韓国ドラマ「ベートベンウィルス」見終わりました。
韓国ドラマ「ベートベンウィルス」全18話見終わりました。感想は・・・・
なんじゃ・・こりゃぁ~~~!これで、おわりなの?
・・・・ふ~ん、どういうことでしょう。こんなに、あっさりで良いのですか?高級料理店の素材を生かした薄味より、ごはんがしっかり食べられる醤油と砂糖のきいた料理が、まだ好きな私。たまに、薄味を楽しむのは良いですが、それを楽しむには絶対に素材の良さが必要です。このドラマの素材の特徴って何?
ひとつは、誰もが上げるはずの、カン・マエの存在感。独特のしゃべりから発せられる特徴ある性格。冷たいようで、実は優しく、その優しさの表現はひねくれていて可愛い。この役を演じるキム・ミョンミンさんを見て下さいということはできます。もうひとつは、ドラマの根底に流れる音楽・クラシックの調べ。これは、耳に心地よい。さらに、テーマは最終話にインスニさんの名曲「がちょうの夢」を持ってきたのですから、その歌詞の内容こそが言いたいことなんでしょう。普通の人たちの夢に向かう自分たちの想いこそが大切なんだと言います。ですから、このドラマには、そこそこの感動はあるのです。
しか~し、とっても残念なことに、私ははまれなかった。ドラマは受け手側の状態によって、感想が変わると思います。違う時に、違う状態で、このドラマを見たら、「いろんなところに感動がちりばめられ、それが音楽とともに一体感でもって伝わってくるしみじみとした良いドラマで、指揮者カン・マエを楽しむ秀作」と言うかもしれませんし、その可能性もあります。しかし、今は、何か、自分の中では盛り上がらないドラマでした。きっと、カン・マエとルミの恋愛関係を、もっと自分好みに描いて欲しかったのですね。ドラマ中に音楽が鳴っている時間が多いが故に、ストーリーとしては描き方が不足します。ですから、音楽シーンが特徴ではあるけど、ストーリーの深さ的には、欠点となってしまうのです。音で物語を語らせたら、成功だったのでしょうが、全体を通じて、そこまでの音楽の存在感はないと感じました。コテコテの韓国ドラマではなくて、あっさりした感じが好きな人はどうぞって感じです。
このドラマの感想のシメは・・・・「人生の最後で笑っている私を見届けて下さい」ってとこです^^
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