韓国ドラマ「シンデレラのお姉さん」見終わりました。
韓国ドラマ「シンデレラのお姉さん」全20話見終わりました。私にとって、このドラマは決して恋愛ドラマではありません。主役は、前半の馬鹿げた演技から、脱皮し、後半はでてくるだけで泣けてしまうというソウさんが演じたヒョソンでしょう。とりわけ、ヒョソンと継母ガンスク(イ・ミスクさん)とのからみは涙を誘います。
ヒョソンはお母さんが欲しかった。そして、そのお母さんを手に入れた時、母へ向かう愛情は、いろんな憎しみや、しがらみを通り越して、ずっと変わることがありません。それは、この現実には見られないような愛・・・そうまで、愛されたら、人は何かを返さないといけない気持ちにさせられるのです。清らかに流れる水が澱んだ水たまりを清浄にするように、ヒョソンの愛は、継母ガンスクと姉ウンジョの生き方を変えてしまいました。現実には無いよなと思えるからこそ、私は、知らず知らずのうちにヒョソンを応援してしまったのです。そして、そのあり得ない愛の押し売り^^に人が変わるから、そこに涙するのです。
ですから、これは作られたドラマ・・・はまる人ははまるが、はまらない人はなんじゃこりゃ~という名作といえるでしょう。とりわけ、ウンジョとギフンの恋は私には@@でした(笑)。でも、特徴があるし、めっちゃ泣かしてくれたので一応おすすめです。
このヒョソンの生き方を支えるのが、名優キム・ガブスさん演じるク・デソン。通常、死んでしまうとその存在は霞むのですが、死んでなお、残るその存在感・・・。デソンの精神は、ヒョソンに乗り移り、生き続けていました。
ウンジョ役のムン・グニョンさんは、どうだったって?これは、難しい役でしたね。笑顔になることは、ほとんど無く終始眉間に縦じわ。声に出さない感情を目と表情で表現する・・まあ、名演と言えるでしょう。しかし、ギフンとの愛が、いまいち私にスッキリこないので、惜しいと言えます。ヒョソンがウンジョに絡むと、これは、たいてい良いシーンとなります(すみません、欲目入ってます)
男優陣は、述べることがありません。チョン・ジョンミョンさんが苦手系なので・・・まだ丸刈りのほうが好きです。
音楽は、相当良いです。OSTは持っていませんが、こっそりパチってきました。大ヒットしたSuperJuniorのイェソンさんの「君じゃなきゃだめ」をさしおいて、Byulの「心臓を捨てた後に」を紹介しておきます。ドラマ後半、おや、典型的なバラードきたぁ~この声はByulしかないなぁとドラマ中で流れていて気がつきました。私は好きなので、とっても良いです(笑)この音楽にのせて、このMVみたら、どんなに切ないか・・・ま、普通の人は「君じゃなきゃだめ」のほうでしょうね。
・・・ということで・・・、実は「善徳女王」をちょいと見たらおもしろいので、そっちに今夢中・・・^^
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