韓国ドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」見終わりました。
韓国ドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」全20話見終わりました。おもしろいと思います。見て下さい。このドラマの題名「トキメキ☆」・・・お見事です。良く付けましたね。決して変な題名ではありません。この「トキメキ☆」という5文字に、このドラマの意味が見えています。見終わったら、何故こんな題名なのか・・・わかると思いますよ。まさに、ときどきでてくるトキメキシーンがすごいんです。見事に演出されていまして、それぞれのドキドキ感が、一緒に味わえます。イケメン好きなら、安心してオススメできますね。久々のヒット作です。
背景は「イサン」の時代、王権は派閥によって制限され、派閥政治が盛んな頃、王は自らの王権を復活させるため、党派を越えたすぐれた人材を捜しています。このような時に女性でありながら優れた才能をもつキム・ユニは、王の期待を担う存在として、女人禁制の学問所である成均館に男性として入学することになりました。そこで、学問のライバルであり、親友であり、ついには恋人となってしまうイ・ソンジュン、素行不良だが、無き兄の意志を継いで、世間に反旗を翻す行動をしているシャイなムン・ジュシン、成均館きっての遊び人で何を考えているのかわからないかとおもいきや、実はとっても正義感、表情豊かなク・ヨンハ・・以上3名と男装のキム・ユニは出会います。
この4人の素晴らしき関係に、憎まれ役としての成均館掌議(権力を持ったまとめ役:学生会長)のハ・インスがからんできます。終わってみれば、意外にハ・インスの冷徹な目と性格が心に残り、そして7話の弓をはずす涙シーンや20話の妓生チョソンをかばうシーンなんかに、彼のチョソンへの愛が対照的に感じられた物語でした(一瞬のシーンなんで意外でしょ^^それほど、このハ・インス・・私には存在感あるんですよね)。
さて、このドラマのテーマは友情と負けない心ってところでしょうか?メインキャスター4人の友情は、言わなくても感じられると思います。そして負けない心とは、キム・ユニの学問への探求・・・女性には学問は必要ないと思われていた時代に女でもできるという強い意志。そしてイ・ソンジュンの道理を通そうとする信念。心の強い人間は、どんなに魅力的であるか思わされる物語でした。
そして、アクセントにちりばめられるキム・ユニが男装していることに対するエピソード。おかしくて笑うシーンもいっぱいでした。イ・ソンジュンが、男だと思っているキム・ユニの唇が気になってしかたないところや、ムン・ジュシン、イ・ソンジュン、キム・ユニが3人で同じ部屋に寝るシーンとかは、とってもおもしろいです。そしてトキメキシーン満載。2話のあたりで官軍から逃れるために、キム・ユニを岩陰で抱きしめるシーンとか16話のキスシーンなんかもう最高です。しかも、人生における教訓もあちこちにちりばめられている良質なドラマ。設定、笑い、テーマ、演技者のバランスのとれた見るべきドラマと評価します。
最終シーンは、私が良く考えるような寝床オチ・・・これで終わっちゃあ、低い評価はつけられません(笑)イ・ソンジュンは寝床でもマニュアルが必要なのね^^うまいわぁ。
このドラマ、男性にはちょっときついかもしれませんが、キム・ユニに堕ちて見て下さい^^。
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