春のワルツ

2007年5月25日 (金)

韓国ドラマ「春のワルツ」見終わりました。

韓国ドラマ「春のワルツ」全20話見終わりました。壮大なメロドラマです。これだけののネタで、よく引っ張ったとも言えます。あちこちに張られた伏線が、次々に生かされていき、ひと山越えると、またひと山って感じで、最初から構成をよく考えていたなぁという印象をもちました。映像と音楽は素晴らしいです。ただ、前にも書いたように、すごい盛り上げるシーンとボーッと続くシーンとが有って、この強弱はかまわないのですが、個人的にボーッとしたシーンで寝落ちするので、ちょっと大変でした。ウニョン演じるハン・ヒョジュさんは、前半のほうが好きで、後半は、私としては、ミジョン役のチェ・ジャヘさん出てこないかなぁと捜していました(ごめん。マニアックです。笑)。チェハは後半に向けて、どんどん良くなってきましたね。

以下ネタバレ

最後のキスシーンは、物語を締めるだけの素晴らしいデキです。ウニョンの唇から発せられる音のほとんど無い「愛している」の言葉が、印象的でとっても美しいです。私には、韓ドラ屈指のキスシーンとも思えるこれだけのラストシーンを持ってこられると、それまでのいろんな過程が吹っ飛んで、幸せ~な気持ちをもらえます。ドラマにおいて、いかにラストシーンが重要であるかわかりますね。

さて、ストーリーに戻ると、相思相愛の2人、それを阻む大きな問題は、チェハが、ウニョンの母の死とその後の人生を変えた男の息子ということ、ウニョンを一生守ってやると言ったスホなのにウニョンが手術から目覚めるといなくなっていて、音信不通となったというウニョンの持つ不信感、チェハを養子にするにあたり非合法的な手続きが行われたこととチャハ両親の立場・スキャンダル、チェハの実の父親の存在というところです。他に友人フィリップの片想いとかイナの執着とかという問題もあります。15話から最終話まで、これらの問題が複雑に絡み合って展開されるわけです。

さて、先ほど述べた問題について個人的な感想を述べてみましょう。他の人は、また別の感想があるでしょうね。

恋愛とは当事者2人で行うことが基本にありますから、ウニョンにとっての最も大きな問題は、チェハの人間性でしょう。ということで、私は、ウニョンのチェハへの不信感を第一に上げたいと思います。自分のそばで、一生守ってくれると信じていたスホ、事情があってちょっといなくなったのかもしれないけど、すぐに自分の所に戻ってきてくれると信じていたスホ、ウニョンの幼い心に受けた裏切り感は相当のものがあったと思います。手術後、目をさますと自分の回りに誰もいなかったという衝撃は、一生の傷として残ります。その心の傷と今のチェハへの愛との天秤でウニョンの心が苦しめられるのです。ですから、前の感想で述べたように、子供時代のスホがウニョンの元を離れるシーンはわかりにくくしたり、カットしてはいけないのです。でも、現在のチェハを愛しているならば、それは問題にならないと思います。「汝の罪を許す(ユン・ソクホ監督は、この言葉が好きなのですね)」ということが重要なのです。人間は完璧な存在ではありません。その瞬間、瞬間で間違った判断を下すこともあるわけです。人を許すこと・・・これが作品のテーマのひとつですね。現実には、間違った判断を下し続ける輩がいることも確かですので、その場合、許せるかどうかは難しいです。大抵は、見捨てるのですが、心の中に「許す」という道があるということを知っているだけでも、人として成長したと言えるでしょう。結局、ウニョンはスホが去った理由を知り、チェハを許すのですが、私には、(ドラマにはなりませんが、)たとえ、その理由を知らなくても、今のあなたを見ますと言って、愛に向かっても、まったく問題を感じません。

チェハが親の仇の息子であるという事実は、本人が悪いわけでは無いので、私には大きな障害とは思えません。一方、自分の愛を貫くことで、育ての親に迷惑がかかるという事実は、ちょっときついです。失った息子の身代わりとはいえ、この障害を無視したいところですが、恩があるため、無視するのは、自分の人間性に関係してきます。本当の親なら、子の幸せを見てと強引にいける可能性もありますが、育ての親となると・・・どうしよう。葛藤しますね。ドラマでは、育ての親と子の両者ともが、相手を思うという良い人になってしまい、ハッピーエンドとなります。育ての親とはいえ、自分の人生において、何を重要と考えるかの選択をしたわけです。それは、権力・財産・名声というものよりも、家族や人とのつながり、愛のほうが、大事なんだよとドラマは教えてくれます。韓ドラ頻発のテーマ「周囲を不幸にしても、その愛を貫けるか?」というわけですが、親に迷惑をかけないためには、私には、チェハとウニョンでこっそり外国で暮らすとかほとぼりの冷めるまで待つとかいう姑息な手段しか思いつきません(だめじゃん!)。 チェハの実の父親の存在は、最終話のチェハ実父の子を思う親の気持ちの熱演(ここで泣いたよ~)からして、許してあげましょう。

恋愛のドキドキ感、愛する人にめぐり逢えた時の喜び、愛しながらも別れを告げる痛み、そして、すべてのストレスを解放するエンディングと上手な物語でした。(このドラマを見た人なら、どのシーンを指すかわかりますよね。)

私は、このドラマ、やはり四季シリーズ「秋」のわずか下、「冬」の上って位置にいれます。病気ネタの「秋」はエンディングは置いておいて、涙度がすごかった。「春」は、ドキドキ度、せつなさ度が高く、単純な比較は難しいです。^^このドラマの名シーンと思えるところは、美しくて本当にすばらしい名シーンですので、是非見てくださいね。(ちょっと難しい表現だぁ)

「目にみえないから、そこに無いわけではない・・・。」 心の中に持ち続けている何か・・・ありますか?

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2007年5月24日 (木)

韓国ドラマ「春のワルツ」14話まで

韓国ドラマ「春のワルツ」14話まで見ました。11話から13話にかけて、ちょっと退屈だなぁ。急に2人が仲良くなっちゃたよ~。おや、ウニョンの幼なじみミジョン役のチェ・ジャヘさん(チャングムのチャンイです。クムスンにも出てるらしい)のほうが、ハン・ヒョジュさんより可愛いなぁ~「がんばれクムスン」長いけど見ようかなぁ~なんて別のことを考えながら見ていました。そして14話、この回はすごいですよ。

島へ向かう駅のホームで、偶然聞く懐かしい声に「ウニョン」の言葉・・・え~生きてたの?と思うチェハ。ドラマチックですな。確率的には、0ではありませんが、まずありえませんね。TOTOBIGに当たったようなものです。まあ、いいや~と思いながら、ちょっと、なかだるんで飽きかけたところにきた、この後の、すれ違い・・・。思い出の島の民宿で壁ひとつ挟んで交わされるチェハとウニョンの電話です。私にとって、このドラマ初(?)の涙シーンとなりました。お互いに心にしまっていた人がいると話す2人・・それっておまえらやんけ~と視聴者のイライラはつのります。ウニョンがちょっと窓を開ければ・・・どちらかがちょっと大きな声でしゃべれば・・・出会えるのに・・・なんてもどかしい。このもどかしさに耐えるドラマなんでしょうね。あ~早く、このストレスから解放して欲しいと思って、このドラマを見させる。まあ、ひとつの作戦ですな^^。しみじみと語る2人の声は、ドラマ前半の長い子役ストーリーを背負ってますので、胸をうちます。

そして、この後、今回は、どうすれ違わせるのかなぁと見ていたら、突然の号泣シーンがやってきました。菜の花の黄色の中にたたずむウニョンをチェハは発見します。即座にウニョンが自分の捜していた人だと悟ったチェハの涙顔と共に、もちろん私も「ついに出会っちゃったよ」と泣きました。何も知らないウニョンの「きてくれたんだぁ」の明るい声とチェハの涙の対照が見事です。このドラマって、めりはりがあると言いましょうか、つまんない回とすごい回の差が極端ですね。ここで、ウニョンもチェハがスホであることを知るのかと思いきや・・・そうか、ある意味、スホ親子は、ウニョン母の仇であり、ウニョンの人生を変えた人物といえるわけです。チェハにとって、自分がウニョンに歓迎されるべき人間なのかどうかに自信が無くなったのですね。なるほど、まだまだ、この秘密を楽しみなさいということですか。

イナがチェハの秘密に気づいたようです。ピ~ンチ!・・・でも、そんなに深刻にならず、ウニョンに告白しようよチェハ~。それから、考えようよ~。(お気楽人生♪)

ちょっと追記です。10話で川辺で、チャハとウニョンのキスシーンがあるのだけど、あの直後の2人はどういう感じだったのでしょう。想像しなさいということ?。キスシーンの衝撃で、忘れてましたが、まだ、2人とも自分の気持ちを明確にしてなかったはず・・・。泣いている女性にキス・・・そのあと、どうなったんだぁ~気になります。平手打ちで返す、あなたやっぱり私が好きなのね?遊びなの?などいろいろな感情が湧いてくると思います。ここが、いまいちはっきりしてないから、その後、展開を見ながら判断しないといけなくなって、チェハとウニョンの関係が、ちょっとわかりにくくなったと思います。(見落とした?)

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2007年5月23日 (水)

韓国ドラマ「春のワルツ」10話まで

韓国ドラマ「春のワルツ」10話まで見ました。8話くらいまで、ふんふんと見ていました。9話で、うっとーしぃって感情が芽生えたのですが、この10話、視聴を止めて感想を書こうと思わせるほどの展開です。いいです・・・文句ありません。このベタな期待通りの展開・・・良いものは良い(笑)。

10話手前で、チェハ(ソ・ドヨンさん)とウニョン(ハン・ヒョジュさん)が何となく仲良くなっていくのを、鋭い女の直感で、気づいてしまったイナ(イ・ソヨンさん)の嫉妬の嵐が吹き荒れます。好きな人の態度や視線の向かう先ってのは、好き度が高いほど、その人がすべてですので、すぐ気づきますよね。よーく考えれば、イナの好きなチェハと目の前のチェハとは異なるわけで、チェハにとってみれば、イナの大切な思い出は自分のものではありません。イナの恋はすでに、大きな勘違いから始まっているので、その気持ちがチェハに届かないのは仕方ないのかもしれません。

人の心の向かう先は、他人がどうこうしようとしてもしかたないものです。自分の心の向かう先・・・そこは、自分にとって、とっても大切な場所なんです。他人に恋愛相談をするときは、ちょっと開いてみたりするのだけど、通常は、自分のものとして、ひっそりと抱えておきたいもの・・・。その場所に、他人から干渉されるのは、嫌・・・なんですよね。私は、そう思っていますので、このあたりのイナの嫉妬と干渉には、どうしても反発心が生まれてきます。でもって、うっとしぃ~となるわけです。以前述べたことがありますが、干渉されればされるほど、反発心が火に薪をくべ、風を送るように、心の向かう先の恋を燃え上がらせることになります。チェハの恋の炎の行方はすごいと言える10話で表現されることになります。

この10話・・・ドキドキシーン満載です。もともと、ウニョンは、ドラマ序盤で、チェハにマフラーを返しにいったり、ひどい奴と悪態をつきまくったりしていて、チェハを大いに意識しているわけです。憎たらしいと思うのは、自分の想いが伝わらないことの裏返しです。関係ない人なら、感情を揺さぶられることもありません。そういう意味で、ウニョン本人は、気づいていなくても、チェハへの恋の準備ができているんです。

さあ、こういう背景でもってくるチェハの行動・・・まず、「もっと気楽に、素直に接しましょう」と言いながら、ウニョンの荷物を持って、ついでに・・・手を繋ぎます(このやろ~うまいなぁ)。困惑するウニョンの表情・・とっても照れながらも、すこしも嫌じゃないという表情をハン・ヒョジュさんがうまく演じましたので、そのままウニョンのドキドキ感が伝わりました。

さらに、川のせせらぎの音を録音しに行った橋の上でのシーン・・・良いですよ。「ブスで性格が悪くて、口だけ達者で譲らない人ってどう? そういう人が好きなんだけど、どうしたらいい?」とチェハはウニョンを見つめます。またもや、困惑するウニョン・・恋の相談を受けてるようで、何か自分に告白されたようで・・・これまた、ウニョンの心臓の音が、聞こえてくるかのようなドキドキシーンでした。もう、ここではチェハの視線の行き先には、ウニョンしかいません。

愛は本人が気づかないうちに、そっと忍び寄ってくるものだそうです。そして、気がついた時には、自分でもびっくりするほどの大きな想いになっているのです。チェハのウニョンに対する想いは止まりません。夜、ウニョンの携帯に電話して、何も言わず、自分のピアノの音を聞かせるチェハ。そのピアノの音を聞きながら眠れというわけですか?ええい!いやだぁ~こんなことできませんよ。またもや、このやろ~!。このロマンチックムードに、もちろんウニョンは恋におちていきます(しかたないなぁ^^)。

そして、録音会場である聖堂へ向かう自動車の選択で、チェハは、明確にイナから、ウニョンを選択します。ウニョンも、フィリップ(ダニエル・ヘニーさん)に向かって、お返しが出来ないと思うので優しくしないでと言います。ついに、それぞれのおじゃま虫(失礼)を、払おうとするわけですが・・・・簡単ではありませんね。

チェハにとって、フィリップは無二の親友・・その親友が愛する人を愛してしまったという葛藤にチャハは苦しめられます。自分の愛を貫き、ウニョンがそれに応えれば、親友を傷つけてしまう。しんどいですよね。でも、中心にいるのは、ウニョンであって、その選択は彼女のものです。彼女の選択により、どちらかが傷つこうとも、しかたないでしょう。それで、壊れる友情は、それだけのものであったと思う開き直りが必要です。そして、友人が大切で、彼女をあきらめられるのなら、それはそれだけの恋であったと思うしかありません。でも、結局、人は自己中心的なものがありますから、相手にぶつからずにあきらめるなんてことはできませんよ。ぶち当たって砕け散る道を選んだほうが、後が楽だと思います。このドラマでは、ウニョンは、チェハの想いに応えることになりそうなので、結局は砕け散らないのでしょうがね(笑)。

そして、チェハとウニョンのキスシーンがやってきます。ごちそうさまでした。続きを見よう。こんなところで、やめられるもんかい!

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2007年5月22日 (火)

再び・・韓国ドラマ「春のワルツ」6話まで

韓国ドラマ「春のワルツ」の韓国版のほうを6話まで見ました。レンタルDVD版を見かけていたのですが、ちょっと、難しいので韓国版へと浮気しました。

ひとことで言うと・・・わかりやすいドラマになっています。いや、2度目だからわかりやすかったとも言う(笑い)。(ちなみに現時点で、私はレンタルDVD版のほうを全部見たわけではありません。)

さて、韓国版のほうをちょっと見ていて、気がついたことは、やはり、作り方が素直だということです。前回の「春のワルツ」の感想の時に述べましたが、現在から過去の思い出を引用する手法の多用は印象的ではありますが、わかりにくくなります。どうして、大幅な再編成をしたのでしょうか?もちろん、日本での放送枠時間の問題があると思いますが、ひょっとすると、冒頭の子役時間が長すぎると、主役が出てくる前に、飽きられてしまうことを恐れたのかもしれません。NHKの大河ドラマじゃあるまいし、日本では子供の頃を何話にも渡って描き、そのエピソードを現在へ繋げるというドラマの展開は少ないですよね。うがった見方ですが、なるべく早く子役シーンを終わらせて、美男美女を早く登場させたかったのかな? まあ、このあたりは、邪推ですし、私個人の感じ方ですので、人によっていろんな意見があるでしょう。

気になったのは、子供のスホ(チェハ)が、ウニョンと別れてカナダへ向かうエピソードのところを、カットや細切れにしては、感動が減るような気がしたところです。チェハのウニョンへの強い想いを感じさせ、大きくなっても忘れられない想いの原点である部分を分割・削除してはいけないのです。このあたりは、韓国版ではわかりやすく表現されていましたので、見ていてより感情をいれることができました。韓国版を見てわかる重要な場面でしたよ。(おそらく、レンタルDVD版では、もっと後で紹介されているのでしょう。)

現段階で、なんとなく感じたのですが、このドラマのテーマは、「かくれんぼ」に象徴されているのですか? ドラマ冒頭のウニョン(ハン・ヒョジュさん)の独白は、「本当に愛していれば・・本当に会いたいと願えば・・まためぐり逢い愛し合える。子供の頃のかくれんぼのように、隠れていても、私が見つけるのを待っているはずだから・・・何度すれ違っても、一生懸命祈れば、いつの日かめぐり会える。」ですし、子供時代のスホが、父親の用足しで置き去りにされるシーン、子供時代のスホとウニョンが、畑でかくれんぼして遊ぶシーン、ソウルの市場でスホが必死にウニョンを捜すシーンなど・・いなくなった人を捜すシーンが一杯でてきます。まだドラマ序盤なんで、これがどういう意味をもつのか私にはわかりませんが、きっと、何か重要なポイントのような予感がしています(本当?)。

さて、続きを見るぞ!

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2007年5月11日 (金)

韓国ドラマ「春のワルツ」6話まで

韓国ドラマ「春のワルツ」6話まで見ました。きらいでは無いです、このドラマ。

ただねぇ。わかりにくいんです。レンタルできるDVD版は、NHKによる編集版と思われますが、現在から過去へ画面が飛び、その中で重要なエピソードが紹介されるという手法をとっています。通常は、過去を描き、続いて何年後として、時間の経過通りに進めていき、現在からの回想として、すでに見ている過去のシーンを引用するというやりかたをとります。このドラマは、ドラマの進行中に、初見の過去のシーンが出てきて、なるほどこんなことがあったのかぁと視聴者に見せるわけです。これは、サスペンスドラマのネタばれシーンなどでは、よくあるのですが、インパクトのある印象に残る方法です。しかし多用すると、全体の流れがわかりにくくなると思います。どうして、こうなっているのだろう?という疑問を先に視聴者に抱かせ、その背景を小出しに、紹介していくという手法では、視聴者に緊張感を強いるんです。なぜなら、ちょっとぼんやり見ていたり、エピソードの意味がわからなかったり、視聴期間が空いたりすると、そのエピソードの意味がとんでしまって、結果として、あれ?ということになってしまいます。集中してみたり、視聴後にネットの感想・あらすじサイトを見たりすることで、このストーリーは、こういう意味なのかと知識を補う必要がありますよね。

こういうのは、現実でもよくあることで、案内文書やマニュアルを作成するときに現れます。つまり、わかっている人が作成する情報は、初めての人にとっては、わかりにくいことがあるということです。自分は、言いたいことや背景・事情がわかっていて、情報を発信していますが、初めての人は、理解を助ける因子が初めから欠如しているのですから、何を言ってるのかわからないということになります。それを補うために、くどくど説明すると、本当に言いたいことに行き着く前に、あきられて、焦点がぼけてしまうということになります。かつて、マニュアルを作るときは、「中学生が読んでもわかるものをつくれ!読んでもらえないなら、絵やイラストでポイントを表現しろ」と言われたことがあります。すべての人にわかる文章・資料を作ることは、とっても難しいです。最低、重要な文書は別の人に読んでもらい、思い込みの部分を訂正するのが必須でしょう。

あら、このブログの私の文章は、すべての人に理解してもらおうと思って書いてませんし、気軽に考えを羅列していることが多いですので、意味不明であっても許してくださいね。(じゃないと、しんどくて書けないよ。)

さて、ドラマの感想ですが、ハン・ヒョジュさんのウニョンという名前とその行動にかつて別れたウニョンを思い出し、韓国へウニョンを捜しに戻るチェハです。脚本家の人は、真相は、まだまだ教えないよということで、チェハには、ウニョンは死んでしまって、目の前のウニョンと自分が捜している人物とは違うという結論しか出てきません。でも、チェハにとって、心はすっかり、ウニョンが気になるという状態になっているのです。

ここで、配置されたイナとフィリップ。フィリップは、ウニョンがお気に入りですので、恋人になってと猛アタックです。英語まじりにアタックしますが、言葉の壁は大きく、なかなかウニョンへは通じません。でも、ウニョンも一緒にいて楽しいという気持ちは十分感じられました。でも、一緒にいて楽しいというのと、好きというのは別らしく、フィリップとは別の感情がチェハへ向かうことになります。イナは、幼少のころの本物のチェハを知っていて、チェハへ好意を寄せています。

こうしてみると、登場人物のそれぞれが、何らかの秘密やしがらみを抱えていますので、上手に展開させれば、届かぬ想いや見つめるだけといった切なさが出てくるでしょう。楽しみにしています。これにて、ちょっと韓国版のほうを見ようかなって気がしています。またね~。

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2007年5月 7日 (月)

韓国ドラマ「春のワルツ」見はじめました。3話まで

韓国ドラマ「春のワルツ」見はじめました。3話まで見ました。BSで全話録画していたのですが、ちょっと、女優の声に違和感があって、吹き替え版は見る気がしませんでした。DVDがレンタルできるようになったので、これで、字幕で見ています。ハン・ヒョジュさんの英語ボケもしっかりわかり、可愛くていいですよ。

さて、第1話は、まあ、良しとしましょう。ウニョン(ハン、ヒョジュさん)のニット系の服がきれいなんですけど、ちょっと「ごめ愛」のイム・スジョンさんファッションを思い出してしまいました。おまけに、ザルツブルグに向かう電車の中で、ウニョンがチェハ(ソ・ドヨンさん)に向かって、韓国人、日本人、中国人を言語で確かめるのも、「ごめ愛」のジソプさんを思い出してしまいました。

ありがちな展開だけど、導入としては、一応許そうと続きを見たわけですが、ここからが忍耐・・・。2話から3話にかけては、何なんだ~。長い。長すぎる・・・この子役時代。後のエピソードとして重要なのかもしれませんが、見ていてしんどいです。まだ、やるのかぁという気持ちでいっぱいになりました。確かに海と島の映像としては、美しい。テーマカラーは、スホの青、ウニョンの赤が、きれいに風景の緑、黄色のポイントとして生きていてとっても美しいです。でも、映像はいいから、ちょっとストーリーをすすめてくださいよぉ。でも、まだまだ、私、心が広い状態ですので好意的に見ます。4話も子役か?そろそろ目の保養をさせてくれい(意味不明^^)

今のところ、私の四季シリーズの評価は、秋の童話>冬のソナタ>>夏の香りという順ですが、この春のワルツがどこに入ってくるのか楽しみなことです。秋の童話の大泣きを越えるのは、難しいと思うし、冬のソナタのチェ・ジウさんの美しさはすごいので、今の予感では、冬の下かな? 切なさをハン、ヒョジュさんが上手に演じて、夏の香りのような健全ドラマ(キスシーン、抱擁シーン少なし)にしなけりゃ、冬の上に行くこともあるでしょうね。見終わったら、どの位置に入ったか、また、報告します。

ちなみにウニョンという名前を聞いて、私、KCMの歌が浮かぶのはどうなんでしょう?ドラマひとつでいろんなこと連想しすぎ~^^。

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