ケセラセラ

2008年1月17日 (木)

韓国ドラマ「ケセラセラ」全17話見終わりました

韓国ドラマ「ケセラセラ」全17話見終わりました。初めは、コメディタッチで始まったこのドラマ、けっしてコメディではありません。4話くらいまでの展開と演出、ウンス役のチョン・ユミさんを見て、よくあるパターンの楽しいドラマだねなんて思っていたらとんでもないことになりますよ。ある意味、あのドロドロドラマ「愛していると言って」に匹敵するような、愛憎うずまくシリアスなドラマです。エリックさんとチョン・ユミさんの容姿から、この展開を誰が予想したでしょう。(勝手にイメージつくるなって・・・^^)

私も韓国ドラマをたくさん見てきましたが、このパターンからいくと、こうなるだろうなという展開・予想を裏切り続けます。この意外性がこのドラマを見させる原動力となってました。何度、「え~そんなことするのかよ~」と言ったことでしょう。見ていても、切なくて胸が苦しいというより、視聴者をいじめているような気がしました。中盤から最終話まで、本当にずっとずっ~と、見ている人を感情的にいじめ続けるのです。私は、一部を除き涙をさそわれることはありませんでした。しかし、メインの4人の苦しみが伝わってきて重苦しいのです。どうして、そんなことになるんだろう。もっと簡単にならないのかという思いとは別に、物語は難しいほうへ難しいほうへ推移していくのです。このドラマの終わり方は良かったと思います。私は、やっと、このドラマの「いじめ」から解放された気分です。長く長く待っていたこの解放の瞬間をあじあわせるのが、このドラマのすべてと言ってもよいと感じました。すると、気持ちは「あ~良かった」となってしまうのです。結果から見ると認めたくないけど、はまったということになるのでしょうね。

きっと、このドラマの繰り返し襲ってくる「視聴者いじめ」に耐えられない人がいることでしょう。すると、お馬鹿な4人が織りなすひどいドラマでつまんなかったというはずです。私も、かなりそういう気分にさせられました。しかし、「こんなはずは無いだろう。何とか幸せな道があるはずだ。」と信じ続けるということを強いるドラマなんです。私は、ドラマを見るときに、感情を揺さぶられるかどうかが、大きな評価点としています。そういう意味では、このドラマは、大きく私の気持ちを捕まえたことは間違いないのです。で・・結論を言いますと、決して人には勧めませんが、終わってみると終わるのが惜しくてまだ見たいと思わせる・・私の感情を捕まえたとっても高レベルのドラマだと思います。その人がどうしてその選択をしていったのか、最後まで見て、よく考えながら、もう一度初めからふり返って見てみたいと思わせるドラマです。絶対に・・・このドラマの評価は分かれるでしょうね。好き嫌いがあるはず・・・。このドラマは「大祚栄」という大河ドラマの裏だったため、視聴率が取れませんでした。視聴率って、大河ドラマがあると本当にあてにならないんですね。以下ねたばれ

さて、韓国ドラマの法則「婚約式はすっぽかされる」は、はずされました。「結婚式は、最後に片方が式場から逃げ出す」も、はずされました。「結婚前の恋する男女が一夜を共にすると妊娠する」もはずされたのかな。中盤以降、自分の頭の中でたてた予想はことごとく外されています。ですから、もうどう終わるのか予想もつきませんでした。後半、あの傲慢なヘリンはとっても可愛い(口は悪いけどね)女性へと変わっていきます。自分に心が無い男への愛し方・・・もともと、自分中心の性格ですので、自分の恋心が満足できれば良いだけなのかもしれません。でも、言葉の端々に、テジュへの愛を感じるのです。これが、怖いことで、テジュがヘリンの愛を受け入れても幸せになれそうだと思わせる働きがあって、先の展開を読みにくくさせます。

一方の、ウンスはどうでしょう。ウンスは・・・もう、無茶苦茶な世界へ、どんどん入っていきます。前半に感じた少女性は、とっくに失い、愛に苦しむ一人の女性として描かれていきます。報われない愛が苦しいから、逃げるという選択はわからなくはないですが、ドラマ中のみんなが言っていたように急ぎすぎました。人間、感情が高ぶっていると、決断力もすごいことになります。重要な決断は、必ず時間をおいて決めましょうね。迷いは、その道を進むなという警告です。冷静な時に迷いなく決めた道が進むべき道で、たとえ間違っていても後悔は少ないでしょう。ウンスの精神状態は、もはやボロボロでした。初めての恋・初めての感情を失ったことに、耐えられなかったのです。もう一度言いますが、結婚は、どうしても急ぐべきではありませんでした。失恋の痛みを和らげるために、時間と距離をとれば良かったのですが、結婚するという意味を実感できなかったのか、一番つらい選択をしたと思います。テジュとヘリンの結婚式もやっちゃたら、もっとひどいことになったでしょうが、さすがにそこまではやりませんでしたね。途中で、ウンスが妊娠したので、これはテジュの子供だと思い、これまた、ひどいことになったと思ったのですが、違ったみたいです(これって脚本家の作戦なんだろうね。ドラマ途中であんな幸せな婚前旅行シーンを持ってくる必然性を、普通、視聴者は考えるよぉ~)

さて、泣きのスイッチが入ったのは、最終話でテジュがヘリンに別れを告げるところです。テジュの別れの言葉が良かったです。「ウンスじゃなくて、お前の本気に対して答えることができない。お前に対して悪い。」そこで、ポロっときました。残念ながら、ウンスの方では自分で選んだからしかたないとの思いが強くて泣けませんでした。ジュニョクがウンスを手放すシーンでは、「もうウンスとジュニョクは一緒に米国に行くんだね。辛かったけど救われるかも・・だって、夫婦だもんね」と覚悟して見てまして、普通だったら、予想できる展開すら読めないという逆の意外性にやられてしまいました。え?ここで、このありがちな展開くるの?とびっくりした次第です。そのため、感情移入ができなくて、涙誘導シーンでしたが、ちょっとポロッときたくらいで案外冷静でした。それよりも、やっと、目の前に道が開けたという喜びのほうが大きかったです。

再会したときのテジュのウンスへの言葉は「ありがとう」でした。テジュはプレイボーイだったのですが、本当の恋をしたことがなかったのが、この不幸を誘導した最大の原因です。とまどったんですね。ウンスとの恋に・・・。一人の女性を愛し、相手からの愛に応えていくというあたりまえのことを知らなかったんです。この恋愛を通じて、傷つけ続けた女性に、自分の成長を感じながら、「ありがとう」という言葉は、どうしても伝えたかったのです。恋愛だけでなく、人と人との出会いには、いつか必ず別れがあります。その時には「ありがとう」という言葉が一番素敵だと思いました。

もうひとつ気づいたことは、テジュは決してあのマンションの部屋を動かなかったことです。ドラマ途中で、人に貸していったん出て行ったこともありますが、あのマンションの部屋自体がウンスを象徴しているのでしょう。後半テジュは、あのマンションの自分の部屋に逃げ込んでました。ウンスとの数多い思い出のある場所に住み続ける男、それは、いつまでも彼女を忘れられないという気持ちに違いありません。忘れたい時には、引っ越したいと思うのが普通です。

このドラマで感じたことは、「心が別のところにある人と暮らすのは、地獄」と「恋愛は人を変える」ということでした。これまた韓ドラでよくある言葉なんですが、「お前が別の男を好きでもかまわない。待つから結婚しよう」なんてのは、やっぱり難しいです。どうしても独占欲がでてきて、やさしく包んであげるはずだったのが、ついには厳しい皮肉を言ってしまうのがミエミエです。人間はモノでは、ありませんから、結婚という所有方法をとったからといって、心は手に入れられないのです。まあ、中途半端な好きさかげんで結婚しても、その生活に満足すれば愛情の%は上がっていくはずですが・・別の人を忘れるための結婚なんて、うまくいくはずもありません。結婚には、ある種の妥協が必要ですが、そこに愛情があるということが、絶対の前提です。

恋愛を経験してからの、このドラマの2人の女性の変わりようにはびっくりしました。恋愛はこれまで自分が築いてきた価値観に、他人の価値観を受け入れることが基本にあります。そうすると人が変わるのは当然だと思います。

表題の「ケセラセラ」とは「なんとかなるさ」とか「なるようになれ」というような意味です。これはテジュの生き方かと思いましたが、後半のウンスやジュニョクの生き方かもしれません。まあ、なんとかなるだろ、結婚しちゃえぇ~~みたいな感じ・・・でも、結局「なんとかならない」のが人生。これは、自分に言い聞かす言い訳の呪文・・・。でも、こういう言い訳が無いとストレスたまって生きていけません。「ケセラセラ」と精神的な逃げ道は用意しとかなくちゃね。

最終シーンは遊覧船でデートのやり直しって感じかなと思っていたら、やっぱりはずされて、テジュのドアの前でした。これは出会いのシーンと同じで、あ~また2人の恋が始まったということを暗示させます。どこかをほっつき歩いていた猫がまた、家に戻ってきた・・・頭をツンツンするとニコッ・・・そんな感じのエンディングで屈指の出来の終わり方です。今度は、是非幸せになって、あのウンスの子猫のような笑顔をそばにおいて欲しいと願ってやみません。やっぱり、ハッピーエンドにしてくれて良かった。これで、「それぞれは、別の人生を生きていく」なんてドラマにしたら、サイテーと言ってましたよ。いいドラマでしたぁ~。私にとって、大好きなドラマのひとつになりました。見終わった後、けっこう後ひきます。このドラマ・・・すごいなぁ。精神的にいじめられたい人(笑)限定でおすすめ。

「会っても知らない振りをして」という言葉は、「いつどこで会っても自分に気づいてくれ」という意味とは・・・メモメモ

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2008年1月16日 (水)

韓国ドラマ「ケセラセラ」12話まで

韓国ドラマ「ケセラセラ」12話まで見ました。やっぱり、テジュとウンスは別れてしまいました。すると結果としては、あのシンガポール「愛してる」状態の前に戻っちゃったわけです。違うのは、ヘリンはテジュにベタ惚れして可愛い女に変わったことと、テジュは何とかウンスの力になりたくて、別れを告げたということです。

テジュの苦しい気持ちが伝わってきて胸が痛いのですが、この選択は間違っていますよね。妹のジスのために、ウンスに苦労をかけたくないとの思いが中心にあるのでしょうが、ちょっと動機が弱いと思いました。通常、このパターンが通用するのは、愛する人が病気で、助けるにはお金が必要、たとえ別れることになっても愛する人が生きていてくれればよいという思いなら理解できます。ここでは、愛する人の妹の病気です。こうなるとちょっと違うと思います。自分の想いを消して、愛する女性を傷つけてまで進む道では無いと思うのです。相思相愛がわかっているなら、共に手を携えて、苦労と喜びを共有しようとするのが道ではないでしょうか。命はある場合、お金で買えることがあります。お金の無い人に金のかかる治療を受けさせることが難しい場合があるということは認めなくてはいけません。治療のための募金を頼むとか、自己破産覚悟でサラ金で金を借りるとか(踏み倒して逃げる・・・生きてりゃ何とかなるという考えね^^)まだ方法はいろいろあるかと思います。テジュには、それをウンスと共に考えて欲しいのです。まあ、ドラマですから、愛する人のために他の女性と結婚なんてほうが、切なくて視聴者を惹きつけますがね。

結局、このテジュのウンスへの支援は、ウンスの知るところとなります。「他人なんだからほっといて!」というウンスに返されるテジュの「ほっとけないんだ」の言葉。愛してると同義なんですけど・・、もちろん、ウンスに響きますが、その言葉は彼女を苦しめるだけでした。結局、この苦しみから逃げるために彼女はジュニョクと結婚しようとするみたいですね。ここに至ってやっぱり、テジュがウンスを振る理由がわかりにくいのです。権力への夢とウンス家族の幸せ?そんなものより、やっぱりウンスを取らないと・・・苦しいだけですよ。

ストーリー展開としては、「初めは○○が好きでした。今はXXと付き合っています・・・」というのが「今はXXと結婚しようとしています」になっただけじゃん。ふ~。同じようなあたりをグルグル回っている気がするのですが、それでも許そうかな。これを許せなかったら、このドラマは見られませんよね。

ウンスというキャラが恋を知って、その人間性が変わってきたのがわかります。初めは、素直な愛で恋愛は楽しいものという感じが溢れていましたが、回を重ねる度に、愛とは苦しいもの、人を信じることは難しいというように変わっていき、純真な笑顔が消えてしまいます。序盤の何も考えず真っ直ぐ人を愛する気持ちはどこにいったのでしょう。それこそが、ウンスの愛であったはずなのです。ですから、この終盤になっても、私はウンスが真っ直ぐにテジュを愛してると信じているわけです。それなのに、ジュヒョクにキスするわ、ジュヒョクと結婚するといいだすわというストーリーにするので驚いてしまうのです。恋愛を経験することにより、その人が変わってしまう。それは、幼い心が、成長したとも言えるでしょう。それは望ましいことであるかもしれませんが、真っ直ぐに人を好きだったという初心はいつまでも忘れて欲しくないというのが、私の勝手な夢なんです。

何でこんなにややこしくするんだという思いから、やめられないという変わったドラマです^^。この先知りませんが、あとややこしくするなら、あの仲良しの時の3日間でウンスが妊娠した・・とかいうのを持ってくると良いと思います。いいかげんにして~でも、嫌いじゃないよ、このドラマ・・・なぜだか、かなり好きです。

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2008年1月15日 (火)

韓国ドラマ「ケセラセラ」10話まで

韓国ドラマ「ケセラセラ」10話まで見ました。このドラマいったいどうなるのか予想できないというのが本音です。まず、9話・・・この1話だけで熱く語りたいほどの急展開です。このスピードに視聴者はついてこられるでしょうか。

まず、4人の関係はというと、カン・テジュ(エリックさん)は、ハン・ウンス(チョン・ユミさん)を気にかかりながらも、財閥の娘チャ・ヘリン(ユン・ジヘさん)と偽装で交際しています。ヘリンは、何らかの事情があって、自分の家に同居していたシン・ジュニョク(イ・ギュハンさん)が好きなのですが、自分の愛が受け入れられないためジュニョクへのあてつけと親から結婚を勧められるのを避けるために、テジュと偽の交際をしています。ハン・ウンスは、テジュのことが好きなのですが、テジュに振られてしまい会えば傷ついてばかりなため、自分も他の人と恋愛できるはずと優しいジュニョクと交際することにします。ジュニョクは、ヘリンが好きだったのですが、身分違いの限界を感じ、自分の弱さを見せることのできるウンスに心を移して付き合うことにします。さあ、文章にしたら、いったい誰と誰が好きなのでしょう?全員、初めは○○が好きなのですが、今はXXと付き合っていますの状態であることに気がつきます。

こんな状態の4人で行くシンガポール研修・見学なんて行きたくありませんよね。ウンスとジュニョクがベタベタすると、テジュはイライラするし、ヘリンとテジュの関係を見たら、ウンスの胸は痛む。平和なのはジュニョクでシンガポールでウンスにプロポーズすることになります。この時のウンスの返事は「私なんかでいいの?考えてみます」でした。そして、問題はヘリンですよ。ヘリン!ついに私の思惑通り、きましたね。「ウンスとジュニョクを見てもあまり痛くない。初めからやり直そう。あなたが好きなの」とテジュに告白ですよ。初めは偽装でしたが、ついにヘリンはテジュが好きなことを認めてしまったのです。このことは、テジュが財閥の娘を手に入れ、権力と金を手に入れるチャンスを得たことを意味します。このヘリンを演じるユン・ジヘさんて変わった顔の女優さんだと思うのですが、パスタブにつかるテジュに「好きなの」と迫るところでは、妖艶という感じでした。いやあ、女は怖いもんだ。

これで、また関係がややこしくなったなと思ったら、次はテジュがやってくれます。もうウンスとジュニョクの関係を見てられなかったのですね。文字通りの爆発ですわ。ウンスに向かって飛んでくるテジュの「愛してる」の言葉。後にウンスが言うには、頭が真っ白になったそうです。その言葉を聞いて、雨の中あてもなく駆け出すウンスを追ったテジュはウンスを抱きしめると、キス。ひぇーい。これで2対2の同点だね(キスの回数です^^)ウンスにしてみれば、本当に待っていた言葉です。この瞬間、ジュニョクの存在もプロポーズも彼女の頭から消えちゃったわけです。誰かを傷つけようとも、好きという流れ出した感情は止まりません。恋は熱病に喩えられることがあるように、まさに病気。理性で抑えられるものでは無いのです。(熱病は治るところが怖いし、別の病にかかることもあるし・・・混合感染なんてのもあるんですけど(笑)・・・)ウンスとしては「しみてくるんです。塩を振られた白菜は、腐るまでその塩が抜けないの。そんな風に好きなんです」って感じの純愛です。どんなたとえだぁ^^。好きでたまらない、決して忘れられないというウンスの気持ちがわかる素晴らしい表現でした。

ここに至るまで、視聴者はさんざん待たされてきましたし、ひょっとすると、テジュの片想いに終わるのかなんて意表を突く展開を考えたりもしてましたから、ストレスが、ば~んと解放されちゃいました。ということで、主人公2人が愛を確かめ合っちゃうと残った方は、通常どおり片想いということになりました。本当にややこしくするなよ^^。

そして10話、冒頭、ウンスとテジュは2人で休暇をとって旅行にでかけたみたいです。寝ているテジュをのぞき込むウンスは、まるで子猫のように愛らしいです。久しぶりの笑顔笑顔のシーンでした。まだ、10話ですから、こんなところで、幸せにするわけにはいかないのでしょう。次なる試練は、ウンスの妹のジス(イ・ウンソンさん)の心臓病の発現です。ジス役のこの女優さんは、角度によっては、なんとなくハン・ガインさんを幼くした感じでこれまた相当の美人です。そのうち主役を取りそうだな。と思ったら、けっこう映画やドラマで活躍してました^^。話を戻して・・・ジスを救うには心臓移植、つまりお金がたくさん必要なわけです。もちろん、ウンスもテジュもお金をたくさん持っているわけではありません。この隙をヘリンが突きます。その前にすごいシーンがありましたよ。ヘリンが「テジュを愛してる。何とかして」と父にひざまずいて頼むシーンにびっくりしました。あのプライドのかたまりのようなヘリンが、結婚したいと親にひざまずくなんてこと、誰が想像したでしょう。おもわず「すご~い」と言ってしまいました。娘の泣きながらの願いを拒絶できるような親はいません。ヘリン父は、テジュに結婚したら金も権力も手に入ると誘惑の手を向けます。こんな誘惑にひっかかるのかよぉと思っていたら、どうやらテジュは誘惑に乗っちゃたみたいです。きっとウンスの妹を助けたいんですよね。でも、またウンスを振るのかよ。無茶しよるわ。これじゃウンス立ち直れないよね。急すぎて・・・。

怖ろしく早い展開と予想がつかないというおもしろさ・・・これに「愛していると言ってくれ」のようなドロドロ感がミックスされた目の離せないドラマです。どうなるんだろうという興味は尽きることがありません。このままいくと名作の仲間入りとなりますよ。

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2008年1月14日 (月)

韓国ドラマ「ケセラセラ」8話まで

韓国ドラマ「ケセラセラ」8話まで見ました。う~ん。評価変わらず高いまま^^。これって、4人で構成する物語なのに、なんでこんなにややこしくなるんだろう。以下ねたばれあり。

序盤は、ウンスとテジュ、一方はヘリンとジュニョクで好きあってるのは分かっています。ここで、テジュの性格がよじれているため、素直にウンスへ向かわないわけです。ウンスはテジュといると常に傷つけられるわけです。傷つくのは、好きだから。でも、ずっと傷つくのは人間としても耐えられませんよね。そこで、登場する妙に優しい上司ジュニョクとなるわけです。ジュニョクは、ヘリンが好きだったようですが、手に入らないものとあきらめているわけです。「ここまで過ごしたら大丈夫だと分かったら、その時まで駆けていくのに・・・」というウンスの未練に対して、「目をつぶって背を向けるんだ。そこまでの縁だったと何度も心に刻むんだ。」と答えるジュニョク。彼の心はもうヘリンには無いのでしょうか。

ここから、けっこう予想を裏切る衝撃的な展開がやってきます。当然、なんだかんだやってても、ウンスとテジュがくっつくはずと思って見ているわけですが、ここできたテジュを目の前にして、ウンスとジュニョクとのキスシーン。え~~~というわけです。ウンスのキャラ設定は、純情まっすぐ、自分の思うことは言うというはずでしたから、ジュニョクとキスできるはずは無いと思っていました。それを見たテジュは固まっていましたが、私も固まりました。「何、こっちでくっつくの?そんなはずはないだろう。」と思う気持ちに追い打ちがきます。ジュニョクの部屋で、「他の人に頼ってみたら?」となぐさめるウンスにまたもやキス。おいおい、2度目だよ。1stKissはテジュ、2回目と3回目をジュニョクに取られちゃいましたよ。こりゃ大変だぁ。おまけにジュニョクはウンスを前にして、ヘリン父に「彼女と結婚まで考えています。悪くいうのは止めてください」とまで言っちゃたよ。この言葉のように、ヘリン父へ抵抗するのは、本当はヘリンがして欲しかったことなんですよね。だからこそ、彼の本気度がわかるというわけです。

また、お姫様のようなヘリンも、テジュとぶつかりながらも結構良い感じだと思いました。気がつけば、自分のわがままを思う存分叱ってくれるテジュ。ヘリンとのこの関係が愛に変わったりすると、もう本当にめちゃくちゃな人間関係となります。これはね。テジュが素直にウンスを愛してるといえば解決だったはずなのに、憎まれ口しか言わないから駄目なんですよ。まあ、けなしあいしてるけど、本当はとっても好きあってるなんてカップル・・・どこにでもいますよね。おっと、典型的なのは、夫婦に多いです。ちょっと経つと褒めるのはとっても照れくさくて、「好き」というかわりに「うちの馬鹿」とか「ろくでなし」とかという愛の言葉を発しています。そういうのを頭の中でまた「好き」って言ってるわと変換かけると、とっても平和です~(笑)

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2008年1月13日 (日)

韓国ドラマ「ケセラセラ」見始めました。4話まで

韓国ドラマ「ケセラセラ」4話まで見ました。おいおい。こりゃおもしろいんじゃないの~。全然、期待していませんでしたが、かなり良い導入でやってきました。メインの登場人物の性格付けが強烈です。いかにもドラマって感じ・・・。

まず、女性側主人公ハン・ウンス役をチョン・ユミさん、もともと、この役はユン・ユネさんにオファーが来ていたそうですが、健康上の理由から断られ、彼女が抜擢されたようです。おくて、純情、まぬけ思ったことは口にださないと気が済まないというこのキャラ・・・こんな設定にやられるもんかと私、抵抗してましたが、もう・・降参です。ベビーフェイスの丸顔系、ちっこくて、変な髪型・・でも、なんか可愛いというはまり役だと思います。エリック扮するカン・テジュにファーストキスされてからは、自分の気持ちのままに、カン・テジュ大好きとなってしまいました。彼女の恋愛においてプライドが無いということはすごいことです。素直に好きな人に好きと言えること。易しそうでなかなかできることではありません。どうしても「好き」という申し出を断られた時のダメージを考えちゃうわけです。これが、プライドで、通常はおずおずとお互いの気持ちを確かめながら進んでいくことになります。このドラマのウンスはテジュが好き、手を繋いで歩きたいと自分の心に正直です。この正直さを武器にプレイボーイに迫ったら、これは天敵となるでしょうね。このキャラを視聴者が受け入れるとこのドラマは良いになっちゃうでしょう。

そして、もう一人の女性陣はユン・ジヘさんが演じるチャ・ヘリンです。ヘリンは財閥の娘として生まれ、自由奔放、自己中心的に見えますが、本質はそうでなくて、ひたすら同居していたシン・ジュニョク(イ・ギュハンさん)を愛しているのです。この愛は身分違いのため、ジュニョクに拒否られますが、あてつけにテジュを利用して、やきもちを妬かせようとしているわけです。彼女の奔放な性格付けも良いものがありまして、偽装で始まったテジュとのつきあいから、テジュへの恋に墜ちるような展開を作ってくれたら、個人的に「ありがとう」と言ってあげます^^。

男優陣のジュニョクは、何となくウンスに恋しそうですね。さて、残ったのが、カン・テジュ(エリックさん)、金はないけど、イケメン(ドラマ中で本人がそう言ってるので、そうなんでしょう^^)、プライドが高く、プレイボーイ、面倒な恋愛は嫌い、でも本当は優しいという性格付けです。彼は、お隣さんのウンスが好きと迫ってくるので、たまには変な女もいいかという気持ちでつきあい始めました。こりゃ、彼がどう言ってても、純情一直線のウンスにやられるぞと私には期待ワクワクの状態です。

プロデューサーは「私の名前はキム・サムスン」の人みたいで、これでメロドラマを作るといっています。なに~。コメディじゃなくて泣かせるの~。先の展開知りませんので、これで泣かせてくれたら満点つけてあげるよ~(笑)。

OSTのMVを紹介しておきます。これを見ると、ウンスのおもしろさの一端が伺えます。その恋は強引なトイレ借りから始まった・・・そして、キスって楽しい^^もう一度・・・なんてね。

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