「12月の熱帯夜」見終わりました。
ふぅ。泣けるかと思って見たドラマですが、なかなか泣けませんでした。普通の人は、ここで泣くかなとか思いながら、なぜか冷静に見てしまいました。さすがに、最後の日記を読むシーンではポロッときましたが・・・。非常に上手に作られていて、良いできだったと思います。見る人をちょっと選ぶかもしれませんが・・・・。音楽も、とてもきれいです。 ミン・ジファン役のシン・ソンウさん、なかなかいいです。
人を愛するって怖いことなんですね。結婚していようが、子供がいようが、家族がいようが、関係なくなって、愛する人がすべてになってしまう。ほんの少し前までは、すべてであった夫さえも見えなくなってしまう。他人から見ると馬鹿な選択をしてると思えても、転がりだした自分の気持ちは止まらない。その先に、たとえ後悔が待っていようとも・・・いや、自分で選んだ道だから後悔はしたくない。で、その夢中だった愛がなくなったとしても決してもとのところには、戻らない。戻れない。自分を取り戻し、見つめながらもう一度別の人生を歩んでいくということになる。そして、時がたてば、また、変わる・・。
自分を愛していると思っていた妻が、別の人を見ているという事実に直面した夫は、なすすべがありません。それには、なにか理由があってそうなるはずですが、そうなってしまう前に止める(気づく)のは難しいのかもしれません。自分の心を凍らせてしまうか、怒りに身をまかすか、後悔とともに帰ってこない妻を待つしかないのです。
16話で義父が言います。「気持ちが、一番大切だが、人の気持ちほど信用ならんものはない。瞬間、瞬間で変わるし、年月が経てば忘れもする。一世一代の決断は、変わらないもの、年月を経ても消えないもの、それを頭にいれて決めれば後悔を減らせる・・・」そう、夫を選んだ時も、その人がすべてだったはず。時が経って、別の人がすべてとなる。人の感情って、思い通りにはならないし、型にあてはめることもできません。もし、ずっと一人の人を愛し続けていけた人は、幸せです。死ぬ前に「お前のおかげで、良い人生だった」と必ず言ってあげましょう。(パクリだ^^)
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