がんばれ!クムスン

2009年9月 1日 (火)

韓国ドラマ「がんばれ!クムスン」全163話見終わりました。

韓国ドラマ「がんばれ!、クムスン」全163話、見終わりました。壮大なる母の物語・・そして子は希望という物語です。素晴らしい脇役とよく練られたドラマの設定の中で、困難に負けない。。。逃げないクムスンに視た人は何かをもらえます。80時間を超える長いドラマですので、ドラマ全編にわたる偏見に耐えられなければ、アウトとなります。負けないクムスンと可愛いジェヒにはまれば、大丈夫ですし、家族を中心とした問題・・とりわけ、嫁と嫁ぎ先との問題は興味深いですから、一見の価値があるでしょう。後半はけっこうなラブ・ストーリーですし、絶対、どこかで泣くことができます。

さて、母の愛ですが、よ~く考えてみると、全編、これだらけというほど、母の子への想いが重層しています。まさに、これだけでドラマをつくったと思えるくらいです。クムスンはもちろん、クムスン母、ジョンワン母、ソンラン、ジェヒ母、クマ母、母がわりのクムスン祖母・・でてくる女性キャラクターは、ほぼすべて、子への愛情を持っています。その状況は、さまざまですが、すべて、我が子へ愛情を注いでいるのです。その行動の基本は、「子が幸せになって欲しい・・・」 そのためには、理屈に合わなくても、人を傷つけても、自らの信じる道を進むのです。その信じる道が、別の人の母の道と交差するもんですから、そこにドラマができる。感動があるんです。私達は、このいろいろな母のかたちに、自らの生き方を重ねて、一喜一憂しますが、根底にある母の愛に対して、同意しているため、何があっても、最終的には許してしまいます。そして、子の幸せを求めることが、生きる希望のひとつであるとも思っています。子という精神的な支え・・・を持つ人は、困難に向かった時、強さを発揮します。この想いは、子を持たない人には、実はわからないものかもしれません。しかし、そこに、そんなものかな?そうあってほしいなという気持ちを持たされる。そして、子を持つ人は、自分の気持ちと比較する。こうして、人はこのドラマを見て何かを感じます。

さて、もうひとつ感じたことは、親と子の境遇が対照的に配置されているということです。ジェヒ母はシングルマザーですが、我が子ジェヒが子持ち未亡人と結婚しようとすると大反対。ジェヒは父親なしで育ちましたが、父親のいないフィソンの父となろうとします。シワンも血の繋がらない妻の子の父となろうとします。ジョンワン母は、我が子シワンの嫁ソンランが離婚経験者で子供もいることを知って激怒しますが、手元においたクムスンも実はソンランとほとんど同じ境遇です。クムスン祖母は、クムスン父死亡時に、クムスン母を追い出してしまいますが、この状態は、クムスンと子フィソンを別れさせようとする時に大きく影響します。クムスン母とソンラン母は、手元に子供がいないということで、同じ状態。こんな感じで、いろんなパターンが実はよく似ていて、それぞれが、過去や周りをみて、この場合はどう行動するのだろうと考えるのです。え~、さっきはまともだったのに、自分の事になるとそうなのかい?なんてことはいっぱいですよ。

こうしてみると、他人の身に起こることは、自分の身にも起こるということで、「明日は我が身」ってことを実感します。しかし、過去には、まずい対応をした・・・他人の対応がまずいと思う・・という経験を得ることで、人は成長し、次の困難に対する対応をより良いものとします。その対応がベストでは無くても、後悔や経験は宝。何事もなく過ごしてきた人と比べると、そこには、人間的な差を確かに生じさせるはずです。人の行動を左右するのは、その人の考え方。私は、このドラマをみて、人間の心の成長こそが、大きな主題だったのかなとも感じました。

そうしてみると、ジェヒとクムスンの成長は、すごかったでしょう(最終話のクムスンのジェヒ母への態度は笑える。しっかりした嫁だなぁ~)駄目キャラのシワンも最後はしっかりしてきますし、テワンも一生懸命生きている^^ソンランは理知的ですがそこに情けが、はいってきます。ジョンワン父母は、偏見と愛情に揺れながら、最後は満足できる結果を導きました。人は、失敗します。でも、今度は失敗しないでおこうと思う。本当に、その繰り返し・・・。実は、本を読んだり、ドラマを見たりすることは、本来自分の身に降りかかる出来事を疑似体験しているわけですから、安全に失敗体験ができます。その体験は、自分の進むべき道を増やすことになりますよ。・・・な~んて、うまいこと言っちゃって、韓ドラ視聴は続くのだ(笑)

さて、問題だったのは、子持ちとか離婚経験者とか親がいないことに対する偏見。この偏見が年長者への尊敬と一緒になって問題とされます。慣習や宗教による考えの違いですから、不快であっても、そこはそんなもんだと思うしか無いのでしょう。しかし、ドラマ全体を支配するこの偏見は、視聴意欲を減退させる大きな要因でもあります。このドラマは大きく3つに分けられます。序盤は、子持ち未亡人となったクムスンの奮闘物語、中盤は、クムスンの母の腎臓移植問題、最後がクムスン再婚問題です。私は、中盤のクムスンの母との関係が描かれたところが好きです。クムスンの姑のキム・ジャオクさんが、キッ!と睨むと、来た~と思って、私はもう、身をすくませてしまいますから、序盤や終盤途中までは精神的に「ごめんなさい」です^^

おや、ここまで、ジェヒとクムスンの愛には触れませんでした。このドラマは人の成長がテーマで、恋愛がテーマでは無いと感じてますから、あまり述べることはありません。しかし、後半のクムスンとジェヒの恋愛は、ミニドラマとして見ても、十分通用するデキです。156話終わりから157話冒頭にかけての、公園での別れのシーンは誰に見せても大丈夫と思える屈指の名シーンと思えます。(何度でもいうけど、何故2つに分けたんだろう!残念)その後は、ハッピーエンドへ向かう大きな流れですから、「これまでごめんね。お幸せにね」って感じの安心して見られる涙シーンの連続です。最後は、ジェヒや家族のシーンでは無くて、夢を実現したクムスンのアップで終了。つまり、言いたいことは、夫や家族との愛ではなくて、自分の生きる道ということですね。

良いドラマでした。感想の最後の言葉は私は決めていました。これしかない!

「ごめんねじゃなくて・・・ありがとう」

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2009年8月30日 (日)

韓国ドラマ「がんばれ!クムスン」156話まで

韓国ドラマ「がんばれ!クムスン」156話まで見ました。評価をどうもっていけば良いのかわからない。ボロ泣きさせる名シーンがありますから、すばらしいと言うしかないか・・・な^^

さて、いちだんとむかつくこの展開。みなさん、よく耐えましたねぇ^^クムスンの子、フィソン問題が勃発!反対していた人たちもクムスンの結婚を認めても良いというところにこぎつけましたが、クムスンの子フィソンをノ家に残しておくようにという条件が突きつけられます。それは、クムスンにとって結婚を許さないというのと同じです。まともだった、ノ家家長がどうしちゃったのとしかいえません(怒り!)なんか、つらい感じですね。

ジョンワン父母のエゴの現れから、フィソンはモノであるかのように扱われます。フィソンの幸せはどこにあるの?母親に子を捨てろ!結婚支度金をやるから、子を売って出て行けと言ってる感じ。老後が寂しいから同情してくれ^^子供のことは、いつか忘れる(あなたたちがジョンワンをひつこく忘れてないくせによく言うわ!)もう、無茶苦茶な論理に開いた口がふさがりません。意見を述べようとすると、おきまりの「その態度は何だ!」と話にならないし、こりゃ「がんばれ!クムスン」じゃなくて「いじめられっ娘!クムスン」と題名を変えてください。

相変わらず、最低なのがシワン・・長男のあんたが正しい意見を主張しなくてどうするのでしょうか(ソンランの言う通り!)。もう、父に引退の引導を渡す時がきているのではないでしょうかね。ノ家の跡継ぎとして、ノ家をどうするか、父親にビシッと言ってやらないと、駄目です。まあ、言っても「なんだ、親に向かってその口のききかたは!」といわれるのでしょうけど、便利な言葉があるもんだ。「言ってることはわかるけど、上司に向かってなんだその口のききかたは!」・・・使いたくなります(冗談)このドラマ、M気質じゃないと見られない?私は、クムスンを見ていて、よく耐えるもんだと思いました。

フィソンをノ家に置いておけという主張の根拠は、結婚したら子供ができ、どうしてもそちらが可愛くなる。すると、名前の違うフィソンは、両親の実子に対して、劣等感や疎外感を受けるはずということです。新しく結婚するなら、再出発という意味で子供がいないほうが、嫁ぎ先の関係からいっても楽だし、夫婦にとっても楽なはずということですね。ある場合は、その選択もありえるでしょうが、母本人が選択すべき問題です。非常にうまくできた設定でして、クムスンは父母なしで祖母に育てられ、ジェヒは父がいないという状況ですから、祖父母のところに残されたフィソンが感じる気持ちは、痛いほど想像できます。その結果、クムスンは何があっても、フィソンを手放すことはできません。他に、ジョンワンの血をひいた子はジョンワンそのものだとか、みんな出て行くと、残った自分たちが寂しいからフィソンが欲しいとかいうのがありましたが、そのあたりは、まったく意味を感じません^^。

こうして、クムスン祖母、テワン、ついにはシワンなど、いろんな人たちが、クムスンの子を母から奪うのはおかしいんじゃない?って言って、やっと、、ノ家舅も、考えが変わってきました。まあ、自分が筋の通らないことを言っているのがわかっていますから、時がたてば、わかるのも無理もありません。でも、この件が解決する前に、ジェヒとクムスンの関係のほうを、先に展開させましたね。

文句ばかり書いてますが、一転して素晴らしいシーンも山盛りなんですよ。

こうして苦しむジェヒとクムスンのシーンで良かったのがありました。落ち込むクムスンをなぐさめようとして、ジェヒがクムスンをおんぶして、家への坂道を登っていきます。韓国ドラマでは、おんぶシーンがよく出てくるのですが、日本では、いい大人のおんぶなんて・・・って感じで、習慣の違いを感じて、私は意外と感動しないんですよ。このドラマのおんぶシーンは、いままで見たドラマの中でも最高ランクのおんぶシーンでした。ジェヒとクムスンの会話がすばらしい。「フィソンとおまえはセットだろ。ここはお前だけの指定席だよ。」「ナンパしてんの?」「お前だけしか口説かないから・・」きぇ~良すぎる!最高!使いたい言葉・・・(おいおい)人生という坂道をジェヒはクムスンをおぶって共に登っていくんだという脚本家のクサイ意図が感じられて、良いです。こういう満点のシーンと理不尽なシーンとが混在してるので、見ていて気持ちをどう持って行けばよいのか難しいですね。

そして、とんでもなく良い156話がやってきます。ジェヒはクムスンとの別れを決意します。フィソンと別れられない、亡き夫の両親を傷つけられない、ジェヒとその母の親子の争いをみてられない・・・2人の結婚で傷つく人がたくさんいて、その事実がクムスンをも傷つけるのです。クムスンから別れを言い出すという痛みを与えないかわりに、優しいジェヒは自ら別れを告げることにしました。私としては、まったく納得いきませんが、本人たちが、別れるべきだと決心したなら、それが、良い方法なのでしょう。命とも言える相手なら、別れは自分の心が死ぬことを意味しますから、誰を傷つけても進みます。しかし、2人はできなかった。まだ、耐えられると思ったのでしょうね。いずれにせよ、愛する2人が別れてしまうという切ないシーンがやってきます。ここは、ファンタステックカップル15話に匹敵するほどの泣きモードでしたよ^^

クムスンとジェヒ2度目(?)のさよなら;;ジェヒの心がわかっていて見てますから、公園に行く前から、もうボロボロ私は泣いてしまいます。公園で、クムスンに言い出そうとして、一瞬別のところに目をやったジェヒは、優しくクムスンに笑みを向けます。これに軽い笑みで答えるクムスン。言葉が無くても好きってのが伝わってきますよね。別れの時まで、軽いジェヒの言葉ですが、それが一層本音を伝えてきます。俺がおまえを好きなところ・・・旦那の家族を宝物のように思っているから、今、世界でいちばん良い男を失いかけてる馬鹿^^今日でさえ、俺が何を言いたいかわからない鈍感さ・・・クムスンは気づきました。ジェヒが何を言おうとしているかに・・・。まるで、最後であるかのように、互いの名前を何度も呼び合う2人。そして、ここまで、まさに取っておいたとも言えるジェヒの「愛してる」がクムスンに投げかけられます。でも、次の言葉は「別れよう」なんです。別れの時に「愛してる」をいうなんて反則ですよ~。クムスンの言葉は「イヤ」これを受けるジェヒは「良かった。喜ばれたらどうしようかと思った」です。目に涙を溜めながら、言うジェヒの軽い言葉。言葉以外に、表情が・・・目が・・・・別の大きな想いを伝えています。「泣かせたくないから、別れるんだ」こうして、ジェヒは去っていきました。すごいぞ^^もう、こうして書いていても泣けるという名シーンと思います。

さて、こんな別れを見せてもらいますと、次はどうなるんだぁと思いますよね。続きを見よう。

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2009年8月29日 (土)

韓国ドラマ「がんばれ!クムスン」145話まで

韓国ドラマ「がんばれ!クムスン」145話まで見ました。

私にとって、ここまで見てきたこのドラマ中で最高のシーンが、前回の感想を述べた所からこの間にありました。さて、どこでしょう。はい、ジェヒがクムスンの子を初めて抱きしめるシーンです。クムスンの子とジェヒとの出会いは、あっさりきましたけど、実は大きな意味のある出来事です。母であるクムスンにとって、結婚を決意することは、ジェヒが我が子フィソンの父となることを意味します。このフィソンとジェヒとの相性が良くないと実は進めない道なんですよね。ですから、フィソンに会った時のジェヒの態度がどうなのか、我が子を可愛がってくれるだろうかというのが、絶対、心配なはずです。

さあ、やってきました。フィソンとジェヒの出会い。フィソンってなかなかしゃべるシーンがなかったのですが、ここではとっても可愛くジェヒに挨拶し、ジェヒの腕の中に入ります。この時のジェヒの表情が最高!すばらしい!。クムスン視点で見てますと、「ああ、この男性となら、(子供以外の)何を捨てても良い」と思うでしょう。血の繋がりのない子に向けるジェヒの満面の笑み。私と同じように私の息子も、この人は愛してくれる。フィソンのお父さんになってくれる・・・・クムスンは最高の幸せを感じたと思います。この時のクムスンの微妙な表情も良かったですよ。これは、実はシワンのソンランの子に対する対応が対照として効いてますから、ジェヒがよけい素敵に見えます。

まあ、ジェヒもおこちゃまなんで、フィソンと合いやすいとも言えます^^このあたりは、ジェヒとクムスンの幸せそうな交際が心地よいです。やはり、クムスンが素っ気なくて、ジェヒを子供扱いするところが最高^^受けるジェヒも、「顔はいいけど性格が最低」とクムスンに言われて喜んでたりして、可愛くて、なんでも一生懸命なところが好感度高いです。

でもって、最高のシーンの後は・・・ファンの方には申し訳ないけど、私はここで評価を下げます。

ひとことでいって、見ていて気分が悪いということです。ジェヒ母のノ家への訪問で、自ら話をするまえに、ジェヒとの交際を知られてしまったクムスンは苦しい立場に追い込まれます。自分の息子の嫁が、外で男と会っている・・この複雑な心境は、ジョンワン父母に裏切られたという感情を芽生えさせました。そこから、はじまるクムスンへのいじめ(あえて、いじめと書いてますよ)。私、こういうの見たくないのです。一緒に住むなら、住めるように対応する。たたき出すなら何があってもたたき出す。何か中途半端にぐずぐず生殺しをしているみたいでイヤなんです。すみません。私には、ノ家の家族の怒りがストンと伝わってこないのです。

一般的な例をあげますと・・・確かに、実の娘が、突然、はじめて男を家に連れてきた時、親、とりわけ、父親は必ず反対です(笑)それは、娘が女であったという事実にとまどい、娘の所有権(保護者という意味ね)と娘の愛情を奪われるという無意識の心の抵抗なのです。しかし、冷静になると、娘の成長を喜び、次に客観的な目で娘の幸せへの道を考えます。

この場合、ノ家の人々は、クムスンが嫁であり、母であるという存在から、女であるという意識の変革ができなかったのでしょう。息子はすでに死んでいるにもかかわらず、その嫁が、一生、亡き息子を愛して過ごしてくれるという親の幻想が、そこにあります。確かに、亡き人を思い、他に心を移さないって、美しい(?)のかもしれません。メロドラマのテーマに近いものがありますよね。ドラマ中の言葉にもありましたが、「人は幸せになる権利があります」亡き人を思い、過ごすのも自分の人生なら、他に好きな人を見つけて再出発するのも自分の人生。幸せだと思う方向へ進む権利は、その人のものなんですよ。

だから、いい大人のクムスンが、ジェヒとの結婚を決意した以上、家族であろうと他人であろうと、反対はできても、非難することはできません。どんなに寂しくても、クムスンが幸せになる道を探してやるのが、家族(義理だけどね)というものではないでしょうか。だから、私は、このあたりの展開を見ていて悲しいのです。クムスンやジェヒ視点になっていますから、本当に謝ってばっかりでつらいです。これだけ、謝っても、通じない。一転してひどい仕打ちが返ってくる。人がつくってくれた食事を無視して食べないのは、どうもがまんできません。いろんなところで怒ってますよ。まあ、ハッピーエンドへ向かうための試練ですから、仕方無いのですけど、気分が悪い感は、ドラマへの一体感を減少させるというのも事実です。

これをバネにまた泣かせる展開にするのがわかっているんですけどね。

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2009年8月28日 (金)

韓国ドラマ「がんばれ!クムスン」136話まで見ました。

韓国ドラマ「がんばれ!クムスン」136話まで見ました。やっときたぁ~~~!!。ここで感想を書いとかないと駄目ですね。この回のエレベーターシーンで、やっと、クムスンは、はっきりとジェヒに向かいました。「愛してます!これからは、あなたの側にいて、あなたの言うことを聞きます!」クムスンから発せられる言葉に対してジェヒが拒否するはずがありません。

ここに至る過程は・・・

クムスンは、ジェヒのことが忘れられると思っていました。しかし、いろんなところでジェヒを思い出すのです。ジェヒを捨てて、戻ろうとした場所が変わってしまい、すでに無いことに気づきます。美容師の夢、フィソンの母、ジョンワンへの罪の意識、ノ家の人々・・・自分の大事だと思っていたものより、ジェヒへの想いが大きくなっていたのです。そうなると、毎日が苦しかった。自分から、もうつきまとわないでくださいと言っていながら、密かにジェヒが現れるのを期待する自分がそこにいます。しかし、人づてに伝えられるジェヒの「クムスンをあきらめた」という言葉。当然だと思いながら、クムスンの心は大きく傷つきます。クムスンの気持ちは噴出する場所を探していました。

そこに伝えられるジェヒのケガ(「ニューハート」きたぁと思いました^^)外科医として命ともいえる右手首の神経損傷です。彼への心配は、ついにクムスンの抑えていた気持ちを揺り動かしました(熱のせいかもしれませんね)祖母に「ジェヒが忘れられない。彼に向かってもいい?たとえ別れが待っていようともその時まで会っていられる」と言うと、ジェヒにまっしぐらとなります。自分の気持ちを人に話すと決心が固まりますよね。こうして、「お前なんかもう無関係だ」というジェヒに対して「愛してる」が出てきたのです。(冷静に見ると病院のエレベーターでの求愛ですから、けっこうな見せ物です。まあ、2人の世界ですな^^)とっても良いシーンでしたよ。こうして、吹っ切った2人ですが、まだまだ問題点は山積みです。またもや、がんばれ!クムスン^^

さて、恋愛話はこんな感じで良いのですが、もう一方の話の長いこと長いこと。以下・・自分勝手に愚痴ります。

それは、ソンランの子供、離婚歴問題です。このドラマを見た他の人は、別の考えを持つかもしれません。でも、私の感想を書きますね。私には、ソンランの離婚歴や子供問題に対するソンランの態度や言葉が、ノ家の人々より、もっともであると感じました。ですから、シワン夫婦の問題が大きくなると、何が問題なのかわからなくなるのです。画面に向かって「それはあんたの単なる偏見!」とか「何!情けない。そんな男・・離婚jじゃ」とか、「そんな家はさっさと出るしかない!」など、悪態をついてしまいました^^。

子供がいて、離婚歴があるということが、罪であるかのように言われる。確かに親をだまして結婚したのはまずかった。しかし、私には、そんなにひどいことに感じられないのです。価値観がまったく違うもの同志が、譲らないまま一緒に住むことはできません。そして、妻を守れない、妻の気持ちがわからないシワンの態度にもムカムカきます。夫婦間の問題に何故、親があんなに腹を立て、そして、干渉するのを許すのか。情けないです。このあたりは、慣習、国が違うのでしかたないとあきらめましょうかね。しかし、長いです・・・・ノ家姑のギャーギャー言うのを聞いていると勘弁してくれと思いました。

愛と言う名のもとに真実を隠す。シワン母がソンランが初婚で無いという事実を知ったらショックで倒れるから、時期をみよう・・・なんて、余計なお世話じゃない?。一生隠すか、そうでなきゃ、さっさと話して欲しい。相手の為を思っての行動でしょうが、それはその相手を無視した行動です。このあたりで私は、ガンの告知問題を思い浮かべてしまいました。あの人はガンと知るとショックを受けるので秘密にして欲しいという話を聞きますが、それってどうなのかなと思います。自分の人生を生きる上での大切な情報を他人の意志で伝えないなんて、変じゃないですか。ショックを受けても、それが自分の人生。知らずにいた生き方とは、別の生き方が絶対あるはずなんです。(だいたい病の告知に弱いのは男のほうだと感じていますがね^^)まあ、このあたりは、人により、いろんな考えがありますので、スルーで・・・^^

同様にテワンがクムスンに向かって「ジョンワンの家にいるお前が恋愛なんて・・」というのもひっかかりました。別に、もうジョンワンは死んじゃったんだからしかたないじゃないの。何故、子供を抱えて、あの家で、ジョンワンの面影を抱いて暮らすことを人から強要されないといけないの?本人が選ぶのなら問題ありません。しかし、通常は、クムスンの夫、フィソンの父のできる可能性があるなら、それを喜ぶべきではないでしょうか。ただ、大いなるタブーとなりますがテワンがクムスンのことが好きとなると、当然クムスンの恋愛はイヤでしょうから、その言葉はわかります。

さあ、物語は、クムスンの第2の結婚へと向かうのかな。まだ、話数はたくさんある・・・。

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2009年8月27日 (木)

韓国ドラマ「がんばれ!クムスン」127話まで

韓国ドラマ「がんばれ!クムスン」127話まで見ました。クムスン母への腎移植も無事成功し、物語は、いよいよ、クムスンとジェヒの恋に話が移ってきました。

なるほど、クムスンはできちゃった婚でしたから、まだまだ、恋愛経験に乏しかったのですね。一方のジェヒも自分から、好きだと思った女性は初めてという雰囲気です。なんとなく、若々しい2人。ここから、なんともいえないドキドキ恋愛ドラマが始まるのですか?良い感じです。ジェヒから、「クムスン・・・名前を呼ぶのも良いな・・会いたくてたまらない」なんて言われるとドキドキものです。ジェヒから呼び出しがあると、いそいそと出てくるんだけど、ベンチでは警戒して端っこに座るクムスン。可愛いですよね。何か、好きなんだけど、怖い・・・っていう、恋愛初期の感覚が感じられました(遠い目になった人、多数かな^^)しかし、クムスンはふと思っちゃったのです。「私、ジョンワンさんを忘れてる・・」自分の亡き夫を忘れて、新しい恋に向かっていいのか?

ちょっと、長い脱線します・・・

人は、忘れるという能力があるから、生きていける。悲しいことや気にかかることを、いつまでも心に抱いて生きていくことはできません。毎日暮らすことによって、いつの間にか記憶は薄れていくのです。そして、いつしか、印象に残った部分だけが残り、しかも、若干の脚色が加えられてしまい、ついには忘れられてしまう。忘れられない場合というのは、思い出すから・・・。思い出すことにより、過去は現実になるのです。ですから、つらい過去を現実にしないためには、思い出さないことが重要なんでしょうね。そのために、人は無意識に別に熱中できるものを探します。でも、その人にとって、悲しい思い出でも自分が生きていく上で覚えておくべきだと思うなら、それはそれとして、たびたび思い出して、現実化するのは勝手です。クムスンは、亡き夫を忘れないという生き方がしたいのです。ですから、ジェヒと会って、楽しい自分が嫌だった。でも、これは二者択一ではなくて共存できるはず。このあたりは、自分の心の持ち方・考え方ですから、他人がどうこう言えません。

いっぽう、楽しい思い出はどうでしょう。今、満ち足りていると、実は、楽しい思い出は振り返りません(おっと、暴言きたぁ)。毎日楽しけりゃ、過去を振り返る必要もないわけで、思い出しても心に刻むことにはなりません。振り返る時は・・・今と比較しちゃって、悲しくなる場合かな・・・あの時は良かったなんていう思いです。そんなのイヤだぁ^^結局、過去は過去ですから、今と未来を思って生きるほうが幸せかなと思います。

若い時は、頭の中の記憶の小部屋を増やしていきます。しかし、ある時になると、同じような体験は、同じ小部屋に詰め込むようになり、いっぱいになると、ついには、そこに詰まっていたモノを追い出していきます(トコロテンですな)そして、次にやってくるのは、小部屋自体が消滅する・・・。悲しいことですが、しかたありません。こうして、人は年取っていくのです。息の合ったうちのじいさん・ばあさんの会話・・テレビを見ながら「あの人のダンナさんって、あの人だね」「そう、あの人だよ」これで、わかるのがすばらしい(笑)長年生きてきた2人の記憶の通り道は、思い出す時も同じ道っていうことでしょうね。

話、変わりますが、ドラマ中で、良い人が、離婚とか子供がいるということで、応対する態度が豹変するのは心が痛みます。我が子のこととなると、客観的な視点を失ってしまうのは、わかりますが、それでも悲しい。お国柄とか時代とかの影響もあるでしょうが、離婚者や子供がいるシングルの恋愛が、そんなに非難される必要は無いと思います。不倫というわけでも無いのですから、当事者がよけりゃしかたないでしょうに・・・。日本人は、感情の表現がヘタ、何を考えているのかわかりにくい民族だと言われてきました。欧米化が進み、自己を主張する傾向も強まりましたが、まだまだ、はっきりモノを言わない感じは残っています。ですから、私は、このドラマを見て、みんな、よくあんなにはっきりと、あの人はダメって言えるもんだと思いました。感情の交わりがあってこそ、情も湧くという感覚でしょうが、ちょっと、日本とは違う感覚を感じました。(私が、古いのかもしれません)

そして、さあ、やってきました。好きなのに別れちゃうって話。ウブなクムスンがジェヒと別れようと思う理由はというと・・・亡き夫を忘れそうな自分がイヤ、自分のせいで夫が亡くなり、我が子に父がいない状態だということを忘れさせるあなたがイヤというわけです。自分の生き方に照らし合わせてみて、客観的には進みたくない方向だと思うということです。逆に言うと、感情的には惹かれているの裏返し。けっこうな愛の告白だと思います。その2が、自分には美容師になりたいという夢があって、子供のためにもしっかりしたいのに、ジェヒと会っていると邪魔されている気がしてイヤというわけです。はい、これも、自分の夢よりもジェヒに会うのが大切になるのが困ると愛の告白をしています。3つめは、私には子供がいる。子供をほったらかして、恋愛なんてしている暇はない。次は、あなたが子供より大事になりそうで怖いということですな^^4つめは、自分の今の家族と別れる気がない。つまり、子供を抱え、美容師になりたいという夢に向かっている自分と応援してくれる暖かい家族という環境を変えたくない。そこに無理矢理侵入してくる恋が怖いということです。怖いということは、もう、心の方向は決まっていると思うのですが、亡き夫と今の家族への罪の意識、我が子への母の立場、ジェヒ母の反対という点は、まだ、クムスンを縛り付けます。

当然、男のほうは、「好きになりそうだからイヤ(こうは言ってませんが・・・^^)」なんて言われて、ひっこめませんよね(現実には、相手を傷つけまいとして、別れたいのに、こういう回りくどい言い方をする場合もあり、大いなる誤解となる場合もありますから、注意が必要です)その女性が欲しいなら、すべてのこだわりを解決してあげなくてはならないのです。昔のおとぎ話での姫を手に入れるための王子様の試練ということですね。私のためにこんなに一生懸命になってくれる人がいる・・・この想いが、きっと心の扉を開けさせるのですよ。(この一生懸命が永遠だと良いんだけどね~^^あちゃ^^)

そして、125話冒頭、かつて「ナ・クムスン」この名前を呼ぶのもいいなぁと言ったジェヒは、背を向けて立ち去ろうとするクムスンに向かって何度も「ナ・クムスン!」と叫びます。しかし、この叫びは、クムスンの決心の前にかき消されてしまいます。この男の叫びを無視できるのかぁ! お互いのつらい気持ちが伝染しまして涙シーンとなりました。やはり、ジェヒ母と交わしたクムスンの誓いの約束「我が子フィソンの名にかけてジェヒには会いません」ってやつ。これってきついよなぁ。クムスンにとって、子供の名を賭けてたら、この約束・・・破れないです。

ウンジュの心の動きは難しいです。愛すべき彼の心を奪った女性であるクムスンが憎いというのはわかります。うらやましいという感情は、憎いに近い感情ですな^^しかし、クムスンは、母の命を救った女性であり、義理の妹ということがわかりました。ここの葛藤は、嫉妬心だけではなくて、もう少し複雑じゃないでしょうか。これから、きっと描かれるのかな^^

今回の感想の締めはあきらめきれないジェヒに向かってクムスンが言った言葉「私は与えられたものだけを大切にしながら生きてきた。なぜ、あなたは欲しいモノすべてを手にいれようとするの?」です。すべてじゃなくて、クムスンだけ、なんだけどなぁ・・・。他は捨てられる。きっと・・・、たぶん・・・、できれば・・・、かもしれない(笑)

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2009年8月23日 (日)

韓国ドラマ「がんばれ!クムスン」114話まで

韓国ドラマ「がんばれ!クムスン」114話まで見ました。

いやあ、すごいわ、クムスン・・・ドラマ初期に、性知識もなく、幼い世間知らずの娘で、容貌もぱっとしなかった娘がこんなに変わりますかね。子供の手本となりたいという母の強い思いは、自らの判断で正しいと感じた道を決して踏み外すことはありません。実の母に腎臓を移植して助けたいという娘の気持ちは、反対する周りのすべての人を説得していきます。

育ててくれた愛すべき祖母に向けて言うきっつい言葉「おばあさんは、私より長く生きてくれるの?先に死んじゃったら、私は、子供とこの世に2人きりなのよ。私を生んでくれただけでも大切なあの人を助けたい!」この言葉に、祖母が反対できるはずがありません。母から捨てられた孫娘を苦労して育ててきた祖母に向かって、自分の意志を確固として示すクムスン。泣いていても、殴られようとも一歩もひきません。クムスンが祖母を愛してることがわかっているからこそ、祖母を傷つけてまで進むこのクムスンの思いは、言われている祖母やクマ母にも十分わかっていて、見ている私は、涙を絞り出されることになります。

そして、この強い思いは、クムスン母をも説得します。このクムスンとその実母との移植へ向かう会話は、すごいですから、しっかり見ましょう(あっと、みんなもう見てるのか^^)実母の主張は「捨てた我が子に、病気になってから現れて、都合良く腎臓をもらうなんて、人としてできない。先の短い自分のために、健康な娘の体にメスをいれることはできない」というわけです。うん、けっこう納得する理由です。

クムスンにとっては、すでにいないとあきらめていた人が突然現れて、助けるには自分の腎臓をひとつあげないといけないというわけですよね。もともと、母はいないと思っていたわけで、それが、死んでいなくなっても、自分の生活が変わることはありません。私自身の身に置き換えても、相当迷う・・・というのが本音です。

しかし、クムスンは決心しました。死んでしまった人には会えない。自分を生んでくれた母がいることがわかっていながら、それを失うことはできない。自分もフィソンの母だから、母としての子への気持ちはわかるし、母のいない辛さもわかる・・・。そして、移植を拒むクムスン実母へ向かうこれまたきっついクムスンの言葉がやってきます 「私を忘れたことはないって?その娘が生きていて欲しいって必死のお願いをしているのがわからないの?ちっぽけな自分の良心で、断らないで!死んでしまってウンジン(クムスン母結婚後の子供)に私と同じ思いを味あわせるの?」う~ん、私は拒絶する母を移植へ向かわせるための理由は、難しいと思いました。クムスン母の主張が普通だなと思ったからです。しかし、これを覆す主張。まいりました。良いでしょう。こういう考えがあったのか・・・納得します。このあたり、クムスンは強い!がんばれという応援は、もはや、いりません。人は成長するのです。私は賞賛の目で見てしまいました。もちろん・・・私の目には涙・・・。

ドラマ初期は、ウンジュ役イ・セウンさんがきれいで、クマ役チェ・ジャヘさんが可愛いと思っていました。ここにきて、クムスン役ハン・ヘジンさんの凛とした気品ある美しさが際だっています。前のほうの感想についたコメントで、クムスンがどんどんきれいになりますとありましたが、私の想像を超えていました。前半の髪型と化粧はいったい何だったんだぁ。オープニングに流れる映像のクムスンから比べると全然違うぞ。ジェヒが落ちるのも無理は無い(笑)

ジェヒとクムスンの恋も発展してきました。子供や生きることに忙しくて、恋なんか思ってもみなかったクムスンのそばに現れて、なにげにちょっかい出してくる男。優しいと思ったら、冷たい時もあり、わけわかんない子供みたいな男で、自分のことを頭が良いとか格好いいという変な男。いつの間にか、クムスンの心の中に、入り込んできます。

ジェヒはクムスンを恋に向かわせるために以下の過程を経ましたね。まず、クムスンの周りに現れて、いろいろ、ちょっかいをだす。・・・存在を意識させる効果。次に、ジェヒは、クムスンの「移植のことに口を挟むなんて、あなたは私の何なの?」という問いに「お前が好きなんだ。だから、口を出す権利がある。あまえは、守りたい人だけじゃなく、守ってもらえる人のことも大切にしろ」と告白。つまり、はっきり、自分の意志を表示しました・・・クムスンに対する方向性・目的の明確化です。これ、重要です。そして、「これは、誰にも言っていないんだけど、自分も未婚の母から生まれた子だから、クムスンの気持ちは良くわかる」と言います・・意識の共有感による仲間意識と特別感を狙っています。さらに、寂しくたたずむクムスンに、靴をはかせてあげます。・・・お姫様願望の実現と優しさの実感です。その後、「おまえの気持ちはどうなんだ。はっきりしろ!」と返事の強制を行います・・・自分で意志を表示させることによる本人の気持ちの確定の要求です。次は一転して、はっきりしないクムスンの突き放しという最終高等テクニック・・・喪失感の疑似体験です(これがきつい^^)。

はい、クムスン、このジェヒの作戦にはまってしまいましたね(笑)なんかわからないけど、いないと寂しい感じだし、移植の許可を得ないとダメだなぁと思わされてしまいました。そして、「自分の気持ちを示せ」と言われて、迫ってくるジェヒの唇(うあぁやらしい^^表現)両手でホッペ固定されてますから、逃げられません。キスシーンきたぁ^^目つぶるしかないな。はい、ごちそうさま・・・こうして、クムスンは自分の気持ちをジェヒに示したのです。よかったね。

キス後の焼き肉屋での会話も洒落ています。どうしても、ジェヒの立場が弱い感じがするのが良いです。クムスンのほうが、しっかりしてますね。でも、別れ際が変わりました。いつも、クムスンを見送っていたジェヒに代わり、今度は去っていくジェヒをクムスンが見送ります。何気ないシーンですけど、2人の関係が新しいところに入ったことを実感させます。

114話が良いので感想を書きましたが、本日はテニスの試合の日。これから、夏真っ盛りのコートへ向かいます。忙しいなぁ、では、またね~

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2009年8月19日 (水)

韓国ドラマ「がんばれ!クムスン」100話まで見ました。

韓国ドラマ「がんばれ!クムスン」100話まで見ました。本当は、もっと見てから感想を書こうと思ったのですが、切りの良い話数だし、腎臓ネタがすごく長いので、どうなるか分かる前に書いときます。

さて、物語は、クムスン実母の病の悪化から、その夫がクムスンに母が生きていることを知らせる企みから展開します。クムスンは、突然、母が生きていると知らされ、腎移植をしないと先が長くないという事実を知るわけです。そして、拒絶反応の関係から、今、実母を助けられるのは自分しかいないというわけです。さあ、困った。こりゃ、難しいことになりましたね。腎臓はひとつあれば大丈夫と言われても、健康なのにひとつ取り出すなんて、そんな決心は簡単にできはしません。親から子へというパターンは、それなりに納得できます。しかし、寿命からいって、先が長い子供のほうから、先の短い親への移植ですし、しかも、親と言われても、つい最近までは、知らない人ですからね。血縁ということが、実感されれば、助けたいと思うでしょうが、実際、その勇気を発揮できるかというと迷うのが人間です。

助ける方法があったにもかかわらず、親を見殺しにしたという心の痛みを感じるのは嫌ですから、結局、クムスンは、移植に同意するけど、後は無関係で、もとの生活に戻りたいと考えたようです。まあ、健全なる主人公ですから、この展開は、しかたないですな。

しかし、もらう方の親としては、そんなことを受け入れられるわけがありません。ですから、この移植は、クムスン実母には、ドナー不詳として行われるみたいです。自分の子を捨てたという罪悪感でさえ、十分なのに、この上、健康な我が子から、腎臓をもらうなんて、できませんよね。この事実を知った時のクムスン母の心の痛みが予想されて、怖いです・・・つまり、楽しみというわけです^^。

このあたり、元気いっぱいでがんばってきたクムスンの表情から、明るさが消えています。その分、ドラマに深刻さがでてきて、まるで、違った雰囲気となって、目が離せません。どうなる?次が見たいという気持ちを持たされるのです。みんな、このあたりから、はまっちゃったんでしょうね。

さて、やはり、クムスン母を演じる(ハンサングンこと・・・^^)ヤン・ミギョンさんに泣かされますなぁ。我が子と思っていないクムスンの前で「ナ・クムスン・・・て、世界で一番好きな名前・・・」ってポツっと言うんですよ。瞬間的に私ボロッですよ~こうして、クムスン母が、どんなにクムスンを愛しているかが表現されていきますから、私には、移植を認める気になってきます。ほんとに移植するんだろうか?先を見ないとわかりません。クマとかシワンとかの他のエピソードは、心情的にはどっかへ行っちゃいましたね。

話しの設定が似ていて、こんがらがるので、「君は僕の運命」は、「クムスン」が終わるまで、ちょっと、置くことにしました。あしからず・・・^^(このペースなら、すぐ、見終わりそうですがね)

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2009年8月16日 (日)

韓国ドラマ「がんばれ!クムスン」76話まで見ました。

韓国ドラマ「がんばれ!クムスン」76話まで見ました。最初に、結論を書こう。何だかいろんな所でボロボロ泣いた。良いなぁ・・・

題名は「がんばれ!クムスン」そのとおり、頑張れ!クムスンなんです(わけ分からん表現ですな。この気持ち分かる?)見ているほうは、本当に頑張っているクムスンをいつの間にか応援しています。特にクムスンの生き方や考え方に共感しなくても、ストーリーの積み重ねから、そんな気持ちを持たされてしまうのです。これが、このドラマのすごい所・・・。何かを頑張っている人は美しい。妥協とあきらめが日常を支配する私にとって、人のがんばりを自分に置き換えて見てしまう。そして、がんばった先には、何かがある・・・という希望を持たせてくれる素晴らしいドラマですね。

クムスンは、勤務中の無断外出の結果、美容院をクビになります。これは、副院長ウンジュの意見が正論。職場に、子供が来たからと言って、自分の都合で外出しては、いけません。昼休みなら、OKでしょうが、そうでないなら、管理している上司は、たまったもんじゃありませんよ。連絡という手段が最低必要です。お金をもらっている時間は自分のものではありませんから、働く。一転して、お金をもらっていない時間は自分のものですから、サービス残業なんて、もってのほかですな^^

こうして、クビになったクムスンを慰める祖母の言葉に涙・・「これ以上、がんばれないと言えるほど、がんばったのか?泣くのは、頑張ってすることが無くなった暇な時にすることだよ」ダメだと思った時に、人はあきらめます。しかし、心の持ち方次第で、もう一度立ち上がることもできるのです。いや、まだ、がんばれると思えば、何度でも立ち上がることができるのです。何かを実現する力は、結局、自分の意志の力なんですよね。

こうして、クムスンは、美容師になる夢をあきらめません。だって、美容師が好きだから。その好きという力は、美容室にやってくるお客に伝染しており、美容室でも、印象に残るスタッフとなっていたのでした。他の人が持っていないその力は院長の認めるところとなり、クムスンは、再度パーマ試験を受けて、合格したら再雇用というところまで、こぎつけたのです。ここで、泣いた。感動的なシーンで、私は泣くことが多いのですが、このシーンは違う。単純にクムスンと同様に嬉しかっただけなのです。そう、嬉しかっただけ・・・・主人公との感情の共有・・・これが行われると、ドラマは自分の中で大きなものとなります。主人公と共に、泣き、笑い、喜び、悲しむことができるドラマ、私にとって、こうして、このドラマの名作への道が始まりました。(おや、今、始まったの?だって、まだ、先は長いからねぇ)

そうそう、ジェヒは、クムスンが子持ちであることに気がつきました。え~、子持ち女と恋するような俺じゃない・・と思っていても、すでに走り出した気持ちは止まりません。その女性を取り巻く環境が好きなのでは無くて、本人が好きなのですから、子供が居ようと、夫の両親と同居してようと、関係無くなります。まあ、ジェヒはしばらくクムスンへの想いに葛藤するのでしょう。対照的に、クムスンがジェヒを、まだまだ意識してないのが、おもしろいですね。母から女に変わるクムスンが、楽しみです。

ソンランはシワンと結婚し、ノ家に入りました。はっきり言って、この同居は無理でしょう。だいたい、1年は同居・・・なんてこと自体、意味わからないし・・・クムスンは、姑ジョンシムの小言に対して、反論しても、姑の精神的な逃げ場所を作っていましたが、ソンランは、より論理的ですので、姑に対して自分の意見・生き方を通そうとします。会社経営者にとって、合理的な行動・思考が身についているソンランは、私にとっては、当然の意見を述べていると感じられて、拍手喝采なのですが、世代ギャップが大きくて、姑には言っていることが伝わりません。通常は、夫が間に入って仲を取り持つのでしょうが、いまいちシワンも優柔不断ですから、役に立ちませんね。浴槽が無い、夫婦のプライバシーが無い、トイレが7人で共有(これ、もう絶対にイヤ!)、嫁だからといって家事をするのがあたりまえという考え・・・などなど。私は、男性ですので、嫁には行きませんが、こんなところでは、暮らせません(わがままですから)これから、ソンランは、ノ家とどう折り合いをつけていくのでしょうか。そして、ソンランが離婚経験者と姑に知られた時も怖いなぁ。さっさと、別居するのがお互いの幸せのためです。

クムスン祖母ジョムスン(ユン・ヨジュンさん)とその嫁スンジャ(ヤン・ヒギョンさん)、そして、ノ家の姑ジョンシム(キム・ジャオクさん)の3人の脇役は恐るべき力を持っています(「あの青い草原の上で」でもこの3人はすごかった)。この3人から、人情話やら、小言やら、生き方やらが発せられると言っても過言ではありません。そして、この3人の渦の中心で、がんばるクムスンがいるのです。ストーリー的なメリハリのうまいドラマですね。

さて、このドラマの女優陣のおきにいりを、こっそり述べてみましょう(書いたら、こっそりじゃなくて、公言というのです^^)。ここからは趣味の世界ですよ(笑)脇役オチしやすい私は、マイナーですので、クマを演じるチェ・ジャヘさんが好き。普段の表情は全然どうってことないし、主役を張れるほどの目力があるわけでは、無いのですが、笑い顔が最高!ちょっとちっこい目(これはハン・ヘジンさん、イ・セウンさんとの比較では・・・ね)が、笑うとへの字になるのがとっても可愛いです。チャングムのチャンイ、春のワルツのミジョンなどで、前から目をつけています。「逃亡者イ・ドゥヨン」をそのうち見ようかな^^

次は、ウンジュ役イ・セウンさん。なんと言っても、目が大きい。私が見たドラマでは、きっつい役が多いのですが、純メロやってくれないかなぁと思います。顔つきからして、無理ですね^^次は、もっと、マイナーで、美容室チーム長ユン・ソラン役のワン・ヒジさん。出てきた時から、妙に良いと思っていて調べたら、「アヒョン洞の奥様」で主役を張っています。これで、「アヒョン洞・・」は私の録画機から消されるのを免れました。ハードディスクがいっぱいで、整理が必要な上に、長いドラマなんで、本当に「消す寸前」でした。そうそう、クムスン役ハン・ヘジンさんはどうなの?微妙なところ・・で。大好きな女優さんなら、クムスンは、もっと前に見てるわい^^「テロワール」見た人、どうでしたか?

さあ、物語は、クムスンの実母の存在が大きくなってきました。おもしろいので、感想はこの辺にして・・続きを見ます。

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2009年8月10日 (月)

韓国ドラマ「がんばれ!クムスン」56話まで見ました。

韓国ドラマ「がんばれ!クムスン」56話まで見ました。評判通りよろしいドラマかと思います。ノ家の姑ジョンシムは、クムスンに小言をしょっちゅう言っていますが、実は優しかった。クムスンが疲労から熱がでたとき、夜遅くまで看病したのです。思ったことを気にせず、口から出せるというのも、家族の一員として無意識に認めているということなんでしょう。ちょっと涙ぐんだシーンでした。

しかし、このドラマでも、離婚経験のあるソンランと長男シワンの恋が問題となっています。シワンはソンランを親に紹介するのですが、ソンランの離婚経験についてはどうしても親に言い出すことができません。もう、こうなったら、最後まで秘密にしてください。めんどうですから・・・^^親に言うと、きっとうるさいことになるでしょう。お国柄とか、自分の考えとかあるのですが、離婚経験とか、子供がいるとか、そんなにぎゃ~ぎゃ~騒ぐことでは無いんじゃないのかな。本人どおしが良いって言っているなら、それで幸せになる道を探してあげれば良いだけです。親としては、年長者としてその結婚に対する危険性をアドバイスすることはできます。しかし、あの人は離婚経験があるとか、子供がいるということがどういう危険性があるかを提示してもらえないとどうも納得できませんよ。そこが、無いと、親の単なる見栄が理由なの?と思ってしまいます。

さらに、ソンランの意志を無視して「我が家では1年は同居するきまりになっている」なんて言われてしまうと、私なら、何にも思っていなくても、逆らいたくなります。「きまり?」って何よ。そこには、相談とかいう余地がありません。同居しても良いなと思っていても、言い方の問題で「考えさせてください」と言いたくなるんですよね。ひとつのことで、万事をはかることはできませんが、同居したあとでも、自分の行動に対して、これまでの家族の決めごとと言って干渉されるのが予想されてしまいますから、「この結婚はしんどいなぁ」と思いますよ。それを越えさせるのが、「愛」というものですが、ここでのシワンはどうでしょう。どうも、すっきりしませんよね。実は、ソンランの離婚経験に最もこだわっているのがシワンなんじゃない?夫となる人が、こんなんじゃ、ソンランの結婚は止めた方が良いなぁと思いました。最終的には親に言って、乗り越える道をとるのでしょうが、ひっぱりすぎ。遅くなればなるだけ、騙していたという感情が親に生じますので、反発がきつくなります。・・・ということで、ここはイライラしています。

ジェヒの恋はどうなんでしょう。ここは・・・・良いですよ。「好きな人がいるんだ」とウンジュをきっぱり振って、クムスンへ向かうジェヒなんですが、その方法が可愛い。従来のドラマの男性主人公とは、ちょっと違う女性へのアプローチです。会いたい、電話したいと思う気持ちを、クムスンに、はっきり伝えることもなく、今のところは、なんか自分の心の中で恋を楽しんでいるという感じです(子供っぽいともいう^^)ここでの、ツボはジェヒがクムスンのことが気になることに対して、クムスンが「何よ~」って感じのところでしょう。

クムスンは、子供がいますから、再度の恋なんて、頭の中にありません。ですから、男性に対して、素っ気ない。しかし、もはや、容貌的には、髪の毛と化粧を変え、けっこうな美人となっています(女性は化ける能力があるんだぁ^^)。テワンが言っていましたね。「ノ家の男性は、女性を見る目は確かだ。しかも、末っ子のジョンワンが一番だった」つまり、ジョンワンが選んだ女性であるクムスンは、誰が見ても魅力的で素晴らしいと間接的に言っているわけです。男から見ると、子供がいても、魅力的な「危ない女」ですから、テワンは、クムスンがきれいになるのを警戒しています(笑)クムスンの2度目の恋・・・これはノ家をでていくことを意味しています。家族を持っていなかったクムスンが、家族となったノ家からお嫁に行くってのが今後の大きな泣きポイントなんでしょうね^^

そうそう、美容室のヘミにクムスンに子供がいるということを知られてしまいました。このネタで、クムスンをまたいじめるのですが、こういうのって、がまんするのは意味無いんですよね。院長にバラされたくなかったら、言うことを聞けと言われても、この要求はエンドレスです。がまんするだけ馬鹿らしい。逆に「私はこの仕事を失ったら生活できない。その原因を作ったあなたをどんなに恨むかわからない。生きていけない者の恨みを知りたかったら、どうぞやりなさい。私は失うものが無いんで夜道やケガに気をつけてね」なんて逆に脅かしたいです(過激だぁ^^)まあ、こんなことを言っては、健全な主人公とはなりませんので、クムスンはがまんすることにしました。こうして、耐えていれば、それがわかる人が現れて、ヘミの根性悪が暴露されるのでしょう^^

クムスン母のエピソードは今後のドラマの中心となる大きさです。元気な時なら、まだ、クムスンに会えたけど、こうして、透析を受ける身になって、母として名乗ることは、腎臓をくれと言っているようで絶対できないというクムスンの実母です。そんなことを考えるところが、「腎臓が欲しい」って言っているようで、親子の情念というのは、もっと別で、単純に会えば良いのにと思ってしまいます。めんどくさいから、会ってから、後は考えようや^^会わないなら、忘れろ~^^これじゃ、ドラマになりませんね(笑)

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2009年8月 2日 (日)

韓国ドラマ「がんばれ!クムスン」43話まで見ました。

韓国ドラマ「がんばれ!クムスン」43話まで見ました。このあたりは、ちょっとイライラする展開です。それはシワンとソンランの恋の行方がいまいちなんですよね。

シワンは、ノ家の長男として、なかなかできた人間で、良い感じだなと思っていたのですが、ソンランが離婚経験者で子供もいると聞かされて、一気に「幼児化」してしまいます。「過去もその人の一部」と言っていた人が何さ!いざ、自分の身に関係してくると、そういう発言は嘘かい。あまりにひどくて、ソンランが可哀想になりました。

さらに、このシワンの恋に介入する母ジョンシムと弟テワンもまいったものです。母の方は、シワンの意志を無視して、ソンランに会いに行きます。この息子大好き母も何とかしてください。自分で解決すると言っているシワンの気持ちを自分勝手に解釈して、ソンランに会いに行って好き勝手なことを言って帰ってくるわけです。「あの母とは、決して同居しませんから・・・遠くに住みます」とでも言わないと、シワンに嫁のきてなぞ、ありゃしませんよ(笑)

そして、テワンも、事情も知らないくせに、ソンランの家まで乗り込んで言って、文句を言います。ソンランにしてみたら・・・「何なの、この一家?」てなものです。おせっかいがひどすぎる。家族として、心配するのはわかりますが、自分の家の流儀は他人の家ではあたりまえではありません。シワンの子供ぽいところに持ってきて、あの家族じゃ・・・決して、結婚なんかしたくありませんね。まあ、家族の中に入ってしまえば、暖かくて良いのかもしれませんが、入れてくれるまでが大変そうな気がします。「ひどい言葉は一旦出してしまうと戻ってこない。人の心につけた傷は、なかなか消えない」と思っている私にとっては、その場の感情で失礼な言葉を言って、その後どうするんだろうと心配になります。みんな、忘れっぽくて心の広い正直な人ばかりなんでしょうね・・・・^^

クムスンは、美容院で働くようになり、ヘヤースタイルを変えてかなり可愛くなりました。チリチリパーマのリンゴホッペの化粧から、髪の毛サラサラ、三つ編み色違いゴム止めで、化粧もうまくなっています。いろんな所で、魅力的な感じとなっていますから、そりゃ、ジェヒも気にかかるよね。でも、ジェヒには、ウンジュがべったりくっついています。ウンジュ役のイ・セウンさんは、きつい感じを与えますが、所どころで、恋する女の子の部分を出していて、まあ、可愛いものです。しかし、家では素直じゃないし、口が悪いです。

ウンジュのトラウマは9歳の時に実母が死んで、1年後にすぐ、父が再婚したということです。自分の実母にはやさしくなかった父が今度の母には妙に優しい。子供の心には、実母が愛されていないように感じられ、その娘である自分もきっと愛されないと感じて、ゆがんでしまったのでしょう。この不幸感も私には良くわかりません。血の繋がりが無くても、父の愛する人と共に家族をつくっていけば良いのに・・と思うだけです。義理の母ヨンオクがひどい人間じゃ無いので、できると思うのですが、妙に深刻なんだよなぁ^^

ちょっと、気持ち良いシーンもありました。クムスンは、姑のジョンシムに、しょっちょう小言を言われていますが、絶対譲れない点は、はっきりと「できません、嫌です」と答えます。それは、たいていの場合間違っていませんし、自分の生き方に関する点ですので、それを聞いたジョンシムは黙らされてしまうのです。そのシーンを見た私達は、ちょっぴり、すっきりします^^でも、たいていの場合、よくある韓国ドラマの論点のすり替えテクニックが使われることも多いですよね。「何だ、年長者に向かって、その口のききかたは!」とくるんですよ。決して、人の言うことを聞かずに、そのしゃべり方を注意する。聞く気が無いのは、しゃべり方が悪いから・・・と人のせいにしてしまうのですか?まあ、人にわかってもらえるようにしゃべるのは、難しいです。

しかし・・・ミニシリーズ一気視聴が得意の私にとっては、長いドラマです。ドラマのいろんな人が、文句や小言や不満を述べるのは、ちょっとにして欲しいなぁ。通常、そんなに文句ばかり言って暮らしちゃいませんよ。早く、ジェヒとクムスンのラブラブが見たいです。

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