韓国ドラマ「銭の戦争」視聴終了しました。
韓国ドラマ「銭の戦争」全16話見終わりました。結論から言うと、序盤のおもしろさに比べると後半はちょっとダウンしましたが、通じてとっても楽しく見られたドラマでした。ストーリーとしておもしろいので、見ても大丈夫だと思います。以下ねたばれあり。
さて、後半になりますと、ハ・ウソン(シン・ドンウクさん)がイ・チャヨン(キム・ジョンファさん)の祖母を裏切り、ブルーエンジェルという会社を我が物にしようとします。シン・ドンウクさん、ちょっと変な髪を切ってさっぱりした感じにすると、とっても格好良くなりました。しかし、私の感想としては、彼はミスキャストのような気がしましたね。印象がちょっと若すぎる・・・もう5年たってこの役をやれば良かったと思いますが、知的・冷酷・内に秘めた愛と良心を表現するには、ちょっと貫禄が不足している気がしました。もっと、簡単な御曹司の役だったら、格好いい~可愛い~でベストだったかなぁ^^ごめん。
ストーリーで惹きつけてきたこのドラマですが、後半になりまして、ついに恋愛もちょっと描いておこうじゃないの・・・といった感じで、クム・ナラ(パク・シニャンさん)とソ・ジュヒ(パク・ジニさん)の恋が始まります。すでに、この2人、とっても仲が良くて、見ていてとってもかわいいカップルなんですけど、まだ一歩踏み出して、なかったんですよね。そこで、発生するハ・ウソンのジュヒ拉致事件です。ジュヒを拉致して「この女が大事ならお前の持っている50億と交換だ」というわけです。これって誘拐身代金事件じゃないの?なんか簡単に事件が起きているのですが、重大犯罪ですよ~。そこで、クム・ナラは、「お金は払えない、好きにどうぞ」といったん立ち去ります。やっぱりお金が大切というわけでしたが、ジュヒとの思い出が走馬燈のように頭を駆けめぐり、Uターン。「ほら、50億の金庫の鍵だ、ポイ!」と投げ捨て、ジュヒを取り戻すんですよ。さあ、ジュヒの心境は如何に・・・クム・ナラがお金に困った人生を送り、やっと獲得した50億・・・これを自分のために投げ捨てたとくりゃ、胸キュ~ンとなったのでしょうか^^。自分は、「真実はいつかは勝つ」と信じて生きてきたけど、報われていないジュヒ。そんなちっぽけな自分のために大事な50億を投げ捨てる男がいる。ジュヒにとって、クム・ナラはとっくに気にかかる存在になってましたから、この事件でクム・ナラの気持ちが確認できたということが、うれしかったのでしょうね。
ここから、2人のラブラブシーンがでてくるのですが、いきなりおきまりの親の反対・・おいおい、そりゃ無いでしょう。この間まで、クム・ナラの父親代わりだったジュヒの父が「サラ金業が職業じゃ娘はやれん」とくるわけですから、びっくり^^サラ金業は、ヤクザにけっこう近い存在で描かれてますから、危険性と人間性の問題として親として、もっともな反対なのかもしれませんが、これまでの展開からは、予想できませんでした。これを受けて、2人が別れるのも急すぎる。このあたりの恋愛描写は、ちょいと急いだと思いました。
最終的に、クム・ナラは成功を収め、社会に貢献する金貸しとして名を成すわけですが、どんなに成功しても、心に開いた穴の存在を感じるわけです。その穴はジュヒ。結局、どんなに成功しようとも、共に喜び、共に悲しむ妻や家族がいないと人生は満ち足りたものにならないということがテーマなのでしょう。最終話については書きません。ドンポ社長にとってお金は我が子と同じ、我が子を殺された親の心境となれば・・・ということです。
このドラマは、めずらしくこの後スペシャル版が制作されています。このドラマの続編を含んだエピソードなら、めちゃ魅力的だったのですが、ジュヒ役パク・ジニさんが健康上の理由(?)から出演しなかったため、難しいストーリーになってしまいました。ちょっと残念です(まだ、スペシャル版全部見てないけど^^)
おっと、ファンカのガンジャ役のチョン・スヨンさんがジュヒの友人役で出ていました。イメージ変わって、けっこうおきれいでございました(笑)
さて、次は「ケセラセラ」へ行くぞ~^^
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