魔王

2007年11月 5日 (月)

韓国ドラマ「魔王」全20話見終わりました。

韓国ドラマ「魔王」見終わりました。このドラマは、やはり脚本がすごいと思います。綿密に練られた伏線を繋ぎながら、カン・オス刑事(オム・テウンさん)とオ・スンハ弁護士(チュ・ジフンさん)の生き方を描いていきます。

スンハは、高校生の時に兄をオスに殺害され、その関係で母も失いました。オスは事故とはいえ一人の命を奪ったことを償いながら一生懸命生きています。そこで、始まるスンハの復讐・・・結果として、オスの家族は壊滅してしまいました。

いろいろなことがテーマとして含まれていると感じました。通常、人は過ちをおかす存在で、それを自覚することで、自らの行動を改善していきます。しかし、その過ちが他人の唯一のものを壊してしまった時、それに対して償いはできるのでしょうか?お金で保障しようが、加害者が苦しもうが、被害にあった方は元に戻せと言うだけです。被害者にとって、それなら、自分の気持ちを味合わせてやるという復讐心がでてくるのはしかたがありません。しかし、憎しみは新たな憎しみを生みますので、こうして復讐された方は、新たな復讐を考えることになります。これじゃあ、救いがありませんよね。

このパターンは、2国間の戦争に最も良く現れます。家族を殺された、だから敵国の奴を殺そうという永遠に続く連鎖です。これは、片方を完全に滅ぼしてしまえば、めでたしとなるわけですが、通常は完全に撲滅出来ることはありません。この時に、人は何を持ってこの連鎖を止めるのでしょうか?人間としての良心、対象に対する恐怖、しかたないというあきらめ、経済的・肉体的な問題など、いろいろな理由があるでしょう。でも、どこかで気づくのです。人を憎んで生きることがどんなに馬鹿らしいことかを。その馬鹿らしさを自覚したときに、ある種のあきらめをこめて、人を赦すのだと思います。そして、その・・人を赦すのを手伝うのが時の流れ。時間がたつにつれて、当事者の思考も成熟し、忘却し、とっても赦せないと思ったことも赦せるようになるのでしょう。このドラマのテーマは「赦し」。罪を赦し、人を赦す。そうすることで自分自身が救われる。それは、大げさなものではなく、私たちの日々の暮らしの中にも必要な考えかたです。なかなか重いドラマでした。

こういう脚本に対して、スンハ演じるチュ・ジフンさんは名演技をしたと思います。俳優としては「宮」よりもずっと良い役をもらったと思います。そして、十字架を背負って生きているようなカン・オスを演じたオム・テウンさんも熱演といえるでしょう。脇を固めた一癖も二癖もありそうな個性的な人たちのうまさも忘れてはなりません。シン・ミナさん演じるヘインの存在は、救いの象徴といえると思いますが、サイコメトラーという奇抜な能力を導入することで、うまくサスペンスドラマに仕上げています。

しかし、序盤の展開は何と言ってもわかりにくいです。飽きっぽい視聴者は、数話見たところで、何だこりゃ@@とチャンネルを回すでしょう。ここを乗り越えれば、後は特に難しくありませんし、チュ・ジフンさんの良さにはまることになると思います。恋愛シーンはほとんどありませんが、スンハの気持ちは伝わってきます。ヘインは、赦しの存在ですので、恋愛にのめり込むというようなキャラ設定ではありません。しかしながら、スンハと二人で雨宿りするシーンとか、教会で、スンハの正体を述べるシーンなどは、なかなかの愛情を感じられました。最後の最後に、テーマを、ちょっと恋愛に振って、復讐よりも人生には楽しいことがあると印象づける働きがあったのでしょう。

とっても、大人のドラマです。テーマ的に、なかなかしんどいドラマですが、見る価値は十分にあると思います。こんなドラマを作れるとは、やるなぁ!韓国ドラマって感じの新しいテイストのドラマでした。見てね^^

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2007年11月 3日 (土)

韓国ドラマ「魔王」14話まで見ました。

韓国ドラマ「魔王」14話まで見ました。いやあ。相変わらず、評価が落ちないドラマです。

カン刑事を演じるオム・テウンさんが良いと思っていた人・・・ここでは、もうスンハ演じるチュ・ジフンさんが良いに変わっていることでしょう。10話から14話のスンハは、とっても良いのです。13話最終の亡き母の手料理を思い出して、ヘイン母との食事途中で外に出て行ったシーンでは、振り向いたスンハの目から流れる涙がすごかったです。それを目撃したヘインですが、もちろんドキッとしたことでしょう。まあ、普通は、あの涙でコロッと落ちる所かと思いますが、今のところ、ヘイン(シン・ミナさん)がどちらの男性が好きなのかはよくわかりません。しかし、そんなことは物語の進行にはどうでも良いという感じです。あら、まあ^^(笑)。 ただ、ヘインという女性の存在により、スンハの冷静さが壊されるところが、とっても良いと思いました。決して、感情のこもった言葉や態度でもって、スンハはヘインに気持ちを伝えてはいません。ただ、視聴者には、その気持ちがわかるような表現がされており、それをチュ・ジフンさんが上手に演じていますので良いとなるわけです。

14話で、USBチップをめぐって、スンハと姉のスンヒとのエピソードもとっても良いですよ。登場人物が多くて、わけわからないと序盤で苦しんでいる人は6話までがまんしてください。その後は、とってもおもしろいですよ。恋愛シーンを期待したら駄目みたいですが~^^。

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2007年10月29日 (月)

韓国ドラマ「魔王」10話まで見ました。

韓国ドラマ「魔王」10話まで見ました。うん。なかなかすごいドラマです。恋愛のドキドキとか切なさとか一切をそぎ落として、複雑な人間関係と小道具からなるストーリーだけで引っ張っていきます。タロットカードが予告する殺人・・・次はどうやって殺すんだろうという興味でわくわくしながら見ています(ちょっと不謹慎^^)。こういうドラマに対してストーリーを書き連ねるのは、ネタバレを誘導しそうなため、あまり書く気がしません。このドラマは、自分の中で、次はどうなるんだろうって想像しながら見るのが最も楽しいと思いますし、いまのところそれを受け止めるだけのストーリー性を持っています。

6話ぐらいから、人間関係と犯人の目的がだんだん明らかになってきますので、ドラマとしても見やすくなってきます。なんとなく感じたテーマは、「人は犯した罪を償えるか?」ということでしょうか?「生き方につまずいて、ひとつの門が閉められたとしても、別の処にもうひとつの門が開いているはず・・・」とか、「重要なのは、今!。自分が信じた道を進むこと。そして、自分を救えるのは自分だけ・・・」とか、「誤った道から抜けだそうとする人は、昨日より強くなる・・・」とか、オスの苦悩に満ちた生き方に対し、いろいろなアドバイスがなされ、それが今の私たちの生き方に響いてきます。

さて、この後、どう収束させるのでしょうか?・・・て、先はまだ長いし^^久しぶりに寝不足しそうです。

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2007年10月28日 (日)

韓国ドラマ「魔王」6話まで

韓国ドラマ「魔王」6話まで見ました。少しずつ少しずついろいろな事がわかってきました。おもしろくなってきましたよ。

12年前、ある高校で起こった殺人事件、この主犯はカン・オス(オム・テウンさん)。そして目撃者が3人いて、オスの父(国会議員)の力によるためか、正当防衛によるものとして処理されました。この事件は、ヘイン(シン・ミナさん)が初めてサイコメトラーとしての能力に気づいた事件でもあったのです。そして、黒幕として存在する誰かは、この事件の復讐として、周到な準備を行いながら、自らの手を汚す事無く、関係者を殺害していくのです。そして、その事実をオスにわかるようにと宅急便・手紙・写真・タロットカードでもって、暗示的に示していくわけです。過去の罪を背負いながら一生生きて行くことを決意したオスにとって、真綿で首を絞められるような復讐となっています。そして、その黒幕とは、オ・スンハ(チュ・ジフンさん)弁護士のようですが・・・・。

う~ん、これはここまで綿密に練られたストーリーですね。6話最後にヘインは透視で見たオスの母校をオスとともに訪れます。そこで、過去の罪を思い出し苦しむオス・・・。ここで、私の頭の中にフラッシュのように浮かんだのが、「これで、ヘインが黒幕でオスを苦しめてたら相当すごいドラマだなぁ。」という気持ちです。もちろん、この先まったく知りませんので、勝手な想像ですが・・・(笑)。皆さんも、このドラマどう転がっていくのか楽しみに見てくださいね。わかってくるとはまり度は高そうです。

さて、サスペンスっぽいドラマですので、今のところラブラブシーンみたいなのはなかなかありません。これまで印象に残ったシーンは2つ。図書館から帰る途中に、電気が切れてしまい真っ暗の中、慌ててスイッチを探すヘインに向かって、近づくスンハ・・・おいおい、ここでキスかよ~と思ったら・・壁のスイッチを押しただけ・・・がっくり^^。Maoup1_2

そして、もう一つは、雨の夜、ヘインの家の前にたたずみ、帰ろうとするオスにヘインが雨傘を差し掛け、オスが傘を突っ返す時に触れる2人の手。お~抱きしめるんかいと思ったら・・・そのまま、バイバイ・・・がっくり^^。なかなか、うまいこと視聴者の期待を外してくれます。まだまだ、序盤だからねぇ~(笑)。Maoup3

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2007年10月27日 (土)

韓国ドラマ「魔王」4話まで・・・から、全く違うMVネタへ

韓国ドラマ「魔王」4話まで見ました。こりゃ、難しい^^。カン刑事を中心に、次々とイベントが仕掛けられていきます。これらすべての出来事が、過去の事件へと続いて行くのでしょう。それぞれの特徴ある登場人物の果たす役割は何なんでしょう。そして、タロットカードの暗示する内容とサイコメトラーのヘインの能力の関わりは何か?・・・う~ん。これは大人のドラマです。見る人を選びそうなドラマです。一気に見ないと伏線やらストーリーやらがかすんでしまいますね。感想もめちゃくちゃ書きにくいです。まだ、序盤で謎はいっぱいだし、私の頭ではストーリーの展開の予想がつきません。以後期待^^~。そうそう、ドラマ中に登場するタロットカードは、画家の宝永たかこさんの絵によるもので、ステラタロットカードとして販売されています。思わず買いそうになりましたが、踏みとどまりました(笑)

内容が無いじゃんという気がしたので、突然の違うネタで・・・

名作KPOP名作MVなんて番組を見てますと、さすがにとっても良いのを見つけます。その中の1曲・・・古いですが、キム・ドンリュルの「また愛してると言おうか」です。音楽が名作な上に、MVも良いですよ。サビの部分はつい口ずさんでしまいます。いいものはいい!。

おっと、先日のおもしろMVのところで、紹介できなかったRichの「愛してるこの言葉だけで」を見つけました。画像が荒いので残念ですが、雰囲気はわかると思います。通常は、走り続けたヒロインが、カフェから赤信号のところで終わるヴァージョン(こっちのほうがMVとして切れ味が良い)ですが、これはちょっと長くてヒロインが教会まで行っちゃいました。他のヴァージョンもありますが、それを見るほど暇じゃないよん(笑)(とりわけVol2は見たら気分悪い。見てるしぃ~^^)

で、検索してたら、上の2曲って「恋のソナタ (恋歌) 日本版」という韓国MV集に入ってるじゃありませんか。(3巻10曲目と5巻4曲目) これは中古店で買って手に入れてます。ちょっと古い曲で、番組などで、いいなぁと思うと、そこに入ってるというけっこうすごいMV集です。

そして、おもしろMV2弾目のチョンアンの「モンナニ」は52Streetにありますが、重いです。(猫の横の500Kを選択して十分です。運が良ければ見られます)。bugsならここで(3曲目のテレビマークをクリック)。ここまで、猫の可愛いMVはありませんよ。実は、女性が抱きしめられてつま先立つ(?)最後のシーンも大好きなんです。

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2007年10月24日 (水)

韓国ドラマ「魔王」見始めました。2話まで

韓国ドラマ「魔王」を見始めました。これは、名作「復活」のスタッフが再結集って感じで作られました。脚本は、この人が書いたものは全部見たいと思わせるキム・ジウさんです。「ストック」「あの青い草原の上に」「復活」といずれも名作を書いています。

韓国ドラマは、視聴者の反応でストーリーが変わったりすることもあってか、サスペンスのカテゴリーに入るドラマはなかなかありません。「復活」は、熟練の役者に支えられた見事なストーリーでした。そのドラマで大ブレイクしたオム・テウンさんはこのドラマでも、やはり刑事役カン・オスとして登場します。うん。期待通りのはまり役なんですよ。これが・・。

一方の、「宮」の皇太子役で好演したチュ・ジフンさんは、いかにも一癖ありそうなオ・スンハ弁護士役として登場します。なんか、こう悪のオーラがプンプンという感じがよくでています。ひさしぶりに、皇太子歩きを見せてもらいました。そして、このドラマの特徴ともいえるのが、シン・ミナさん演じるソ・ヘイン。彼女はなんとサイコメトラーなんですよ。なんじゃそりゃ~という人は、昔、松岡昌宏主演の「サイコメトラーEIJI」を思い出してみましょう。わかんないって?これが、わからなかったら、このドラマは見られませんよ。サイコメトリーというのは、物に宿る人の残留思念を感じることができる超能力だそうです。つまり、物に触れることによって、その物にさわった人の行動や意識が自分の頭の中に浮かんでくるというとんでもない能力です。こんな能力、しょちゅう発揮されていたら、気が狂いますよね。ということで、このドラマでも、ヘインは通常手袋をして過ごしてますし、発揮されない場合もあると表現されています。つまり、手袋を外して、物にさわり、意識を集中すると残留思念が浮かんでくるようにコントロールしており、まれに強い残留思念があると意識せずそれが飛び込んでくるといった感じです。

ストーリーは、学生時代のいじめからの傷害事件を伏線として、スンハの復讐を描くのかなと予想しています。(違ってたらごめん)2話まで見ましたが、登場人物の関係が相当やっかいです。予習として、So-netの「魔王」HPの相関図を見ていると、かなりわかりやすくなります。なんせ、韓国名と顔が一致しない私は、こりゃ誰だ@@となるわけです。え~キム・ギチョルさんは、今回は悪役じゃないの?顔で善人と悪人を決めちゃだめですよね。まだまだ、複雑なストーリーでして、楽しめるという感じではなくて、緊迫して見ているといった感じです。

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