韓国ドラマ「彼らが生きる世界」5話まで見ました^^
韓国ドラマ「彼らが生きる世界」5話まで見ました。このドラマは1話ごとにテーマがあって、この言葉を言わせるために、シーンが作られているのですが、それが結構暗示的でわかりにくい。1話ごとに話が切れているように感じましたし、いつもの韓国ドラマのストーリーのように、話の中で、恋愛や家族愛という情感に訴えるようなお話じゃ無いみたいです。
ナレーションで入る言葉以外に、内容がほとんど無いような気がしますが、ヒョンビンとヘギョさんのイチャイチャぶりは、見ていて可愛いものがありますので、私は嫌いではありません。でも、これじゃ、万人受けすることは難しいでしょう。やはり、前の感想で述べたように、その回の話の題名を絶対覚えておくことが必要です。すると、いろんなわけのわからないシーンは、すべてそのテーマへ向けて収束していくことがわかります。そして、最後のあたりで、主人公の心の声でテーマが語られるのです。その心の声が出てくるまでに、いかに、話を把握しておくか、それが勝負ですね^^。途中で気を緩めたり、寝たりしたら、わけわかりませんよ(私のことかい^^)
では、例として、さて、5話の構成?を見てみましょう。まず、テーマは「僕にはとても手強い純情」です。どういう意味なんだろう?まず、考えて見る。わからない・・・・ドラマを見る。キム・ガブスさん演じるキム・ミンチョル局長と女優ユニョン(ペ・ジュンオクさん)の恋の話が描かれる。ミンチョル局長がユニョンに裏切りとも言える形で振られたことがわかる。しかし、その後も、ミンチョルはユニョンを想い続けるという純情。しかし、その純情は、ユニョンに罪悪感を与え続けるという復讐なのかもしれないという別視点の提案。そして、今の韓国ドラマの行き詰まりは「初恋・純情」にこだわっていて、リアリティが無いという皮肉が述べられ、最後に恋するジュニョンに締めの言葉を言わせます。
「純情を売りにするドラマが嫌だったのでは無く、純情で無い自分が嫌だった。何故、私は純粋に愛することは無く、駆け引きばかりしていたのか、彼の元に走り、ただ彼を信じれば済むことなのに・・・何が怖いのか・・・そして私は純粋に愛することを誓った。彼の気持ちが変わったとしても愛し続ける」・・・・と、こうくるわけなんですよ。そして、視聴者はそこで、立ち止まって何かを考える・・・。おいおい、結局、純情は良いのか悪いのかどっちなんだ~と思うわけですが、「自分で考えてね・・でも、それは自分の気持ちなんだよ」と思わせるわけです。あ~難しい。この間、話としては、何かドラマチックなことがあったわけではありません。ですから、退屈感はつのります。そこで、退屈感の払拭に、ヒョンビンさんとヘギョさんという恐るべきキャストがあって、華を与えるのです。こんな感じの変なドラマですね^^まあ、これは私の感想ですから、他の人がどう捉えるかは知りません^^。
で、なるほどねぇと思いながら、6話に突入したわけですが・・・・やっぱり、途中で寝た@@ 睡眠導入剤として味のあるドラマですな~^
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