韓国ドラマ「美賊イルジメ伝」見終わりました。
韓国ドラマ「美賊イルジメ伝~帰ってきたイルジメ」全24話見終わりました。う~ん。感想の非常に書きにくいドラマです。
序盤は、いつリタイヤしても納得できる中身の薄い感じでしたが、途中から私は、イルジメとウォルヒの関係が見ていて楽しかったので、見続けられました。しかし、イルジメは犯罪者であり、しかも、民を救い政治の腐敗を正したいという使命感を持っているため、女性への想いに浸った幸せな生活を望むことはできません。すると、当然、後半はイルジメの生き方に注目することになります。しかし、ここも、何か描き方が浅い感じがして、感動が薄いんですよね。この作品は、漫画が原作となっており、それにかなり忠実であるらしいです。まさに、このドラマの本質は漫画・・・。ストーリーの展開が、非常に娯楽性が高いものとなっています。ただ、この各エピソードの繋がりが漠然と都合よくできてまして、キャラの性格じたいも、それに応じてフラフラした気がします。このキャラは、こういう人だったのかと思わせるシーンがあり、いろんなところで、もっと、そこに至る感情の流れを伏線で表示して欲しかった気がしました。すると、ドラマの設定自体は、おもしろいものですから、もっと泣けて感動できたと思います。
ただ、演じる主役は、美形チョン・イルさんですから、彼のファンとなると、まさにすばらしい作品と感じられるはずです。しかも、ちょっぴり大人向けのシーンや、一部を取り出して見ると、他のドラマに無いようなとっても良いと思われるイチャイチャシーンが確かにありますので、私は好きかな。
最終話は、初めて泣けたシーンがありました。本として発刊されたイルジメ伝を見たときのウォルヒのシーンです。我が子にお父さんの物語を読んで聞かせたいと思ったのですが、ウォルヒは、読むことができませんでした。この時点では、イルジメは生きているみたいだけど何年も帰ってこないという状態です。普通は、死んでしまったと考えるのが普通でしょう。しかし、イルジメが生きて帰ってくることはウォルヒの生き甲斐なのです。毎日、決して忘れることのできないイルジメ。この状態で、これまでのイルジメの生き方を思い出させるような本を読めるわけがありません。そうだ、あの時は、辛かった・・・幸せだった・・・思い出すのです。でも、その時、確かに自分のそばにイルジメがいたのです。本を読むウォルヒを見て、私は長かったこの物語の初めからのストーリーを頭の中に描きました。そしたら、ポロッときましたわ^^
清からの戦争という状況がおきたため、国の秩序がわけがわからなくなり、イルジメの罪も適当・・になってしまい、ハッピーエンドを構成できるようになりました。よかったです~。
ク・ジャミョンとペンメの方のカップルは・・・何だかねぇ。それは無いだろう^^コメントできません(笑)
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