雪の女王

2007年4月17日 (火)

韓国ドラマ「雪の女王」見終わりました。

さて、韓国ドラマ「雪の女王」ですが、感想を細切れにアップするまでもなく、先週の金曜夜(というか土曜朝というか)に全部見終わっちゃていました。途中で止められるようなドラマではありません。眠くなることもなく、後半は、もう一気に行きますよ。

結論から言うと・・・微妙に気になるところはあるにせよ、見て良かったと思えるドラマでした。全編にわたる切なさと、こうきて欲しいと思うところで、期待通り(いや、それ以上)にすすむドキドキシーンに高評価を与えます。

気になるのは、序盤のユリさんのお嬢様高慢演技は似合わないということと、やはり親友の死に関するドゥック(ヒョンビンさん)の深刻さと、突然のボラ(ソン・ユリさん)の病気ネタでしょうね。しかし、これを補って余りある中盤以降の主人公の演技・構成により、ポイント・ポイントでのシーンに満足してしまいますので、総合的に見るととっても良いとなってしまいます。

さて、これを人に勧めるとなると、ちょっと人を選ぶと思います。職場に回すことを想定した場合、あの人は大丈夫だけど、あの人はきっと駄目って感じです。気に入る大前提は、ヒョンビンさんとユリさんが好きになること、このドラマの作る世界に入り込めることでしょう。そうなると、とってもきれいな映像と胸の痛くなるシーンの虜となります。基本的にドラマは、気持ち良く見終わりたいと思います。そのため、ハッピーエンドは、幸せな気持ちを誘導しますので、評価が高くなりがちです。一方、悲しい結末で終わるドラマは、見て悲しいわけですから、これは良かったという感情とは相反し、評価が低くなりがちです。このドラマ、最終的にはちょいと悲しいにも関わらず良いと思いますので、出来具合としては大成功でしょう。一応、是非見て欲しいと思います。

では、10話以降の感想を述べて見ましょう。以下、ネタばれいっぱい。

 

まず、11話・・じわりじわりとドゥックがハン・テウンであることが、みんなに明らかになっていきます。ドゥックは、自分がハン・テウンであるということをボラに知られたくないばっかりに、ボラを突き放しているわけですから、こうなってくるとその行動自体が無意味になってきます。それでも、まだ、ボラはその事実を知りませんので、ドゥックに向かっていう定番とも言える切ない別れの言葉を放ちます。「あなたのおかげで一杯笑って幸せだった。後悔してないわ。ありがとう。」うわぁ、定番の台詞きた~と思いながらも、感動する私・・・これが、この世界にはいりこんでいるということです。

そして、12話・・この辺はけっこうすごいですよ。ついに、ボラはドゥックがハン・テウンだということを知ります。ドゥックの通っていたかつての高校の体育館(?)で交わされるボラとドゥックの会話と行動は、このドラマの名シーンのひとつと言えるでしょう。ここでのドゥックの切ない気持ちとボラの複雑な感情については、あまり書く気がしません。しっかりと視聴者の胸を打ちますので、是非、自分で見てくださいね。

そして、13話・・・ボラにとって、兄が死ぬ原因となった人物であっても、心はすっかり奪われているわけですから、ドゥックに会えばうれしい自分がいるとボラは認めます。やはり、過去のことより、今が大事です。はい、いろいろな障害にも関わらず、愛する気持ちは抑えられず、切なく相手を想う・・・これが、韓国メロドラマのパターンですし、見ているほうも期待しているわけですから、このドラマの展開に文句はありません。大学からの帰り道にそっと手をつなぎ無言で歩く2人のシーンは、とってもきれいで、気持ちを同一化しているとたまらないものがあります。言葉が無くても、つないだ手に込めた想い。雪の舞い散る中にBGMとしてかかるあの切ないメロディ。見ているこっちはポロリということになります。そして、ボラの父もドゥックがハン・テウンであることを知り、2人の恋愛関係に絶対反対という立場をとります。ボラは、ドゥックと離れることを決意し、海外へと旅立とうとします。さあ、ここで、またもや名場面がきますよ。主役は、あのポケットベルです。遊園地で昔の約束の逆で、くるはずのないボラを待つドゥック・・・時間は刻々と過ぎていき・・・そして・・・ボラ・・来たぁ~(感動!)となるわけです。ここで、やり直そうとお互いの自己紹介をします。「俺は、今日、お前の手を握ったら、もう2度と離さない。辛くなるけどいいか?」と聞くドゥックに、コックリとうなずくボラ・・・うわぉ~こういうのを見たいのです。私、この時のユリさんの表情にベタ惚れしました。かすかな笑顔から流れる涙・・前にも言いましたように、私の記憶の中にキラ星のように輝く名シーンというのが、ありまして、そのシーンさえあれば、後は何でも許すという気持ちになります。このシーンは、そのレベルに入れて良いほどのユリさんの表情でした。さらに、2人の握った手のアップが映り、このあと、チョ・ソンモさんの歌とともに予告へ・・・いやあ、最高の13話でした。

14話は、何があっても2人でがんばると決意したドゥックとボラ・・・ボラは、父から家を追い出されますが、ドゥックのもとへと行きます。ボラ父の反対はありますが、そばで暮らす2人の幸せそうなこと・・もちろん、これから訪れる不幸を際だたせる効果があります。15話から16話にかけては、病気ネタですので、泣くしかありません。どう感じるかは、個人によると思いますが、ちょっと突然すぎる気がしました。しかし、終わり方は、上手だったと思います。

いろいろなところをチェックしながら、もう一度初めから見たいと思いますね。^^とっても良いドラマをSさんありがとうございました。切ないドラマは大好きなので、良かったですよ。

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2007年4月14日 (土)

韓国ドラマ「雪の女王」10話まで

韓国ドラマ「雪の女王」10話まで見ました。いやぁ、切ないっす。以下ネタばれ。

 

ドゥック(ヒョンビンさん)は、ボラ(ソン・ユリさん)を愛しながらも、自分が原因で死に追いやった親友の妹であるということで、ボラとの関わりを断とうとします。その前に、これが私の好きな人だよ母に紹介し、そして、「これが最後だ、さよなら」とボラの乗ったタクシーを見送ります。このテイスト・・・たまらないものがありますよ。残念なのは、やはり、別れを決意する原因が、そんなに大きなことなのかってところです。まあ、ひとそれぞれですが、ドゥック母が言っていたように、すべて話して、それでもお互いが好きだという気持ちがあれば、結ばれたら良いというのが普通だと思います。突然、訳もなく別れを決意するという行動は、ずっとそばで、楽しくすごしてきたボラの感情を無視した勝手な行動と思いますね。私にとって、このドゥックのこの行動に同意できなくても、ストーリーとして、2人の切ない行動は胸に伝わってきます。

そして、自分のそばから、ドゥック(ヒョンビンさん)が去るという事実から、ボラはついに自分の気持ちを明らかにし、ドゥックに、「好きなの」と想いを告白します。ついに、言っちゃたよ~という感動はそこそこに・・・ここからのドゥックの言葉はきつい。何度、自分の想いをボラが伝えても、「勘違いだよ」「可哀想だからつきあっただけ」「好きじゃなくてもキスはできる」「一度も好きだと思ったことはない」と決してその想いに答えません。ドゥックは、ボラに兄の死に関与したという事実を知られて傷つけるより、きつい言葉をかけて別れるほうがましと考えたわけですね。

この2人のからみは、とっても切なくて、見たことがないほどすごく良いのですけど、それはシーンシーンを見て言えることで、やはり、問題としているポイントが、私には、理解できなくて、「もっと簡単に考えたらどうなの?そんなに真剣に生きるとしんどいよ」なんて思いがどうしても湧いてきます。しかし、そのマイナスポイントを無視して、ドラマを見られるほどの2人の熱演です。見ながら、「あ~心が痛い」という気持ちがいっぱいになりました。

駄目だと言われれば、言われるほど、その人のことが、頭から離れなくなるわけで、ボラは、どんどんドゥックへの想いを強めていきます。会いたい・・・顔が見たい・・・という気持ち・・・たとえ、好きじゃないと言われても、心は抑えきれない。好きな人は、見つめているだけでも、心が幸せに向かうのです。そして、ボクシングの新人戦をボラは見に行きます。そのボラの姿をみたドゥックは、めったうちをくらいます。それを見つめる、泣き顔のボラ・・・ユリさんの表情が良い!。「ある素敵な日」で、苦手だと思ったソン・ユリさん、私には、完全に苦手克服となり、逆に可愛いおきにいり女優のほうまで、振ってきましたよ。こんなにうまかったのかぁ。この人・・・。この女優さんにKOくらうとは思わなかった~(笑).

ストーリーに違和感を感じながらも、はまれるのはヒョンビンさんとソン・ユリさんのおかげですね。OSTは落ち着いた曲が多くしみじみとして良いです。「初雪愛」は、今の通勤テーマ曲となっています。チョ・ソンモさんの歌(MP3)も良いよね。

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2007年4月12日 (木)

韓国ドラマ「雪の女王」8話まで

韓国ドラマ「雪の女王」8話まで見ました。さて、とんでもなく切ないドラマのまま、進んでいきます。

図書館で、眠っているボラ(ソン・ユリさん)をのぞき込むドゥック(ヒョンビンさん)。どうですか?このシーンなんか、とっても良かったじゃないですか?見ているだけで、愛おしいというドゥックの気持ち、伝わってきましたね。このドラマって、ヒョンビンさんのファンなら、イチコロのKOをくらいそうな感じです。ヒョンビンさんのドゥックは、過去の思い出からか、基本的に暗く、淡々として感情を抑えた感じで演技します。その抑えたところから、あふれ出る想いが、良いんですよ。ちょっとボーっと見つめる優しい目がとっても印象的です。

そして・・・・ついに、雪の中、目をつぶってお願いをしているボラに、そっとドゥックのキスです。なかなか、きれいなシーンでしたね。心の動きは、もはや抑えられなかったというところでしょうか? 数学にしても人にしても、好きだという気持ちは抑えられない。好きになっちゃいけない人っていないのです。道徳や倫理、常識とかで、抑制をかけることはできますけど、人の心が向かう先は、しかたないものがあります。それを、表に出すかどうかは、本人の選択ですけど・・・秘かにしている片想いなんてのも意外と素敵なのかもしれませんね。

さて、一方のボラですけど、こちらは、ゴヌの存在のためか、はっきりとドゥックへ向かう感じではありません。心はすっかりドゥックへ行ってるのに、素直になりきれない感じです。その人が悲しい時、辛い時にそばにいてあげたい人・・・そんな人・・・いますか?自分の損得を捨てて、心のまま守ってあげたい人・・・そういう感情を愛と呼ぶのです。そういう意味でドゥックは、ボラへの愛を明らかにしました。後半は、ボラの一途な愛が見たいと思いますが、どうなんでしょう?。

一転してゴヌは、ちょっといつもの韓国ドラマ、対抗役のパターンに入ってきました。この点は、ちょっと興ざめ・・・。もともと、「愛してる」といわれて付き合っているわけではないのに、どんどん、彼女の心が欲しくなる。恋愛って、人を欲張りにさせるのですね。嫉妬から、ボラを自分のほうへ向かせたくて、いろいろなことをする。心を確かめようとする。そして、後悔する。このパターンの対抗役って、多いですよね。そうでなきゃ、ドラマにならないのですけど、この点のマンネリズムを感じさせないように、展開させてくれたほうがうれしいです。

さらに、このようにドキドキさせる要素の中のスパイスとして、ドゥック母の存在があります。ドゥック母が出てきますと、息子への思いに焦点が移り、涙を誘うことになります。これが意外と良いです。

さて、ドゥックは、ボラが死んだ友人ジョンギュの妹ということを知ったみたいです。こりゃ、また一波乱だぁ~。凡人の私だったら、全然たいしたことない事実なんだけど、ドゥックにとっては大きいのかなぁ^^ふ~病気ネタに最後、振らなくても良いから、このまま2人の恋をきれいに成就させてあげてもいいのではないかという気持ちになりました。

ということで、2話から8話までは、階段を昇るように評価があがっていきましたよ。映像の中に世界が感じられるドラマは、めったに無いんだけど・・・このドラマの作る世界というものに、すっかりはまってしまいました。とってもきれいなドラマです。

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2007年4月11日 (水)

韓国ドラマ「雪の女王」6話まで見ました。

韓国ドラマ「雪の女王」6話まで見ました。ちょっと、これ、相当良いかも・・・。これまで、2話ごとに感想を書いてきましたが、この5~6話にかけては、切なさ満載です。以下ネタばれあり。

 

ドゥック(ヒョンビンさん)が、昔の初恋の相手だと気づいたボラ(ソン・ユリさん)ですが、ドゥックの「待ち合わせに遅れた訳を忘れちゃった」という言葉に傷つきます。自分は、ずっと、忘れられずに、鳴らないポケベルを解約もせずに持っているのに、何だよ、こいつ・・・って感じですね。ドゥックは、昔、約束の場所に行けなかった理由が友人の死に結びついているので、思い出したくないだけなんです。それを忘れちゃったと言ったもんで、話がややこしくなります。そして、ボラは、「思い出は思い出・・」と思いこもうとして、医師ゴヌとの交際へと踏み切ります。はい、ちょっと遅れて、あの少女がボラだと気づいた鈍感ドゥック。時、すでに遅く、ボラは、ゴヌと付き合うことになるのを目撃して・・撃沈となるわけです。この2人の深い想いとすれ違いが、上手に作られていて、とっても良い感じです。つまり、心に好きな男が居ながら、別の男と付き合う女。自分の心の中に大きな存在となっている女は、別の男と付き合っていて、見つめるしかできない男。視聴者は、2人が相思相愛なのが、わかっている。ね、これを、美男ヒョンビンさんと美女ソン・ユリさんが演じたら、切なさビンビンです。

バスケの後、ボラが顔を洗って顔を上げた時に、あまりの綺麗さにドゥックが固まっていましたね。カメラさんが、とってもきれいに撮ってましたから・・・。私も固まりまして、苦手と思っていたソン・ユリさん、とってもOKとなってしまいました。人の印象なんて簡単に変わるものです(笑)。まあ、現実にも、ひとつの言葉、ひとつの行動で、その人の印象が変わるなんてことがあります。気をつけないとね。気分悪いときに、話しかけられたら、私、きっと、ひどい応対してるんだろうなぁ。感情を完全に隠せるほど、大人ではありませんから・・・。^^人と応対するとき、相手が興奮している(怒っている)とその感情は伝染し、しかも自分の中でさらに増幅していきます。できれば、相手が興奮すればするほど、冷静になり、「あっ。こう言うと怒るんだな。こうやって、なだめてみよう」と思えるような性格だったらよいのですが、なかなか難しいです。

脱線をもとにもどして・・・さて、ドラマが良いと思うためには、そのドラマの世界に入り込めるかどうかです。2話までは、ちょっと違和感があったのですが、ここ6話に至って、すっかりドラマに引きこまれています。見ている最中に、自分がドゥックやボラという登場人物になって、ストーリーを追えるようになっていますので、こうなると、ドラマとしては大成功です。この登場人物との同一感というのは、ドラマ鑑賞の上で非常に重要で、感情の動きを大きく左右します。この同一感は、ストーリー展開におかしなところがあったり、同一視していた登場人物が、自分だったら行うであろう行動から大きく逸脱した行動をとったときに、失われてしまいます。その時、私は、「あれ、残念なドラマだったねぇ」と言うわけですよ。本当に視聴者の私って勝手なものです。さあ、次はどうなるのでしょうか。続きを見よう。

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2007年4月10日 (火)

韓国ドラマ「雪の女王」4話まで見ました。

韓国ドラマ「雪の女王」4話まで見ました。いやあ、突然、おもしろくなりました。ごめんなさい。1,2話の感想をひっくり返す感じですね。

母の借金を返すために、ボラの運転手になったテウン・・名前を変えているので、ドゥックです。彼が気になってしかたないボラの感情とプライドの交錯をソン・ユリさんが、なかなかうまく演じてくれていますので、私の苦手意識もちょっと克服できそうな感じです。一方のドゥック役ヒョンビンさんは、語り方が落ち着いていて、とっても良い感じです。ドゥックの隠された賢さがあちらこちらに見え始めて、とっても楽しいです。こういう展開ってけっこう好きなんですよね。本当は、力があるにもかかわらず、封印していて、その能力は知らず知らずに現れてしまうというパターン。なんか、水戸黄門っぽくて、大好き!・・・ちょっと、たとえが違ったかな(笑)。対抗ででてきた、医者のゴヌも、あつかましくて、軽妙でとっても良いキャラクターです。また、ボラとドゥックのからみを見ているとなかなかドキドキ感を誘導されます。さらに、高慢さとプライドをもった女性が、可愛く恋に落ちていくというパターンは「ファンカ」の時と同じく私のツボですので、ちょっとはまりそうなところを持っています。

そして、4話最終で、図書館で童話「雪の女王」の本のことを話すドゥック・・ボラは、ドゥックが初恋、片想いの相手だったことに気づいたのかぁ?ってとこで次回へ続くです。ここでのソン・ユリさんの表情がなかなか良くて、続きが見たくなりましたが、これ以上見ると、睡眠時間が減るので、今日はここまで・・・。早く次を見る時間がこないかなぁと楽しみになりました。ちなみに一気見体制でドラマを見ている時、私は予告はなるべく見ないようにします。予告に次回のネタばれがあることが多いので、次の展開がわかっちゃうと寂しいと思いませんか?

そうそう、ボクサーが金持ちの女性の運転手になるというパターンは「このろくでなしの愛」を思い出させます。あのドラマの男性の名前はボックでしたか?似てますので、いっそうかぶっています。

と・・まずは、ちょっと評価を変えた4話までの感想でした。

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2007年4月 9日 (月)

韓国ドラマ「雪の女王」を見はじめました。2話まで

韓国ドラマ「雪の女王」を見はじめました。2話まで見ました。このドラマは、4月13日からBSジャパンにて字幕放送予定ですが、カットが予想されますので、それに先駆けて見ることにしました。監督は「ごめん愛してる」のイ・ヒョンミンさんという人らしいので、なかなかの期待作です。

以下、ねたばれ(あるの?)

「雪の女王」というと、アンデルセンの童話ということでしたので、まず、予習・・・童話「雪の女王」のあらすじはというと・・「あるところにカイという少年とゲルダという少女がいました。2人はとても仲良しでしたが、ある日、悪魔の作った鏡の欠片がカイの目と心臓に刺さり、カイの性格が一変してしまいます。その後のある雪の日、カイは一人で雪ぞりで遊んでいて、そのまま雪の女王に連れ去られてしまいます。春になってゲルダはカイを捜しに出かけます。苦労してゲルダは、カイが北の方へ行ったという情報を得て、雪の女王の庭にたどりつきます。カイを見つけたゲルダは、涙を流して喜び、その涙はカイの心に突き刺さった鏡の欠片を溶かし、カイは元の優しさを取り戻します。2人は手を取り合って故郷に帰ります。~フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より抜粋」 ふむふむ・・・こんな童話なのか。小さい頃読んだことがあるのかもしれないけど、全然印象に残ってません。ということで、ドラマを見はじめました。

いきなり、ラップランドのシーンですか?これって最終シーン?困った~。これが最終シーンなら、みえみえで、ラップランドの雪の女王(つまり神様?)に連れ去られた人がいるわけで、ここにヒョンビンさんがいるなら、その人はソン・ユリさんということになります。夢オチでなければ、結果がまず見えているということは、ドラマのストーリー展開上、意外感が減って、とっても不利だと思います。だって、途中でどうなっても、最後はあれだから・・・と思って見ちゃいますからね。「チュオクの剣(茶母)」の時も、最終シーンが冒頭にきていて、私には興ざめでした。このドラマで、どう感じるかはこれからですが、はじめに相当のハンデを持つことになりましたよ。童話にならうならば、ソン・ユリさんは取り戻せるわけですが、さて、どうでしょう。

主人公のハン・テウン(ヒョンビンさん)は数学に天才的な才能をもっていますが、同様に天才と言われるエリート学生キム・ジョンギュ(イ・ソノさん)と出会います。ジョンギュは、父の期待に応えようと、数学オリンピックの金メダルを目指しますが、その栄冠は、友人のテウンに輝くことになります。挫折になれていないジョンギュは、心ここにあらずといった感じで、車道をふらつき、事故により死亡。テウンは、彼の死に対する責任を感じ、自分の人生を変えてしまいます。ここに、からんでくるのが、ジョンギュの妹(?)で、長年、重症筋無力症を患っていて長くは生きられないだろうと言われていたキム・ボラ(ソン・ユリさん)というわけです。ボラは、中学生の時に童話「雪の女王」の本や遊園地に一緒に遊んだという思い出をテウンと共有していますが、お互いの名前を知らずに別れています。

さて、まず、いきなり感じたのは、数学オリンピックでの挫折から死んでしまった友人に対する責任をテウンがそこまで感じなければならないのかということです。確かに、エリートにとって初めての挫折はショックでしょうが、それは本人が乗り越えていく問題で、このドラマのような状況でそれに対して自分の人生を変えるほどの責任を感じるのはちょっと行き過ぎだと思います。(隠された秘密があるのかも知れませんが・・・) あら、ドラマの設定に共感できない導入になりましたよ。これから、納得できるストーリーに変わるのでしょうか?まだまだ、テウンの母の消息など、隠されたエピソードがあるのでしょう。温かく見守りましょう。^^ボラは、金持ちで高慢な女性として登場します。実は、私・・・ソン・ユリさんは、どちらかというと苦手な部類の女優さんに入ってます。

いろいろなことを総合すると、このドラマ・・出だしは、私にとって惹かれないということになっています。どうやら、病気ネタに行き着きそうですが、それで泣けるのかなぁ・・・?。そういやぁ「ごめん 愛してる」も病気ネタだった。あれで、十分泣けたのを思い出します。なら・・後はストーリー次第ですね。

さて、重症筋無力症とはなんでしょう?体の中に、神経伝達物質アセチルコリンのレセプターに対する自己抗体ができて、神経の刺激が筋肉へ伝わりにくくなる病気のようです。呼吸筋の抑制がくると死亡することもあるみたいですが、現在では、コリンエステラーゼ阻害剤やら血漿交換やら胸腺摘出やら免疫抑制剤の使用などにより、普通の社会生活を送れるようになるみたいです。

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