愛に狂う

2007年12月10日 (月)

韓国ドラマ「愛に狂う」全16話見終わりました。

韓国ドラマ「愛に狂う」全16話見終わりました。最初に結論を書いておきましょう。今年見た純メロ系のドラマで最も良かったと思いました。配役に惹かれはしませんでしたが、切ない純愛を主人公2人が上手に演じてくれましたので、満足しました。特に、ジニョン演じるイ・ミヨンさんはすごいです。目に潜む意志・・・これが、女優としての生命線です。私の好きなツボをたくさん押してくれたドラマでしたので、評価は高いです。ただ最終回は時間が足りない。余韻というか想像で今後の2人を予感させましたが、もう1話延長して、もっとはっきりハッピーエンドにしてくれたほうが好きです。ちなみに最終回からあと4話くらい「ラストダンスは私と一緒に」みたいな展開をつくっても、充分切なくて楽しめたと思います。音楽は素晴らしいです。イ・スヨンさん、ハ・ドンギュンさんの歌は、決めのシーンで効果的にかかり、ムードを盛り上げます。はまったドラマには、良い音楽があるってのは、やはり言えます。以下ネタバレです。

15話は、家をでたジニョンが、チェジュンの住む家に転がりこむところから始まります。同居しているおばあさんや友人が寝静まった後、ジニョンとチェジュンは、会話を交わし、そのまま2人並んで眠ってしまいます。チェジュンの友人の言葉「いいなぁ」・・・まさしく私もいいなぁ~と思いました^^。いろんな困難があって、やっと並んで眠れるようになった2人。それまでの苦難が思い出されますので、本当によかったなぁと思いました。「今まで生きてきた時間より、これから生きる時間のほうが長い2人が死ぬほど好きっていうのに何の問題がある?」という食堂のおばあさんの言葉が印象的でした。過去に捕らわれるより、未来に目を向けて生きようということです。過去は、どうやっても変えることはできません。しかし、未来は変えることができるのです。たとえ、どのような困難が待ち受けていようとも、自らが選択して進んで行くのです。それは、自分の責任ですし、それが自分の人生です。人からの助言は聞きましょう。でも、最終決定は自分なんですよ。許しをもらったり、認めてもらったりすることは、二の次です。もちろん、このドラマのジニョンは、自分の生き方を決めたら、ヒョンチョルの忠告などで動じることはありません。

この後、ジニョンとチェジュンのデートシーンが出てくるのですが、ここは違和感ありあり。どう考えても、ジニョンのデートとしては似合わない。ジニョンなら、美術館とか博物館、おいしいものの食べ歩きとか、ちょっと落ち着いたデートを想像します。遊園地、娯楽施設系はちょっとねぇ^^・・・と勝手にイメージ作っています。

そして、15話も終わろうとするところで、チェジュンの病気が発見されます。前にボクシングショーで打った頭から脳出血していて、ケンカによりますますひどくなったということです。ここで、「きたか~これでチェジュンが死ぬのかぁ」せっかく幸せをつかみかけた2人なのに・・・しかも、その原因を作ったのは、ジニョンの言葉と言うことですから、こりゃジニョンも生きていないよなと思いました。

さて、16話脳からの出血によりチェジュンの記憶が消えて行きます。苦しかったことを忘れられるのですが、愛した人のことも忘れてしまう。これは、恐ろしいほどの不幸です。あの苦しみに耐えてつかんだ愛を忘れてしまうのです。この不幸を1時間で描くことはできません。ですから、最終話は急いだといいます。そして、16話の見せ場・・・そのチェジュンの病気の原因は自分ということをジニョンは知ります。ジニョンは自らを責めます。自分を責めて責めて、そして出した結論が、こんなことには負けないという意志です。本当にこのジニョンというキャラが大好きです。私。恐ろしいことに、チェジュンは、やっとの思いで克服した人を殺したという罪悪感を再度味わうことになります。これって無茶苦茶怖いです。そして・・・手術を受けたチェジュンは・・・もう、書けませんね。最後は、人の縁ってとこでしょうか。手術後、食堂のおばあさんと語るジニョンの言葉もすごいと思いました。そこまで行くともう笑みがでるのかぁ。まさしく、この生き方はジニョンの生き方です。最終シーンは、これだけの愛を描いてきたドラマを受けるには、ちょっと物足りないですが、許しましょう。ツボに入ったら、はまりますので、見て下さいね。

12/20追記:音楽が良いといっておきながら、紹介していませんでしたね。

イ・スヨン 愛に狂う mp3 MV
イ・スヨンさんは声でその世界を作ってしまいます。こういうドラマのOSTを歌わせると聞いた瞬間に「イ・スヨンきたぁ~」と思ってしまいます。

ハ・ドンギュン 世界…ただ一度の愛 mp3 MV  
この歌ってもりあげるんですよ~

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2007年12月 7日 (金)

韓国ドラマ「愛に狂う」14話まで

韓国ドラマ「愛に狂う」14話まで見ました。以下ねたばれ多し。見てない人厳禁ですよ。

13話冒頭・・・さあ、ジニョンの心の葛藤ですよ。憎んでも・・・憎もうとしても・・・もう、心はチェジュンを許している。求めている。ジニョンの足は、家の前から去っていったチェジョンを追いかけます。ここから、このドラマで最も映像的に美しいと思ったシーンがハ・ドンギュンさんが歌う名曲「世界・・ただ一度の愛」と共に始まります。道ばたにうずくまるチェジュンと追いかけてきたジニョンのシーンです。しみじみと交わされる言葉とともに、ジニョンの顔にこぼれる笑み・・・うまいわぁ。風邪と熱のせいで、理性が飛んでいるため、ジニョンの心の奥底が、表情に、そして言葉に現れます。「あんたと私・・ほんとに笑える関係ね」まさしく笑うっきゃないってとこに、行き着くということは、2人の関係を客観視できるようになってきたことを意味します。ジニョンの「憎み合って生きよう」という愛の言葉が、「つらくてたまらないから、会わないでおこう」という愛の言葉に変わりました。うん、後、少しで、「すべてを捨てても愛してる」に変わりそうですね(笑)

チェジュンを心配して待っていたミンヒに、もはやチェジュンはまったく揺れません。お前のもとに、俺の幸せはない!断言ですよ。断言・・。望みのない期待を持たせることは、やさしさではありません。逃げ帰る場所をキープすることは、自分に嘘をつくことになるし、相手に失礼なのです。ここでは、絶対無いと思いますが、万一心変わりして、(恥ずかしながら・・・)ミンヒに向かうような事があっても、その時はまた、全力でぶつかれば良いだけなのです。そういうはっきりとした優しさは、その時きつくてもしっかり相手に伝わっているはずです。去る時も全力なら、戻る時も全力・・そんな人を私はけっして非難するようなことはありません。でも、おいしい所をいろんな人から少しずつという恋もありますので、そういう人は、きっとこんな一途なドラマ・・・見てないよね^^。

さて、韓国ドラマの法則「婚約式はすっぽかされる」は、このドラマでも通用したのでしょうか? ヒョンチョルは、どうしても焦ってしまい婚約式を早く行おうとします。結婚は両者の同意があって行われるもの。そこには、愛とともに、信頼とか譲り合いとかいう気持ちが無いとうまくいきません。ジニョン本人との相談も無く、婚約式の日取りを決めちゃあ・・ヒョンチョル振られるのはミエミエです。見かけ上、どんなに優しく見えても、相手の感情や立場を無視して事を進めるのなら、そこに自分は、いないわけですから、相手は誰でもいいんじゃないなんて思ってしまいます。

追い込まれたジニョンの足が向かう所は、やはりチェジョンがいるであろうと思われる場所(食堂)。そこに、チェジュンを見て、微笑みがわき上がってきます。見ているだけで幸せな存在・・婚約を前にジニョンはチェジュンに伝えたい言葉がありました。「本当はずっと前から許している」 もう、ここに至り、私は、ジニョンの表情の変わり方に捕まってますので、良いという言葉しかでてきません。その後、チェジュンはジニョンを乗せて走り出したバスを止めて、乗客の前で、ジニョンに「出会えて良かった。ありがとう」というわけです。とっても良いシーンですが強引でした^^。乗客や運転手が、きっと唖然としているはずということに気がいって、私は、はまれませんでした(笑) さあ、ジニョンが許しちゃうと障害は解決したも同然ではありませんか。婚約式に向かう途中で、ジニョンは思い出してしまいました。「生きてずっとそばにいて」という約束。こうして、婚約式はすっぽかされることになるわけです。さあ、ジニョンの心は決まった。ジニョンの性格上、決心したら強いです。何があっても、チェジョンを追いかけるよ~。

14話、婚約式をすっぽかしてチェジョンを追ってきたジニョンとチェジュンとの間で交わされる言葉が良いです。完全に決心したジニョンの「すべて捨ててきた」といういさぎよい言葉が、とっても軽く発せられる所に、逆に決して戻らないという気持ちを表現します。でも、チェジュンは自分が許せないとジニョンを受け入れません。おいおい、それは無いだろう。嫌いな女ならともかく、好きな女(←ここ重要)がすべて捨てて自分の元にきているのに、受け入れられないのかなぁ。日が暮れるまで考えて、チェジュンもついにジニョンを探しに走り出しました。さあ、名シーン来ますよ。覚悟してください。

黄色の街頭のもと、チェジュンは浜辺に座り込むジニョンを見つけます。ここもとっても美しい映像です。ちなみにジニョン演じるイ・ミヨンさんが美しいと思ったのは、このドラマでは、すべて黄色い明かりの元でした。ちょっと変わった顔をしているので、カメラの撮り方で相当印象が変わります。ここは、ユン・ゲサンさんの言葉でしっかり気持ちを持っていかれますね。亡きジニョンの婚約者に誓う言葉「謝罪はしない。あなたの命を奪い、あなたの女を奪い、ずっと一緒にいます。」って感じかな。そして、立ち上がったジニョンにチェジュンは歩み寄りぎゅ~ですわ。もういい。ここで終わってもいいです。愛を確認して交わされる2人の会話には、もはや、前半に感じたカップルとしての違和感は存在しません。イ・ミヨンさんはすっかり可愛い女に成ってしまっているし、ユ・ゲサンさんは精悍な顔つきとともにしっかり男となってしまっています。よかったね。どんなに辛いことがこれからあっても、これから2人で乗り越えていって下さい。あ~すっきりした。しかし、ジニョンのあの憎しみの演技から、このあたりの可愛い女への変身はギャップありすぎ^^。

この後、それぞれのおじゃま虫であるミンヒとヒョンチョルが登場して説得にあたるわけですが、もう無理です。題名は「愛に狂う」・・・愛とは、結局、利己的なもの。他人を不幸にしても、後ろ指を指されても、自分の気持ちを満足させるために進みます。「これからは、あの人のことだけを考えて生きていく」これを「狂っている」と言われれば「はい」と答えるしかありません。

さて、このあたりから、泣かされるシーンがでてきます。ジニョンは、育ててもらった親に何とかチェジュンとの交際を認めてもらおうとしますが、やはり無理。2人で頑張ろうと涙ながらに言うジニョンに涙し、両親に許しを得ようと家の前でひざまずくチェジュンを見て心痛くなり、それを見て部屋でひざまずくジニョンに涙します。ジニョンの許してもらえないなら出て行くしかないという辛さと両親の苦悩が悲しいです。盛り上げる音楽がいい。このOSTも買いですよ。

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2007年12月 4日 (火)

韓国ドラマ「愛に狂う」12話まで

さて、このドラマはとっても気に入っています。以下ネタバレ多し。

チェジュンは、ジニョンの「殴り殺されればいい」の言葉で、ボクシングショーでめった打ちを喰らいダウン。頭を強打します。この時は、病院で異常なしということでしたが、これから、チェジュンのケンカシーンが出るたびに「頭だけは殴らないで・・・」という不安感を味わいながら見ることになります。

ミンヒの苦しみは自分が選択した結果、チェジュンの苦しみは自分の過失、ジニョンの苦しみは・・・本人に責任が無いところから始まっているわけです。だから、チェジュンは、ミンヒでは無くて、ジニョンの苦しみを和らげることに責任を感じているわけです。ミンヒが、どんなに自分の方を振り向かせようとしてもチェジュンは戻ってきません。かわいそうなミンヒですけど、まあしかたないでしょうね。

これを言ってしまったら興ざめでしょうけど、韓国ドラマは、通常4人のメイン人物で構成され、好きあってる男女にそれぞれおじゃま虫がくっついて、邪魔をするというパターンになります。ここの好きあっている同士の障害は、通常、血縁、貧富の差、家族の反対、病気、友情、罪悪感、倫理感などにより大きくなっています。この2人の間の障害が大きいほど、それを超えようとする愛に視聴者は涙するわけです。ドラマを見ている人は、誰しも幸せを求めて生きているわけですから、ドラマ中でも無意識にハッピーエンドを期待しています。そこで、「ひぇ~。無茶苦茶きつい展開だぁ~。どうするんだろう?」と思わせたら、ドラマとしては成功したということになりますよね。このドラマでは、強烈な罪悪感と憎しみが高い障害として存在し、おまけに病気もからんできそうな予感です。さらに、ユン・ゲサンさんとイ・ミヨンさんがこの障害に対して、上手に深刻化させていますので、とっても切なくて良いと思ってしまいます。

空港の職場から自分の荷物を持ち出し去っていこうとするチェジュンと無言ですれ違うジニョンのシーンは、とってもよかったです。別れると決心しても、いろいろと入ってくる愛する人の噂・・・酔いつぶれて大変という連絡を受けたジニョンは、心のままにチェジュンに会いにいきます。でもって、会っちゃうとまた理性が勝って憎しみがわいてくるという理性と感情の葛藤を描いていくわけですが、最後は感情が勝つことを期待しています。わぁ~11話最終・・・突然のキスシーンきたぁ~。ていうか、このジニョンって簡単にキスされちゃうって気もします(笑)普通、本能的に抵抗するでしょうが・・・

12話冒頭・・・キスシーンから、やっぱり愛してるというチェジュンのシーンがくるのを予想していましたら、裏切られました。チェジュンは、ジニョンを突き放すために、軽蔑されるような行動・言動をとったのでした。これを受けて、ジニョンの言葉は、「あなたを憎み、あなたを愛した自分を憎みながらずっと生きていく」という強烈な愛の言葉です。あえて愛の言葉と書きました。関係ない人間は忘れれば良いのです。感情を刺激されることもありません。ここでは「ずっと愛してる」と言ったような気がしましたね。とっても愛してるから憎まないとやっていけない・・・こういうのドラマとしてはいいなぁ(笑い)

そして、ジニョンは、この苦しみから逃れることができるかもしれないと思って、ヒョンチョルのプロポーズを受け入れます。心がそこになくても、一緒にいれば情もわき、安らげるというわけですね。12話最終、ジニョンの家の前にたたずむチェジュンを、偶然窓から見かけるジニョン(あんたにはテレパシー能力があるんかい^^)。さまざまな想いが駆けめぐります。そして、ついに外に出てきたジニョンの声に振り向いたチェジョンの笑顔・・・かと思いきや、冷たい無表情のチェジュン・・・うまい。この演出~。このあたり、ドラマの切れるところが良くて、次はどうなると思わせます。このドラマを、もし編集することになっても、決して別のところで切ってはいけませんよ。

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2007年11月27日 (火)

韓国ドラマ「愛に狂う」10話まで

韓国ドラマ「愛に狂う」10話まで見ました。「90日、愛する時間」も相当いいなぁと思っていましたが、このドラマは、それを超えました。前回の感想で予想したとおりに話しは進みますが、とっても良かったと思います。愛しながらも、訪れる別れ・・・好きなパターンですので、文句ありません。ここから、大きくストーリーが変わります。何があってもリタイヤすることなく、ここまでは見てくださいね。10話まで見たらもう止められませんよ。以下ネタばれ多し。

前話最終で、ヒョンチョルとミンヒは、チェジュンがジニョンの恋人をはね殺したことに気づきました。本人は知らず、周りが先に気がつくというところが、ドキドキする要因でして、いつばれるんだろうという感情を視聴者に要求します。こうなったら、脚本は大成功というわけで、いわゆる「はまった」という状態になってしまいます。ヒョンチョルは、その事実をチェジョンに言おうとしますが、ミンヒは、そんなことをするなら、私はジニョンにその事実を告げると脅かします。もう、チェジュンとジニョンの2人が好きあっているということはわかっていますので、その事実を知ったほうは、大きな苦しみに見舞われるわけです。ヒョンチョルもミンヒも、お互い、本当に好きな人を傷つけまいという気持ちでいっぱいなのです。ほら、ここでも私の好きなパターンが存在します。いったん去っていったが、実は本当の愛がそこにあったと後から気づく馬鹿な人間・・・心が安らぐという事実は、お金では買えないのです。ミンヒの想いはもはや、チェジュンには通じない。なんて、悲しいのでしょう。このドラマって、私のツボパターンをしっかり押さえてきてくれますので、とっても大好きなんですよ。

さて、前に2人が愛を確かめ合った時の約束「愛しているから、生きてずっとそばにいる」に従って、チェジュンは、ヒョンチョルの少々の忠告では身を引くことはありません。この言葉は、10話最終で効いてきますので、よく覚えておいてくださいね。愛する2人ですので、当然公認の仲になろうとして、ジニョンは、チェジュンを義理の両親(つまりチェジュンが事故で殺してしまった男性の親)に紹介するわけです。え~~。これはやばい。と思ったら、もちろん、対面の場は大変なことになりました。呆然と立ちすくむチェジュン。ぶっ倒れるジニョンの義理の母。これで、事実を知らぬはジニョンのみという状態になり、ユン・ゲサンさんの表情から笑いが消えます。笑わないとちょっと年齢が上がったような気がします。だんだん、主役2人に違和感が無くなってきました。

そして、予想通りチェジュンやってくれました。「お前って疲れるな。ミンヒとよりを戻す」とこっぴどくジニョンを振ります。私、このジニョンという女性の性格付けが気にいってまして、「どんなにひどい仕打ちをうけても、いったん愛したらその自分の目を信じる。ひどい言葉は嘘で何か理由があるはず」という揺るぎない信念がありますので、大好きです。空港で別れを切り出すチェジュンの目と感情をあらわにするジニョンのシーンはとっても良いですから、しっかり見ましょうね。このあたりから、この2人の演技に引き込まれることになりました。

そして10話、空港の整備士の仕事をやめたチェジュンは、自分を痛めつけるかのようにパブのボクシングショーのアルバイトを始めます。一方、ジニョンは家に帰ってこないチェジュンの部屋に入って待っているうちに例の自分が書いた恨みの手紙を見つけるのです。ついに気がつきました。彼、チェジュンが憎みべき相手だと・・・。この瞬間のイ・ミヨンさんの演技はすごいものがあります。心に刻んだ愛と憎しみの葛藤が彼女を苦しめます。そして、最後は抜け殻のようになってしまうのです。5年振りに訪れた恋はもはや、彼女の心の大部分を占めていて、それを否定することはできないのです。こんなことすぐ忘れられると思うジニョンでしたが、あちこちにあるチェジュンの思い出にいっそう苦しむことになります。

恋愛が破局した時、去っていったほうはまだ良いのですが、同じ環境に残された片方は、思い出という残酷な感情に苦しめられます。それまでが幸せであった分よけい大きく跳ね返ってくるこの感情。これはたまりません。まったく新しい環境へ逃げ出してやり直したいと思うのが普通でしょうね。すると、新しい環境に適応しようとして、相手の事を少しの間忘れることができます。そうしているうちに、自分の心に蓋をする方法を覚えます。その蓋はもう2度と開けないように・・・開けると傷つくから・・・。

10話最終で衝撃的な場面が登場します。ボクシングショーをしているチェジュンに会いに来たジニョンは、彼に向かって「私の目の前で殴り殺されればよい」とつぶやきます。「ずっとそばで生きて」と願ってくれた愛する女性から発せられる恨みの「死んで!」の言葉。これはきつい。ただでさえ、自分を痛めつけようとしているわけですから、罪悪感から死んでしまいたいとチェジュンは思ったのかもしれません。めったうちを喰らってダウン。変な倒れ方をしましたね。いやな予感発生~。

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2007年11月22日 (木)

韓国ドラマ「愛に狂う」8話まで

韓国ドラマ「愛に狂う」8話まで見ました。チェジュン(ユン・ゲサンさん)とジニョン(イ・ミヨンさん)のカップルは、やはり違和感ありありなんですけど、ストーリーとしては結構良いですね。

ジニョンを笑わせることができるのはチェジュン。そのチェジョンから、ついに好きだとジニョンは告白されるわけです。ずっと死んだ夫のことを想ってきたのに、なぜかチェジュンのことを考えてしまう。やってきました恋ですよ。人の心はどうしようもなくて、時間とともに過去の出来事を忘れ、今に生きることになるのは当然のことです。このあたりのジニョンのとまどいは、なかなか良い感じでした。そして、7話最終で、チェジュンの「愛してる」の言葉が飛んできます。その瞬間、私、ジニュンの心にその言葉がビシッと刺さっちゃたのが見えました。「痛ぁ~~」って感じですよね。これにて、もうジニョンは恋の虜になりました。こっからは、そのカップル・・・ラブラブなんですけど、職場恋愛って難しいです。おまけに女性のほうが上司ときたら、やりにくそうです。上司として、他のメンバーへの心配りを細心にしておかないと、チームがバラバラになりますよ。

韓国ドラマではよくある事なんですけど、一人の女性がいて、その人を好きな人が2人。片方がその女性と両想いになった時、振られた方の言い分で「お前には譲らない」ってのがありますよね。これを聞くたびに、人は譲ったり譲られたりするモノじゃないぞ~と思うわけです。恋愛を成立させるのは、両者の意志であって、別の人が資格があるとかないとか言うこと自体がおかしいのです。要は自分の想いが届くかどうかだけであって、後は相手の気持ちしだいであり、その相手が誰とつきあおうがまったく関係ありません。ドラマでは、愛から執着というパターンで示されますが、対抗役が相手の意志を無視し始めると不快感がジワジワと湧いてきます。まあ、この展開にしないとドラマにならないってのもあります^^。ここでも、ヒョンチョルがそうなりそうな感じですよね。

そして、次の不幸を際だたせるために、2人の幸せな感じが描かれていきます。ついに、食堂のおばあさん、ヒョンチョル、ミンヒとチェジュンがジニョンの恋人を事故で殺してしまったことに気づきます。うわぁ~、めちゃくちゃになるぞ~と思わせて8話終了。怖いですね。ジニョンを傷つけないために、きっとチェジュンがこっぴどくジニョンを振るという展開を予想していますがどうなることか^^。そして、ミンヒ(キム・ウンジュさん)の本当の気持ちはどこにあるのでしょう?この2人の事実を知った時に、チェジュンを支える方へまわるのでしょうか?う~ん。どう転んでも切ない感じですので、ツボに入ってきましたよ。「90日、愛する時間」に続いて、またもや眠くならず次が見たいと思わせるドラマです。幸せ~^^。

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2007年11月19日 (月)

韓国ドラマ「愛に狂う」見はじめました。4話まで

韓国ドラマ「愛に狂う」を見はじめました。またもや切ない系と思われます。ちょっとこんな感じのが見たいこのごろです。しばらくすると歴史物とかコメディがみたくなるでしょうね。

交通事故を引き起こして、一生罪を心に刻んでしまった男キム・チェジュンをユン・ゲサンさんが演じます。決して二枚目とは思いませんが、一生懸命な感じの役をやらせるとイメージぴったりです。もちろん有名作は「兄嫁は19歳」ですよ。そして、婚約者を失った女性ソ・ジニョンをイ・ミヨンさんが演じます。イ・ミヨンさんは私にとって「黒水仙」とか「恋愛中毒」とか映画のほうで見ることが多い女優さんです。ここでは、やはり堂々たる貫禄で他の出演者を圧倒している気がしました。ユン・ゲサンさんなんて、子供に見えちゃいますから、この2人で恋愛関係・・・う~ん、こりゃ似合わない。無理でしょう(笑) また、亡き親友の婚約者ジニョンを愛する男として登場するヒョンチョルを演じるイ・ジョンヒョクさんは、特徴ある顔立ちでして、黙っていても、妙におかしいと感じるのは私だけでしょうか。この人ってまじめに演技すればするだけおかしいです。あ~また振られるぞ~とすでに期待感いっぱいになっています。「グリーンローズ」「ドクターギャング」ってとこでおめにかかりました。そして、もう一人の女優はチョ・ミンヒを演じるキム・ウンジュさん。この人は「キツネちゃん、何してるの」のジュニ役で、良い役を演じました。きついけど実は・・・って役をやらせたらはまります。ここでもイメージ通りの役ですから、ここまでとっても良いです。今のところ、この人メインで私見てますから^^。

さて、このドラマですが、第一印象はちょっとペースが遅いので退屈でした。1~2話は導入ですからまあ、しかたないでしょう。3~4話は、なかなかスリル満点でよろしいんじゃないでしょうか。1話冒頭・・・あら、春のワルツみたいと思ってたら、シュワッツと人が飛んでました。笑い事ではありません。結婚を間近に控えたカップルの男の方を、チェジュンがひき殺したわけです。もちろん、刑務所行きとなりました。ここでのポイントは、面会にきて会わなかったジニョンがチェジュンにあてた手紙がすべてです。これは後で、絶対効いてきます。「夫を殺したあなたに会えなかったのは良かった。会えばあなたを殺そうとしたでしょう。でも、生きていても決して忘れないで、あなたのせいで死んだ一人の男とそのために死んだ一人の女を・・・。笑う時や生きていることに感謝するときは私たちのことを思い出してください。あなたを恨みます」こんな感じの手紙をもらったチェジュンが、自分は幸せになってはいけないと思うのはしかたないことです。

こうして、刑を終えて社会に復帰したチェジュンですが、チンピラまがいの仕事をやっています。そして、何も知らないジニョンとチェジュンの2人が出会うことになります。「こんな俺でもまともに生きて良いのか?」のチェジュンの問いに、なにげにジニョンは「いい」と答えます。それで、チェジュンは愛するミンヒ(スチュワーデスになっている)のために、自分の手で安全に飛ばしてやりたいとの思いから、飛行機の整備士になります。そこでの上司があのジニョン。ジニョンは、操縦士であった亡き夫を自分の手で安全に飛ばしてやりたいとの思い(チェジュンと同じね)から飛行機の整備士だったのです。このあたりの設定は、そうとう苦しい感じがしましたが、ドラマですので許しておきましょう。

で、出会った2人の会話の怖いこと怖いこと・・・。ジニョンの夫となる人の交通事故を挟んで加害者と遺族(まあ、ほとんど妻、結婚式前だったけど)・・・どちらも知らないで交わされる微妙な会話がヒヤヒヤ、ドキドキ。恋愛ドラマの障害、今回もなかなか大きいものがあります。この事実、気づいた時には惚れていた。いったいどうするの?となるわけですね。

意外と良いのが、ミンヒです。彼女は心の中では、チェジュンを愛しているのです。でも、貧乏が嫌なんです。そのため、チェジュンのもとを去ることにします。「あなたとの未来を想像してみた。あなたのもとに私の幸せは無い」とこっぴどくチェジュンを振ります。みえみえですけど、彼女が本当の幸せは、好きな人といることと気づいた時、その愛はすでに自分の手からこぼれ落ちていたということになるのでしょう。これから、もっと嫌な女にならなきゃ良いが・・・と思う私です。

このドラマも愛の前に障害となるものは無いという希望を見させてもらえるのでしょうか。さてさて、楽しみなことです。

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