韓国ドラマ「オー!必勝」見終わりました
韓国ドラマ「オー!必勝」全16話見終わりました。まあ、おもしろいんですけど、私は、やっぱりスニョン(チェリムさん)とピルスン(アン・ジェウクさん)の恋には、はまれなかったです。
スニョンは、リュ・ジンさん演じるジェウンが好きでした。それが、ピルスンの好意に気づき、ついにはそれを受け入れちゃったんですよね。まあ、それだけだったら、別によくあるストーリーで、問題なかったのですが、ここに、ひとり名演技をした人がいて、私の気持ちを全部持って行っちゃたんですよ。もちろん、ピルスンの秘書であるユジョン(パク・ソニョンさん)です。
このドラマのこのユジョンという役は、良い役でした。はじめ、ピルスンの教育役でしたが、いつしか、彼の行動に興味をもち、ピルスンの気持ちを先回りしてわかるほどの、秘書となりました。その根底にあるのは、ピルスンへの愛。しかし、ピルスンの気持ちは、決して自分の方へは向くことが無く、単なる同僚・友人でしか無かったのです。ユジョンの恋が、あまりに良いので、どうしても、彼女を幸せにして欲しいという気持ちが湧いてきます。このドラマの終わり方は、あっさりしていますから、いっそのこと、ユジョンとピルスンでくっつけちゃうというどんでん返しをしてくれたら、良かったのにと思ってしまいます。あの、ポーカーフェイスのユジョンの顔が、感情あふれる笑顔や涙になるのが、もっともっと見たいではありませんか?そうすると、ユジョンと対照的に明るく感情をだしてきたスニョンに比べて、ずっとインパクトのある場面となったはずなのです。
こういう展開の時の最終シーンを想像すると・・・、エプロン姿で、家庭的な雰囲気を出して、にこやかに笑うユジョンのそばで、わがまま言ってるピルスンなんて図でドラマが終わったら、私は素晴らしいと言ったことでしょう。しかし、こうはできなかった。このドラマでのピルスンの愛は実はまったく揺れないのです。それは、逆に一本筋が通っていて、好ましいとも言えます。スニョンがフラフラしてますから、ピルスンをフラフラさせちゃ、わけがわからなくなると思ったのでしょう。フラフラするスニョンを惹きつけるためには、ピルスンの揺るぎない愛が必要だったのです。ここが、惜しかったなぁ。人の心は変わるもので、チャンスを逃すと縁が無くなるというテーマだったら良かったのになぁ(笑い)
パク・ソニョン・・・恐るべし^^あの・・・ダンスシーンはこのドラマで燦然と輝く名シーンですから、このドラマ見ても大丈夫でしょう。このドラマ、カットが多いバージョンだと相当つらいですよ;;
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