが報酬を得るということ。

ここで、「演奏」を「労働」に置き換えると、自分たちの仕事として実感します。報酬をもらっている以上、プロとして、与えられた仕事をこなさねばなりません。すると、無報酬の仕事はしないという結論がでてくるのですが、難しいのが個々の能力に差があること。通常はこの差がしっかりと給料に反映してません。能力の高い人は、時間内にしっかり仕事を終わらせて終了。しかし、能力の低い人は時間内に終わらせることができず、残業。この残業は本人にとっては一生懸命やった仕事ですので、当然手当がつくべきだと思いますが、能力の高い人は同じ仕事を時間内に終わらせられるわけなんですよ。すると時間内に終わらせた方からすると、何か変?あいつのほうが残業手当がついて給料が良いなんてって、思う気持ちが生じます。これは、長い目で見ると能力の高い方が、先に出世して給料がよくなることで解消するのですが、人間って今が大切ですから、その時は不満を持ったりします。過程を評価するか、結果を評価するか・・・プロである以上、結果のほうを優先したいですが、そればかりを追っていると、下の人がついてきません^^個人個人は、自分の能力の範囲で一生懸命やってるからね。

さて、ルミの恋のほうは、どうなったでしょう。ルミは、カン・マエからの「おまえは弟子ゴヌの恋人」という言葉に傷つきます。カン・マエの力になりたい。その気持ちは、ゴヌへの気持ちとは違って激流のように抑えられなくなってきました。そして、ついにもう一人のカン・ゴヌ(カン・マエもカン・ゴヌという名前なんです^^)が好き・・・と告白してしまいます。しかし、その気持ちを簡単に受け入れるようなカン・マエではありません。ゴヌがルミを好きなのを知っていますから、その恋には踏み込めないのです。すると、自分は何も思っていないことを示そうとして、ルミの気持ちの拒絶のしかたが強烈となります。一方ゴヌは、ルミとつき合っているつもりですから、そのゴヌの気持ちと自分の気持ちでルミの心は板挟み・・・・すると、女はいいよなぁ。何も言わずに泣く・・・ということになりました。

10話の演奏会の合唱団登場はドラマチックですが、ありえない・・・・なんて思ってみちゃいけませんよ(笑)ところどころに、つっこみどころはありますけど。。目をつぶる。

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2009年1月16日 (金)

韓国ドラマ「ベートーベンウィルス」8話まで

韓国ドラマ「ベートーベンウィルス」8話まで見ました。ちょっと、人情話から涙の誘因という展開は、消えてこの2話のポイントは、カン・マエが、いかに優しい人間であるかということと、ルミの恋の行方はどこへ行くという2点です。まず、いろんな話は、すべて、カン・マエが自分の気持ちを表現するのが不器用で、言葉はきつくて人を傷つけるけど、実はとっても暖かい人間だと印象づけていきます。その彼の本質に気がついた人たちは、彼を好きになっていくのです。口ではあんなこと言ってるけど、実は、こういうことの裏返し・・・素直じゃないなぁ・・・となってしまうと、カン・マエの毒舌は可愛くなって許してしまうのです。私たちも、カン・マエって、意外と可愛いなんて思ったら、このドラマにはまってしまいますよ。

一方、ルミの恋はどうなんでしょう。ゴヌは、もう明確にルミが好きだということを実感しました。ルミもまんざらでは無いようです。夜中にデートでほとんどキスってところまで、行きましたからね。でも、あと一歩のところで、カン・マエの散歩に出くわし中断。ここでキスしないということは・・・・・最終的に、ルミは、ゴヌに向かわないことを予感します^^。ゴヌとルミの会話は友達以上、恋人未満って感じで楽しいです。

一方、カン・マエとルミの会話は、もっとドキドキ感を含んでいるのです(お~わからん表現^^)カン・マエのキメ台詞は、おぼれてやっと助かったルミに向かって「もう二度と会えないかと思った」・・・どきゅ~ん^^口が悪いカン・マエですから、余計にストレートです。ルミのキメ台詞は、頭に浮かんだ音楽を言葉で表現するシーンで・・・「強そうだけど寂しそうで、格好良くて、可愛くもあり、心配でもあり、抱きしめちゃいたい^^」と言います。音楽に対する感想なんですが、まさにカン・マエに対する気持ち・・・に近いでしょう。夜に二人っきりの時に、こんなふうにイ・ジアさんに言われちゃいますと動揺する言葉ですよね。こんな感じで秘かに進行しているようなカン・マエとルミの恋ですが、ゴヌはあくまで直球勝負!ルミが耳鳴りから気を失って所在不明になっていたのを見つけた時「心配で死ぬかと思った」と抱きしめます。ルミの方は、「はいはい、僕ちゃん、ごめんね」という感じですから、こりゃ、ゴヌやばいぞ~^^この成り行きをゴヌの携帯でカン・マエが聞いてますから、素直じゃなくて優しい彼の次に取る態度は、もう読めてますよね。ついでに、先読みすると、カン・マエの態度がちょっと変わったルミは、いっそうカン・マエに興味を持ち、恋におちていくわけです(本当?)恋はシーソゲーム。押せば逃げるし、引けば追っかけられる・・ということですわ^^

ちょっと、体調不良だし、寒いので、いろんなドラマ見ずに寝ちゃうことが多くなってきました。

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2009年1月 8日 (木)

韓国ドラマ「ベートーベンウィルス」6話見ました。

と・・・いうことで韓国ドラマ「ベートーベンウィルス」6話を見ました。以下ネタバレいっぱい。

さて、公演に成功した結果、市では市民交響楽団の設立に踏み切ります。それは、公務員で安いけど給料がでるんですね。これまでの楽団員は、当然選ばれると思っていたら・・・なんと、カン・マエは最高のオケをつくりたいから、へたくそは要らないというわけです。うまい人だけにカン・マエからオーディションの知らせが入るのです。カン・マエの思いやり・・・つまり、駄目なものは駄目とはっきり言うこと。一見、とっても冷たいようですが、それも優しさのひとつですね。なかなかできることではありません。つい、言われるほうの身になって、婉曲に伝えることが多いです。すると、言われた方は、妙な希望を持って、時間を浪費するということになるそうです。なるほど、一理あるなぁ。

このドラマは、とってもベタなドラマなんで、いろいろと感動を呼ぶ言葉が出てきます。オーディションに呼ばれなかったルミは、カン・マエに対して言います。「私の人生は言い訳だらけ。全部人のせいにしてきた。本当は頑張らなかった自分のせい。後悔はもうしたくないから、小さなチャンスさえ掴みたい」聞いてて、ちょっと落ち込みそうな気分になる言葉です。何故って?自分に響く言葉だから・・・。完全に自分の思うとおりに生きてきた人って少ないでしょう。すると、いろんなところで、後悔を持っているはずです。その時、本当に頑張ったか?と言われると、そうでもない。そうでもないから、後悔が残っている。ルミにとっては、音楽の才能は無いけど、もっと頑張れる、自分の努力を信じられる。その気持ちが残っている以上、やめることはできないのです。あきらめるためには、ボロボロになるところまでいかないと駄目なんです。それは、自分の夢だから・・・・。カン・マエは優しい^^人間ですから、現実をはっきりと知らせるために、ルミを含めた元の楽団員をオーディションに呼びます。そこで、自分が選定した一流の演奏者との実力差を見せつけようとしたわけです。芸術の世界ですから、明確に上手いと下手が存在します。演奏が好きというだけでは、やっていけないのです。自分のレベルに合ったところに属すること、それをカン・マエは教えようとします。それでも、ルミたちは、小さな望みを追い求めます。カン・マエのオケの研究員でいいから、給料なしで、練習を見学する道を選択しました。ひつこいけど、ドラマですから・・・いいでしょう(笑)

同時に進行するエピソードですごかったのが、ルミの聴力の話です。演奏中に耳が聞こえなくなったルミは、カン・マエの紹介で病院を訪れます。その結果は・・・・。後に、ゴヌとの食事シーンで語られます。「私、4ヶ月後には耳が聞こえなくなるから、今、精一杯音楽がしたい」この言葉を軽く言うのです。あまりに軽くて、私は涙がでました。軽く言うからこそ悲しくて悲しくて・・・。周りは何も変わらないのに、ルミの人生には大きな出来事が起ころうとしている。実感が無くてルミ自身も泣けない。鋭いナイフで切られた傷は、血を流すまで痛くない。まさに、これから痛くなることを意味しています。演奏家にとって聴力は命とも言えます。このドラマの題名に「ベートーベン」がついているのも、テヨンの歌が「馬鹿みたい」という題名じゃなくて、「聞こえますか」じゃないといけない理由もわかりました。聞こえなくても、心で感じるから、届かなくても、心で聞いてねということですか(本当かな^^お~い、想像力・・・大風呂敷だよ)

フルートの少女の夢の所も泣けましたね。お金・・お金・・と言い続けて、結局したいことは、お金を儲けて、貧乏でも音楽の好きな子におもいっきり音楽ができるためのお金をだす財団をつくること、そして、最高のフルート奏者を育てること・・・自分のできなかった夢を代わりにかなえてもらおうというわけです。でも、違う。最高のフルート奏者・・・その夢は自分でかなえるべきだと、このドラマはいうのです。自分の夢は人に任せることはできません。まだ、若い。可能性はある。あきらめるな。道を捜せ。こんな言葉を伝えられたら・・・やっぱり・・・私・・感動してしまいます^^。

困った・・・このドラマにはまった。早く次が見たいな。

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韓国ドラマ「ベートーベンウィルス」5話まで見ました。

韓国ドラマ「ベートーベンウィルス」5話まで見ました。5話が良かったので、6話を見る前に感想を載せます。今回、訳わからず・・・泣けました。もう、ベタベタの展開にかぶってくる音楽の効果。こういうのって、嫌いじゃないんです。弱い人々が、それぞれの夢のもとに、今ある何かを捨てて、力を合わせて新しい道へ踏み出すって物語を作られると私・・・弱いんです。

ルミ(イ・ジアさん)の集めたオーケストラは、お金のかからない寄せ集めであると市長にばれてしまいました。騒ぐ市長を黙らせるカン・マエ(キム・ミョンミンさん)のひと言は「わ・た・し・のオーケストラだ」ひえ~い、キメ台詞きた~。楽団員は感動しますよね。リーダーとしての資質です。何かこの人についていこうと思わせるものがある。カン・マエの指揮者としての才能が楽団員たちに伝わるのです。

楽譜も読めない天才ゴヌ(チャン・グンソクさん)は、カン・マエの叱責でおちこむ楽団員を励まし、楽しく指揮を行います。すると、一見、ゴヌの指揮でもやっていけるのではないかと思うんですよね。ところが、それを吹き飛ばすカン・マエの指揮。去っていく前に最後に、へたくそにはこう指揮するんだという技術をみせます。こうして演奏された曲は、今まで自分が弾けたことのないような曲になってしまいます。指揮ひとつで、自分にもこんな演奏ができる・・・その感動は、何ものにも変えられません。オーケストラですから、自分ひとりががんばっても駄目なのです。全員の力を合わせて初めて何かができる。それを引き出してつくるのが指揮者。もはや、楽団員はカン・マエの実力を認め、その厳しさに耐えられるようになります。その厳しさの向こうに、成果がある・・・自分を発揮できる場所・夢があるということを知ったのです。すると、そのリーダーに人はついてきます。見ている私たちも、楽団員とともに同じ感動を味わうわけで、こうして、私の涙へと繋がりました。

公演のシーンはすごかったです。いろんなトラブル続出。ゴヌは警察官という職を捨てて参加。ルミは耳が聞こえなくなるという状態で演奏開始・・・自分が何を演奏しているのかわからない。オケとして、ひとりでも違う合わない音を出すことは、不協和音となりますから、失敗となります。怖ろしい不安がルミを襲います。ここで、注がれるカン・マエの強い視線。カン・マエのタクトに込められた心の声「私を見ろ!私を信じてついてこい」に救われます。耳が聞こえなくて演奏はできんだろうと思いながら・・・やはり、感動するのが私。ドラマのバックには、クラシックの音楽が流れているわけで、その効果も強烈です。

また、チェロ奏者のヒヨンは会場から夫に連れ戻されますが、カン・マエから「ソロを任せる。いままでのうっぷんを晴らせ」と言われて、会場に戻り素晴らしい演奏を行います。これまで、へたくそといわれながらも、練習してきて、自分という存在を見いだせなかった主婦ヒヨンですから、見ている方もドラマチックだなあと感動します。夫も自分の妻を見直したみたいです。(ありえんだろうとは見ている時は思えないのが素敵^^)後で、夫とヒヨンが並んで写真を撮ってるとこで泣けた;;

「あなたたちならできる・・・信じています」というカン・マエの指揮のもと、演奏は大成功。そして、そこには偉大な指揮者に信じられるという喜び、それに答えることができた自分がいたのです。演奏後の楽団員には笑顔しかありません。いいなあ。この感覚を覚えるとやめられないでしょうね。

演奏が終わって、カン・マエは、このオーケストラを去ろうとします。ルミは、それを引き留めたくて、その理由を述べますが、それは、「先生をもっと知りたくて・・・」ということでした。そりゃ、普通、耳が聞こえなくなった時に注がれたカン・マエの視線には惚れるわなぁ^^これは、恋の告白に近い?わからん。ゴヌとルミは、お友達のように仲が良いのですが、この時のルミの態度は、恋する乙女。別れたくないという感情がモロに出ていましたね。あこがれもあるのでしょうが、ルミの恋はどこにいくのでしょうか。まあ、この言葉を受けたカン・マエはゴヌに向かって「解説してくれ、あいつが私を知りたいそうだ」というわけですから、まだまだですね(笑い)

このドラマは、カン・マエという強烈なキャラクターに支えられています。つまり、カン・マエを見ろというわけです。とっても、傲慢なんだけど、そこにある暖かさが、私には感じられて、素晴らしいと思いました。キム・ミョンミンさんがうまい!ここまでの、感想は、「ちょっとクサイんだけど、そこに感動と音楽がある」。見て欲しいドラマになりそうです。

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2008年12月25日 (木)

韓国ドラマ「ベートーベンウィルス」2話まで見ました。

さて、韓国ドラマ「ベートーベンウィルス」2話まで見ました。このドラマの導入を述べてみますと・・・公務員であるトゥ・ルミ(イ・ジアさん)がだした企画案「音楽の都市」により、市のお金でオーケストラを結成することになります。ところが、ルミは詐欺にあって、楽団員に払うお金が無くなってしまい、経歴不問でオーケストラ楽団員を募集するしかなくなりました。そこで、集まってくるのが、ひとくせもふたくせもありそうな連中・・・。そして、指揮者は、10年前に演奏中に音楽が気に入らないと言って、演奏を中止し、音楽界から追放されたカン・マエ(キム・ミョンミンさん)でした。つまり、音楽に厳しく、わがままな指揮者に、寄せ集めのオケ団員というわけですね。となると、各オケ団員の隠された長所を発見し、いつしか、すばらしき演奏ができるオーケストラとなると同時に、指揮者カン・マエ自体も音楽に対する考えが変わっていくという物語になるのでしょう。おや、そうだとしたら、「不良家族」っぽい流れじゃないですか?「不良家族」は、キム・ミョンミンさん扮するダルゴンが、にせものの家族を招集し、いつしか本当の家族のような繋がりを構成するという物語でした。同じように、へっぽこ楽団員を招集して、いつしか本当のオーケストラを構成する物語なら、同じ感じです(無理矢理かよ^^)

さて、順番に各団員の背景が描かれると予想しているのですが、まず、警察官であるトランペッターのカン・ゴヌ(チャン・グンソクさん)の天才性が表現されました。彼は、カン・マエでさえわからない音のずれを発見できるほどの音感を持っていたのです。これは才能ですから、努力で、どうこうできる問題ではありません。ゴヌは音楽が好きでしたが、カン・マエと何年か前に出会い、クラシックとは?という質問を投げかけて、厳しく叱られたという過去を持っています。それで、クラシックが嫌いになっています。でも、とても優しい人間ですので、ルミが困っているのを見かねて、助けることにしました。でも、カン・マエは大嫌いです。すると、天才ゴヌと指揮者マエとは、どうしてもぶつかることになるでしょうね。

・・・・と、こんな感じで始まりました。おもしろいかと聞かれると、私としては、まだ、わからないと答えます。しかし、驚くべきは、キム・ミョンミンさん演じるカン・マエの性格設定。この役って、特徴ありすぎ~。始まったばかりですので、嫌な性格が表面にでています。しゃべり方もすごく変わっています。さあ、このキャラにおちることができるのでしょうか?普通なら、口は悪いけど、その心は優しいという感じに作り、エピソードごとに良い人にするはずですが、どうなんでしょう。今後の展開を見守ります。ルミとゴヌの出会いは、ドラマとしては唐突でした。え?いきなり、楽団に勧誘かよ?もう少し、じっくり納得のいく出会いにして欲しかったです。また、ルミの性格も難しいですな。音楽に対する夢を持ち、楽団を組織するしっかり者と思ったのですが、ゴヌに洗濯場で、冗談めかしながら、「何で助けてくれるの?」って、じゃれるシーンは、そういう性格なのかと、混乱しました。また、マエがゴヌの家に住むことになる過程は、ちょっと都合良すぎると思いました。まあ、いろいろあっても、本質は「音楽への夢」という話でしょうから、そちらが、しっかり出てれば問題ないでしょう。場面場面に流れる音楽は、やはり、すごく美しくて、言葉や演出以上の効果がありますから、評価を上げる要因でしょうね。

このドラマに恋はでてくるのでしょうか?普通なら、ルミはマエに惚れて、ゴヌは片想いってなるのかな?このあたりも楽しみです。音楽は1話初めの方で、いきなり少女時代の曲「愛はメロディに乗って~Day by Day」が流れました。ファニとテヨンの曲はどの場面でくるのかな?待ってますよ~。

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