韓国ドラマ「スマイル・アゲイン」見終わりました。
韓国ドラマ「スマイル・アゲイン」20話で見終わりました。さて、結論からいうと・・・最後まで、肩すかし・・ということです。
娘を捨てた母サラ・チョン。道をはずしたが、愛する女のため、まっとうな道にもどろうとするハジン。明朗活発娘ダンヒ。傷ついた御曹司ジェミョン。ハジンを愛するが故に嘘つきとなるユガン、これに、ハジンの親、ジェミョンの親、ユガンの親が絡む秘密・・・メインの4人は、とっても美男・美女、この構成で何故、切ない物語にならないのでしょう。わかりません。後半は、ダンヒ母のサラ・チョンのシーンだけ、ちょっといいなと思いました。そうそう、よ~く見てたら、意外とダンヒ母とダンヒって似ていて、確かに血縁関係のある親子として、うまく配役したなと思いました。
まず、19話です。この回は、おや、ちょっと良いか、さすがに最終話前だから、盛り上げるなと思いました。まず、サラ・チョンとダンヒの会食シーンが登場します。我が娘と知ったけど、名乗ることのできない母の悲しみが、なかなか良かったです。ちょっとジーンときました;;。そのあと、ハジンが、愛するダンヒの身を守るため、再度、「遊びだった」とダンヒを振るシーンが登場します。こういうベタの展開は大好きです。おー!ここにきてやりおるわい。愛するが故の辛い選択で、愛する人に向けるきつい言葉・・・イ・ドンゴンさんが、切なく演じましたので、こりゃいいわ~。お約束どおり、キム・ヒソンさん演じるダンヒ「え~」って傷つきます。ひょっとすると、このドラマ・・大逆転の評価にいくか?と期待したわけですが、わずか数分ドラマが進んだだけで、はい、仲直りっときたら、やってられません。こういうのがいけないんです。盛り上げるところで、すっ~と進んでしまう。普通は、あれだけの決心をして、言った言葉が、どうして、あっさり嘘として、撤回になっちゃうんでしょうかね。がっかり;;。あまりにがっかりで、その後のストーリー忘れました。そのまま、最終回を前に、コタツで寝てしまいました。
で、翌日、いよいよ最終回を見なきゃねと見はじめたわけですが、これがねぇ。題材が良いのに、まとめきれない悲しさ・・。どうして、こういうふうにつくるのかなぁって感じの連続で、ちょっと疲れました。で、もって、あら終わっちゃたのね~って感じで終了。残念でした。ドラマに参加しているそれぞれの役に対する感情を、もう少し掘り下げてくれないと、イメージビデオになってしまいます。見終わったあと、私には、スイスのロケはなくても、代わりにどこでもよかったということと、ダンヒのソフトボール選手の設定は、いかにも奇を狙っていて失敗・・・ソフトボールという素材を生かし切れなかったということが感想として残りました。
「どうでもいい人は、喜びも悲しみも与えない」という言葉が出てきました。「どうでもいい人は、自分の感情を本当に揺さぶることはできない。心が動くのは、気にかかる人だ。」ということです。相手の気持ちが自由にならない以上、恋愛に悲しみや不安はつきものです。しかし、それ以上の喜びを得られるから人は、恋へと向かうのでしょう。終盤での、ダンヒは、ほぼまっすぐにハジンに向かいました。ハジンの人間性がわからなくても、心が求めるならしかたないという気持ちです。傷ついても、後悔のない生き方って簡単そうだけど、通常、いろいろな、しがらみが、絡んできてなかなかできません。生きていく上での勇気・・・若いって良いですね。歳とってくると、どうも、この勇気が減ってきます。つい、ぼんやりてきとうに、暮らすことになっちゃいますよ。
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