韓国ドラマ「ハローお嬢さん」見終わりました。
韓国ドラマ「ハローお嬢さん」全16話見終わりました。12話くらいまで特に感想なく、ぼんやり見てました。13話くらいから、ファラン(ヨン・ミジュさん)がとっても良く見えてきて、救いとなった気持ちでした。
ファランは、ファアンダンに暮らすちょっと頭の足りない母の娘で、その母を捨て、アメリカに渡り、帰ってきたという設定で、スハ(イ・ダヘさん)に対して、強烈な劣等感を持っています。その彼女と宗孫となりうる血筋のジュニョン(ライアンさん)との恋・・・ファランは、自分の過去を隠していますが、すでに恋人であるジュニョンにも知られています。そのジュニョンが、すべての事情を知って、昔話をするところがとっても良かったです。「昔、コップニ(ファランの本当の名前ね)という女の子がいてね。とっても好きだった。その子といるととっても楽だった。今、どうしてるんだろう。どこかで泣いていないかな」と語るジュニョン。もちろん、ファランの目からは涙があふれています。そして、その後、ジュニョンからプロポーズがくるのですが、ファランにとって、宗孫になるかもという打算で近づいた男性ですし、幼なじみである自分の素性を隠しているという負い目からOKしません。もう、このあたりの複雑な感情がとっても良い感じでした。
そして、小爆発の15話に突入します。これまで、主役に対する感想がありませんでしたが、ついに、やっと、イ・ダヘさんを泣かせてくれました。だいたい15話まで、女性側主人公に自分が誰を好きなのかはっきりと意識させないなんて脚本があんまりです。だから、このドラマって間延びしているんですよ。ちなみに、きっかけとなった出来事・・・何でドンギュがスハとの別れを決意したのかはよくわかりませんが、それは置いておいて、突然、ドンギュから別れを告げられるスハ。そのドンギュの言葉が気になってたまりません。ここで、恋に目覚めるなんて遅すぎますよ。この展開は10話くらいに持ってきて、その後、親や一門の反対、事業の問題なんかを織り交ぜながら、16話へ進みハッピーエンドとしてくれたら、ああ、おもしろかったと言ったでしょうに・・・。ということで、中身の詰まった15話はとってもおもしろうございました。
そして、16話、遅れた展開をまとめるための1時間ですので、どう考えても時間が足りません。それぞれの登場人物の行動が、ハッピーエンドへ向かって進んでいきますので、感情の動きなどの表現はどうしても甘くなります。なんかよくわからないけど、みんな何となく幸せなら良いか~って感じで終わりました。
このドラマのキモは、ドンギュがスハのために行ってきた行動や気持ちが、スハにまったく理解されないところにあります。そして、その彼の想いは、ドンギュの携帯の中にあったのです。こんなドンギュの切なさを出すには、イ・ジフンさんではちょっとミスキャストと思いましたね(ごめん。個人の感想です)。前半は、まったくのノーマークというか嫌な感じだったファラン演じるヨン・ミジュさんが、後半はとっても良い顔をしたのが、印象に残りました。癖のある顔なんだけど・・・、この人の別のドラマって「恋人」かぁ・・。
でもって、「ハローお嬢さん」・・・おすすめは・・・ちょっと無理かな^^ ごめん。
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