ホジュン

2007年2月 3日 (土)

韓国ドラマ「ホジュン」見終わりました。

韓国ドラマ「ホジュン」全64話見終わりました。非常に良いドラマです。

「病は診ても、患者の身分は見ない。治療はしても、決して見返りは求めない。どんな困難に遭おうとも、真心をこめて診る」この言葉に心医ホジュンの生き方のすべてがつまっています。これで、どんな医者かわかりますよね。ドラマは、この信念のもとに、医師として生き抜いた一人の男の人生が描かれます。

医師としての人情話の連続で飽きることはありません。そこにからんでくる、ホジュンを秘かに慕うイェジン(ファン・スジョンさん)の切なさが効いています。だいたいホジュンの行くところ、常にイェジンがいて、ホジュンがうまくいくと、イェジンがかすかに微笑むというパターンの繰り返しです。ここでのファン・スジョンさんは、しゃべらなくても、目で演技するとっても良い女優でした。そうしているうちに、画面上の医療シーンでは、ホジュンとイェジンはセットじゃないと落ち着かないという気にさせられます。この2人を見ていると「目と目で通じ合う♪。そういう仲になりたいね♪」という歌が浮かんできました(笑)。イェジンは医女となり、最終回間近のあたりで、権力闘争から、ホジュンの弱点である存在として、王から直接その気持ちを尋ねられます。医女と医官との恋愛(不倫)は御法度です。イェジンは、心に秘めた想い(ホジュンには妻がいますのでかなわぬ想いなんです)を王に話しますが、そうなれば、ホジュンの側にはいられません。あ~最後を前にして、大事なキャラが消えちゃったよ。しかたないですね。ホジュンの妻では無いのですから・・・。ここはとっても良いシーンでした。

このドラマは、55話のあたりで、ちょっと雰囲気が変わって、つまんないって感じがしたのはなぜでしょう。それまでは、正しい生き方をするホジュンが出世していく話でした。すると、やはり、盛り上がります。上りつめたら後はその位置をキープするか、下るしかないわけで・・・すべての場合に言えますが、これは苦しいです。でも、人の夢、希望は上限が無いと考えるならば、問題ないわけです。身分や財産が最高となっても、もっと、別の事が最低かもしれません。そう考えれば、常に求めるべきもの、生きていく目標みたいなものが設定できます。人間の欲望は果てがありませんね。それが、いろいろな進歩を生む原動力です。

最後の10話くらいは、出世して、権力闘争の中でのホジュンが描かれます。権力にしがみつく根性の悪い奴は、ひたすら根性が悪くて・・・本当にムカムカします。韓国ドラマ特有の善悪の明瞭さが、ここにでてきます。そうなるとちょっと、人情話が減ってきますので、ドラマ自体は不快な感じで推移します。倭(日本)の侵略で、次々と都を捨てて、逃れていく王・・・一人の偉い人を逃すために何人の人が死んだのでしょう。民の命はゴミみたいでした。身分の差っていったいなんなの?。民の命の上に王があるはずなのに、民を犠牲にしたら、もはや、王ではありませんよ。単なる生まれや世襲で、身分が決まる社会は理不尽です。この理不尽さに、切れ込んでいく希望が、ホジュンなのです。自らの信念のもと、正しく生きていけば、生まれや財産に関係なく、人から尊敬される存在になれるんだという大きな教訓が示されています。自己の保身・財産の確保のために、政治を行う人のなんて多いことか・・政治とは何か?という理想と現実の違いを思い知らされます。このあたりでは、現実の政治の世界を見るようで、とっても悲しかったです。

最終話は、ほぼフルタイムで泣いていました。宮を離れて民のための医療を行うホジュンのなんて幸せそうなことか・・・それまでの権力闘争のいやらしさから解放されましたので、生きるべき道を行くホジュンの姿がダイレクトに伝わってきます。最後は、歳取ったイェジンが登場します。そうでなくっちゃね。最後の締めはイェジンじゃなくっちゃ。いつか、あの世で、自分の気持ちをホジュンにぶつけてください。

ホジュンの師ユ・ウィテの印象的な言葉を紹介します。「品性の無い者には、伝えない」医師となるにあたり、その精神ができてない者に、技術を教えてもしかたないという言葉です。あ~。確かに品性のない者に物事を教えるのは辛いですよね。品性の無い者は、世渡りがうまくて、困難な仕事をすぐに見分けて・・その仕事に当たらないよう、そこから去っていきます。「おのれの欲せざるところ、人に施すことなかれ」価値観は、個人によって違いますが、されたら嫌なことは、人にしないようにしたいものです。

その心根しだいで、医師という職業がいかに素晴らしい職業であるかを感じます。病という人に襲いかかる不幸を取り除く、軽減することのできる仕事です。医師を志す人・・けっして、金が儲かると思って医師にならないで下さいね。そして、政府も道路や建物を造るのも良いけど、もっと、医療に金を落として、安心して暮らせる社会を作ってくださいね。

コリア・エンターテイメントのホジュンHPに「このドラマをどう勧めますか」というアンケート結果がでています。さて、私はどう勧めましょうかね。チャングムのような医療ネタありの人間の生き方を描いた歴史物です。決して、格好いい人はでてきませんが、感動をもらえます。チャングムを見て良いと思う人は、「これは絶対見とけ!(もう、命令文だぁ(笑))」。チャングムが駄目なら駄目です。

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2007年1月23日 (火)

韓国ドラマ「ホジュン」27話まで見ました。

韓国ドラマ「ホジュン」を27話まで見ました。いやぁ。おもしろい、おもしろい。

科挙の受験のため、都へ向かうホジュンですが、途中で急病人が訪ねてきます。他の医師達は、試験があるので、病人を診ることなく去りますが、ホジュンは、後で急いで行けば良いからと診察を行います。ここからが、大変・・・一人を診察したら、次から次へと噂を聞いて患者が駆けつけてきます。ここで、ホジュンは、科挙受験を取るか、目の前の病人を診るかという選択を迫られることになります。私は、俗物ですので、押し寄せてくる患者に「おいおい。いい加減にしろよ~」と叫んだわけです。ドラマ中の言葉にもありますが、「患者は自分の病気が一番!」つまり、客観的な病気の重大さとは関係なく、本人にとっては自分の病気が一番で大事だと思うということです。ホジュンが重大な予定があると言ってるのに、「私まで診てください」という患者の続くこと続くこと。患者にとっては、ホジュンが科挙の受験に失敗しようが、関係ないわけで、自分の病気さえ診てくれればという人が大半です。そういう人に限って、自分の希望がかなえられなかったら、理不尽に文句を言うのですよね。ちょっと、人間の自己中心的なところを見せつけられたような気がしました。

「燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや」 凡庸な私が、非凡なホジュンの心根を理解できるはずもなく、ホジュンは医師としての道を選択します。医師とは・・・病を治すことを生業とする職業。その医師が、目の前の患者を見捨てて、別のことを行うなら、もはや医師とは言わないという考えです。患者の治療以上に重要なものは無いというわけです。結果として、ホジュンは科挙に間に合いませんが、医師として「名(評判)」を残しました。ドラマですので、極端に描かれていますが、現実では、患者と予定の重要度を判断しながら行動するということになると思います。が、やはり、「患者は自分の病気が一番」ということを忘れないようにしないといけないでしょうね。

この後、追い打ちにきたのが、投薬の指示をその通りに、守らなくて副作用がでたとホジュンに文句をつける患者がやってきます。ここには、2つの問題を感じました。薬は飲めば飲むほど効くと勘違いしている人がいるということです。少ないと効果がなく、多いと毒となるということを知ってないと、医師の指示を守らず、自分の病気を治そうとして、たくさん薬を飲んでしまいたいという心境に陥るわけです。病気になると、精神的なバランスが崩れることもありますので、わかってていてもやってしまう可能性がありますよね。もうひとつは、患者が指示を守らないということを、前提に考えていなくてはならないということです。しかも、附子(トリカブトの塊根)を処方しているわけですから、患者の訴えは、一見無茶に見えますが、ホジュンの過失はまぬがれません。いつまで飲むか、一日の量はいくらかということをしっかり、言い聞かし、紙に残して、さらに薬剤商や近隣の人にも服用方法を頼んでおくぐらいのことをしておかないと、駄目でしょうね。

女優陣はホジュンを慕い支えるイェジン(ファン・スジョンさん)がおきにいりですが、ホジュンの妻ダヒ(ホン・チュンミンさん)は、私にはブレーキ役になっています。ダヒは、微妙に背が高いため、貧乏な服がとっても似合わず、他の出演者から、ちょっと浮いた感じがしています。

話が変わりますが、ファン・スジョンさんは、ホジュン後、麻薬事件で逮捕され、芸能界から去っていましたが、最近復帰しました。WAXの新曲「愛はみんなそんなものだから」のMVに出ています。ちょっと古風な顔立ちですが、きれいですね。私、最初WAXの顔を知らなかったので、「おお~これがWAXかぁ。美人でいいなぁ」と思って、即録画してましたよ(笑)。ところが、MV中の女性はWAXじゃなくて、ファン・スジョンさんだったよぉ。WAXは昨年の5月に日本でもアルバム「WAX」を発売しています。ちょっと、聞いてみたい気もしますね。日本版「赤い糸」が聞けます。けっこう、うまいぞ~。

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2007年1月21日 (日)

韓国ドラマ「ホジュン」見はじめました。

韓国ドラマ「ホジュン」を見はじめました。このドラマは1999年末開始の全64話、貯めてしまうと見るのを逡巡する長さです。「商道」「チャングムの誓い」「ソドンヨ」を送り出した演出家イ・ビョンフンさんの名作です。妾の子という境遇に屈することなく、自分の信念のもとに心医をめざしたホジュンの生き方を描く大河ドラマです。

上記3作は、いずれも見ていますが、それぞれ、とてもおもしろくて、歴史物好きなら見ても損はありません。しかし、ネットとかで見ると、最もおもしろいのは「ホジュン」という人が多く、楽しみにしていて、いつ見ようかと思っていたのですが、長いので、第1話をみるのに勇気が必要でした。見はじめると・・・はまった~。こういうのを見はじめるとなんか見続けちゃうんですよね。今16話です。あっと言う間にここまで見てしまいました。16話って、普通のドラマシリーズが見れてしまう長さですよ。これを寝食をそこそこに一気です。「商道」「チャングムの誓い」「ソドンヨ」の時のように「え~、次はどうなるんだぁ」という所で、次回へ続くとはならないのですが、ストーリーとしてはとてもおもしろいです。

これまで、イケメン俳優は出ていません。美人女優はもでていません。(おっと、主観です。^^これまでの回で、最も美人と思ったのが、11話で首を吊ってホジュンのところに担ぎ込まれた腋臭の女性というところが笑える^^)脇をかためる人たちが韓国ドラマおなじみの人ばかりですので、きっちりと構成されていて、安心して見ることができます。

配役は主役に医師をめざすホ・ジュン(チョン・グァンヨルさん)、ホジュンの師であるユ・ウィテ(イ・スンジェさん)、ホジュンを慕い支えるイェジン(ファン・スジョンさん)、ホジュンの妻ダヒ(ホン・チュンミンさん)、ユ・ウィテの息子でホジュンをライバル視する医者のユ・ドジ(キム・ビョンセさん)、ホジュンを兄貴として世話するク・イルソ(イ・ヒドさん)、ユ・ウィテの劣等門下生オグン(イム・ヒョンシクさん:「チャングム」のトックおじさんのほうが有名か?)という感じです。大好きなイ・スンジェさん、イ・ヒドさんが出てますので満足度が高いです。

今のところ、感じたテーマは、人間の欲望と嫉妬、信念、身分の差といったところです。序盤ホジュンが身分の差から挫折している時に父が言います。「人間の貴賤は生き方によって決まるのだ。身分の上下で決まるものではない。身分を口実にして人生を無駄にするな」。身分の上下というところを、「財産や役職」と言い換えれば、現在でも十分通用します。

また、ホジュンがユ・ウィテの診療所で下働きから出世していくときの、先輩達の嫉妬も印象的です。自分が努力をしないで、ただ漫然と年月を過ごしている時に、日々努力してきた人間に追い越される時に生じる嫉妬です。人間は、勝手なもので、多くは自分に原因があるにもかかわらず、原因を外に求めてしまいます。これは、多かれ少なかれ誰でもやりますので、もし、愚痴や不平を漏らすときには、「自分に原因はないのか?できることはないのか?」と自問すればちょっと見方が変わります。

さて、まだ、先は長いぞ~幸せです(笑)。

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