朱蒙

2008年9月 6日 (土)

韓国ドラマ「ソドンヨ」と「朱蒙」どっちが好きって?

コメントで「朱蒙」と「ソドンヨ」どっちが好き?って質問をいただきまして、書いてたら長くなったので、本文の方に書くことにしました。どちらも長編の時代劇ですが、受ける印象はいくぶん感じが違いますね。以下は私の個人的な感想ですので、それぞれのファンの方許して下さいね。

結論を先に書こう・・・私は「ソドンヨ」が好き~~~。

理由は・・・

  1. ソン・イルグクさんはビジュアル的にチョ・ヒョンジェさんに負ける(笑)前半のイルグクさんの感情を抑える演技とヒョンジェさんの無鉄砲さなら、ヒョンジェさんのほうが可愛い(なんちゅう表現だ)なんか、ソドンヨのヒョンジェさんの役って、助けてあげたい~~という気持ちがわいてきて、のめりこみます。男らしさは朱蒙のほうに軍配が上がります。イルグクさんの前半のヌボ~っとした顔が、後半では意志の入った顔に変わっていくところは素晴らしいと思いました。でも・・・感情的には、チャンなんだよなぁ^^
  2. 朱蒙のソソノとソドンヨのソンファでは、ソソノの圧勝ですが、なんたって、ソドンヨにはウヨン姫がいる。印象的なソドンヨ54話は忘れることができません。彼女の存在こそが、私がソドンヨが好きな最大の原因です。すでに、視聴してかなりの時間が経つのですが、朱蒙のほうは、私にはこれっといって思い浮かぶシーンがでてこないのです。視聴した時の記憶や感動は、だんだん薄れていき、ストーリーも忘れていくのが普通なんですが(おいおい普通なのか^^)、時がたっても、あのドラマのあのシーンが好きとでてくるドラマはやはり強いです。朱蒙ユファ役のオ・ヨンスさんも好きでしたが、中盤のグズグズ感からちょっとイライラしましたので減点。
  3. 対抗のプヨソン&ギル(ソドンヨ)とテソ&クムワ(朱蒙)なんて所は、どっちが良かったかなぁ?どっちもどっちなんだけど、クムワ王がどっちの味方なんだぁという難しい役で、わずかに朱蒙の勝ちとしようかな。前半のヘモスはすごかったしね。意外とソドンヨのプヨソンが人間くさくて可愛いとこもおもしろかったりして^^
  4. ソドンヨのク・ヘソンさんと朱蒙のソン・ジヒョさんなら・・・・うっ、難しい(笑) ソドンヨのウンジン役ク・ヘソンさんは、マスコットのような存在で、画面に明るさを与えます。一方のソヤ役ソン・ジヒョさんは、全体に暗い・・・・役。切なさではソヤの圧倒的な勝利なのですが、見ていてホッっとする感情をわきおこしてくれるという独特の存在感で僅差でク・ヘソンさんの勝ち。あの・・・、誰と誰を比べるのかというのはまったくの主観でございます(笑)
  5. 画面の重厚さ、華やかさという点では、朱蒙が良かったと思います。
  6. 肝心のストーリーは・・・・忘れた(笑)
  7. 女性の不幸さという点では、圧倒的に朱蒙のほうでしょう。なんで、そうなるかなぁという感じです。朱蒙のソソノはこれでもかというほど辛いです。素直に結ばれない(縁が無いとも言う)期間が長すぎる。愛に政治的な背景がからんでくるので単純に愛することを楽しめないようでした。一方の、ソドンヨのソンファはまっすぐに自分の愛を貫きましたし、受け入れてもらえました。ソンファ自体すべてを捨ててチャンへ向かうという役ですから幸せだったと思います。ソンファの愛への政治的な関与は、彼女自身が愛を完全に選択しているため深刻に見えません(笑)どちらも、好きな人のそばにいたいと思う気持ちが主となっていますが、その重さが違うみたいですね。ソソノに比べるとソンファの方がお気楽に見えます。これはドラマの本質に由来するものですから、しかたないでしょう。

こうして、思い出すままに感想を書いていると、ソドンヨのほうが全体的に軽いって感じでしょうか。軽さは見やすいに通じますが、ある場合は安っぽいにも通じます。ドラマの感想は好みがでます。出演している誰かが好きっていうだけで、そのドラマが心に残ることになりますし、それで良いのです。

私は、ソドンヨのウヨン姫の存在からソドンヨが好きなんだぁ~~!(叫び) 以上

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2007年8月19日 (日)

韓国ドラマ「朱蒙」見終わりました。

韓国ドラマ「朱蒙」全81話見終わりました。ふぅ~~見た~って感じ。

74話から最終話までは、チュモンの夢である漢の撃退ともうひとつの大問題正妻ソヤとユリの扱いを中心に描かれました。この間、けっこう泣かせるシーンがでてきますよ。前回の感想で、影が薄いと言ったソヤ(ソン・ジヒョさん)ですが、良い役をもらいましたね。「宮」に引き続いて、やっぱり、泣き顔のシーンが多かったです。貧乏服のほうが、似合ってると思いましたよ(笑)。

高句麗建国で、チュモンとソソノの婚礼を目の当たりにしたソヤは、問題を発生させないために、我が子ユリとともに、姿を隠します。しかしながら、ソヤは病が進むにつれ、我が子ユリと父とを対面させたいと思ったようで、親子の証拠である折れた短剣をユリに取りにいかせます。このあたり、微妙な心境です。自分が高句麗を訪ねれば、証拠の品は必要ないのですが、決して高句麗を訪れないつもりがありますから、それが必要なわけです。このエピソードの間、何度も遠目にチュモンを見つめるソヤの姿が描かれます。すぐ目の前に立派になった夫の姿があるにもかかわらず、名乗り出ることもできず、見つめてももらえないというソヤの表情がなかなか良かったです。(私、ソン・ジヒョさん好きですから・・・採点甘いです^^)

かくして、無事、ユリは、チュモンの息子であることが認められ、チュモンはソヤを捜しに出かけますが、そこには虫の息のソヤが・・・血を吐いてましたから結核かと思いまして、あら、うまいこと出会えたけど死んじゃったのね~と思ったら、何とか生きてました(笑)

ソヤにとって、けっして、訪れたくなかった高句麗ですが、病で気を失っていましたからしかたありません。ソヤとユリは、チュモンと共に生き抜いてきた人たちにとっては、悲しい心の傷なんです。それが、2人とも生きていたという喜びは、そこここに感じられました。特に、モパルモとのシーンでは泣かされました。自分が扶余を脱出するときに、連れて行けなかったことから、始まったソヤとチュモンの離別ですから、一生の心の傷を持っています。死んだと思ったソヤとユリに再会できる喜びを、何故か自分のものにしてしまいましたので、私、ボロボロしてしまいました。

しかし、生きていて嬉しいけども、状況としては、高句麗王チュモンを中心にして、王妃ソソノとその息子ピリュ、オンジュグループとソヤとその息子ユリグループができあがったわけです。これにもっとも影響されたのが、ソソノ長男ピリュ、自分は第一王子ですから、当然、チュモンの後を継ぐという自覚があります。それなのに、正妻ソヤが現れたおかげで、母ソソノは王妃を退くと言い出すし、自分はどうなるんだと迷うわけです。チュモンとソソノとソヤは、漢を退けるという大望を第一に考えていますから、そのために何が最善かという行動をとります。ところが、次の世代になると、自分の境遇がどうなるのかという狭い視点になってしまうのです。

どんなにしても発生しそうな跡継ぎ問題を避けるために、チュモンが漢を退けた後、ソソノは一族を連れて高句麗を去ることを決意します。百済の建国物語が始まるわけです。こりゃ、ドラマ題名は「朱蒙」じゃ無くて、「ソソノ」にして、高句麗から百済建国、そしてソソノの死まで見たかったという気になりました。

このドラマは一見、ヘモスとチュモンとテソとクムワという男の物語のようにも見えます。しかし、その裏には、前半部から中盤のユファ、後半のソヤ、全編を通じてソソノという女の物語でもあります。この女性たちって、いまいち幸せじゃないんですよね。その不幸な状態を見せるドラマだと思いました。全編、でてくる俳優の人達がうまいです。それぞれのキャラに特徴があって、確かな演技力のためにドラマを重厚につくりあげています。

で、結論としてどうだったと聞かれると、おもしろいと思うけど、チャングムやホジュンのほうが好き・・・。見はじめるとあきずに見られると思いますし、長いのを最後まで見て失敗したと思うようなことも無いでしょう。NHKの大河ドラマみたいな感じです。相当、歴史の勉強になります。高句麗という国の大きさを調べてみてください。すごく大きいですよ。ドラマ中で、朝鮮民族の優位性を讃えるように作られているのが、ちょいと気になりましたが、それはそれとして、韓国で見ている分には、気分を盛り上げる要素となるのでしょうね。

そうそう、終盤さっぱりでてこなかったけど、タムル軍の神女でヨミウルの後を引き継いだ目つきの悪いぽってりした顔の女性・・・あの愛想のなさが意外と好きだったりして・・・(笑)

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2007年8月18日 (土)

韓国ドラマ「朱蒙」73話まで

韓国ドラマ「朱蒙」73話まで見ました。ここで、ひといき入れましたので、感想を書いておきます。

56話から73話まで、高句麗建国までの過程が描かれます。この部分は、はっきりいっておもしろいです。古くは「荒野の七人」最近では「オーシャンズ11」みたいに、目的に向かって、人を集めていくって感じがでていました。

チュモンは、自分の勢力を拡大するために、基本的には無血をめざします。力による征服は、どうしても恨みを残しますし、敵は漢と認識している以上、仲間の朝鮮族どおしで争うのは意味が無いことだと考えています。すると、仲間を増やすためには、自分の人望と将来の夢で、仲間を増やしていくわけです。すると、対立する部族に単身乗り込んで、「漢を追い返し、昔の朝鮮の土地を取り返そう」と夢をキラキラと語るわけです。すると、みんなは、「あなたは命が惜しいとはおもわないのか?夢の実現には、何でもできるのか?そんな夢を持っているあなたについていきます」とチュモンの人間性に堕ちていくわけです。こういうのは、ベタなんだけどとってもおもしろいんですよね。思うとおりに「きた~~~」って感じ・・・。

一方の扶余は、神女よりチュモンの建てる国に押されて、いつかは滅亡すると予言され、それを防ぐために漢との同盟を行うのです。若かりし頃は、漢に屈することのなかったクムワ王ですが、自分の国が滅びるだろうと予言されては、どうしてもチュモンの排除に回らなくてはなりません。チュモンと協力して、たとえ扶余は残らなくても、漢の支配から逃れ自立した国の建国に協力するというようにならないのは、何故なんでしょうね。ここが、権力のこわいところです。自分の代でチュモンの国に吸収されてしまうと、面目ないという思いと、あくまでも自分が王だという自負心が、その理想へ踏み込むことを躊躇させるのです。テソ、クムワ、漢のユンジュンは協力して、チュモンのタムル軍とソソノのケルが合体した、強力な軍に圧力を加えていくわけです。しかしながら、武器・金・人材、名目のレベルが違いますので、チュモンの軍はだんだんと優勢になってきます。

ここで、扶余という国を見ていて、思ったのが権力とは何かということです。文章にするのが難しいのですが、国という単位で、あるピラピッド型の階級社会が形成されているわけですが、その階級は何を根拠にしているのかということが不思議に思えてきました。チュモンのように、何も無いところから国を作っていく場合は、各自の能力によって、その位置がおのずときまっていくわけですが、有る程度、政権が維持されてしまうと、老化という原因も含めて、その位置に能力のない人物が配されることになります。能力の有る無しを判断することは、難しいのですが、どう考えてもテソ母とかヨンポ王子とかが、えらそうにできるという環境がひどいです。夫が王とか、王の息子という自分の能力とは無関係の後ろ盾を背景にして、人の命が無くなったりするわけですから、私が画面に向かって「お前が、どんだけえらいんじゃぁ~」と何度叫んだことでしょう。もともと、生物の本質として、強い遺伝子を残すということが目的で構成されるピラミッド社会ですが、それが、強い権力を残すために構成されるピラミッド社会となっています。おや、日本の社会もそうなの?よくみりゃ、二世議員さんばっかりだね。^^

さて、チュモンの弱点とも言える女たち、母ユファと妻ソヤ、そして子のユリは、ソソノから渡された扶余宮秘密の通路図を利用して、再度宮を抜け出します。あの~ソソノさん・・・地図渡したら、出口のあたりにフォローする人を配しておかないと駄目じゃないですか?お馬鹿な女たちは、また、ケルへまっすぐ脱出を試みますので、どうしても見つかってしまいます。この脱出行って二度目ですから、そろそろ逃げ方を考えてほしいです。脱出した初めは、警戒がきびしいので、一挙に圏外へ逃げ切れないなら、どこかに潜むとか、まずは、まったく反対側の方向へ逃げるとかしないと子供連れの女では、「はい、つかまえてください」という状態になりますよね。そうして、ついにユファは捕まり、ソヤとユリは、何と漢のヒョント城へ連れて行かれました。結果から見ると、ソソノの策略大成功。チュモンの弱点とも言える母をなくし、チュモンの妻子も行方知らず・・・うまいことやったもんだ~・・・・ごめん。嘘・・・こんなひどいことをソソノが考えていたわけではありませんよ。でも、出口に人を配していないことから、見方を変えるとそうとられてもしかたないんじゃない。

そして、ついにユファは、クムワ王によって殺されます。愛してもけっして手に入れられなかったユファの心、その身体だけでもそばにおいておこうというわがままは、ユファ自身の拒絶により終末を迎えます。私のおきにいりのユファがいなくなってしまいましたので、ちょっとがっかり。さっさとクムワ王のもとを去っておけば良かったのに・・・。

いっぽう、流民に化けたソヤは、ヒョント城に連れていかれ、その敵地で身分もあかせず、隠れ、いつかチュモンのもとに戻ろうとします。この、ソヤってキャラは、今のところ、影の薄い存在で、すでにチュモン陣営では死んだ人になってしまいました。ソヤは、チュモンから、本当に愛されたのかどうかも、画面上からは、そんなに伺えません。ほとんどチュモンと離れて人質状態だったからね。やっぱり可哀想でした。

そして、チュモンは漢のヒョント城を落とし、建国へと向かいます。ここで生じる内部の権力争い。軍を受け持ったチュモンと経済をうけもったソソノのどちらを王にするかで、部下たちがもめるわけです。外に敵があるときは、内は団結しますが、脅威が去れば、内部で抗争って、よくある話です。チュモンは、流民を救い、土地の回復ってのが名分ですから、王という立場・名目は重要視していません。いっぽうソソノとしては、天命を託された人物がそこにいるのに、王となることはできません。かくしてどうするんだろうとドラマは問題提起しますが、そんなこと、私としては「チュモンとソソノでくっつきゃいいじゃん」って即思いましたよ。ドラマのほうでも、その解決策を取ったみたいで、長かった~~~~~チュモンのソソノへのプロポーズがやってきます。

それは「高句麗の礎を造るために、一緒になってくれ!」って感じですが、もうちょっと感情ってものはないのかね^^。たとえば、「一見、政略結婚のように見えるが、私はお前のことを、心から追い出したことはない。なぜなら、お前は私の心のかけらである指輪をもっているから・・。すれ違った縁とも思えたが、今ここで、結ぶことができるのも縁だと思う。どうか、これから私の夢だけでなく人生も支えて欲しい。結婚してくれ!」なんてことを行って欲しいところでした。ソソノにしてみれば、愛するチュモンからの夢にまでみたプロポーズですし、正式に妻となれるのですから、受けるのでしょうね。

そうして、高句麗建国、チュモンとソソノの結婚式の日に、チュモン正妻ソヤは戻ってきます。流民のなりをして、チュモンとソソノの結婚式を見るソヤです。もともと、夫の心にいた女性と結ばれ、共に国をつくっていくという夫の大望をかなえるために、ソヤは何も言わず立ち去ります。悲しすぎる。愛する人の幸せは自分の幸せですが、子供もいるし、困難が予想されます。

そして、74話は、それから10数年たったところから始まります。チュモンの子ユリはどうなった?そして、ソソノの子は王子として跡継ぎ?こりゃ、跡目争いのたねが蒔かれています。あと、少しになってきた~。

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2007年8月12日 (日)

韓国ドラマ「朱蒙」55話まで

韓国ドラマ「朱蒙」55話まで見ました。何となく予告編を見ていたら、このあたりが区切りみたいなので感想を書きます。以下、あらすじなんで、見てない人は注意!

 

43話、チュモンは、ソヤと結婚し、見かけ上テソの部下として信頼を得るために「流民狩り」みたいなこともやるわけです。チュモンひどい!とみんな思うわけですが、そんなはずはなく、ついにチュモン・・・後戻りのできない道を進み始めました。このあたり、ソン・イルグクさんの表情が無表情なんで、何考えてるかわからん奴って感じです。

44話、ついにチュモンは、建国への道を踏み出します。流民を引き連れて、そのまま逃亡して、砦をつくってボチボチと・・・というわけですね。母ユファは、クムワ王の元に残ることを決心しています。いいけど、息子としては、母を人質に取られているという状態ができてしまいますよね。母ユファは死を覚悟して残るようですが、そりゃ間違いでっせ。死ぬ気があるなら、クムワと扶余を見捨てて、息子の大望のために、扶余を脱出するのがスジですよ。扶余に残ることは、明確に息子の大望の足手まといです。なら、何があろうと、扶余を去るか、自ら死ぬかしないといけません。ユファは、好きな役ですが、ちょいと腑に落ちませんでした。

で、45話で、逃げようとしたチュモンの妻ソヤは扶余脱出に失敗し、捕まってしまいました。ありゃりゃ、これで、人質2人になってしまいましたよ。通常、日本の戦国時代ですと正室と母を相手国にさしだすと、ほぼ何もできず言うとおりにするしかありません。チュモンは、しかたないので「生きてりゃ何とかなる」みたいな感じで、流民の脱出のほうに専念します。怒りにまかせたテソですから、反逆者の家族は即、殺されることを覚悟したのでしょう。あの状況では、2人の生命は無いと思うしかありません。テソが自分の信頼を裏切ったと激怒していますが、確かに、チュモン父を軽く抹殺し、その首を漢太守へ差し出すということをしてますから、そんなことを言えた義理ではありません。

46話は、仲間を増やし、勢力を増していくチュモン率いるタムル軍の姿が描かれます。すでに、母と妻は死んだと思ったチュモンにとって、まだ、生かされているとはラッキーというわけで・・・そのまま、放っぽらかしかい^^。まあ、それが大望へ向かう男の姿として正しいと思いますが、ヘモスの言葉の「身近な人を助けられないで、民を助けられるか」というのに、私としてはちょっとひっかかります。一方ソソノの部族ケルは、苦難の時を迎えます。初めて出てきた時に、この顔はどう考えてもチョイ役だと思ったソンヤンの属国になるとはねぇ。こうなるとヨミウルの予言が頼りですか^^。ソソノは後に百済を建国するのかな。となると、ここは辛抱!辛抱!。この百済建国についても、いろんな歴史書があるみたいで、何がなんだかさっぱりわかりません。歴史は時の為政者によって都合の良いように歪曲されるといういいかげんなものですから、私たちが学んできた歴史なんか本当かどうかわかりません。中国や朝鮮では、特にその傾向が強いようですから、要注意です。ともあれ、このドラマも、チュモンの高句麗建国へ向けたファンタジードラマとして割り切って見ないとね。

47話、砦に立てこもるチュモンをテソが攻撃にきますが、待ち伏せ作戦にひっかかって敗走します。漢の鉄騎兵もいたからテソのダメージは大きいですね。やはり、チュモンの軍の武器が進化して、鉄騎兵の装甲を破れるようになったのが大きいです。装甲を破れるなら、重い甲冑を付けている分だけ、動作が鈍くなりますから、大きな的と化してしまいます。そして、負けちゃったテソは、ついに伝説のあの作戦(笑)を決行します。兵士を流民に扮装させ、助けにきたチュモンをやっつけるというヘモスを生け捕った方法です。この方法を知るのは扶余大臣プドゥクプルとヨミウルですが、ちょうど、ヨミウルがいないときに、この知らせがやってきて、チュモンGO!となっちゃうのです。やばい、どうなるんだぁ。2代そろって同じ手にひっかかるかぁ。

とまあ、期待させるわけですが、48話でヨミウルが登場し、逆手にとって扶余大敗北となります。ここで、テソの護衛側近ナロを殺せるのに助けたチュモンです。あの~、腕の立つ敵を一人助けただけで、味方は何十人も命を奪われることになります。戦争においては、残念なことに命の価値が違います。最も命が重いのは、指揮者、軍師、ついで、腕の立つ人物、そして兵士の順です。ここは、ナロを殺しとかないと、損じゃないかなぁ。

そして、テソは最終手段にでます。母と妻を助けたかったら、扶余まで来いというわけです。これって、よ~く考えると無茶苦茶な論理ですよね。お金や利権とかを要求しているならわかりますが、お前の命はもらうというのと同じで、おまけに妻と母も解放されるかどうかわからないという、まったくもって不利な取引です。すでに、覚悟していた事項の蒸し返しですから、お好きにどうぞってな感じでも良いかとおもいますが、リーダーとして、人を率いる立場にいたらそうはいきません。軍にとっては駒のひとつであっても、本人にはたったひとつの命です。それをリーダーが安易に切り捨てるとなれば、誰もついてきません。こんなちっぽけな俺でも大事にしてもらえるという意識がないと命は賭けられないのです。もちろん、優秀なリーダーたるチュモンは、母と妻を見捨てることができません。ポーズでも、命を賭けて助けに行かないと駄目なのです。これは、リーダーとしての資質を問う試験ですから、無視したらリーダーの資格無しとなりますので、助けに行って失敗しても同じことなんですよね。

49話で、ユファの血書を読んだチュモン。「大業のために、私たちは見捨てなさい。もし現れたら、私は自害しますよ」という内容です。お涙ちょうだいシーンなんですが、ちょっと無理^^。先ほど述べたように、ユファは初めから扶余脱出を試みてないわけですから、いまいち感情移入できませんでした。

ソソノの助けもあり、扶余宮の秘密通路を知り、潜入したチュモン一行です。50話、潜入してもやはり警備は堅く、ユファに会うのは困難でした。やっとのことで、妻ソヤに会いましたが、ソヤも病床のユファのもとを離れないと言います。あの~あなたのお腹にいるのはチュモンの跡継ぎでっせ。扶余に残ることは、高確率で死を意味していますから、それはちょっと違うんじゃないの?チュモンも、ソヤの論理を認めて、妻と子を扶余において去るとは問題でしょう?そのうち子供も人質になっちゃうよ。跡継ぎとしては、別の側室を捜して子供を産ませれば良いという時代だったのなら、そんなに重要な点ではありませんが、チュモンのイメージがくずれるよね。あそこで、妻と会えたら、妻だけでも連れて帰るというのが普通だと思います。

ソソノは、チュモンひきいる軍に頼ることは時期尚早と考えています。なぜなら、小部族のケルは、漢と扶余に睨まれては生きていけないと思っていますから。ソソノの財力、チュモンの軍と両者がくっつくと強大な力となります。それまでの辛抱というわけですね。さて、苦難のケルが立ち上がる時が、次の焦点となるでしょう。

さて、これからは、テソの治世は失敗し、漢から属国扱いを受けるは、民から信頼されないわで、問題ありの施政者となります。扶余を心配した大臣プドゥクプルは、再度クムワ王を立て、クーデターを起こします。見事成功し、テソは牢獄へ、クムワ王は復権とめでたしめでたし。これで、チュモンとクムワ王は手を取り合って、漢に対抗と思ったのですが、そうはいかないのです。実権は、大臣プドゥクプルにあり、扶余のためにはチュモンのタムル軍は反乱軍と認識しているわけです。かくして、チュモンは扶余で捕らわれ、殺されそうになりましたが、危機一髪で逃げ出しました。その事件の最中で、神女ヨミウル死亡。ヨミウルは、クムワ王の陰の部分を言い放つ存在でしたから、とっても残念です。通常、視聴者は、クムワ王を善い者として見ているのですが、ヨミウルの発言で、「いや違う。クムワ王のそこにはそういう意図があったのか」という別の考えを提示されてきました。最後は、「権力に固執するクムワ王が、言葉通り、チュモンにその座をゆずるとは思えません」とヨミウルは言い放ちます。いやあ、惜しい人を亡くしました(涙)。

こうして、クムワ王復権、テソは国境警備隊へ左遷、ヨンポは扶余の馬屋番、チュモンは勢力拡大中、ユファとソヤはそのまま扶余在中で、ソソノのケルは辛抱の時、漢の太守ヤンジュンは力を降下中という構図で、何年かたつのでしょうかね?

え~と、私としては、このドラマはまってみている感じではありません。ときどき眠くなりますが、まあ、楽しくみています。「海神」よりはおもしろいかなぁ^^。

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2007年8月 6日 (月)

韓国ドラマ「朱蒙」42話まで

韓国ドラマ「朱蒙」42話まで見ました。

チュモンは、結局、命の恩人のソヤをつれて扶余にもどります。死んだと思ったチュモンが生きていたことを知ったソソノ、そして、愛するソソノが結婚してしまった事実を知るチュモン。2人の悲しみが胸を打ちます。と言っても、まあ、お互い好き合っているんだから、くっつきゃいいじゃんと思っていたのですが、なんとソソノの妊娠!なに、そりゃ、夫ウテの子かい?まあ、結婚とはそういうことなのですから、不思議はありませんが、ちょっと意外です。テソの執着を隠すための偽装結婚で、表向きだけかと思ってましたから。まあ、チュモンとソソノが、それまでにやっちゃってたら(笑)、韓ドラの高妊娠率から考えて、チュモンの子ができてしまい、ソソノはチュモンに操をたてながらも、ウテと結婚するというようになったのでしょうが、先にチュモンが死んじゃったと思ったので、ウテとしっかり結婚しちゃったわけです。この状態で、チュモンが復帰してきたら、確かにつらい。一度すれ違った縁は戻せないということになるわけです。それでも、まあ、何とかなるだろ~と思ったら、ソソノ妊娠ですから、こうなると余計こんがらがります。縁が無かったのだとあきらめるしかないのでしょうね。もっとも、「縁がない」という言葉自体、あきらめるための自分への慰みにすぎません。

そうして、チュモンの方も、母の強い勧めもあって、命の恩人のソヤにプロポーズします。この時のチュモンのプロポーズはダメダメですやん。「私はソソノを慕っていましたが、縁がなかったみたいです」ってな言い方で、しかたないから結婚しません?みたいな感じでいわれちゃ、嬉しさが湧くより前に悲しくなりますよね。どーせ、プロポーズするなら、ここは嘘をついてでも、良い言葉を発して欲しいところです。あんな求婚では、意地でも「はい」なんか言えません。^^

こうなると、愛する2人は、結ばれず、お互い夫と妻のいる身というのが構成されてしまいます。心の中で愛し合う本人同士はともかく、そのパートナーの方は、初めは何とか理解しようとしても、ついには、嫉妬にまみれた人生か、愛されないという悲しい人生を送ることになります。まあ、せっかくでてきたソヤですので、チュモン幸せにして欲しいです。

話変わって、このあたりは、チュモン役のソン・イルグクさんがとてもかっこいいです。剣を振るってポーズをとると・・「きまった~」って感じですし、弓を構えると「弓神」ともいえる抜群の腕前を披露します。矢を3本同時に放って、3人がバタッっと倒れるわけですから、こりゃ、神業ですわ。その腕前をもってすれば、遠距離攻撃で、テソだろうが、ヤンジョンだろうが、一発で殺せそうですが、ドラマなので、そんなことはやりません。

さて、人質として漢の長安に送られるのは、兄暗殺を企てたヨンポに決まり、チュモンはテソの信用を固めていくことになります。神女の予言では、チュモンは、扶余を去らなきゃだめと言われていますので、いつ小さな扶余を見捨てて、大海へでていくのか待っているのですが、なかなか、そうはならず、扶余でグズグズしています。

さて、盆休みの先取りで、旅行にでてきますので、更新止まります。また、週末にね~。

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2007年8月 5日 (日)

韓国ドラマ「朱蒙」36話まで

韓国ドラマ「朱蒙」36話まで見ました。いやあ、歴史物は感想が書きにくいったらありゃしない。^^・・・とひたすら、見ているわけですが、33話くらいまでは、扶余宮の勢力争いに次ぐ勢力争いで、はっきり言って飽きました。

結局のところ、チュモンは、自分の権力を保とうとするクムワ王と共に、漢と戦争になるのですが、勝利するも、チュモン・・行方不明、クムワ王・・・虫の息となるわけです。そうすると、扶余は、漢の太守ヨンジュンを後ろ盾にしたテソが権力を掌握するわけで、これにて、王妃キョン・ミリさんご満足となるわけですね。

さて、国という存在を考える上で、人によっていろんな考え方があるということがわかります。ひとつは、自尊心、自立心を持って、自らの国家を成立させるという方法と、もうひとつは、強大な国家の庇護のもと属国のようではあるが安寧に暮らす方法です。前者は、強大な敵を相手にするわけですから、困難が伴いますし、後者は一見楽なようにみえますが、しょせん属国扱いで、ペコペコしないといけません。どちらを選択するかは、統治者の考えであり、どちらかが間違っているとは思いません。この物語は、自尊心の物語ですので、困難であろうとも自らの独立、精神的な自立を勧めます。ですから、漢に従うという考えは間違っているという印象を持つように描かれます。物事を見る時に、ちょっと、違う立場、明らかに同意しない立場になって考えるとけっこうおもしろいです。

それでも、このカテゴリーに入ってこない人物によって、このドラマはおもしろくされているのです。国なんか関係無い、目先の利得とチュモンへの憎しみ・・これがいちば~んって感じなのは、もちろん、アホ王子ヨンポとクムワ王妃です。ヨンポにいたっては、そのアホさかげんが楽しみとなるほどですから、大成功のキャラと言えるでしょう。いっぽうのキョン・ミリさん演じる王妃もめちゃくちゃな行動の連続です。王から愛されていないと言って、その行動じゃ、愛されるはずもないですわ。チュモン憎さから、扶余という国の存在自体をも失いそうな策略をよく立てるものです。あきれるわ~^^。

で、ちょっと政争が長くて眠くなりそうなところで、チュモン行方不明~何話かでてこなくてもドラマは進みます。そこで、衝撃の展開がやってきます。王子テソの執着を避けるために、ソソノは商団のウテと結婚しちゃいます。チュモンの死を信じられないけど、部族を救うためには、この段階ではしかたないと思ったのでしょうね。他にテソの執着を避ける方法としては、チュモンが死んだなら、この世に未練はありませんと言って自殺し、部族を助けるという方法やら、死んだ振りして、どこか遠くに隠れ住む(その際、おいしいものをいっぱい食べて容貌を変えるとなお良し)という方法もあったかなと思いました。ここで、結婚しちゃうと復活したチュモンとの仲もややこしくなるじゃないですか?なんとなく予備知識で、協力するけど結ばれない2人というイメージですので、どうしてそんなことになったのかが、楽しみなことです。

この回で、書く気になったのは、もちろん、死にかけたチュモンを看病するソヤの役でソン・ジヒョさんがでてきたからです。なんとなく若かりし頃の南野陽子さんみたいと思いながらも、美しいです。どーせ、チュモンに惚れるのでしょうが、「宮」ではつらい役でしたので、今回は幸せになって欲しいものです・・・が、どうだろう^^。ここで、ザンバラ髪になったチュモン・・目の輝きとこのヘヤースタイルで、このドラマ始まって以来、初めてソン・イルグクさんがかっこいいと思いました。(ごめんね) どうやら、ソヤの部族内の反乱で、チュモンは、漢に渡されそうになるみたいです。やっぱ、こう下の方から昇ってくる物語に入るとおもしろいや。ドロドロの政争は疲れるもんね。

おっと、忘れていましたが。ユファ役のオ・ヨンスさん扶余宮内で策士のところも見せ、存在感のある役でとっても良いです。こりゃドラマ「二度目のプロポーズ」を探して来よう(笑)

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2007年7月31日 (火)

韓国ドラマ「朱蒙」23話まで

韓国ドラマ「朱蒙」を見ています。23話まで見ました。太子争いもしんどいなぁと、ぼんやり見ていたらとんでもないことになりました。ヨミウル大活躍です。^^。おもしろかったので、感想を書く気になりました。

21話で、馬鹿王子ヨンポにより、神女ヨミウルが襲撃されます。ヨミウルは、からくも逃げだし、山に隠れますが、ある決心をします。それは、扶余を捨てること、チュモンに将来仕えること、そしてチュモンに父がヘモスであると告げることの3点です。こんな展開にするとは思いませんでした。昔、扶余のため、ヘモスを罠に陥れたのは、扶余の神女としては間違っていなかった。しかし、いまだに扶余を脅かす存在があり、それが大きく羽ばたこうとしているのは天命であると感じたのでしょう。もはや、大きな見地に立ったヨミウルは自分の主とすべき人物を選択します。それが、チュモンというわけです。

ヨミウルは、クムワ王に、「ヘモスを殺した息子を罰することもできず、ユファへの恋心のため、心の奥底でヘモスの死を願っていたはず」と一番痛いところを追求します。そこまで言うと、宮にはいられませんよね。宮を去るヨミウルを見送るクムワ王が悲しそうでした。自分のことを最も理解してくれていた人物を失う。私には、扶余、そしてクムワ王から、神が去っていくようなシーンに見受けられました。あとに推薦された神女は、政治的な思惑に左右される人物みたいで、そこに神がいるとは思えません。

そして、ヨミウルは、チュモンに父がヘモスであると伝えます。我が父を惨殺したのは、兄2人。そして、それを知りながらも何も言えないクムワ王。チュモンにとって、太子という立場への執着がまったく無くなりました。ここで、私は、チュモンは、クムワの後継者になるのではなく、扶余を出て、扶余を滅ぼして国を建てるしかないなと思いました。2人の兄は父の直接の仇、扶余という国は父の大望を裏切った憎むべき国、母はその復讐と漢への対抗を胸に扶余クムワ王の側室に・・・とくれば、チュモンにとって、扶余はもう憎むべき国になってしまうでしょう。唯一、クムワ王に対しては、育ての父としての恩義があり、自分(チュモン)への期待も感じますが、実の息子への愛と、ユファへの恋心という隠された心情により、完全に信じることができません。

見かけ上、ヨンポの策略により、プヨンの命を助けるために太子をあきらめたように見えるチュモンなのですが、心の中には、激しい闘志が渦巻いています。さて、この見かけ上、プヨンを助けるというところで、問題なのがソソノとの関係です。ソソノにとって、太子という目標をあきらめさせるほどの女性がいるということは、ショックです。自分の命を救うために、チュモンが太子をあきらめるだろうかと考えるとそんなはずは無い。それなのに、プヨンという女性のために、チュモンは太子をあきらめる。ソソノ・・・当然、自信喪失しますが、直接チュモンに聞くのは、怖くてできません。

そして、チュモンはソソノの元を訪れます。悩んでいたソソノがチュモンの来訪に対して、自分が変な顔をしてないか鏡で確認してから、入室を許可するところに、恋する女を感じました。チュモンは、しばらく扶余を離れることを告げ、「自分の心の一片をあなたに預けます」とヘモス→ユファ→チュモンと渡ってきた「愛の指輪」をソソノに渡します。おいおい、ほとんどプロポーズでっせ!面倒なことにならないうちに、さっさと結婚しちゃいなさいよ。23話は、緊迫感とチュモンのソソノへの愛の告白(?)でけっこう高評価の回でした。^^

さて、プヨンは、迷惑にならないようにと扶余を去っていくわけですが、これにて出番は終了なのでしょうか?とっても線が細くて、か弱い感じをうまくだしていたと思いますが、韓国では、演技力不足とか、ストーリー上の必然性とかで降板となったようです。私としては、韓国ドラマの出演者としては、めずらしいほどの弱さが、他の出演者の強さとの対照となって良かったと思いましたが、制作者としては不満足だったのでしょうね。

このまま行くと、チュモンは、扶余王子という身分を捨て、商人ヨンタバルの故郷で、鉄製武器の開発に成功し、そこで、勢力を伸ばして、いつしか扶余と勝負~~となるのかな?待て、それだと母ユファの存在が弱点というか人質になるぞ。困った^^。それとも、力をつけて、王子という立場を残しながら、扶余内部から、壊しにいくのか?お楽しみ~

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2007年7月30日 (月)

韓国ドラマ「朱蒙」20話まで

韓国ドラマ「朱蒙」を見ています。20話まで見ました。さて、ヘモスが亡くなって、クムワ王の後継者争いが始まります。残念ながら、このあたりは、特に詳しく書くことがありません。

13話から19話はだいたいこんな話・・・クムワ王は、息子3人の中から太子(後継者)を決めると発表します。通常は、長子テソに決まるのが普通だと思います。そこをあえて、3人の息子の中から選ぶと言ったわけですから、3男のチュモンを選びたいという意図を疑いたくなるのは当然です。長男が、能力的に劣っている場合は、それ以外から選んでお家騒動となるのですが、テソはまずまずの太子としての器量を持っていますので、テソでいいじゃんと思ってしまいます。

本当は、兄弟3人いるのですから、それぞれがもっと賢いならば、合議分担制で共同で統治すると良いと思いますが、過去の歴史を振り返っても、そのような例はほとんどありません。人間という種としての資質に問題があり、欲望や嫉妬、価値観の違い、配偶者の入れ知恵など諸々の原因でそのようなことはできないのでしょうね。

馬鹿王子ヨンポのせいで、扶余が武器を密貿易していることが漢にばれ、漢は扶余との交易を行わないと圧力をかけてきます。扶余の弱点は、塩がとれないことみたいです。扶余は漢から塩を手に入れているのです。それを止められると困るわけですね。塩といえば、海のない甲斐・信濃を領地とする武田氏に敵対する上杉謙信が塩を送ったという話を思い出します。いまでは、簡単に手に入る塩ですが、昔は貴重な必須物資だったのでしょう。

チュモンは宮の外にでて、ソソノの商団で勉強しようとします。朱蒙自体も、目標は太子と決めていますので、ここからの行動は扶余にとって有意義なことは何かということを考えます。そして、さきほどの塩を問題として、3人の王子が行動します。ヨンポは、密輸で塩を手に入れ、テソは漢の太守ヤンジュンと密約をかわすことにより、塩を手に入れ、チュモンは、岩塩を捜しに行きます。チュモンは、ユファの祖父の話からコサン国に塩山があるという情報を得て、ソソノとともに捜しに行きます。途中で、匪賊に捕まったチュモンを助けるためのソソノの活躍やら、コサン国の塩山は皆殺しにされたユファの一族に義理立てしていた神女が管理していたというご都合主義のようなエピソードを得て、チュモンは塩を確保するのです。未来永劫、これで扶余は塩に困りません。となると、これはすごい業績です。こうして、チュモンの株はどんどん上がっていきます。そんなところで、テソはソソノにプロポーズ・・・どうなるのでしょうか?ってところです。

そして、20話はけっこう良かったですよ。テソの求婚を受けたソソノが、チュモンのもとを訪ねます。「私の心は決まっていますが、求婚を断った時、ケルの前途が心配です。ささえてくれますか?」ソソノは、チュモンを見つめます。それに対するチュモンの言葉は「私の運命はあなたとともにあります。」ちょっと回りくどい上に、チュモンの表情がいまいち読めないので、感動が少ないのですが、ソソノの表情はとっても良かったです。自分の気持ちは伝えたし、それを受け止めてくれたというハン・ヘジンさんの目に涙がにじんでくるのがとっても良かったです。一方で、チュモンは自分が原因で、不幸にしてしまったプヨンをトチの幽閉から解放します。プヨンも今ではすっかり、チュモン王子のことしか目に入らないようで、モテモテチュモンはうらやましい限りです。確かに前半の駄目王子から比べると、かなり格好良くなってきています。武芸は一流となっているし、度胸もある。先を見通す力もついてきた。おまけに男に生まれたら帝王の相があると言われたソソノを味方につけてますから、太子としての器量もどんどん育っていきます。プヨンの件で、トチの密偵として働いていたオイの許し方も、人心を掌握する良い方法です。トチの器量では、いったん裏切った者は、もとに戻れないし、チュモンも許さないだろうという読みでしたが、俺が悪かったと王子にひざますかれたら、身分の低い者は、「この人についていくしかない」と思わされます。苦しい時の仲間は本当の仲間。上に立つべき人物は、使える人間を自らの器量でつくっていくというのが基本ですから、そういう意味では、テソやヨンポは部下に恵まれていませんね。

次のチュモンのターゲットは、漢に負けない鉄製武器をつくること。これは職人が10年以上も考えてできなかったことで、そうとう難しいと思われます。素人の発想の転換で解決するのかなぁ?

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2007年7月28日 (土)

韓国ドラマ「朱蒙」12話まで

韓国ドラマ「朱蒙」12話まで見ました。ふぅ~終わった^^。とっても良いドラマでした。まだ、終わってないって?だって、ヘモスが出なくなるんだもん。ユファとヘモスの恋として、とっても良いドラマでした。このあと、ダメ王子チュモンが、ヘモスの影響を受けて変わっていく物語になるのでしょうね。まあ、ここで、ひとくぎり入ってますので、視聴休憩するならここでしょう。^^

以下、ねたばれ。

さて、11話、チュモンはヘモスの指導の元、武芸を修練していきます。その教えは「武器は自分の手足のように扱い、心で感じて攻撃を受ける」です。心で感じてというところが、達人の域なのですよ。目が見えなくても、心眼でものを見、殺気により攻撃を避ける。うん、これは難しいぞ。

緑王子ヨンポはトチを利用しようとする過程で、そこにいたプヨンに出会います。プヨン、ダッシュでチュモンのもとへ報告・・・何?突然のラブシーンだよ。「ごめんな」と言いながらプヨンを抱きしめた瞬間・・・チュモン、プヨンのおでこにキスしてるしぃ・・・手が早いぜ、こいつ。まあ、背の高さがちょうどなので(何をするのにちょうどなのか?)チュモンがプヨンを抱きしめると自然におでこにキスとなるのでしょう。草原の真ん中で抱き合う2人・・・遠くから偶然このシーンを目撃するソソノ・・・さあ、気になるチュモンのラブシーンを遠目に見つめるソソノの心中は?これまでのところ、ちょっと気になる→かなり気になるってところですが、やはり、気分悪いでしょうね。

ソソノの商団で、テソとチュモンは偶然出会い、チュモンはテソに、テソの脅威となることはないので許してくださいと願います。通常、これで、許すのが人間ですが、テソの恨みの気持ちははるかに深いものが感じられます。20年もの間、チュモンとユファの存在は、テソの母を苦しめ、自分も苦しめた、この恨みは忘れられないというわけです。これは、クムワ王の愛情が自分達より別のところを向いていたという嫉妬に基づいていますので、「そんなことを言われてもぉ~言いたいことがあったらクムワ王に言ってよ~」と私なら思います。まあ、クムワ王は父として、愛し尊敬する存在でしょうから、憎しみの対象がチュモン母子にくるのはしょうがないでしょうね。

大臣プドゥクプルと神女ヨミウルは、どちらも扶余国のことを思っています。ヘモスの存在は、その扶余国の脅威として認識しているところは、同じなのですが、一方は、その存在を消去しようとし、一方は神の意志に従うべきだという考えです。ヨミウルは次期神女候補ピョリハの霊力を借りて、ヘモスの位置を捜し、会いに行きます。これで、見つけられるならもっと、この方法を使えよなんて思いながら・・・ドラマは進み、ヨミウルは、ヘモスを幽閉したのは私だと告白します。かつて、ヘモスが仮に漢をやっつけても、ヘモスが力をつけるだけで扶余国のためにならないという考えだったと言います。ちょっと視点が狭いんですよね。漢に奪われた朝鮮の土地を取り戻すことが第一であり、目先の利益に捕らわれて、歴史に名を残すチャンスを失いました。そして、今、またヘモスの存在が明らかになれば、漢との戦争へとつながるので、扶余国を去って欲しいというヨミウルの依頼です。クムワ王の考えが同じなら、この地を去るがというヘモスですが、ヨミウルにとって、クムワ王の考えは、ヘモスと共に漢と対抗するという結末が見えています。そこで、さらに追い打ちをかけます。ヘモスが生きていたら、今はクムワ王の側室のユファが苦しみますよと言います。ヘモスの生涯の後悔は、大業をなせなかったことと、愛する女性を守れなかったことですから、このひと言は効きました。そして、チュモンがユファの息子であることもわかりました。ヘモスは、愛する女性を苦しめまいとこの地を去ることを決めますが、一度会わせて欲しいと頼みます。ここは、ユファの心情を思うと、会わずに去るのが、正しい方法です。20年ぶりに再会する愛する2人ということで、ドラマチックなんですけど、一度会ったら、もう無理・・ヘモスが扶余を去ってもユファが追いかけてくるのは、ミエミエですがな。そうして、ついにヘモスとユファは出会いました。こういうシーンは大好きですので、とっても感動!ふり向いたユファの視線の先に、もはや死んでしまったと思いながらも決して忘れられない愛する人の姿が現れます。ヘモスを見ながら固まるユファで続く~です。こりゃ、次を見るしかない!

さあ、12話いいですよ。もうユファ役のオ・ヨンスさんの見せ場の演技です。これをうまく演じないとこのドラマに出演している意味がないです。ここからの、この2人の再会シーンは、泣かせます。後ろに流れる音楽は、泣きを誘う壮大なメロディ。2人20年ぶりに抱き合いました。草原で、ヘモスの隣に座り、ポツポツとこれまでの経過を語るユファ、あなたの息子の名は「弓の名人であったあなたにちなんで朱蒙です」を受けて、ヘモスの笑顔が見られます。良い子に育ててもらった、あいつが私の息子だという父としての喜びが、表情に表れます。チュモンにヘモスが父と教えてやりたいというユファを押しとどめ、自分は何もできないから、これまで通り、クムワ王を父として暮らして欲しいと願います。ユファにとっての、幸せはヘモスのもとにあります。ユファは、ヘモスからの何かを期待しているわけではなく、その存在自体がユファの幸せなのです。この想いは、クムワ王とか扶余とか復讐とか恩とかいうものはどこかへ消し去るだけの力があるんですよ。たとえ、ヘモスが拒否しようとも、ユファの気持ちを止めることはできません。ユファはクムワ王に、ヘモスと共に残る人生を送らせて欲しいと願います。確固たる意志の入った視線を受けたクムワ王は、「私のそばにいてくれただけで喜びであった。ありがとう」とそれを許します。いやぁ、オ・ヨンスさん、チョン・グァンニョルさん、ホ・ジュノさん・・・この3人って、めちゃくちゃうまいです。

そして、ヘモスはチュモンに「そばにいる一人も守れずに多くの民を守れるはずがない」という言葉を残し、心配する母に会ってこいと言います。さて、いや~な予感がそこここに・・・。大臣プドゥクプルは、テソをたきつけて、ヘモス抹殺を誘導します。おまけに、テソはチュモンがヘモスの子である可能性をも示唆されて、内心困惑・・。そして、テソはヨンポとともにクムワ王にないしょでヘモス抹殺のために兵を動かすことを決意します。こりゃ大変だ。チュモンを見送ったヘモスのもとに抹殺のための軍勢が押し寄せます。ひとりにこれかい!やりかたがきたないぞ。ヘモス抹殺を見つめる2人の王子テソとヨンポ。この野郎!私は、このドラマ中、この2人を許しはしません。噂を聞いて駆け戻ってきたチュモンの目には、2人の兄の姿が映りました。

そうして、ヘモスは亡くなり、証拠隠滅された現場に、クムワ王とユファが到着します。チュモンは師匠を失って酒浸り、ユファは愛する人を失って病に陥ります。おいおい、これで、ユファまで失ったら、このドラマ相当のダメージですけど、大丈夫みたい^^。

ヘモス抹殺に軍を動かしたのは誰だというクムワ王の叱責に、テソは私ですと答えます。父と扶余のためという息子を結局、クムワ王は斬ることができませんでした。怒りがあるとはいえ、我が子・・・考えが違うとはいえ、我が子なんです。結局は、命をとることはできず、許すしかないのでしょう。しかし、兄に対する感情をチュモンがコントロールしているのがすごいです。普通は後先考えずに、兄のところへ談判しに行くと思います。

このあと、ヘモスを失ったチュモンは、どうやって成長していくのでしょうか?人が成長するためには、良き師と出会うか、困難に立ち向かい、失敗と成功を自ら体験していくことのどちらかでしょう。教えてもらうか、自ら学ぶか。後者は、試行錯誤や思い込みを伴いますので、より困難な道です。

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2007年7月25日 (水)

韓国ドラマ「朱蒙」10話まで

韓国ドラマ「朱蒙」見てます。10話まで見ました。歴史物は、どうしてもあらすじ化してしまいます。

7話・・宮を追い出されたチュモンは、緑王子ヨンホの刺客に腹を切られます。まだまだ、とっても弱っちいチュモンです。その傷を受けたチュモンを助けたのがプヨンです。前にチュモンに迫られて、不始末をしでかして宮を追い出された巫女さんです。この人って、よ~く見ると、「ホジュン」に出演していたイェジン役のファン・スジョンさんに顔立ちが似ている気がしました。巫女さんは、通常医術の知識があるらしく、チュモンの傷を治療します。ここで、2人は、ひさしぶりに再会となるのですが、チュモンのプヨンへの想いは、遊びっぽい感じで描かれてましたから、ここでも両者に大きな感動は生じていません。

プヨンは、扶余の商圏を握るトチに借金があり、そこで働いているわけですが、通常、自分の人生を変えたこの王子を恨みますよね。ところが、拒みきれなかった自分も悪かったと納得しているようです。チュモンもすまないという気もちを持っていますが、やはり、男性としては軽はずみであると言わざるを得ません。前半部のチュモン駄目王子ぶりをアピールするエピソードでしたから、まあ、しかたないでしょうが、これから、市井で人間的に成長していくチュモンですので、何とかプヨンをあの境遇から救ってあげることでしょう。

そのプヨンの紹介で、チュモンはトチの部下になりました。一方、トチの商圏を狙うソソノの父ヨンタバルは、トチの塩の密売を妨害します。怒ったトチはソソノを誘拐しますが、うまくできてるこのドラマ、誘拐されたソソノをチュモンが助けることになります。このあたりで、おもしろかったのは、ヨンタバルとトチのかけひきです。交渉中にソソノは逃げ出していましたから、お互いに弱みを持ちながらの交渉です。結局、交渉決裂となるのですが、「助かるかどうか、最後はその人の持つ運だ」で締められます。おいおい、運かい^^。まあ、いろいろなことを運のせいにしたら、けっこう楽に生きられます(笑)。

7話では、もうひとつポイントシーンが存在します。第一王子テソとソソノの出会いです。これは、テソの武芸訓練を覗き見ていたソソノは、テソに気づかれ、ひょんなことから戦闘となるのです。ここでのソソノの戦闘シーンは、おそらく本人ではないと思います(定かでありません)が、映っているところだけでも、ハン・ジミンさんのがんばりが伺えます。遊んでいるとはいえ、扶余でのトップクラスのテソとやり合える技量をもつソソノが、トチの依頼を受けた人間に、あっさり誘拐されてしまったのはちょっと変かな?誘拐といえば、猿ぐつわをかけて袋にいれて・・・という王道シーンでしたので、「お~拉致じゃん」と笑ってしまいました(ちょっと不謹慎)。こんなに武芸に秀でていて、おまけにきれいな娘ときたら、テソ・・・とっても気になります。今は、まだ愛とかじゃないけど、なんだか気になるシリーズで、テソ→ソソノ→チュモンという方向が構築されつつあります。

そして。8話・・・ソソノを逃がしたチュモンは、ソソノを誘拐したオイ、マリ、ヒョッポの3人に、当然ボコボコに殴られます。ほとんど殺されかけましたので、やむを得ずプヨンがチュモンの身分を明かします。オイ、マリ、ヒョッポの3人は、自分の人生をチュモンに賭けようとチュモンの味方に鞍替えします。まあ、このまま暮らしても、先は見えている。チュモンという船にのれば、ひょっとすると、出世街道に乗れるかもと考えたわけですね。チュモンはトチから追われる身となりましたので、身を隠す場所として、あの秘密の監獄を選択します。やっぱり、出会う親子・・・ヘモスとチュモン。このストーリーうまくできてますよね。なんといいましょうか、上手にチュモンを動かして、いろんな所で関係を発生させてから、また監獄へ戻し、そこに隠れ住むという必然性を生じさせる。そして、このストーリーを支えるうまい俳優。人気でるのもわかります。

この回は、ヘモスの牢内での人生についての台詞がすごいです。「私は自分自身を罰している。大業を成し得なかったことと愛する人を生涯守れなかったこと」このあたりのホ・ジュノさんの演技は強烈でして、思わずポロリときそうになりました。チュモンが監獄にいるとしった母ユファは監獄に様子を見に来ます。お~ヘモスとユファ、出会うのか?とドキドキしながら見てましたが、ここでは、ユファの声にヘモスが反応するといった程度でした。20年ぶりに聞く愛する人の声、さて、認識できるのでしょうか。毎日焦がれていたから大丈だったのでしょうね。ヘモスとユファの恋物語が、とてもおもしろいです。この回、終盤でヘモスの剣さばきが見られます。盲目ですが、めちゃくちゃかっこいいです。けっこう見どころじゃないかな。

そして、9話・・・監獄にチュモンがいると知った兄王子2人は、監獄を襲撃します。そうまでして、腹違いの弟を殺したいのでしょうか。長年積み重なってきた人間の恨み・嫉妬心とは怖ろしいものがあります。もともと、能力が無いと認識されている上に、王子としての身分をも剥奪されたチュモンに何もそこまでこだわることはないでしょう。自分を殺すために、監獄の囚人・看守皆殺しにしてやってきた兄2人。迎えたチュモンの気持ちは、どうだったのでしょう。やはり、人間の本性の怖さということを感じたと思います。

さて、ここで2人の兄にとって、計算外だったのは、何故かとてつもなく強い囚人ヘモスがいたことでした。この2人の兄王子から、逃れる途中でのヘモスの戦闘は、まさに切れるといった感じでした。20年いた牢獄では、壁との距離が頭に入っているでしょうから、目が見えているように戦えるかもしれません。しかし、牢からでたヘモスが、ばったばったと敵をやっつけるのは、現実的ではないと思いますが、心情的にはとてもおもしろかったと言えます。

結局、ヘモスは、テソを斬って大けがを負わせ、ヘモス自身も斬られるということになりましたが、チュモンともども、何とか逃げ切ります。怪我を負ったヘモスは、プヨンの看病のもと、チュモンと話ができるまで回復します。ここで、チュモンがクムワ王の3男であることを知ります。このあたり、ユファとの関係をからめて、いつチュモンが我が息子であると認識できるのでしょうか。ちょっとずつしか明らかになっていきませんので、イライラしますが、今回は心地よいです。

10話は、大臣プドゥクプル(不得不)と神女ヨミウルと2人の王子の策謀が進みます。この回は、ヘモスは、クムワ王に会おうとしますが、途中で、プドゥクプルの刺客に襲われ待ち合わせの場所に行けませんでした。で、しょうがないので、ヘモスはチュモンに武芸を教えるといった展開でした。この回の予告編がすごいです。ついにヘモスとユファは出会うのかぁ。

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