韓国ドラマ「このろくでなしの愛」見終わりました。
韓国ドラマ「このろくでなしの愛」見終わりました。さてと、これはいったいなんと言いましょうか?困ったことです。以下ネタバレします。未見の人は絶対~~~~~絶対に見ないようにね。見終わった後の人には・・・こんなことを感じる人もいるんだという参考程度にしてくださいよ。
14話くらいから、何だか難しいことになって、理解できなくなってきました。兄の恋人とつき合うことがどれほどの障害なのでしょうか?。韓国ドラマ「ストック」、「雪だるま」でも同様のテーマが感じられましたが、今回ほど、わけわからない気持ちを持ったことはありません。兄が逝ってしまった後、兄の遺言に従ってウンソクを幸せにしようとするけども、なんらかの障害が発生するというのなら、オバカの私でもわかる展開なのですが、愛し合ってるのに敢えて別れる・・しかも、ウンソクはボックへの愛を表現しているのに、ボックは受け入れずに、堕落していく。「おぅおぅ、このろくでなし~なんだこいつ」と思いましたよ。ボックにとって父、母の代わりとも言える特別な存在である兄が愛し、兄の死亡の原因ともなった女性を愛せないのでしょうか?倫理じゃなくて、心が決める問題でしょう?。もし「愛してるのか」と問われて、自分の心が愛してると答えるならば、何の問題も無いではありませんか?しかも、その女性は自分を愛している。自分が原因で亡くなった人の弟から、復讐を受けて、気持ちがズタズタになっても、ボックを愛してるということが伝わってくるのですよ。愛に対しボックとほぼ同じ状態にあるにもかかわらず、ウンソクはボックを必要としています・・・。この女性を受け止められないボックは、私は大嫌いです。と思いながら、大幅に評価を下げながら、見続けたわけです。
私の予想では、どこかでウンソクとボックは愛を確認して、幸せになりそうだったけれど、何かの原因でボックが死亡する・・・今度は、ミングの時は果たせなかったあのウンソクの約束「私が死ぬまで、あなたを愛し続けるわ」を効かせて、ボックの後を追うという終わりかたをするだろうなと読んでいたわけです。もう、勝手にストーリーつくってましたわ;;。
結局、このドラマでボックはウンソクを愛しながらも、自分の中に入れなかったわけです。なんだ、こりゃ?。楽しそうな日の後、二人別れちゃいましたよ。???が@@と頭の中を駆けめぐる。人によって愛の重さは違いますので、障害がある場合、それを乗り越えるだけの気持ちがあるかどうかで、恋愛が続くかどうかが決まります。そう思ってしかたないなと認めようとしたら、ほんとに突然のあの結末です。このドラマでよく出てきたもうひとつの言葉 「愛は変わるものだ」に対する答えですか?。結局、ウンソクの愛は変わらない・・ボックを愛せないなら自らの死を選択するしかないということなのでしょう。確かに、この終わり方でも「私が死ぬまで、あなたを愛し続けるわ」という言葉が効いているけどねぇ。難しくてわからないし、私、疲れちゃいました。
最後のシーンは謎ですね。つっこみどころは、体が冷えて死にかけてる人を何故、雪の上に置いて暖めようとするのでしょうか?普通は、家までつれて帰り、暖かい部屋で体温を上げようとするよね。さらに、携帯電話か何かで人を呼ぶよね。ボックの行動はウンソクを助けようとしていないのと同じです。それなら、ウンソクの気持ちを汲んで、共に死ぬ道をあの時点で選択していたということですか?。翌朝、2人とも亡くなったと思っていたら、ナレーションで、「ボックは体温をウンソクに与え続けていたのでした」と入り、かすかにウンソクのまつげが動き、軽い笑みの表情を表現しましたので、おや、ウンソクは助かったのかとも思えました。いや、それは、たんに2人にはこれが幸せの道だったんだねということを意味しただけなのかもしれません。ふん、死んで幸せなんかあるもんかい!。
また、ダジョンが言ったと思う「愛してもない人を愛そうと努力するのが最低」というのも、ドラマのテーマですね。
勝手な解釈がたくさんできるドラマでした。まあ、誤解があるかもしれませんが、私は、今、こんな感想をもったということです。ボックがウンソクを復讐のために恋におとして、強烈に振るところまでは、本当に最高でした。後は・・・しんどいなぁ。涙をこぼしたシーンは、ほとんどありません。人によっては、泣けるのかもと思われるシーンでも泣けませんでした。映像はきれいです。音楽はとっても良いです。配役も特に問題を感じません。ボックは初めてウンソクに会った時から、好きだったと終盤で述べます。なるほど、そういう気持ちだったのかと思うと前半部はもう一回見てもいいかな。後半は、人それぞれで・・好みならどうぞ。
え~ん(ここで、泣く^^)、オバカな私の期待どおりのドラマか・・または、もうちょっとわかりやすいドラマに作ってよ。惜しくてたまりません。また、最後にちょっとやっちゃったねと思うドラマがひとつ増えてしまいました。ごめんね。
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