韓国ドラマ「検事プリンセス」見終わりました。
最近、ドラマを見ても、ちょいと見放置ドラマとなることが多くて、見終わっても、なかなか文章が思い浮かびません。このドラマも、とっくに見終わり、とってもおもしろく見たのですが、いざ感想を書こうと思うと何かあったっけって感じで、感想をアップするのを先延ばしにしていました。
ま、区切りで、軽く感想を書いておきます。
検事プリンセス 全16話見終わりました。結論から書いておきますと、このドラマはおすすめの部類にはいります。
物語は世間を知らないお嬢さまが、自分の価値観のもと、検事になり、壁にぶち当たって、成長していく。その課程で、自分の助けとなった男性にいつしか惹かれてしまいますが、なんとその男性は…という感じの物語です。
主人公のお嬢さま検事マ・ヘリをキム・ソヨンさんが演じます。テイストは、「ブドウ畑のあの男」だと思ったらよいでしょう。前半のマ・ヘリの態度や言動は、相当むかつきます。言っていることは間違いとは言えないのですが、ちょっと自分中心的に感じられます。職場では自分の考えだけでは回らないところがありますので、彼女のように振る舞いたくても、できないのです。みんなが、彼女のような人ならば、それはそれとして割りきった世界が作れます。しかし、時代としてはまだ早い。古い慣習とか常識といったものが、まだまだ幅を利かせています。ですから、それと折り合いをつけながら様子をみながら少しずつ、自分の権利を主張するのが普通です。ここを、急げば、このドラマのように相手にされなくなります。ま、大前提は自分の実力があることが必要なのかもしれません。
序盤、当然のごとく、むかついてみてました。しかし、物語の焦点がマ・ヘリとソ・イヌ(パク・シフさん)の関係に当たってくるにつれて、切なさが強調されてくるのです。そばにいていつも助けてくれたんだけど、その存在がとても大切だということに気がつかない。気づいた時には、遅かった。ここに王道とも言えるストーリーがあります。しかも、自分を助けてくれていたのは、周到な計算に基づくもので、欺いていた男のほうも、打算がいつの間にか恋へかわるということになります。このように複雑な恋のドラマを楽しんでください。内容に深さはありません。軽く楽しんで見られるドラマだと思います。
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