海神

2006年5月28日 (日)

韓国ドラマ「海神」最終話(51話)まで視ました。

韓国ドラマ「海神」全51話視聴終了しました。おもしろいと評価する人もいるみたいです。しかし、私の見方が浅いし大事な部分を見落としてる(なんせ途中で居眠りしちゃうので^^)と言われるかもしれませんが、ここからは個人の意見ですので、許してください。
何度も眠けに誘われ、がんばって視てきたけど・・・最後は救い無く非常にむかついて終わり、これは私にはあわなかったというのが、感想です。全体にチャンバラが多く、似たようなことを繰り返している感じで、しかも、視ている人の頭を使わせないという娯楽巨編でしょうか。(皮肉っぽいね)
チャン・ボゴを取り巻く2人の重要なサブキャラクターであるジョンファとヨンムンの行動がいまひとつ理解できなかったのです。ごめんね。ジョンファは、チャン・ボゴと両想いなのに、どうもウジウジして、自ら不幸な方へ進んでいき、おまけにチャン・ボゴのそばから完全には離れません。これじゃ、男の方はたまったものじゃないし、おまけに妻の気持ちはめちゃくちゃではありませんか。で、脱落原因キャラNo2とさせてもらいます。

で、No.1はいわずとしれたヨンムンです。前にも書きましたが、ヨンムンの一途な愛が強調されて、おまけに強いので、いっけん、それなりにかっこいいキャラとドラマ中で思い込みそうになります。しかし、ヨンムンは基本的には刺客ですので、愛するジョンファの大切な人(父、恩人・・・)をほとんど直接的、間接的に殺しているのです。ジョンファの恵まれない人生を作ったとも言え、それでもって「心を寄せています」なんて言うなよ!最後のあたりで、チャン・ボゴを殺してでも戦争を阻止すると言いますが、おいおい、その気概があったら、その場で、剣を抜いてキム・ヤン(最後のほうのチャン・ボゴの政敵ね)を斬れば、戦争一応阻止できるじゃん、と思ってしまいました。こいつ何考えて生きてんだ!と思ってたら、チャン・ボゴが言いました。「ヨンムン、おまえは間違った選択を拒否したことがない。与えられた宿命に妥協しただけだろう。」おーやっぱり、こいつは、何も考えてないのか。そりゃしかたないなぁと納得。ヨンムンは皇帝守備隊の隊長という権力を伴う職につきますが、結局、夢や目的のないまま権力を持っているので、何をするかもわかりません。チャン・ボゴが私の夢はお前の夢になりうると思うとヨンムンに言いますので、最終的には、ヨンムンがチャン・ボゴの後を継ぐのかと思ったら、やっぱり、こいつ~~~ダメな奴でした。おおいに欲求不満が残りました。

チャン・ボゴは、身分にかかわらず能力で出世できる世界をつくろうとしていますので、この思想は、皇帝、貴族、平民、奴隷という階級で成り立っている世界には、とうてい受け入れられません。途中から、その思想はその時代では危険だなぁ。当然、反逆者として処分されることになるのだろうといやな予感で視ることになりました。能力で人を登用する世界を作ろうとしたら、帝を立てるのでは無くて、自分が帝になったほうが良いのではないかな。あ、これが反逆ですね。まあ、反逆に成功しても、既存勢力に暗殺されることになるだろうし、うまく行っても、次の二代目のところで、同じような階級社会ができてしまうのが通例です。しかし、身分のない世界を作ろうとした事実は残りますので、その考え方は、少しずつでも広まって世界を変えていくと考えれば、けっして無駄ではありません。能力による登用という点では、日本の織田信長がそういう感じですか。幕府を倒し、宗教家とは認めないと比叡山を焼き討ちし、既存の概念をひっくり返します。でも、その後は・・・というと後は日本史の勉強ですね。^^自分のやりたいことがあれば、文句をいうのではなくて、出世して自分の思うようにやれ。政治を変えたいと本当に思うなら、政権のとれる党へ入って、党の考え方自体を変えろという意見も聞きますが・・・わぁ~また、重いテーマに入っちゃた。逃げ~~~。
印象に残ったシーンは、48話だったか、ジャミ夫人が涙を溜めて「校尉~~(護衛武士の名前ね)」と叫ぶところ。このあと、ジャミ夫人のメイクは薄化粧となり、とってもきれいです。ジャミ夫人は、けっして涙をみせませんでしたので、このあたりのジャミ夫人役のチェ・シラさんの演技は最高でした。チェ・シラさんのファッションと髪型は全編を通じておもしろいです。メイクがきつくて、鋭い表情しか思い浮かばなかったのですが、薄化粧にすることで、人間としての弱い部分の感情が見て取れるようになり、それにも増して、目がきれいなのがわかってしまいました。

大作時代劇がやっと、終了しました。今「ソドンヨ」も視てますので、今度視る別のドラマは軽い恋愛ドラマがいいですねぇ。精神のバランスとらねば・・・長文になりました。ごめんね。

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2006年5月24日 (水)

韓国ドラマ「海神」38話途中まで

韓国ドラマ「海神」38話途中まで見ました。その前の37話で、視聴つまずきました。何故か見始めると寝落ちの繰り返しで・・・。ここで、宿敵ヨンムンに剣を突きつけるチャン・ボゴ。ひとおもいに、殺せばドラマは平和に終わりそうなのですが、殺しません。より苦しみを与えるということで額に焼き印を入れて、ヨンムンを奴卑に落とします。額に焼き印を入れられるシーンはすごかったです。ストーリーとしては前半のチャン・ボゴの逆ですね。でも、なぜ、あんなに恨みを買う行動をするのでしょうか?生かしておけば、当然激しい恨みが残りますので、殺しておくほうが絶対によいはずですよ。困ったことに、全体にどうも同じようなストーリーの繰り返しで、どうも私にはおもしろくありません。ジョンファの絡みも少ないですし、ちょっと退屈ぎみ・・・。どうせ、このあとヨンムンの成り上がりと復讐が始まるのでしょうね。ふ~~~~。また、寝そう。^^

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2006年5月11日 (木)

韓国ドラマ「海神」33話まで

「海神」を33話まで見ました。ここまでの感想というと、けっこうしんどいドラマです。やっぱり眠けを誘発されるみたいで、何度も寝てしまったよ。
25話でチャン・ボゴは人生の目的に悩みます。これまで生きるか死ぬかというギリギリの状態でしたので、そんなことは考えもしなっかたのに、やっと余裕がでたということでしょうか。唐のためには命はかけないと軍人になることを拒みます。衣食足りて人生の目的を知るってとこですかね。ふと、現実を振り返れば、最近は、衣食足りすぎて、礼節を知らずという感じですね。豊かになりすぎているとその豊かさに気がつかないのは、しかたないのでしょう。
スノじゃなかったチェリョン(チェ・ジョンアンさん)は、やっぱりつらい恋をしています。^^「心を寄せていた人への記憶が薄れ、私のはいるすきまができるまで待ちます。」だって・・・チャン・ボゴは、変わらないと思うから、どう考えても泣くことになるんでしょうね。で、突然2年たっちゃいました。26話印象なし。^^27話、ジョンファでてきました。いったいどうなって生きてきたんだと思ううちに、28話でジョンファはジャミ夫人に挑戦します。そのように商売で、ジャミ夫人に対抗するような根性があったなら、ずっと前にジャミ夫人の影響下から抜けて、チャン・ボゴといっしょになっとけやと思ったのは私だけでしょうか^^やっぱりスエさんの役はきっつい性格の役でした。まあ、ドラマ中では描かれず会話の中でしかでてこなかった、ジョンファの2年は女性として強烈なものがありますので、強くなるのはわかります。ドラマ中では、あえてはずしたと思いますが、女性が山賊につかまったら、普通XXでXXなことになってしまうことは容易に想像つきます。(なんだこの伏せ字は・・やらしいぞ^^)

30話で、ジョンファは、チャン・ボゴに言い放ちます。「すでに、縁は切っています。取引以外での感情はありません。胸から消してください。」 言われたほうは、つらいなぁ;;。「グリーンローズ」から引用すると、「ジョンファ、この名前が私の胸に刻まれました。もう消すことはできません。」ということで、何を言われてもチャン・ボゴの心は、変わることはありません。31話~33話 ストーリー的に無理を感じて(つっこみどころが多い)、見ているのがちょっとつらかったです。このドラマでは、隠すべき情報は安易に敵方に漏れる。金で買収されたり、裏切る奴が多い。敵との約束は意味がないので、破ってよい。なんてことを学びました。ひぇぃ。だめじゃん!

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2006年5月 9日 (火)

韓国ドラマ「海神」25話途中まで

「海神」を25話途中まで見ました。19話でチャン・ボゴとジョンファのデートシーンが有って、本当に久しぶりにスエさんの笑った顔を見ましたね。デートにちょっと遅れたジョンファへチャン・ボゴの言葉「今までの年月に比べたらほんの一瞬待っただけ、しかしその一瞬は、私達がすれ違った歳月よりも長く感じました。」だって^^。こんな言葉言えるか?やってられません。^^でも、その本当に短い幸せな時間はあっという間に終わって、唐の内乱に引きづり込まれていきます。

ここから25話のあたりまで、ひたすら、馬が走り回るは、チャンバラするわで、ちょっと別のドラマになってしまいましたね。ジョンファのよくわからない行動やら、ひつこいヨンムンの執着やらで、見ていてくたびれました。戦闘シーンが多いというか馬のひづめの音と「ハッ!エイ!エイ!」という騎乗者のかけ声でぐっすり寝られます。^^。ふむ、商売で、智力をつくして進んでいくドラマじゃなかったのかなぁ。ちょいと中だるみしてます。そろそろ、ストーリー変えてくださいよ。

だいたい、お互いに姿を見ただけで、恋しさのあまり涙ぐむという両想いの関係で、なんですべてを振り捨てて一緒になれないのかわからないですね。片方がいなけりゃ死のうとするくらいなんですから、通常の倫理や恩・道徳なんて、なんのそので、自己中しちゃえ~~~と思っちゃいました。このまま、ずっとジョンファの取り合いが続くのでしょうか。ヨンムンってけっこう卑怯だったり無茶なことしてたりしますので、ジョンファへの一途な報われない愛にごまかされてはいけません。十分悪者だと思っています。^^

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2006年5月 6日 (土)

韓国ドラマ「海神」16話まで

「海神」16話まで見ました。このドラマの主人公って、おきまりのごとく最低のところまで落ちていき、そこから少しずつ上ってきます。うまくいきかけたら、また落ちるという365歩のマーチ状態(しあわせは歩いてこない、だから歩いてゆくんだね、一日一歩、三日で三歩、三歩進んで二歩下がる)で、つねに飽きさせることなく、ハラハラ・ドキドキの展開です。ここまでの設定としては、恨みを抱いた敵の商団に愛する人がおり、自らは下働きから出世していくという感じで、前に見た韓国ドラマの「商道」に似ています。この「商道」というドラマも相当おもしろくて、50話もあったんですけど毎週楽しみに見てました。これに恋愛面と戦闘面を強化したのがこのドラマという印象です。

チャン・ボゴ(グンボク)役のチェ・スジョンさんは、かっこよく見えてきたといってもそれなりですし、ヨンムン役のソン・イルグクさんは、髪型のせいかかっこいいという感じがないんですよね。で、ジョンファ役のスエさんですが、もともと期待していなかったので、けっこう良いです。すれ違いの連続でやっと11話でグンボクとジョンファがやっと再会します。もう本当に長かったです。全体にスエさんは、抑えた演技で気持ちを表現していきます。私は「4月のキス」の時に間違って抱いていたスエさんのイメージがこんな感じでしたので、これでやっとストレスから解放されました。^^でも、ここでうまくいったらドラマにならないということで、ジャミ夫人への恩や兄とのしがらみのため、ジョンファは愛しながらもグンボクに別れを告げます。さて、愛し合ってる2人に幸せな日はくるのでしょうか?と思っていたら、16話でまたもやチャン・ボゴひどいことになってしまいました。みんなには、死んだと思われます。チャン・ボゴの死を聞いたスエさんの表情に注目してました。ここでも抑えた感じの演技ですか(ひょっとしてずっと抑えっぱなし・・・^^) おもしろいので寝不足しながら次へレッツゴー!

そうそう、イ大人役はあのキム・ガプスさんです。韓国ドラマ「土地」の時の悪役ぶりがすごくて、ステッキで「ちぇいちぇい」と殴っているのを思い出し、あの時の腹立つ気持ちが沸き上がってきましたよ。印象に残るくらいうまいということですかね。
つっこみどころとしては、砂の中のダイヤを探すのと同じく、砂漠でまだ生きてる「いき倒れ」を見つけるのは難しいんじゃないの。^^(ドラマ見た人しかわからないよね)

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2006年5月 3日 (水)

韓国ドラマ「海神」を見始めました

韓国ドラマ「海神」を見始めました。「あの青い草原の上に」のチェ・スジョンさん、「4月のキス」のスエさんなど見知った女優・俳優・子役がいっぱい出演しています。あ~こんなとこに出てると思ってみるとすごくおもしろいですし、そのとき演じていたキャラと違うのでとても楽しいです。チェ・スジョンさんって、メイクの具合と時代劇の雰囲気のためか、すごくかっこいいではありませんか。おまけに、スエさん・・・きれいだったのですね。4月のキスの時は、どってことない女優さんでしたが、ここでは、きれいに撮ってもらっています。時代劇の服装がよいのでしょうか^^。ということで、4話まで見ましたが、どっぷりはまってしまいました。全51話という先の長いドラマですが、これからみるぞ~と決意表明^^そのうちチェ・ジョンアンさん(「あの青い草原の上に」のスノ)もでてくるらしいですし・・・。

これで、時代劇は「シンドン」「ソドンヨ」を毎週見てるので、マイブームとなっていますね。シンドンがいちばん眠けに襲われて、つまんないけど、ソ・ジヘさんのみで見てますわ。「ホジュン」は録画中^^でまだ見てないよ。

と、感想書いてるひまがあったら、続きを見たい感じ^^ またね

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