韓国ドラマ「1%の奇跡」26話(最終話)まで終了。
韓国ドラマ「1%の奇跡」見終わりました。感想はというと・・・はい。まいりました。韓国ドラマって本当におもしろいです。カン・ドンウォンさんとキム・ジョンファさんのロマンチックラブコメのつもりで見ていましたが、それは、16話くらいまでで、そこから先は、いわゆる家族の絆を描いたホームドラマとなっていきました。それでいて、おもしろくないというわけでなく、「家族の愛」「人に対する愛」ということが、すばらしく撮られていきましたので、感動の連続でした。このパターン弱いんで、ドラマ後半部では、いろいろなところで、ポロポロ泣いていましたよ。悲しいシーンがあるから、泣くのではなくて、娘を嫁に出す親の気持ちや、嫁いでいく娘の考え方や、結婚へ向かう男性の気持ちなんかを、全部自分のものにしちゃったので、気がついたら泣いていたんです。(ちなみに泣くパターンに入った時、私はとても泣き虫です。)この、ドラマの主役は、キム・ジョンファさん扮するダヒョンの家族ということを感じました。現実的ではないかもしれませんが、出演した人たちは、いい人ばかりで、いやなシーンもなく、見終わった後のきもちよさは、本当にいいつくせません。DVDの特典映像から、これが日曜朝に放送されたドラマということがわかり、「あんぱん」といい朝に放送されるドラマは私の好みにあっているのかなぁと思ってしまいました。後半部は、ツボに入らなかった人には、退屈かもしれません。子供は、いつか親になります。そのときに備えて、また、子と親の関係を見直すためにも、このドラマは見て欲しいと思いますね。もちろん、カン・ドンウォンさんとキム・ジョンファさんのラブコメとして楽しく見ることもできますよ。^^今年見たドラマのベストスリーには入ったかな^^。(あとの2つはなんじゃらほい^^)
最後に私が影の主役だと思っていた会長(カン・ドンウォンさんの祖父)が言います。「そばにいる人に、特別に接する(大切にする)と、自らも誰かにとって特別な存在になる。」自己中心的な考えの人が増えてゆく中で、失われていく人と人とのつながりの大切さが感じられますね。
社長・部長・医者・教授・弁護士・・・とか、ある程度の肩書きを持っている人は、普段から人から敬われるのになれてしまっていて、他人が、本当は、その肩書きに敬意を払っているのに気がつきません。その肩書きに何の関係もない人にとっては、ただのうるさいおっさんにすぎないということに気がついていない場合が多いです。自分の性格・態度・他人への接し方で尊敬される存在になりたいものです。
ここで、思い出したのが、小野不由美の著作「十二国記、風の万里・黎明の空」という小説です。アニメにもなっています。この小説、一見よくある伝奇ものかと思いきや、すごくおもしろい小説なんで、おすすめします。背景設定が、特殊なんで、発刊順に読んだほうがよいです。この中に、印象的な次の一文がのっています。「他者に頭を下げさせて自分の地位を確認しなければならない者のことなど、私は知らない。・・・真実、相手に感謝し、心から尊敬の念を感じた時には、自然と頭が下がるものだ。」
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント